食の雑学

床間信生

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60-プリンというのはもしかしたら味で女を、プリンとした見た目で男を刺激する少々危険な食べ物なのかもしれないという話

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みなさんはプリンといったら先ずは、どんなプリンを想像しますか?

美味しいとか、そんな感じのことは聞かなくても分かるので今回は見た目的なことでお願いします。

最近では本当に数多くのプリンがありますが、その中でも私が一番最初にイメージするのは「何と言っても黄色い層の下に薄い茶色のカラメルソースの層がある」食べる時にお皿があれば反転させるオーソドックスなタイプです。

(面倒くさいとき&近くにお皿がない場合はそのまま反転させずに食べます)

ちなみにあのタイプのプリンですが反転させるとカラメルソースが見事に下に流れているものばかりですよね。

となると下が液体で上がプリンの層と綺麗な二層になっているわけですが、どうやって作っているか知っていますか?

何故カラメルソースが下なのかは上にあるより下にあった方が跳ねたりしないのでというのは誰でも分かると思うのですが

どうやって?

と考えると不思議だったりしませんか?

このやり方は様々あるようですが一般的には使う容器は耐熱用カップで、製法前にプリン液とソース液を入れ2つの密度の差を利用して出来上がりにカラメルが下にある方法が一般的なようです。

恐らくですがプリンの黄色の層も茶色い層も両方糖分を含んでいて、茶色い方が白い方よりも密度が大きいので下に行くとかそんな感じだと思われます。

そして二層にしてから最後の仕上げのためにプリンさんの方を向くと、少し頬を赤らめながらこちらの方を見ているわけです。

そう!

これから起こるであろうことに薄々感づいている彼女はチラチラとこちらを見ているんです。

彼女も恐らくは準備が出来たということなのでしょう。

言葉はなくともそんなことは一目見ると一目瞭然というようなやつです!

となるとよだれを垂らしたオークやゴブリンのごとく「グヘヘぇ~」なんて言いながら…

(こんな下りで変な規制くらいたくないので悪ふざけはこのへんにします。)

蒸すなり焼くなり好きにしてと言わんばかりに無抵抗のプリンさんを処理をしていくようです。

密度の差なんてことを聞いたりすると何だか理科の実験っぽい印象を受けるのは私だけでしょうか。

ちなみにですが通常プリンというのは蒸したり焼いたりして調理の行程を経て固めたものになるので、某企業にあるようなゼラチンなどで固めた物はプリンと呼べるのでしょうか…

最近少し疑問に思っています。

ということで今日の一言
「プリンというのはもしかしたら味で女を、プリンとした見た目で男を刺激する少々危険な食べ物なのかもしれない」という話です。
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