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高校時代 〜結衣side〜
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「ここって………」
お店に入るや否や一面に楽器が飾ってある
「おっさん居るー?」
セナが大きめな声で"おっさん"と呼ばれる人を呼ぶと奥から男の人がでてきた
「あのな、おれはまだお兄さんだ」
「俺から見りゃおっさんだよ」
恐らくまだ20代後半くらいのおっさんと呼ばれてる人はいかにも怠そうにしながらセナと会話をしていた
「そんで、可愛い彼女まで連れて今日は何用で」
おいおい
「いや、彼女じゃないですよ」
私が即座に否定するとセナも負けじと
「でしょ、可愛いっしょ?自慢の彼女」
ぶち殺すぞ
「まぁなんでもいいけど何買いに来たの」
ホントに興味無さそうに本題に戻すおっさん
「安めのエフェクター無い?」
「そんなもんいっぱいあるわ」
おっさんが色々と機械を持ってきた
いろんな色のエフェクター?が並べられてる
「あ、これ可愛い」
黄色の機械を指差す
「ん、じゃあこれ」
!?
そんな雑な決め方でいいの?
「一応プレゼント用だから値札剥がしといて」
へいへいとおっさんが返事をする
…いいのかおっさん相手は高校生だぞ
「んじゃ、また来るわ~」
「おー二度と来んなよー」
経営者らしからぬセリフで見送るおっさん
こういうお店初めてきたけど意外と居心地いいし楽しかった
それから最初に言ってた通り小腹を満たす為にとセナがみたらし団子を買ってきてくれて2人でそれを食べた
……いや、江戸時代の満たし方よそれ
そういえば今日全然スマホ開いてないな…
ふとそんな事を思いスマホを開くとハルからLINEが入っていた
『2人ともどこ行ったのーーーー』
あ、やば…………
「ねぇ、ハルからLINE来てた」
「あー、おれのとこにも」
とりあえず慌ててLINEを返す
『ごめん!!全然スマホ見てなかった…』
すぐに既読が付く
『全然それは大丈夫だけど…セナと一緒に居る?』
『いるよ!』
『なら安心!!!』
一瞬何が安心なのかは分からなかったけどとりあえずすぐ戻ると伝えてスマホを閉じた
「セナ帰ろ」
そうだな…と座っていたベンチを離れバイクを停めた場所に向かった
向かってる間もやっぱりお喋りな私たちの会話は弾んだ
「てか、結構仲良いんだねおっさんって人と」
「いや?まだあの店見つけてから2回しか行ってないよ、今日含めて」
はい?
「……まだ2回しか会ったこと無いのにおっさん呼びなの?」
「そうだよ、おっさんはおっさんだからな」
ホントに何を言ってるのかよくわからない
そんな他愛もない会話を交わしているとあっという間にセナのバイクに辿り着いた
いつもの様にセナがヘルメットを渡してくれるから私は被る
セナの後ろに乗ってしがみつく
もうだいぶ慣れたな~
少し急いでハルの家に向かった
お店に入るや否や一面に楽器が飾ってある
「おっさん居るー?」
セナが大きめな声で"おっさん"と呼ばれる人を呼ぶと奥から男の人がでてきた
「あのな、おれはまだお兄さんだ」
「俺から見りゃおっさんだよ」
恐らくまだ20代後半くらいのおっさんと呼ばれてる人はいかにも怠そうにしながらセナと会話をしていた
「そんで、可愛い彼女まで連れて今日は何用で」
おいおい
「いや、彼女じゃないですよ」
私が即座に否定するとセナも負けじと
「でしょ、可愛いっしょ?自慢の彼女」
ぶち殺すぞ
「まぁなんでもいいけど何買いに来たの」
ホントに興味無さそうに本題に戻すおっさん
「安めのエフェクター無い?」
「そんなもんいっぱいあるわ」
おっさんが色々と機械を持ってきた
いろんな色のエフェクター?が並べられてる
「あ、これ可愛い」
黄色の機械を指差す
「ん、じゃあこれ」
!?
そんな雑な決め方でいいの?
「一応プレゼント用だから値札剥がしといて」
へいへいとおっさんが返事をする
…いいのかおっさん相手は高校生だぞ
「んじゃ、また来るわ~」
「おー二度と来んなよー」
経営者らしからぬセリフで見送るおっさん
こういうお店初めてきたけど意外と居心地いいし楽しかった
それから最初に言ってた通り小腹を満たす為にとセナがみたらし団子を買ってきてくれて2人でそれを食べた
……いや、江戸時代の満たし方よそれ
そういえば今日全然スマホ開いてないな…
ふとそんな事を思いスマホを開くとハルからLINEが入っていた
『2人ともどこ行ったのーーーー』
あ、やば…………
「ねぇ、ハルからLINE来てた」
「あー、おれのとこにも」
とりあえず慌ててLINEを返す
『ごめん!!全然スマホ見てなかった…』
すぐに既読が付く
『全然それは大丈夫だけど…セナと一緒に居る?』
『いるよ!』
『なら安心!!!』
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はい?
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「そうだよ、おっさんはおっさんだからな」
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そんな他愛もない会話を交わしているとあっという間にセナのバイクに辿り着いた
いつもの様にセナがヘルメットを渡してくれるから私は被る
セナの後ろに乗ってしがみつく
もうだいぶ慣れたな~
少し急いでハルの家に向かった
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