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24=ずっと三人で=
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ベッドに横倒しになった桜は、肩で息をしながら薄く目を開けた。
涙と汗が浮かび始めている桜の目尻を、阿澄の唇が吸い付き拭っていく。
肩を押されて仰向けになると、阿澄は桜の左横に座り、半身を捻って桜の頭を撫でる。潤んだ瞳が色っぽくて、桜の頬が自然と染まった。
阿澄が体を倒して桜に口を近づけた。
ぴちゃ、と音がしてキスが交わされる。
「桜」
囁かれる声。
顔の横に阿澄の腕があるだけで、本当に帰ってきたのだと実感した。
すると今度は澄人が桜の右に座り、同じようにキスをする。
「心配したんだからね、桜」
「ごめんなさい」
「うん……」
澄人は小さく頷くと、桜の右側にキスを落としていく。それを待っていたのか、阿澄が左側に吸い付く。
「あ……」
左右の首に這う舌の感触に、下腹部が収縮したのを感じた。一度いったのに、まだ体は期待しているのかと桜は自分でも驚いていた。
二人が胸に到達すると、阿澄は上半身に残り、澄人はそのまま下降していく。桜の足を持ち上げた澄人は、指で陰唇を広げると、異常がないか確認するように観察する。
さっき阿澄もチェックしていたのにと桜は思ったが、もちろんそれを口に出すことはしない。澄人も自分で確認したいのだろうと、じっとしていた。
澄人は押したり広げたりしてしばらく見た後、舌を小さく出して突起を舐める。
「ん……」
桜の腰が動き、澄人の舌が面積を広げる。
「ここにもいっぱいキスしてあげる」
「あ……そんな、澄人……」
澄人の舌に指が加わり、グチュっと音が聞こえてきた。
「あっ、あぁ……」
「すごい、桜。中からたくさん溢れてくる」
「だって、さっき澄人のが入ってた……あぁ……だめ……」
「おいしい、桜」
澄人の言葉でさらに感度が良くなる。ピクピクしているのが、もうどこか分からなくなっている。阿澄が首を舐めて離れる直前、澄人の指が尻の蕾を撫でた。
ビクッと跳ねる腰。
「いや、澄人」
「大丈夫、桜。痛くしないし、気持ち悪かったらやめるから」
澄人はそう言うと、舌で陰核への刺激を再開させ、蕾の周辺を撫で始める。
「ん……あ……」
不安と快感で眉根を寄せる桜。それをほぐす様に阿澄が両頬を持ち、深いキスを与える。
ぷつっと指が一本、肛門の中に侵入してきた。
「あ……あっ……ふ……んん……」
桜の吐息は阿澄によって遮られ、濃厚なキスに思考が停止する。
「桜、痛くない?」
澄人の気遣うような声に、阿澄の唇が離れる。
「あっ……あっ……痛く、ない……」
最初に澄人が強引に桜を襲った時は、すべてが急でこちらの反応など気にしていないような振る舞いだったが、今の澄人の指は探るように中をぐりぐりしている。しかし違和感はまだあり、桜は耐えるように目をぎゅっと瞑っていた。
すると澄人の指が抜け出て体が離れる。
「桜」
阿澄に呼ばれた桜は薄く目を開く。阿澄は桜を抱き起こすと、自分が下になって仰向けに寝た。
すでに勃っているそこに、桜を誘導する。
「阿澄の上に乗って、桜」
澄人が背後からそう言って腕を支え、桜は言われるまま阿澄に跨ると、ゆっくりと腰を落としていく。
「は……あっ……あぁ!」
ゆっくり、ゆっくり下がっていく桜の腰。やがて阿澄の全てを呑み込むと、桜は澄人に背を押されて体を倒す。阿澄も桜の背中に腕を回して抱きしめる。
うつ伏せになった桜のお尻を、澄人が広げて舌を這わせる。
「あぁ!だめ、澄人」
「うん、気持ちよくなって、桜」
澄人はそう言って顔を離すと、指を尻の周辺に彷徨わせながら言った。
「そん……な……あぁ!」
阿澄に貫かれながら、澄人の指を再び肛門へ迎えて、桜の腰が数度跳ねる。
「あっ、あっ……あっ……阿澄」
突き上げる阿澄は、その名を呼ばれて桜を自分に引き寄せた。上体を倒した桜の唇を吸い、首筋に舌を這わせてその頭部を抱える。
澄人は指の本数を増やしながら桜の反応を見ていたが、しばらくすると指を抜き、その腰を両手で掴んで立ち上がる。
「っ!す、澄人……」
「痛かったら言って」
澄人が自身の硬くなったモノを桜の尻に当てている。
「大丈夫だ、桜」
宥めるように言う阿澄に、涙目の桜は無言のまま頷いた。
阿澄の頷きを確認した澄人が、ゆっくり桜の蕾を割って侵入してきた。
