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僕のお洒落な恋人
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すっかり榊さんの家で週末を一緒に過ごしてしまった僕は会社に行く準備をするために早めに起きた。でも、榊さんは更に早く起きていたようで、僕の服を洗濯してアイロンをかけて朝ご飯まで用意していてくれていた。その美味しさに、僕の胃袋は朝からがっちり掴まれてしまった。
炊きたてのご飯に鮭のほぐし身が入ったあったかいおにぎりは、程よい塩加減が最高だった。具だくさんの豚汁は野菜の甘味が溶け込んで体を温めてくれるし、だし巻き卵は口に入れるとお出汁がたっぷりしみ出て幸せな気持ちになった。一番驚いたのはぬか漬けが出て来たこと。大根、人参、キュウリが程よく漬かったとても美味しいものだった。
「榊さん!美味しいです!旅館の朝ご飯みたい(笑)」
「良かった(笑)」
「僕、人参のぬか漬けが大好きなんです!毎日手を入れなきゃいけないって。こんなに美味しいのすごいです!」
「惚れ直した?」
榊さんは柔らかな笑顔を僕に向けた。
「はい!(笑)」
「まだまだ序の口ですよ。もっと美味しいの作ってあげるから(笑)」
出来る男は料理の腕もいいらしい。僕も教えてもらって一緒に作れたら楽しいだろうなぁ…。
「ごちそう様でした。榊さん。僕、一旦家に帰って着替えてから出社しますね(笑)」
「斎生…。私、斎生にやってみたかったことがあるんだけど…」
「ん?」
何だろう?
「ちょっとこっち来て(笑)」
「すごい!」
ウオークインクローゼットがあるだけでも驚きだけれど、榊さんのそれは、息を飲むほど素敵だった。スーツもシャツもきちんとグラデーションに色分けされ、ネクタイはくるくると丸められて美しく並んでいた。
「私ね、少しずつ集めてここまでやっと揃えたの。大事に育ててきた私のワードローブ(笑)」
「綺麗に手入れしてますね…。僕、夏3着冬3着で回してます…」
「それでも、斎生は丁寧に着てるのよ。生地のテカリがないもの。ちゃんと帰ってからブラシかけてるでしょ?」
「まぁ、そのくらいは」
「何事も丁寧よね」
榊さんの目が愛おしそうに僕を見ていた。
「ね?斎生。私にコーディネートさせてくれない?」
「私って才能あるわ(笑)体格がだいたい一緒だから、サイズも大丈夫ね」
僕はチャコールグレーの無地のスーツに、紺と白のストライプシャツ、ネクタイはレモンイエローとグレーのレジメンタルタイを締めた。
「いつも銀行員みたいな堅い感じの着こなしだもの。たまには小洒落た男の子になるのもいいんじゃない?」
「…。大丈夫ですか?僕…。こんな組み合わせしたことないんですけど…。似合ってます?」
「斎生?スーツは戦闘服なのよ。背筋を伸ばして胸を張りなさい。最初は驚かれるかもしれないけど、そんなのすぐ忘れるわよ(笑)」
僕は改めて自分の姿を鏡で見た。人は見た目じゃないとは言うものの、やはりきちんとした格好は自分の武器になるのかもしれない。榊さんがいつも素敵にスーツを着こなしているのは、ただのお洒落ではなく仕事をする上で必要なスキルの一つとして考えているんだろう。
「ん?斎生?そんなに顔ばっかり見て…。そんなに私の顔、好き?(笑)」
僕はこのお洒落な恋人を、改めて格好よくて素敵だと思っていた。
「好きですよ。もちろん顔だけじゃないですけど(笑)」
榊さんの顔はみるみる真っ赤に染まっていった。
「あの…。斎生って結構照れもせずキザなこと言うわよね…。何でうちの会社の女子社員たちにモテなかったのかしら…?」
ものすごく照れた榊さんは、見逃せないくらい可愛かった。僕は榊さんを抱き寄せてキスした。
「榊さん。僕はこんなに素敵な人に想われて幸せです」
「斎生…。今日、会社休みたい!」
そうしたいのはやまやまだけれど、今日は今日で大事な商談がある。
「ダメですよ(笑)」
「ですよね」
榊さんのしょぼんとした可愛い姿は僕のスイッチを入れそうだったけれど、いつもの格好いい榊さんも早く見たかった。
「榊さん。今日はどんなコーディネートするんですか?」
榊さんの今日のコーディネートもさすがだった。ライトグレーの近くで見ないと分からないくらい細いペンシルストライプのスリーピースにブルーのシャツ、ブルーとネイビーの太い縞に、白とゴールドのラインが入ったレジメンタルタイを合わせていた。
「やっぱり格好いいです」
僕はこんな格好いい人に想われて、しかもこの人と愛し合った事が本当に現実だったのか、いまいち自信が持てなくなっていた。榊さんはスーツで戦闘モードになったのか、いつもの格好いい僕の憧れの上司の笑顔を返してくれた。
「でしょ(笑)」
優しい目だけは僕のお洒落な恋人のものだったけれど。
結局、僕は榊さんの家から一緒に会社に出勤した。会社のビルに入った途端、いつもは素通りする女子社員たちが僕を見てくる…。
「榊さん。僕、やっぱり似合わないんじゃないですか?」
「どうしてです?」
「だってこんなに視線を感じた事なんてないです!」
榊さんは何言ってんだかとため息をついた。
「私のコーディネートなんですよ?かっこ悪い訳ないでしょ!逆ですよ。斎生がいつもより格好いいから見られてるんです。髪もいつもは櫛を入れるくらいの所、ちゃんとセットしてきたんだから(笑)」
その時、僕たちのそばを影山部長が通りかかった。榊さんは僕に目配せすると、綺麗な笑顔で影山部長に挨拶をしていた。
影山部長は僕のことなど眼中になく、舐めるように榊さんを上から下まで見ていた。
「榊くん、今晩時間とれるかね?」
下心丸出しな視線を遠慮なくぶつけてくる影山部長に、
「あとで連絡致します」
と怖いくらい美しく微笑んだ。
僕は今まで付き合った相手に、嫉妬と言う感情を覚えたことは一度もなかった。でも今、僕の恋人をなめ回すように見るこの男を許せないと思った。僕が拳にぐっと力を入れたとき、榊さんの手がそっと僕の拳に触れた。
「井坂君。急ぎましょう。先方との約束の時間に遅れます」
榊さんはそう言うと、誰にも気付かれないくらいのほんの一瞬、僕の袖を引っ張りその場を離れた。
「斎生。朝から不愉快な所見せちゃってごめんね」
榊さんの表情は見えなかったけれど、囁かれたその言葉を聞いて僕は自分を恥ずかしく思った。一瞬でも二人の仲を疑った自分がいた。榊さんはそれを察知したんだろう。
「すみません。僕こそ嫉妬なんかして…」
僕が謝ると、榊さんは何故か満面の笑みを浮かべて僕を見た。
「どうしたんですか?僕、ちょっとでも疑っちゃったのに…」
「だって斎生が嫉妬したんでしょ?」
「はい…」
すごいうれしそう(笑)!
