食の雑学

床間信生

文字の大きさ
上 下
42 / 63

42-骨があるかないかは些細な差!美味しければいいじゃない!という話

しおりを挟む
一般的にお肉に塩や香辛料などを塗り込んで熟成させたもの加工食品をハムと呼びますが、そのハムの中でもボンレスハムなんて言葉を聞いたことはありませんか?

恐らくですが…

ロースハムなんかは有名だけにご存じの方も多いと思います。

ロースハムと言うのは名前の通りロースと言う肉の部位を使ったハムの事なんですが…

それとボンレスハムがどんな関係があるの?

なんてことを思いますよね?

確かにボンレスなんて部位は牛にも豚にも人間にもありませんからね。

ですがボンレスをbone(骨)ーless(無い)と考えてみてください。

はい!

ボンレスハムと言うのは骨の部分を抜いた肉を使ったハムのことになります。

とは言ってもですよ…

ここで新たな疑問が浮上してくるわけです!

骨抜きハムと聞いても疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

私たちが普段ハムを食べる時や購入する時ほとんどの場合は、ハムに骨なんてついてませんよね?

スーパーなんかだとボンレスハムどころか、ロースハムにだって骨なんてついていません。

そういう意味ではごく自然にありふれたハムと言うことになるのですが、ロースハムなどとの境界線がハッキリしませんよね?

このままだと、みんなフラストレーションが溜まって同にかなってしまう可能性もありますので、私キチンと調べてきました!

通常ハムと言うのは、肉を塊のまま加工した食品のことを表します。

(「塊ってどのくらいのたいせき?」とかの突っ込みは無しで…)

なのでロースハムの場合はハムを作るときに骨付きのロース部位のまま使うから、ロースハムという名称になるそうです。

そこで、ボンレスハムの方はというと骨がない部分の塊を使うハムになり、普段私たちが購入しているハムは通常骨なんて必要ないですからね、ロースハムも骨を取っ払って商品にしているということになります。

最近のボンレスハムは一般的にはモモ肉を使い脂肪分が少ないのが多いようです。

まー、消費者の見えないところでメーカー側が、色々と頑張っているということなのでしょう。

ちなみに私が最初にボンレスハムと言うのを意識した時、てっきりどこかのブランド名とか地名にあやかっているのかと思い、検討外れのところをネットで検索していたと言うのは絶対にここだけの話にしてくださいね。w

だってねぇ…

小さい頃から耳に馴染んでいる言葉だけに、勘違いも仕方がなかったんですよ。

ということで今日の一言!!
「骨があるかないかは些細な差!美味しければいいじゃない!」という話です。
しおりを挟む

処理中です...