「あ……あぁあ!はぁっ、あっ……」
苦しさに耐えるような桜の顔。
阿澄が桜の太腿の付け根を持って支え、下から突き上げるようにして刺激を与えるのに対し、澄人はそのまま動こうとしない。しかし桜の中では刺激が連動されて繋がり、震えは歓喜の痺れとなって下腹部を支配し始めた。
桜の反応を見ていた澄人は、ゆっくりと動き始める。
「だめ、澄人……あっ、あっ……阿澄も……だめ……あぁ……だめ……だめ……」
背後の澄人は、桜の腕を掴むと自分に引き寄せるように力を入れた。
起こされた桜の上体で揺れる胸を、阿澄が下からそっと包んで刺激する。背後の澄人は桜の背に密着すると、右手を前に滑らせる。阿澄と桜の結合部分を確認するように触ると、陰核を求めて上を探る。びくんと跳ねた桜の反応に指を動かし、滑りに任せて動かす。
「はぁ、あっ……あぁ……だ、め……あぁ!あっ、あっ、あぁあ!」
澄人の指が桜の思考をさらに奪っていく。
「あ、だめ、いきそう、澄人……だめ、阿澄」
「桜」
背後から澄人が囁いて耳の下を舐める。澄人の指が激しさを増し、下の阿澄も突き上げるスピードを上げた。
「あ、だめ、だめ、ダメ!……あ、あぁ!」
ビクビクと跳ねる大きな痙攣に、追いつこうと阿澄と澄人は動き、桜の中で二人同時に射精した。
「ねえ、ベッドが来るまでどうする?」
澄人が右側からそう言い、阿澄は左側から桜に口付ける。シングルに三人は狭い。
「一週間ごとに交代する」
阿澄はそう言うと、澄人は三日にしようと言い出した。
「そうだな、ベッドが来たら関係なくなるしな」
「明日からは僕でいい?阿澄は今まで一緒に寝てたんだし」
澄人がそう言うと、仕方ないと阿澄の溜息。
二人の間で、桜は何も言うことが出来なかった。
「土日は三人でしよ」
澄人が横からそう言って、桜の頬にキスをした。それにも当然のように何も言えない桜。
「あ、それからさ。結婚しようね」
「!」
弾かれるように澄人を見た桜。
「戸籍は阿澄のトコでいいからさ、これからも一緒に三人で暮らそ。子育ても一緒にできたらいいな。あ、桜は子ども嫌いじゃない?」
「いいな、それ」
阿澄が賛同して桜を見る。
「嫌か?」
問われた桜は戸惑いながらも、嬉しそうに首を横にふる。
「愛してる、桜」
「あ、僕だって」
両サイドから頬にキスを受け、桜はそっと目を閉じた。
二人と支え合う未来に想いを馳せながら。
涙と汗が浮かび始めている桜の目尻を、阿澄の唇が吸い付き拭っていく。
肩を押されて仰向けになると、阿澄は桜の左横に座り、半身を捻って桜の頭を撫でる。潤んだ瞳が色っぽくて、桜の頬が自然と染まった。
阿澄が体を倒して桜に口を近づけた。
ぴちゃ、と音がしてキスが交わされる。
「桜」
囁かれる声。
顔の横に阿澄の腕があるだけで、本当に帰ってきたのだと実感した。
すると今度は澄人が桜の右に座り、同じようにキスをする。
「心配したんだからね、桜」
「ごめんなさい」
「うん……」
澄人は小さく頷くと、桜の右側にキスを落としていく。それを待っていたのか、阿澄が左側に吸い付く。
「あ……」
左右の首に這う舌の感触に、下腹部が収縮したのを感じた。一度いったのに、まだ体は期待しているのかと桜は自分でも驚いていた。
二人が胸に到達すると、阿澄は上半身に残り、澄人はそのまま下降していく。桜の足を持ち上げた澄人は、指で陰唇を広げると、異常がないか確認するように観察する。
さっき阿澄もチェックしていたのにと桜は思ったが、もちろんそれを口に出すことはしない。澄人も自分で確認したいのだろうと、じっとしていた。
澄人は押したり広げたりしてしばらく見た後、舌を小さく出して突起を舐める。
「ん……」
桜の腰が動き、澄人の舌が面積を広げる。
「ここにもいっぱいキスしてあげる」
「あ……そんな、澄人……」
澄人の舌に指が加わり、グチュっと音が聞こえてきた。
「あっ、あぁ……」
「すごい、桜。中からたくさん溢れてくる」
「だって、さっき澄人のが入ってた……あぁ……だめ……」
「おいしい、桜」
澄人の言葉でさらに感度が良くなる。ピクピクしているのが、もうどこか分からなくなっている。阿澄が首を舐めて離れる直前、澄人の指が尻の蕾を撫でた。
ビクッと跳ねる腰。
「いや、澄人」
「大丈夫、桜。痛くしないし、気持ち悪かったらやめるから」
澄人はそう言うと、舌で陰核への刺激を再開させ、蕾の周辺を撫で始める。
「ん……あ……」
不安と快感で眉根を寄せる桜。それをほぐす様に阿澄が両頬を持ち、深いキスを与える。
