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前世からの約束
第6話 沈んだ島
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『そう…そなたたちはこの島にいた』
大木は続ける
『あの日、森が焼かれ自然が減り動物が死に絶えていく中、それを悲しんでくれたのはそなた達だけだった』
『必要以上の殺生をせず、食物連鎖の中で生きたそなた達に助けられた植物や動物は決して少なくなかった』
『この世界が生きづらければここにいればいい。そなた達だけは歓迎しよう』
怒りと絶望、悲しみや苦しみ、そんな色んな感情が流れ込んでくる
『我らはただ、青空の下で生きていたかった』
生を受けたモノとしての当然の願いだった
4人の中に当時の記憶が次々と思い出された
当時の長は数代続く非情な人間だった
自分の思うままに人を動かし必要以上の狩を行い森の木をことごとく伐採した
森に住んでいた動物は森と共に焼き払われ木のなくなった島は其れを維持する力を失った
徐々に減っていく森
消えていく動物
それと共に4人は自分たちの安らげる場所を失った
そして自分たちの住む場所と共に海に沈んだ
4人は望んだ
次に生まれてくる時は4人で幸せになりたいと・・・
「私…ここにいたい」
冴那弥が言った
「俺も…あの頃みたいにお前らと、動物と、自然に囲まれたここに」
玲衣が続くと斗希と実津杞も頷いた
『歓迎しよう。気高き魂を継ぐ者達よ』
ザー・・・ッ
大木の声の直後また風が吹いた
「ここは…」
目を開いた4人はその目を見開いた
4人の前には自然に満ち溢れた景色が広がっていた
大木は続ける
『あの日、森が焼かれ自然が減り動物が死に絶えていく中、それを悲しんでくれたのはそなた達だけだった』
『必要以上の殺生をせず、食物連鎖の中で生きたそなた達に助けられた植物や動物は決して少なくなかった』
『この世界が生きづらければここにいればいい。そなた達だけは歓迎しよう』
怒りと絶望、悲しみや苦しみ、そんな色んな感情が流れ込んでくる
『我らはただ、青空の下で生きていたかった』
生を受けたモノとしての当然の願いだった
4人の中に当時の記憶が次々と思い出された
当時の長は数代続く非情な人間だった
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森に住んでいた動物は森と共に焼き払われ木のなくなった島は其れを維持する力を失った
徐々に減っていく森
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それと共に4人は自分たちの安らげる場所を失った
そして自分たちの住む場所と共に海に沈んだ
4人は望んだ
次に生まれてくる時は4人で幸せになりたいと・・・
「私…ここにいたい」
冴那弥が言った
「俺も…あの頃みたいにお前らと、動物と、自然に囲まれたここに」
玲衣が続くと斗希と実津杞も頷いた
『歓迎しよう。気高き魂を継ぐ者達よ』
ザー・・・ッ
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