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0001 名無しのJK ネッ友に深夜まで連れ回されたンゴww
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キーンコーンカーンコーン
無機質なチャイムの音が私を少し焦らせた。
通常8時半までに学校の門をくぐらないといけないのだが、今はあいにく8時32分。私が今いる場所は、学校から数百メートル離れたコンビニの前。
「あちゃぁ、遅刻しちゃった」
お母さんが怒っていた声が蘇る。あんた、また遅刻するつもり?
遅くまでゲームしてるから寝坊するんよ!とかなんとか言っていたような.......。
そういえば、昨日私を夜中の3時まで戦場に連れ回した「りかっち」は大丈夫なのかな、寝坊してないのかな。
多分私と同い年かそれ以下だから学校に行ってるはずなんだけどなぁ。
明日も学校とか言っていたし。
私が戦場と呼んでいる場所は、私がやっているFPS系ゲームの中の場所だ。
武器を拾って紛争地域を駆け回り自分の国を勝利させるのが目的のゲームであり、ネッ友とそれをするのに今ハマっているのだ。
「ふぁぁぁぁ.......」
遅刻したやつとは思えないような腑抜けたあくびが出た。朝、寝坊をしたというのにまだ眠たい。
このまま立ってでも寝れると思う。
そんな事を考えながら歩いていると、学校が見えてきた。
どうせ遅刻するのだから、校門に立っている先生らに会いたくないし一限をサボろう。
そう思って歩きスマホをしていると「りかっち」からDM(ダイレクトメッセージ)が届いていた。
「ともちん、おはよ~!昨日は連れ回してごめん!キャラの衣装とかあげるから許して~笑私は学校もうついたよ!ともちん寝坊してるかもと思ってDM送ったんよ~笑ともちん、学校ちゃんと行かないとまた私とゲームしてる時にお母さんに怒られちゃうよ笑じゃまた夜ね!」
ともちんとは私の事だ。
智美という名前からつけたネットの名前。ちょっと安直すぎたかな?と思うけど、多分りかっちもりかとかいう名前だと思う。
私はすかさず返した
「おかげさまで、寝坊して、遅刻しましたぁ~!キャラの衣装絶対もらうからね!今日は夜中までやらないから!お母さんに怒られながらゲームすると手元狂っちゃうんだよね笑はいはい、また夜にね~、8時かな?また連絡して!」
DMを送り、スマホの電源を落とした。
「おい、堀江遅刻だぞ」
後ろから何千回何万回と聞いた声が聞こえてきた。
タバコの臭い体、ヨレヨレの白衣
ボサボサの頭
誰がどう見たって不審者だ
この男があそこの学校の生徒指導部の
教師だって誰が信じるのやら.......
この男まじで嫌い
「センセーおはよ、やっぱり嫌いだわ」
いつものように軽口をたたく
それがいつもの日常だった。
それで良かった。
無機質なチャイムの音が私を少し焦らせた。
通常8時半までに学校の門をくぐらないといけないのだが、今はあいにく8時32分。私が今いる場所は、学校から数百メートル離れたコンビニの前。
「あちゃぁ、遅刻しちゃった」
お母さんが怒っていた声が蘇る。あんた、また遅刻するつもり?
遅くまでゲームしてるから寝坊するんよ!とかなんとか言っていたような.......。
そういえば、昨日私を夜中の3時まで戦場に連れ回した「りかっち」は大丈夫なのかな、寝坊してないのかな。
多分私と同い年かそれ以下だから学校に行ってるはずなんだけどなぁ。
明日も学校とか言っていたし。
私が戦場と呼んでいる場所は、私がやっているFPS系ゲームの中の場所だ。
武器を拾って紛争地域を駆け回り自分の国を勝利させるのが目的のゲームであり、ネッ友とそれをするのに今ハマっているのだ。
「ふぁぁぁぁ.......」
遅刻したやつとは思えないような腑抜けたあくびが出た。朝、寝坊をしたというのにまだ眠たい。
このまま立ってでも寝れると思う。
そんな事を考えながら歩いていると、学校が見えてきた。
どうせ遅刻するのだから、校門に立っている先生らに会いたくないし一限をサボろう。
そう思って歩きスマホをしていると「りかっち」からDM(ダイレクトメッセージ)が届いていた。
「ともちん、おはよ~!昨日は連れ回してごめん!キャラの衣装とかあげるから許して~笑私は学校もうついたよ!ともちん寝坊してるかもと思ってDM送ったんよ~笑ともちん、学校ちゃんと行かないとまた私とゲームしてる時にお母さんに怒られちゃうよ笑じゃまた夜ね!」
ともちんとは私の事だ。
智美という名前からつけたネットの名前。ちょっと安直すぎたかな?と思うけど、多分りかっちもりかとかいう名前だと思う。
私はすかさず返した
「おかげさまで、寝坊して、遅刻しましたぁ~!キャラの衣装絶対もらうからね!今日は夜中までやらないから!お母さんに怒られながらゲームすると手元狂っちゃうんだよね笑はいはい、また夜にね~、8時かな?また連絡して!」
DMを送り、スマホの電源を落とした。
「おい、堀江遅刻だぞ」
後ろから何千回何万回と聞いた声が聞こえてきた。
タバコの臭い体、ヨレヨレの白衣
ボサボサの頭
誰がどう見たって不審者だ
この男があそこの学校の生徒指導部の
教師だって誰が信じるのやら.......
この男まじで嫌い
「センセーおはよ、やっぱり嫌いだわ」
いつものように軽口をたたく
それがいつもの日常だった。
それで良かった。
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