【完結】謎めいたおじさまの溺愛は、刺激が強すぎます

七夜かなた

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「あ、あぁ…や、はぁ、んん…ゆ、ゆいと…さ…」

 頭の芯が蕩けて何も考えられなくなった私は、唯斗さんが与える刺激だけに反応し、ただ切ない喘ぎ声を漏らすしかできない。
 
「ん、んんんん」
「旭…旭」

 ヌチャヌチャ、グチュリと淫らな水音と、私の喘ぎ声、そして彼が私の名を呼ぶ声だけが響く。

「そろそろか」

 何度目かの波が私を襲った後、唯斗さんがそう言って体を起こした。

「………あ」

 さっきまで彼が触れていた場所に、舌とは別のものが当たった。

「旭…力を抜いて…ゆっくり行くから」
「あ、あぁあ」

 何が入ってきているのか、当然すぐにわかった。
 圧倒的な質量と熱量を兼ね備えた彼のペニスが、入口を分け入って押し進んでくる。

「あ、や、んん…」

 腰を突き出して進みながら、乳首をピンと指先で弾かれると、ゾクゾクと全身を官能の波が駆け抜け下腹部にぎゅっと力が入った。

「ひうっ」
「また締まった」
「だ、だって…ゆ、ゆいとさんが…」
「ああ、そうだな。俺が悪い。かわいい乳首が目の前にあったから、つい触りたくなった」
「や、あ…だめ…一緒は…」

 悪びれもせず、悪いといいつつも舌を突き出し、再び乳首の周りを攻め、手で下の突起も弄り倒される。
 おまけに半分入った状態で腰をゆっくり動かすものだから、中からも刺激されてもう何がなんだかわからない。

「感じている旭を見ると、俺も興奮する。淫らで煽情的で、官能的、言葉では言い尽くせないよ。とにかく最高だ」 
「そ、そんな…こと」

 「淫ら」「煽情的」「官能的」、どれも私がこれまで忌避してきた言葉だ。
 私と父を捨てて男と出て行った母のようにならないように、ずっとそう思われないようにしてきた。
 
「旭、俺を見ろ」

 頬に手を添え、唯斗さんが自分を見るように促す。
 虚ろな目で彼を見上げると、額に汗を滲ませ熱の籠もった目でこちらを見ている。

「『淫ら』なのも、『煽情的』なのも、決して悪いことではない。どちらも今の俺には好物だ。君のそんな姿を見ることが出来て、嬉しいよ。だから、何も怖がることはないんだ」

 幼子にじっくりと言い聞かせるように、優しくゆっくり、それでいて真実の籠もった言葉に、私を縛っていたものがホロホロと崩れていった。

「ただし、こんな旭を見るのは俺限定だ」
「ん、ああ!!」

 ずくんと奥まで一気に突き上げられ、私は官能に打ち震えた。

「ああ、旭……君は……うねって俺のに絡みついて……やばい、気を張っていないと、童貞みたいに一気に出てしまいそうだ」
「ゆい……と、さん……」

 ひとつに溶け合った彼のものが、中でまた大きくなるのを感じる。

「動くぞ」
「あ、んん、あぁ」

 私の腰を掴み、唯斗さんが腰を振る。彼の動きに合わせて私も腰を浮かせて、もっと奥へ奥へと更なる刺激を求める。
 合わさった場所から聞こえるグチュグチュという音や、パンパンと腰を打つ音、自分のものとは思えない喘ぎ声。私の名を呼び続ける唯斗さんのせつなげな声。繋がった場所だけでなく、五感すべてを彼へと向けて、やがて私は昇りつめていった。

「唯……と、さん……ああ」
「旭、旭、旭」

 唯斗さんは抜けそうになるくらいギリギリに抜くと、思い切り奥へと一気に押し込んできた。

「!!!」

 目の前が真っ白にになり、一瞬呼吸が止まる。

「……く」

 唯斗さんも歯を喰い縛り、その瞬間、奥へと熱い滾ったものが注がれるのがわかった。

「旭……俺の子を……孕め。俺とお前……俺たちは家族になるんだ」

 繰り返し私の中に精を放ち続けながら、朦朧とした私の耳に、彼が口を寄せて囁く。

「か……ぞく……」
「……こんなこと……誰かに言う日が来るとは……俺もそろそろ年貢の納めどきか……」

 まだ出会ったばかりの私たち。けれど、その言葉の重みを、肌でひしひしと感じる。
 繋がったままの状態で、彼は半身を起こして前髪をかき上げる。
 妙に照れくさそうで、あどけなく見える。それを愛しいと思った瞬間、私のあそこが疼いた。

「……!!……旭……急に締め付けが……今のは……もしかして、返事か?」
「ちが……」
「くく、求婚プロポーズの返事を上の口じゃなく、下の口でされるとは思わなかった」

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