3 / 72
1章 プロローグ
2話 あなたとの出会い(美紗視点)
しおりを挟む
大きい学校だなぁ。桜も綺麗。
「桜がキレイだ」
ん?私と同じ事を思った人が居る。誰だろう?
なるほど。外見で判断するのは好きではありませんがとても優しそうな人ですね。雰囲気がそんな感じですね。顔は、上から目線かもですが、そこそこイケメンですね。
「あれ?居ない?」
歩くの早いなぁ。私も行かないと。
手応えはとてもあったし、もしかして首席かも。なんてね。確かに頑張ったけれどお母さんはいつも、上には上がいるって言っているし。
うわぁ。凄い人集りだよぉ。この中に行かないとダメなのかなぁ。
「しっかりしなきゃ」
軽く頬を叩いた。アニメとかだとこうやって気合いを入れてたものね。けれど、痛くない?出来ればもうやりたくないのだけれど……。
「おっと。ごめんなさい」
「何ぶつかって……いや、気にしないでよ。それよりもスマホある?良かったら連絡先交換しないかい?」
「すみません。今日はスマホを持っていなくて……」
「そうなんだ。まあ、機会があったらね」
「はい」
凄いグイグイ来る人だったなぁ。何か言っていたけれど周りの人達の声とかで聞こえなかったよ。スマホある?しか聞こえなかった。何を言っていたのかな?
まぁ、良いか。それよりも、
私は何位だったのかなぁ?
ここの学校は順位でクラス分けするらしいので、重要なはずなんだけどなぁ。
ん?あった。……二位か……。
一位との差は十点弱。
名前は陽縞 凱さんですか。
男子ですかね?名前で判断するのであれば。
あれ?さっきの男の子ですね。
そっちからでは遠回りじゃないんですかね?ちょっと行ってみようか?
少し暗くて怖いなぁ。なんであんなに進んで行けるのかなぁ?私は怖いの無理なので引き返したいのに。けど、気になるしなぁ。それに友達になりたいなぁ、なんてね。
ん?階段がある。太陽の光でなんか神々しいなぁ。
「ん?階段ってこんなに辛いん?」
ふふっ。面白い。けど、確かに階段って少し辛いよねぇ。私の家は三階建てなんだよねぇ。勉強用具とかは三階だから少し行くのが疲れるんだよね。まぁ、慣れればそこまででもないのかな?
それよりも、止まっている今しか話し掛ける暇が無いかもしれない。
「なぁにボケっとしてるの?」
「ん?あぁ。何でもないよ」
一瞬びっくりしたような気が……。それよりも、会話を続けないと。
「君は何クラス?」
「僕?僕はAクラスだよ」
「そうなんだね。実は私もなんだよ。良かったら一緒に行く?」
ちょっと大胆だったかな?けど、友達になればこのくらい普通になるだろうし、予行練習かな。
「ん?僕は構わないよ」
やった!って。また考え事?
「まぁたボケっとしてぇ。先に行っちゃうよ?」
まあ、行かないけどね。……もしかして、うざいかな?
「おっと。これは失敬」
「ふふっ。そうだ。自己紹介がまだだったね。私は美紗だよ。浜枝美紗。あなたは?」
「凱だ。陽縞凱」
「あなたが?じゃあ、首席なんだね」
「まぁ……」
彼が凱君か。
~~~~~~~~~~~~~~~
少し、コメントが欲しいかも?どんなコメントでも良いので出来ればお願いします。強い言葉は使わないで頂けると幸いです。それ以外なら……。お願いします。
「桜がキレイだ」
ん?私と同じ事を思った人が居る。誰だろう?
なるほど。外見で判断するのは好きではありませんがとても優しそうな人ですね。雰囲気がそんな感じですね。顔は、上から目線かもですが、そこそこイケメンですね。
「あれ?居ない?」
歩くの早いなぁ。私も行かないと。
手応えはとてもあったし、もしかして首席かも。なんてね。確かに頑張ったけれどお母さんはいつも、上には上がいるって言っているし。
うわぁ。凄い人集りだよぉ。この中に行かないとダメなのかなぁ。
「しっかりしなきゃ」
軽く頬を叩いた。アニメとかだとこうやって気合いを入れてたものね。けれど、痛くない?出来ればもうやりたくないのだけれど……。
「おっと。ごめんなさい」
「何ぶつかって……いや、気にしないでよ。それよりもスマホある?良かったら連絡先交換しないかい?」
「すみません。今日はスマホを持っていなくて……」
「そうなんだ。まあ、機会があったらね」
「はい」
凄いグイグイ来る人だったなぁ。何か言っていたけれど周りの人達の声とかで聞こえなかったよ。スマホある?しか聞こえなかった。何を言っていたのかな?
まぁ、良いか。それよりも、
私は何位だったのかなぁ?
ここの学校は順位でクラス分けするらしいので、重要なはずなんだけどなぁ。
ん?あった。……二位か……。
一位との差は十点弱。
名前は陽縞 凱さんですか。
男子ですかね?名前で判断するのであれば。
あれ?さっきの男の子ですね。
そっちからでは遠回りじゃないんですかね?ちょっと行ってみようか?
