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高校時代 〜結衣side〜
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目的地に着いたらしくバイクから降りて2人を探す
「どこいるんだろ」
「さあね、2人きりになっておっぱじめてるとか?」
いつものニヤケ面でからかう
「バカじゃないの」
極力セナのよろこばないような反応をする
私も慣れてきたもんだよホントに
「あ、いた」
セナの目線を向ける方を見ると2人がいた
海辺の階段に腰をかけて夜の海を眺めている
「ゆいちゃん先行ってて」
セナがいきなり方向を変えて駐車場に向かう
「え?ちょっとどこ行くの」
「買い物」
さっきコンビニ行ったじゃねえか
「すぐ戻るから待ってろって」
そう言いながら私の頭に手を置く
「触んなよ」
「はいはい」
丁度ハルがこっちに気づいて手を振っている
私も振り返して駆け足で2人の座る場所へ向かった
「あれ?セナは?」
レンが不思議そうに聞いてくる
「なんか買い物だってよ、さっきコンビニ寄ったばっかなのに」
「変なやつ」
その通りだレン
「でもおもしれぇわ」
いや、これで面白いならいつものあいつはもっと面白いと思うよ、レン
「てかさ、ゆい?だっけ?なんでセナと仲良いの?」
なんでって…いや仲良い訳じゃないし
ていうかどういう質問?
「仲良くはない、あいつが付きまとってくるだけ」
「へぇ~」
へぇ~って…………こいつも癖の凄そうな男だな。
いやきっとそうだ
セナで鍛えられた変人センサーがビンビンに作動している。
「そういうあんたはどうなのさ、あいつと仲良く出来そう?」
「え?まあ、曲の趣味も合うし割と同じタイプの人間っぽいし出来るんじゃね?知らんけど」
へ、へぇ~
「てかセナ遅いね」
ハルが心配そうに遠くを見つめてる
「そろそろだろ」
レンがそういうとどこからか"あの"バイク音が聞こえる
「ほーら言った」
レンが得意気にそう言い放つ
うわ…このドヤ顔どっかの誰かさんと同じ
類は友を呼ぶってのはまさにこの事だ
「セナーーーー」
ハルがセナに手を振るとセナは手を上げてそれに応える
左手にはコンビニの袋
「ほんとにコンビニ行ってたんだ」
無意識に口に出た言葉に自分でビックリする
ほんとにって事は疑ってたってこと
何を疑ってたんだろ?
そんな事を悶々と考えているとハルがいきなり大きな声を出す
「え!!!ずるいよセナ!!!」
え?と思いセナとハルに目を向けるとセナの買ってきたビニール袋を覗いて騒いでるようだった
「何をそんなに大騒ぎし…え~~~!?!?」
やつの買ってきたビニール袋の中には缶ビールと種類はわからないけど瓶のお酒
「あんたこんなの買ってしかももう飲んで帰りどうするのさ!!!私送ってく事忘れた??」
冗談じゃないって怒ってる私を見ながらセナは謎に呆れたように
「ハルの家泊まってけばいいだろみんなで」
いやいや、私今日知り合ったばっかだし…
「あ、セナ天才!!みんな泊まりなよ!!!」
ハルは目を輝かしている
「でも、私お泊まり道具的なの何も持ってきてないし」
「そんなの後でコンビニで買えばいいだろ」
あ、確かに………………
「てか1人だけずるいわ….セナ」
レンがセナに言う
「何が?」
「酒だよ!!!さーけ」
あー、悪いねっておどけるセナ、お酒を奪おうとするレン
何だかじゃれてる子犬みたいで微笑ましい
「ハルちゃん」
「ん?」
あ、レンってハルちゃんって呼ぶんだ
「おれの酒買ってきて」
「あ、わかった」
ちょっと待て
「こらレン、人をパシるな奢らすな!!!」
お前が言うな!!!
