食の雑学

床間信生

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45-健康のために砂糖さんを排除しなさいって?そんな甘い考えが通用するとは私には思えないという話

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私の好きな言葉に「悪いのはチョコレートではない糖分だ」と言うものがありますが、確かに太る原因というのは糖分であって、チョコレートではないという結論に異議を唱える人は少ないのではないでしょうか。

またチョコレートというのは一般的に言って

カカオ +砂糖+牛乳+粉乳→ミルクチョコレート
カカオ +砂糖      →ダークチョコレート
(カカオ-カカオマス)+砂糖+牛乳+粉乳→ホワイトチョコレート

(※カカオ=カカオマス+カカオバター)

とカテゴリ分けがされているようです。

確かに上記の限りでは一般的に太ると言われているのが砂糖だと言うのは、誰の目にも明らかな感じがします。

そこで試してみようと思ったのがダークチョコレート。

牛乳や粉乳など余計なものは取り払い、ついでになるべく砂糖の割合を少なくしたものを通常のチョコレートと区分けする意味でダークと呼んでいるようです。

ちなみに言うとカカオ成分40%以上を示す場合が多いようです。

もちろんミルクなどが入っていませんし砂糖の割合も少ないので、食べ慣れていない人にとっては若干の苦めや粉っぽさを感じたりするはずです。

それでなくてもチョコレートというのは語源が「苦い汁」と言われています。

なのでなのでしょうか?

今回、私が試してみたカカオ成分が高いチョコレートだからなのでしょうか。

箱には「1日3枚を推奨」などと言うように摂取目安が書いてありました。

ちょっと緊張に包まれながら物は試しとカカオ88%のダークチョコレートを試した感想からお伝えしてみると…

正直な意見としては「うん、やっぱりか…」というものでした。

苦いだろうな、苦いだろうなと思いながら口に入れてみると、なんとも言えない苦さというのでしょうか。

私の中では嫌いなものを食べて反射的に感じるような苦さと言うことではなく、後に残るような苦さに感じます。

これは恐らくカカオさんが、私の口の中という山の中に迷い込んで足を滑らせた際、あと一歩でめでたく胃まで落ちてくれるという状況なのに、ギリギリのところで腕一本で崖への落下を防いだという感じがします。

なので「1日3枚を推奨」と言うのは、普通「3枚以上は食べるなよ!」

と言う忠告文にも思えるところですが、これは「一日3枚はしっかり食え!」という意味なのかもしれません。

(毎日コップ1杯の牛乳を忘れずに的な?)

やはり食べ慣れていない人には糖分も欲しくなると言うのを考えると、糖分が多くても少なくても「食べすぎには注意しましょう」と言う判断に落ち着くんですね。w

ということで今日の一言!!
「健康のために砂糖さんを排除しなさいって?そんな甘い考えが通用するとは私には思えない」という話です。

結局、私は一箱を続けるのが精一杯でした。

それも意地で続けた一箱と言えます。
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