少し暗くて怖いなぁ。なんであんなに進んで行けるのかなぁ?私は怖いの無理なので引き返したいのに。けど、気になるしなぁ。それに友達になりたいなぁ、なんてね。
ん?階段がある。太陽の光でなんか神々しいなぁ。
「ん?階段ってこんなに辛いん?」
ふふっ。面白い。けど、確かに階段って少し辛いよねぇ。私の家は三階建てなんだよねぇ。勉強用具とかは三階だから少し行くのが疲れるんだよね。まぁ、慣れればそこまででもないのかな?
それよりも、止まっている今しか話し掛ける暇が無いかもしれない。
「なぁにボケっとしてるの?」
「ん?あぁ。何でもないよ」
一瞬びっくりしたような気が……。それよりも、会話を続けないと。
「君は何クラス?」
「僕?僕はAクラスだよ」
「そうなんだね。実は私もなんだよ。良かったら一緒に行く?」
ちょっと大胆だったかな?けど、友達になればこのくらい普通になるだろうし、予行練習かな。
「ん?僕は構わないよ」
やった!って。また考え事?
「まぁたボケっとしてぇ。先に行っちゃうよ?」
まあ、行かないけどね。……もしかして、うざいかな?
「おっと。これは失敬」
「ふふっ。そうだ。自己紹介がまだだったね。私は美紗だよ。浜枝美紗。あなたは?」
「凱だ。陽縞凱」
「あなたが?じゃあ、首席なんだね」
「まぁ……」
彼が凱君か。
~~~~~~~~~~~~~~~
少し、コメントが欲しいかも?どんなコメントでも良いので出来ればお願いします。強い言葉は使わないで頂けると幸いです。それ以外なら……。お願いします。
0
あなたにおすすめの小説
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
あの日、幼稚園児を助けたけど、歳の差があり過ぎてその子が俺の運命の人になるなんて気付くはずがない。
NOV
恋愛
俺の名前は鎌田亮二、18歳の普通の高校3年生だ。
中学1年の夏休みに俺は小さい頃から片思いをしている幼馴染や友人達と遊園地に遊びに来ていた。
しかし俺の目の前で大きなぬいぐるみを持った女の子が泣いていたので俺は迷子だと思いその子に声をかける。そして流れで俺は女の子の手を引きながら案内所まで連れて行く事になった。
助けた女の子の名前は『カナちゃん』といって、とても可愛らしい女の子だ。
無事に両親にカナちゃんを引き合わす事ができた俺は安心して友人達の所へ戻ろうとしたが、別れ間際にカナちゃんが俺の太ももに抱き着いてきた。そしてカナちゃんは大切なぬいぐるみを俺にくれたんだ。
だから俺もお返しに小学生の頃からリュックにつけている小さなペンギンのぬいぐるみを外してカナちゃんに手渡した。
この時、お互いの名前を忘れないようにぬいぐるみの呼び名を『カナちゃん』『りょうくん』と呼ぶ約束をして別れるのだった。
この時の俺はカナちゃんとはたまたま出会い、そしてたまたま助けただけで、もう二度とカナちゃんと会う事は無いだろうと思っていたんだ。だから当然、カナちゃんの事を運命の人だなんて思うはずもない。それにカナちゃんの初恋の相手が俺でずっと想ってくれていたなんて考えたことも無かった……
7歳差の恋、共に大人へと成長していく二人に奇跡は起こるのか?
NOVがおおくりする『タイムリープ&純愛作品第三弾(三部作完結編)』今ここに感動のラブストーリーが始まる。
※この作品だけを読まれても普通に面白いです。
関連小説【初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺】
【幼馴染の彼に好きって伝える為、幼稚園児からやり直す私】
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
一級魔法使いになれなかったので特級厨師になりました
しおしお
恋愛
魔法学院次席卒業のシャーリー・ドットは、
「一級魔法使いになれなかった」という理由だけで婚約破棄された。
――だが本当の理由は、ただの“うっかり”。
試験会場を間違え、隣の建物で行われていた
特級厨師試験に合格してしまったのだ。
気づけばシャーリーは、王宮からスカウトされるほどの
“超一流料理人”となり、国王の胃袋をがっちり掴む存在に。
一方、学院首席で一級魔法使いとなった
ナターシャ・キンスキーは、大活躍しているはずなのに――
「なんで料理で一番になってるのよ!?
あの女、魔法より料理の方が強くない!?」
すれ違い、逃げ回り、勘違いし続けるナターシャと、
天然すぎて誤解が絶えないシャーリー。
そんな二人が、魔王軍の襲撃、国家危機、王宮騒動を通じて、
少しずつ距離を縮めていく。
魔法で国を守る最強魔術師。
料理で国を救う特級厨師。
――これは、“敵でもライバルでもない二人”が、
ようやく互いを認め、本当の友情を築いていく物語。
すれ違いコメディ×料理魔法×ダブルヒロイン友情譚!
笑って、癒されて、最後は心が温かくなる王宮ラノベ、開幕です。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる