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第四章、濁った正義
#82 三・体・合・体!!!
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『あいつ、おちるところまで堕ちやがって。』
「あいつに供給される魔力を切っても不死身は発動する、何かあいつの弱点とか無いのか?」
『あいつ魚が苦手だ。』
「……他には?」
『後は蟹とか嫌いだな。』
「食べ物が不死身を打開できると思ってんのか!?」
『いやなんかドラキュラみたいに消滅するかなって。ちょ、悪かったから!!』
「じゃあ魚投げてみるか。」
そう言ってルシファーは空間魔術から生魚を取り出して投げつける。
正義は一瞬びくっとしたがすぐに真顔でこちらに近づいてくる。
『やっぱダメだったか。』
「何冷静にしてんだ!!なんか対抗策を考えないと!!!」
『お前の魔力でどうにかならないの?』
「人任せにするな!!一応お前の体なのだぞ!!!」
『ん~じゃあ俺とルシファーが融合するんじゃなくてルシファーとベルゼブブが融合すればいいんじゃね?』
「それは無理だ、我々悪魔は依代がないと融合はできない。
『いや、ひとつだけ方法あるぞ。』
さっきまで黙っていたベルゼブブが口を開く。
『その状態のお前らと俺が融合すればいいんだよ。』
『三体合体ってやつか。可能なのか?』
「やってみんと分からん。やってみるか。」
『そうだな。ベルゼブブ、力を貸してくれ。』
『いいぞ、融合だ!!』
ベルゼブブがそういうとベルゼブブの魂が俺の体に入ってくる感覚と共に俺の魂が体からはじき出される感覚がした。
『え?』
「失敗したか……。」
俺の体は緑と黒の蝿のような鎧に漆黒の翼と堕天輪がついたようなかっこいい見た目になっていた。
ただ一つ言いたいのは俺に体の感覚がなくなっていることだ。
『ベルゼブブ、失敗ってどういうことだ?』
「お前の体はもともと2つの魂しか入れないくらいの小さな器だったのだ。そして俺が無理やりお前の体に入ったせいで元の魂のお前がはじき出されてしまったんだ。」
『え、これ戻るの?』
「……。」
「……。」
『な、なぁ。ベルゼブブだけじゃなくてルシファーまで黙ってどうしたんだよ。戻るよなぁ?これ、絶対戻るよなぁ!!!』
「よし、ルシファー。久しぶりに共闘するか。」
「そうだな、俺たちの力を見せつけてやろう。」
『戻るよなぁ!!!お、おい。目をそらすな!!!!!」
「あいつに供給される魔力を切っても不死身は発動する、何かあいつの弱点とか無いのか?」
『あいつ魚が苦手だ。』
「……他には?」
『後は蟹とか嫌いだな。』
「食べ物が不死身を打開できると思ってんのか!?」
『いやなんかドラキュラみたいに消滅するかなって。ちょ、悪かったから!!』
「じゃあ魚投げてみるか。」
そう言ってルシファーは空間魔術から生魚を取り出して投げつける。
正義は一瞬びくっとしたがすぐに真顔でこちらに近づいてくる。
『やっぱダメだったか。』
「何冷静にしてんだ!!なんか対抗策を考えないと!!!」
『お前の魔力でどうにかならないの?』
「人任せにするな!!一応お前の体なのだぞ!!!」
『ん~じゃあ俺とルシファーが融合するんじゃなくてルシファーとベルゼブブが融合すればいいんじゃね?』
「それは無理だ、我々悪魔は依代がないと融合はできない。
『いや、ひとつだけ方法あるぞ。』
さっきまで黙っていたベルゼブブが口を開く。
『その状態のお前らと俺が融合すればいいんだよ。』
『三体合体ってやつか。可能なのか?』
「やってみんと分からん。やってみるか。」
『そうだな。ベルゼブブ、力を貸してくれ。』
『いいぞ、融合だ!!』
ベルゼブブがそういうとベルゼブブの魂が俺の体に入ってくる感覚と共に俺の魂が体からはじき出される感覚がした。
『え?』
「失敗したか……。」
俺の体は緑と黒の蝿のような鎧に漆黒の翼と堕天輪がついたようなかっこいい見た目になっていた。
ただ一つ言いたいのは俺に体の感覚がなくなっていることだ。
『ベルゼブブ、失敗ってどういうことだ?』
「お前の体はもともと2つの魂しか入れないくらいの小さな器だったのだ。そして俺が無理やりお前の体に入ったせいで元の魂のお前がはじき出されてしまったんだ。」
『え、これ戻るの?』
「……。」
「……。」
『な、なぁ。ベルゼブブだけじゃなくてルシファーまで黙ってどうしたんだよ。戻るよなぁ?これ、絶対戻るよなぁ!!!』
「よし、ルシファー。久しぶりに共闘するか。」
「そうだな、俺たちの力を見せつけてやろう。」
『戻るよなぁ!!!お、おい。目をそらすな!!!!!」
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