ephemeral house -エフェメラルハウス-

れあちあ

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高校時代〜ハルside〜

11

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「え、お前これ直で飲んでんの?」

レンくんが化け物を見るような目でセナを見ながらそう聞くと

「おれ海賊になりたいから」と訳の分からない回答をした

信じられないとでも言いたそうな口ぶりで
「よく飲めるなこんな強いの」と言うと

「そうか?ガッハッハッ」

バカみたいに豪快な笑い方をしながら少し残っていたお酒を飲みきった

それをすかさずゆいが奪い取りまじまじと眺める

「アルコール度数………40!?」

いやもうほぼ消毒液

もう1回素直に凄いと口にするとセナはまた豪快に笑った

「あんた普段からこんな飲んでんの?」

ゆいが聞いてもセナは笑うだけ

それに対しゆいちゃんは慣れた手つきでセナの頭を叩いた

その瞬間

セナが





セナが





セナが







笑顔のまま表情が固まり倒れた



「ゆ、ゆいが…セナ殺しちゃった…」

「んな訳ないでしょーが!!!」

「ゆい、大丈夫だ。警察からはおれたちが全力で守るからお前は逃げろ」

「あんたたちね………………」



そんな会話を繰り広げていると何処からか
スースーという音が聞こえてきてその音のする方に視線をやるとセナが爆睡していた

若干みんな引きながらも気持ちよさそうに寝ているセナを見てホッとした

ゆいが殺したってのは冗談にしても
あの量のアルコールは少し心配にはなる

急性アルコール中毒とかもあるしね、、、

「とりあえずセナ寝ちゃったしどうする?」

ゆいが話を切り出す

確かに、ずっとここいたらさすがに風邪ひくかも

「今日みんなで泊まるんだろ?」

あ、そうだった

どうしよ、部屋片付けとかなきゃだ

でも、何だか夢みたいだなぁ

今この時間もこれからの時間も

全部全部夢みたい

それくらい楽しい

「もう家向かっちゃう?」

レンくんが私の様子を伺いながら言ってきた

「来客用の布団とか干してないけどそれでも大丈夫なら…」

「大丈夫っしょおれそんなの気にしねえし」

いや、してください??

「まあでもそれなら向かっちゃうか、どうせここ居ても……」

みんなが私の家に来る

これからどんな事が起こるのか





私たちはまだ知らない
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