「3人で行ってこいよ、おれ待ってるから」
セナがそう切り出すとレンが渋々従って3人で行くことになった
…ここで二度手間でも着いてこないのがセナっぽいわ
「じゃ、行きますか」
レンがルンルンで歩き出した後を私たちはついて行った
「どこいるんだろ」
「さあね、2人きりになっておっぱじめてるとか?」
いつものニヤケ面でからかう
「バカじゃないの」
極力セナのよろこばないような反応をする
私も慣れてきたもんだよホントに
「あ、いた」
セナの目線を向ける方を見ると2人がいた
海辺の階段に腰をかけて夜の海を眺めている
「ゆいちゃん先行ってて」
セナがいきなり方向を変えて駐車場に向かう
「え?ちょっとどこ行くの」
「買い物」
さっきコンビニ行ったじゃねえか
「すぐ戻るから待ってろって」
そう言いながら私の頭に手を置く
「触んなよ」
「はいはい」
丁度ハルがこっちに気づいて手を振っている
私も振り返して駆け足で2人の座る場所へ向かった
「あれ?セナは?」
レンが不思議そうに聞いてくる
「なんか買い物だってよ、さっきコンビニ寄ったばっかなのに」
「変なやつ」
その通りだレン
「でもおもしれぇわ」
いや、これで面白いならいつものあいつはもっと面白いと思うよ、レン
「てかさ、ゆい?だっけ?なんでセナと仲良いの?」
なんでって…いや仲良い訳じゃないし
ていうかどういう質問?
「仲良くはない、あいつが付きまとってくるだけ」
「へぇ~」
へぇ~って…………こいつも癖の凄そうな男だな。
いやきっとそうだ
セナで鍛えられた変人センサーがビンビンに作動している。
「そういうあんたはどうなのさ、あいつと仲良く出来そう?」
「え?まあ、曲の趣味も合うし割と同じタイプの人間っぽいし出来るんじゃね?知らんけど」
へ、へぇ~
「てかセナ遅いね」
ハルが心配そうに遠くを見つめてる
「そろそろだろ」
レンがそういうとどこからか"あの"バイク音が聞こえる
「ほーら言った」
レンが得意気にそう言い放つ
うわ…このドヤ顔どっかの誰かさんと同じ
類は友を呼ぶってのはまさにこの事だ
「セナーーーー」
ハルがセナに手を振るとセナは手を上げてそれに応える
左手にはコンビニの袋
「ほんとにコンビニ行ってたんだ」
無意識に口に出た言葉に自分でビックリする
ほんとにって事は疑ってたってこと
何を疑ってたんだろ?
そんな事を悶々と考えているとハルがいきなり大きな声を出す
「え!!!ずるいよセナ!!!」
え?と思いセナとハルに目を向けるとセナの買ってきたビニール袋を覗いて騒いでるようだった
「何をそんなに大騒ぎし…え~~~!?!?」
やつの買ってきたビニール袋の中には缶ビールと種類はわからないけど瓶のお酒
「あんたこんなの買ってしかももう飲んで帰りどうするのさ!!!私送ってく事忘れた??」
冗談じゃないって怒ってる私を見ながらセナは謎に呆れたように
「ハルの家泊まってけばいいだろみんなで」
いやいや、私今日知り合ったばっかだし…
「あ、セナ天才!!みんな泊まりなよ!!!」
ハルは目を輝かしている
「でも、私お泊まり道具的なの何も持ってきてないし」
「そんなの後でコンビニで買えばいいだろ」
あ、確かに………………
「てか1人だけずるいわ….セナ」
レンがセナに言う
「何が?」
「酒だよ!!!さーけ」
あー、悪いねっておどけるセナ、お酒を奪おうとするレン
何だかじゃれてる子犬みたいで微笑ましい
「ハルちゃん」
「ん?」
あ、レンってハルちゃんって呼ぶんだ
「おれの酒買ってきて」
「あ、わかった」
ちょっと待て
「こらレン、人をパシるな奢らすな!!!」
お前が言うな!!!
「3人で行ってこいよ、おれ待ってるから」
セナがそう切り出すとレンが渋々従って3人で行くことになった
…ここで二度手間でも着いてこないのがセナっぽいわ
「じゃ、行きますか」
レンがルンルンで歩き出した後を私たちはついて行った
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