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第四章、全人類最強の女(男)
D-22 全人類最凶
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「なぁ師匠。こんなので強くなってるのかよ。」
「ならないわよ。」
「ならないのかよ!!」
「さっきまでのはあくまで素質を図るためのもの。残念ながら緑紙ベイビーと暴食ベイビーは素質がないみたい。」
「え、じゃあ僕は?」
天之川がキョトンと質問する。
「水色ベイビーはなかなかに素質があるわ。それにあなたの顔、ちょっとタイプかも♡」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
ジリジリと滲みよるネイさんと怯える天之川。
え、じゃあ俺たちのさっきまでの行動はなんだったの?
「というかそもそもあなた強いんですか?」
アレイスターが不躾な質問をする。
するとネイさんはピクッと反応し、こちらを見る。
「あら、ひょっとして私のこと弱いと思ってるの?」
「いえ、半信半疑なのですがどのくらいの強さなのかなと。」
「…………ふふっ。」
ネイさんはクスッとほくそ笑む。
「いいわ、水色ベイビーにも私の気功術を見てもらうところだったし。手合わせしてあげるわ。」
「後悔しても知りませんよ。」
アレイスターはザッと戦闘態勢を取る。
「あらなにしてるの?あなたたちも入りなさい。」
ネイさんは好きだらけのポーズで俺と天之川に声をかける。
「……まさか三対一で戦うつもりなんですか?」
「そうよ。それくらいないと張り合いないでしょ。」
「…………聖夜くん、天之川くん。入ってください。」
俺と天之川も戦闘態勢になる。
『なぁ、悪いこと言わないからやめとけって。』
「そんなに強いのか?」
『強いなんてレベルじゃねぇぞ、何しろあいつは』
「行くわよ。」
ネイさんが言葉を発した瞬間、アレイスターは吹き飛んだ。
見えないほどのスピードとパワーでネイさんにタックルをぶちかまされたのだろう。
『あいつの【戦闘狂】のエクストラネーム(エクストラスキルを持つもののみが持つことのできる二つ名)は伊達じゃないぞ。素手で竜の首を引きちぎったり五年間続いた大国の戦争を素手でしかも3日で終わらせた伝説を持つからな。』
アレイスターはピクピクと瓦礫に挟まって動かない。
「さぁ、まずは肩慣らしね。」
『しかもあいつのエクストラスキル、【最強】はありえないほど肉体レベルを強化するスキルだ。ただでさえ肉体が魔改造されているのにこのスキルを持っているから全人類最凶と呼ばれているんだ。』
「えぇ……。気功術使ってないじゃん。」
「ならないわよ。」
「ならないのかよ!!」
「さっきまでのはあくまで素質を図るためのもの。残念ながら緑紙ベイビーと暴食ベイビーは素質がないみたい。」
「え、じゃあ僕は?」
天之川がキョトンと質問する。
「水色ベイビーはなかなかに素質があるわ。それにあなたの顔、ちょっとタイプかも♡」
「ひぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
ジリジリと滲みよるネイさんと怯える天之川。
え、じゃあ俺たちのさっきまでの行動はなんだったの?
「というかそもそもあなた強いんですか?」
アレイスターが不躾な質問をする。
するとネイさんはピクッと反応し、こちらを見る。
「あら、ひょっとして私のこと弱いと思ってるの?」
「いえ、半信半疑なのですがどのくらいの強さなのかなと。」
「…………ふふっ。」
ネイさんはクスッとほくそ笑む。
「いいわ、水色ベイビーにも私の気功術を見てもらうところだったし。手合わせしてあげるわ。」
「後悔しても知りませんよ。」
アレイスターはザッと戦闘態勢を取る。
「あらなにしてるの?あなたたちも入りなさい。」
ネイさんは好きだらけのポーズで俺と天之川に声をかける。
「……まさか三対一で戦うつもりなんですか?」
「そうよ。それくらいないと張り合いないでしょ。」
「…………聖夜くん、天之川くん。入ってください。」
俺と天之川も戦闘態勢になる。
『なぁ、悪いこと言わないからやめとけって。』
「そんなに強いのか?」
『強いなんてレベルじゃねぇぞ、何しろあいつは』
「行くわよ。」
ネイさんが言葉を発した瞬間、アレイスターは吹き飛んだ。
見えないほどのスピードとパワーでネイさんにタックルをぶちかまされたのだろう。
『あいつの【戦闘狂】のエクストラネーム(エクストラスキルを持つもののみが持つことのできる二つ名)は伊達じゃないぞ。素手で竜の首を引きちぎったり五年間続いた大国の戦争を素手でしかも3日で終わらせた伝説を持つからな。』
アレイスターはピクピクと瓦礫に挟まって動かない。
「さぁ、まずは肩慣らしね。」
『しかもあいつのエクストラスキル、【最強】はありえないほど肉体レベルを強化するスキルだ。ただでさえ肉体が魔改造されているのにこのスキルを持っているから全人類最凶と呼ばれているんだ。』
「えぇ……。気功術使ってないじゃん。」
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