ハジメマシテそしてサヨナラ……1

星登月乃

文字の大きさ
4 / 5

オーディションへ

しおりを挟む
文化祭のオーディションまであと1ヶ月…… 
私は先輩に教えてもらい、少しずつ歌いながらギターが弾けるように。
メンバーでの練習では最初の頃より形になってきて、先輩たちからも短期間で良く出来たね~と褒めてもらえた。

何回か練習していくと歌いながらギターを弾くのが楽しくなって今までで人前で歌えなかったのに少しずつ歌えて、私軽音楽部入ってから変わってきてるのかなって……。人見知り少しずつでもなくなってるかなって……。

歌う事はもともと好きだったけど1人の時くらいしか歌ってなかった。でも今は人前でも大丈夫になってきた。
私にとっては大きな変化。


それから何日か経ちオーディション1週間前。その日はいつもの部室ではなくて学校の近くのスタジオで練習してみることに。自分たちだけで楽器の準備とセッティング、録音機材の準備とセット。
オーディションはその場で引くのではなく録音したものを提出して部員と顧問の投票で決める。自分達には入れてはいけないというルールがあり、公平に決めるために録音するのはスタジオで全グループ別々の日に部屋を借りて録音する。その日は私達の録音する番だった。
「録音って緊張しちゃうね…。私間違えないようにしないと~。」
「確かになんか1回目は確実に誰か間違えるよな~(笑)例えば……美里とか!」
「ひどい!なんで私なの~!龍君がへまするかもでしょ!」
なんて話しながらリハしてから録音していた。
録音したテープを聴いて見るといい感じでみんなで喜んだ。
スタジオを出て一度学校に戻り、テープを部長に渡して私達は学校近くのハンバーガーショップに寄って雑談して帰宅した。
あとはオーディション当日の投票の結果次第。


1週間後オーディション当日。部員全員が椅子に座り投票用紙を持ってどの曲が良かったか決めていく。文化祭に出れるのは2グループだけ(1年は私達だけ、2年生が4グループ、3年生が3グループある)、1グループにつき2曲だけ。オーディションには2曲のうちの1曲を出す。
「(緊張するな~。選ばれると嬉しいけど難しいよね~)」
 

オーディションのあった次の週に結果が出された。1組は3年生のグループ。私も投票した先輩のグループ。
そしてもう1組は私達だった。
びっくりし過ぎて一瞬私達はかたまり、その後喜んだ。初めてのオーディションに初めて受かった。その日は私達4人みんなで一緒にカフェでおめでとうの会と文化祭の曲の編曲やどうやって盛り上げるかを考えて次の日から練習に励んだ。


しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

姉から全て奪う妹

明日井 真
ファンタジー
「お姉様!!酷いのよ!!マリーが私の物を奪っていくの!!」 可愛い顔をした悪魔みたいな妹が私に泣きすがってくる。 だから私はこう言うのよ。 「あら、それって貴女が私にしたのと同じじゃない?」 *カテゴリー不明のためファンタジーにお邪魔いたします。

幼馴染

ざっく
恋愛
私にはすごくよくできた幼馴染がいる。格好良くて優しくて。だけど、彼らはもう一人の幼馴染の女の子に夢中なのだ。私だって、もう彼らの世話をさせられるのはうんざりした。

父が再婚しました

Ruhuna
ファンタジー
母が亡くなって1ヶ月後に 父が再婚しました

〈完結〉遅効性の毒

ごろごろみかん。
ファンタジー
「結婚されても、私は傍にいます。彼が、望むなら」 悲恋に酔う彼女に私は笑った。 そんなに私の立場が欲しいなら譲ってあげる。

没落貴族とバカにしますが、実は私、王族の者でして。

亜綺羅もも
恋愛
ティファ・レーベルリンは没落貴族と学園の友人たちから毎日イジメられていた。 しかし皆は知らないのだ ティファが、ロードサファルの王女だとは。 そんなティファはキラ・ファンタムに惹かれていき、そして自分の正体をキラに明かすのであったが……

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

【完】はしたないですけど言わせてください……ざまぁみろ!

咲貴
恋愛
招かれてもいないお茶会に現れた妹。 あぁ、貴女が着ているドレスは……。

処理中です...