食の雑学

50-ネギトロを片仮名で書くからネギとトロだと思ってしまうんですよという話

今ではお寿司屋さんの定番メニューの一つであるネギトロ。

少し前までは子供が頼むメニューなのかな？

と思っていた私ですが…

少し前に自分で注文してからはお寿司屋さんでは決まって注文しています。

(根が単純なヤツですから…一度ハマるとなんとかの一つ覚えのごとく止まりませんw)

そしてそんな私は最近、自分が誤解していたということにも気づきました。

前までネギトロと言えば私の感覚では、軍艦巻きでネタの上に緑の小ネギが添えられてという意味でのネギ+トロだと思っていたんです。

そこで自分で注文するようになってから改めて注文したネギトロを見てみると…

ネギとトロがセットになっているネギトロというのが、意外と少ないのに気づきました。


最初は…

「白ネギ派なのか？」

なんて思いながら注意深く見てみるのですがやっぱりのっていません。

そうなると次は…

「ネギ…忘れられた？もしくは新たなイジメか？」

なんて思いながら周囲を見渡してみると、周りのネギトロも自分と一緒でネギがのっていません。

自分だけではないのかと納得と安堵なんかをしたりするわけです。

その後、時間がたって別なお店にいくと今度はネギがのせてありすると、普段は全く思い出さないのにそんなときだけ何故か前回の記憶とかが無駄に思い出されたりするんですよねぇ…

時と場合によっては自分が某漫画に出てきたネギ星人になったのか錯覚したりもしましたよ…

(一応、今でも地球人の自覚辛うじてあります…)

でもその度に、いいや私はネギ成人かもしれませんが…

決してネギ星人ではないと思ったわけです。

ですがそんな感じで日にちを過ごしても、自分の疑問というのが解決するわけではありませんから改めてどう言うことかを調べてみました。

そして分かったのがネギトロと名前の由来なのですが…

これネギとは全く関係していないんですよね。

思わず心の中で「はぁ～？」なんて言葉をあげてしまいました。w

通常、ネギトロで使われる部位というのはマグロの骨にこびりついている部分の肉が多いのですが、これを寿司ネタとしてかき集める際は今であればスプーンなどでほじくったりこそぎ落としたりします。

どうやらこれを「ねぎとる」と呼び、そこからお寿司としてのネギトロと呼ぶようになったようです。

ちなみにこの「ねぎとる」ですが一瞬だけ…

「無理矢理かき集めるとか、そういう意味もあるのかな？」

と思って少し調べてみたのですが、そこまでの意味の繋がりは見つかりませんでした。

もしも予想が当たってたら値切るとの関連もあるかと思ったのですが…

そこまでは調べられませんでした…w

でも自分の普段から身近にありながら、名前や意味が全く違うものって意外にあるものですね。

ということで今日の一言！！
「ネギトロを片仮名で書くからネギとトロだと思ってしまうんですよ」という話です。