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第二章、抜け落ちた記憶
#131 長い長いエレベーター
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「……。」
俺は天高くそびえる塔を見つめる。
ここが天之川魔術研究会の本拠地、『天への道ミルキーウェイ』と呼ばれる塔だ。
ここに天之川、そして幹部が3人いる。
「眺めてるだけじゃ何もわかんねぇしとりあえず中に入るか。」
俺は塔のすぐそばまで近寄る。
するとそこには、
「インターホン?」
近未来的な造形の建物にインターホンがついてるのは調子狂うが俺はインターホンを押す。
ピンポーン
しばらくしてガチャっと音がし、男の声が聞こえる。
「あれ、もうグラトニーくんきちゃったの?ちょっと待ってて、すぐ部屋片付けるから!!」
そう一方的に話しかけられ、声は途切れた。
「……、お茶でも飲みますか?」
「そう……だな。」
釈然としないまま茶を飲みながら待っていると扉がガチャリと音を立てた。
「入ってこいってわけか。」
「行きましょう。」
「絶対に生きて帰りましょうね。」
俺たちは扉を潜った。
扉の先には大きなエレベーターがあり、そこには張り紙が貼ってあった。
『このエレベーターで指定の場所に来てね。
焔帝竜→239階生物実験室
ミルド君→315階大型闘技場
ゼロちゃん→483階汚染物質研究室
グラトニーくん→499階モニタールーム』
「ご丁寧にルミナのまで書いてるぜ。」
「罠という可能性はないでしょうか?」
「多分大丈夫だと思いますよ。天之川は姑息な手は使いませんから。」
「ゼロがいうんだったら大丈夫だ。さ、行こうぜ。」
俺たち4人はエレベーターに乗り込む。
エレベーターの広さは元の大きさのルミナがすっぽりと入るくらい広かった。
ボタンは500階まであり、それぞれの階のボタンを押して閉めるボタンを押す。
シュイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
長いエレベーターの音が止まり、ルミナの行くべき239階にたどり着いた。
「ルミナ、絶対勝てよ。」
俺がそういうとルミナは首をこくりと振り、奥へと進んでいった。
しばらくしてミルドの315階に着いた。
「それでは行ってまいります。」
「絶対死ぬなよ。」
「はい。主人もお気をつけて。」
またしばらくしてゼロの483階へたどり着く。
「マスター、死なないでくださいね。」
「わかってるさ。」
俺はそう返事をし、閉めるボタンを押す。
そして俺も、499階にたどり着いた。
俺は天高くそびえる塔を見つめる。
ここが天之川魔術研究会の本拠地、『天への道ミルキーウェイ』と呼ばれる塔だ。
ここに天之川、そして幹部が3人いる。
「眺めてるだけじゃ何もわかんねぇしとりあえず中に入るか。」
俺は塔のすぐそばまで近寄る。
するとそこには、
「インターホン?」
近未来的な造形の建物にインターホンがついてるのは調子狂うが俺はインターホンを押す。
ピンポーン
しばらくしてガチャっと音がし、男の声が聞こえる。
「あれ、もうグラトニーくんきちゃったの?ちょっと待ってて、すぐ部屋片付けるから!!」
そう一方的に話しかけられ、声は途切れた。
「……、お茶でも飲みますか?」
「そう……だな。」
釈然としないまま茶を飲みながら待っていると扉がガチャリと音を立てた。
「入ってこいってわけか。」
「行きましょう。」
「絶対に生きて帰りましょうね。」
俺たちは扉を潜った。
扉の先には大きなエレベーターがあり、そこには張り紙が貼ってあった。
『このエレベーターで指定の場所に来てね。
焔帝竜→239階生物実験室
ミルド君→315階大型闘技場
ゼロちゃん→483階汚染物質研究室
グラトニーくん→499階モニタールーム』
「ご丁寧にルミナのまで書いてるぜ。」
「罠という可能性はないでしょうか?」
「多分大丈夫だと思いますよ。天之川は姑息な手は使いませんから。」
「ゼロがいうんだったら大丈夫だ。さ、行こうぜ。」
俺たち4人はエレベーターに乗り込む。
エレベーターの広さは元の大きさのルミナがすっぽりと入るくらい広かった。
ボタンは500階まであり、それぞれの階のボタンを押して閉めるボタンを押す。
シュイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
長いエレベーターの音が止まり、ルミナの行くべき239階にたどり着いた。
「ルミナ、絶対勝てよ。」
俺がそういうとルミナは首をこくりと振り、奥へと進んでいった。
しばらくしてミルドの315階に着いた。
「それでは行ってまいります。」
「絶対死ぬなよ。」
「はい。主人もお気をつけて。」
またしばらくしてゼロの483階へたどり着く。
「マスター、死なないでくださいね。」
「わかってるさ。」
俺はそう返事をし、閉めるボタンを押す。
そして俺も、499階にたどり着いた。
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