ephemeral house -エフェメラルハウス-

れあちあ

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高校時代 〜結衣side〜

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目的地に着いた

駐車場

少し離れたところから波の音が聞こえる

セナの連れていきたかった場所って海だったのか




「ゆいちゃん…」


「ねえゆいちゃん…」


「ゆいちゃ」「なに!!」

「ごめんって、ね?許してよ」

全く………

良かったまだ生きてて

「もういいけどさ。意外と運転上手いし」

「でしょ!?おれも教習所以外で乗ったの初めてだけど上手くいってよかった」

「はい?」

ん?まって?

「今日初めて乗ったってこと?」

「そうだよ」

呆れてもう何を言うこともできない

「………まあいいや」

また怒られるってドキドキしてたみたいで安心しましたって今にも言い出しそうな顔をしている

「てか連れてきたいとこって海の事だったの?」

「え、あぁまあね!」

「なーんだそんな隠すことでもないじゃん」

ホントなんであんな隠してたんだろ

「で、海に来て何を……」

「セナ!!!」

何をするわけ?って言い切る間もなく後ろから声が聞こえた

振り返ると1人の女の子がいた

え、だれ?うちの学校の子?

「お!ハルやっほ~」

まってまって

「みんなもう集まってるよ」

「わり!色々あって」

「色々?」

その女の子がパッと私に顔を向ける

「あ!セナの言ってた子だ!」

笑顔で私の元に駆けてくる

「こんばんわ!ハルです!」

「あ……ゆいです」

「よくセナから話は聞いてたんですよ!まさか会えるとは思わなかった」

「そんな大したことでも無いですよ」

「やっぱりセナが仲良くするだけあってかわいい」

「え?いやそんな事ないですよ」

なんだか柔らかい雰囲気を纏う彼女に自然と吸い込まれる気がした

……のをぶち壊すやつ若干1名

セナがぷはっと吹き出す声がして2人でそっちを見ると爆笑してるセナがいた

「2人して"です"って」

ゲラゲラと笑っている

「当たり前でしょ初対面なんだから!」

ハルちゃんの言う通りだと頷く

「とりあえず2人ともタメなんだから敬語やめな」

「あ、そうだね!ゆいちゃんもタメ口で喋ろ!」

「わかった、じゃあもうお互い呼び捨てにする?」

普段なら絶対こんなこと言わない

だって逆にうわべ感出るでしょ?

まあはじめましてだから上辺でいいんだけど
でも直感だけどこの子とは仲良く出来そうな気がする

「おっけー!よろしくゆいー!!」

「よろしくハル!」

ほんとにいい子だなぁ……………


……………


………………!?







「まってその前にさ」


「セナ説明してどうなってんの?」

ハルが余りにも人懐っこいものだから
流されまくってたけど

よくよく考えたらなんでこうなってるのか
今から何があるのか私は知らない

「セナ話してないの?」

「え?あぁ忘れてたごめん」

ほんとにこいつは

「今からパーティだよ」






あぁホントにこいつは
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