食の雑学

床間信生

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5-ハムのようでハムではない!ボロニアソーセージとは?

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普段の食卓でソーセージを食べる人は多いと思いますが、一言でソーセージと言っても種類は多種多様だと思います。

そして数多くの種類の中で見た目に特徴のあるソーセージと言えば、イタリアのボロニア地方が発祥のボロニアソーセージではないでしょうか。


多分ですが…

一般的なイメージでいうと豚肉のソーセージで所々に脂身があったりして、結構大きめな感じでハムやソーセージ系のギフトなんかでは必ずといっていいほど入っている、あのお方でございます。

ちなみに普段、ソーセージと言えば魚肉ソーセージをメインにしている私としては、最初にボロニアソーセージを見た当初は不覚にも「太っ…、ヤバくない?これハムっしょ…!」なんて思ってしまいましたよ…

ただね…太いとビビって良いのは女の子だけなんです。

男の私としてはすぐに自分の言葉の過ちに気がつきましたよ。

そんなボロニアソーセージの正式名称はイタリア語で「モルタデッラ」と言うらしく豚の肉だけではなくどうやら牛の肉や脂身・腸に詰め込んだ物もあるんだとか。

豚肉のボロニアソーセージは結構、食べたことがあるんですけど…

牛の肉ってどんな感じなんでしょうか…

焼いて食べたりすると最早ステーキとかハンバーグと代わらない気もするんですが…

実際はどうなんでしょうね。

もしも食べたことがある人がいたら教えてください。

そしてボロニアソーセージの最大の特徴というのが大きさです。

と言うのも大きな物だとどうやら直径が20cmもあったりするらしく、店先に並ぶ時には既に輪切りにされていたりすることもあります。

って直径が20cmだとハムよりデカイですよね?

もう世界記録とかどうでもいいと思えるほどデカイ気がします。

そして、そんな大きなボロニアソーセージですがもちろんブロックで売っているところなんてほとんどありません。

大体がハムのように生の状態で輪切りにされていたりするので、パッと見た目ハムと勘違いして購入したりする人が多いようです。

ここまで来ると最早…「ハムでいいんじゃないの?」と確信してくるのは私だけではないはず。w


と言うか…恐らくではあるのですが…

ホテルの朝食バイキングなどでハムなのではないかと思いながら、気がつかずに食べていることも一度や二度ではないのではないかと思います。w

ちなみに、今まで散々ハムハム言ってきましたので、そんなハムとソーセージの違いはと言うと…

・ハム…肉の塊のまま加工
・ソーセージ…挽き肉にしてから加工

と言った違いになるそうです。

クズ肉や脂などを効率的に利用するにはソーセージの方が都合がよいということなんですね。

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