ぷつっと指が一本、肛門の中に侵入してきた。
「あ……あっ……ふ……んん……」
桜の吐息は阿澄によって遮られ、濃厚なキスに思考が停止する。
「桜、痛くない?」
澄人の気遣うような声に、阿澄の唇が離れる。
「あっ……あっ……痛く、ない……」
最初に澄人が強引に桜を襲った時は、すべてが急でこちらの反応など気にしていないような振る舞いだったが、今の澄人の指は探るように中をぐりぐりしている。しかし違和感はまだあり、桜は耐えるように目をぎゅっと瞑っていた。
すると澄人の指が抜け出て体が離れる。
「桜」
阿澄に呼ばれた桜は薄く目を開く。阿澄は桜を抱き起こすと、自分が下になって仰向けに寝た。
すでに勃っているそこに、桜を誘導する。
「阿澄の上に乗って、桜」
澄人が背後からそう言って腕を支え、桜は言われるまま阿澄に跨ると、ゆっくりと腰を落としていく。
「は……あっ……あぁ!」
ゆっくり、ゆっくり下がっていく桜の腰。やがて阿澄の全てを呑み込むと、桜は澄人に背を押されて体を倒す。阿澄も桜の背中に腕を回して抱きしめる。
うつ伏せになった桜のお尻を、澄人が広げて舌を這わせる。
「あぁ!だめ、澄人」
「うん、気持ちよくなって、桜」
澄人はそう言って顔を離すと、指を尻の周辺に彷徨わせながら言った。
「そん……な……あぁ!」
阿澄に貫かれながら、澄人の指を再び肛門へ迎えて、桜の腰が数度跳ねる。
「あっ、あっ……あっ……阿澄」
突き上げる阿澄は、その名を呼ばれて桜を自分に引き寄せた。上体を倒した桜の唇を吸い、首筋に舌を這わせてその頭部を抱える。
澄人は指の本数を増やしながら桜の反応を見ていたが、しばらくすると指を抜き、その腰を両手で掴んで立ち上がる。
「っ!す、澄人……」
「痛かったら言って」
澄人が自身の硬くなったモノを桜の尻に当てている。
「大丈夫だ、桜」
宥めるように言う阿澄に、涙目の桜は無言のまま頷いた。
阿澄の頷きを確認した澄人が、ゆっくり桜の蕾を割って侵入してきた。
「あ……あぁあ!はぁっ、あっ……」
苦しさに耐えるような桜の顔。
阿澄が桜の太腿の付け根を持って支え、下から突き上げるようにして刺激を与えるのに対し、澄人はそのまま動こうとしない。しかし桜の中では刺激が連動されて繋がり、震えは歓喜の痺れとなって下腹部を支配し始めた。
桜の反応を見ていた澄人は、ゆっくりと動き始める。
「だめ、澄人……あっ、あっ……阿澄も……だめ……あぁ……だめ……だめ……」
背後の澄人は、桜の腕を掴むと自分に引き寄せるように力を入れた。
起こされた桜の上体で揺れる胸を、阿澄が下からそっと包んで刺激する。背後の澄人は桜の背に密着すると、右手を前に滑らせる。阿澄と桜の結合部分を確認するように触ると、陰核を求めて上を探る。びくんと跳ねた桜の反応に指を動かし、滑りに任せて動かす。
「はぁ、あっ……あぁ……だ、め……あぁ!あっ、あっ、あぁあ!」
澄人の指が桜の思考をさらに奪っていく。
「あ、だめ、いきそう、澄人……だめ、阿澄」
「桜」
背後から澄人が囁いて耳の下を舐める。澄人の指が激しさを増し、下の阿澄も突き上げるスピードを上げた。
「あ、だめ、だめ、ダメ!……あ、あぁ!」
ビクビクと跳ねる大きな痙攣に、追いつこうと阿澄と澄人は動き、桜の中で二人同時に射精した。
「ねえ、ベッドが来るまでどうする?」
澄人が右側からそう言い、阿澄は左側から桜に口付ける。シングルに三人は狭い。
「一週間ごとに交代する」
阿澄はそう言うと、澄人は三日にしようと言い出した。
「そうだな、ベッドが来たら関係なくなるしな」
「明日からは僕でいい?阿澄は今まで一緒に寝てたんだし」
澄人がそう言うと、仕方ないと阿澄の溜息。
二人の間で、桜は何も言うことが出来なかった。
「土日は三人でしよ」
澄人が横からそう言って、桜の頬にキスをした。それにも当然のように何も言えない桜。
「あ、それからさ。結婚しようね」
「!」
弾かれるように澄人を見た桜。
「戸籍は阿澄のトコでいいからさ、これからも一緒に三人で暮らそ。子育ても一緒にできたらいいな。あ、桜は子ども嫌いじゃない?」
「いいな、それ」
阿澄が賛同して桜を見る。
「嫌か?」
問われた桜は戸惑いながらも、嬉しそうに首を横にふる。
「愛してる、桜」
「あ、僕だって」
両サイドから頬にキスを受け、桜はそっと目を閉じた。
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