「私、愛されてる(笑)」
なんて前向き(笑)!
「そこは怒っていいとこですよ」
「斎生のこと怒れる訳ないでしょ(笑)」
そこから一日ずーっと、榊さんは上機嫌だった。僕は自分の器の小ささを反省したかったんだけどな(笑)。
炊きたてのご飯に鮭のほぐし身が入ったあったかいおにぎりは、程よい塩加減が最高だった。具だくさんの豚汁は野菜の甘味が溶け込んで体を温めてくれるし、だし巻き卵は口に入れるとお出汁がたっぷりしみ出て幸せな気持ちになった。一番驚いたのはぬか漬けが出て来たこと。大根、人参、キュウリが程よく漬かったとても美味しいものだった。
「榊さん!美味しいです!旅館の朝ご飯みたい(笑)」
「良かった(笑)」
「僕、人参のぬか漬けが大好きなんです!毎日手を入れなきゃいけないって。こんなに美味しいのすごいです!」
「惚れ直した?」
榊さんは柔らかな笑顔を僕に向けた。
「はい!(笑)」
「まだまだ序の口ですよ。もっと美味しいの作ってあげるから(笑)」
出来る男は料理の腕もいいらしい。僕も教えてもらって一緒に作れたら楽しいだろうなぁ…。
「ごちそう様でした。榊さん。僕、一旦家に帰って着替えてから出社しますね(笑)」
「斎生…。私、斎生にやってみたかったことがあるんだけど…」
「ん?」
何だろう?
「ちょっとこっち来て(笑)」
「すごい!」
ウオークインクローゼットがあるだけでも驚きだけれど、榊さんのそれは、息を飲むほど素敵だった。スーツもシャツもきちんとグラデーションに色分けされ、ネクタイはくるくると丸められて美しく並んでいた。
「私ね、少しずつ集めてここまでやっと揃えたの。大事に育ててきた私のワードローブ(笑)」
「綺麗に手入れしてますね…。僕、夏3着冬3着で回してます…」
「それでも、斎生は丁寧に着てるのよ。生地のテカリがないもの。ちゃんと帰ってからブラシかけてるでしょ?」
「まぁ、そのくらいは」
「何事も丁寧よね」
榊さんの目が愛おしそうに僕を見ていた。
「ね?斎生。私にコーディネートさせてくれない?」
「私って才能あるわ(笑)体格がだいたい一緒だから、サイズも大丈夫ね」
僕はチャコールグレーの無地のスーツに、紺と白のストライプシャツ、ネクタイはレモンイエローとグレーのレジメンタルタイを締めた。
「いつも銀行員みたいな堅い感じの着こなしだもの。たまには小洒落た男の子になるのもいいんじゃない?」
「…。大丈夫ですか?僕…。こんな組み合わせしたことないんですけど…。似合ってます?」
「斎生?スーツは戦闘服なのよ。背筋を伸ばして胸を張りなさい。最初は驚かれるかもしれないけど、そんなのすぐ忘れるわよ(笑)」
僕は改めて自分の姿を鏡で見た。人は見た目じゃないとは言うものの、やはりきちんとした格好は自分の武器になるのかもしれない。榊さんがいつも素敵にスーツを着こなしているのは、ただのお洒落ではなく仕事をする上で必要なスキルの一つとして考えているんだろう。
「ん?斎生?そんなに顔ばっかり見て…。そんなに私の顔、好き?(笑)」
僕はこのお洒落な恋人を、改めて格好よくて素敵だと思っていた。
「好きですよ。もちろん顔だけじゃないですけど(笑)」
榊さんの顔はみるみる真っ赤に染まっていった。
「あの…。斎生って結構照れもせずキザなこと言うわよね…。何でうちの会社の女子社員たちにモテなかったのかしら…?」
ものすごく照れた榊さんは、見逃せないくらい可愛かった。僕は榊さんを抱き寄せてキスした。
「榊さん。僕はこんなに素敵な人に想われて幸せです」
「斎生…。今日、会社休みたい!」
そうしたいのはやまやまだけれど、今日は今日で大事な商談がある。
「ダメですよ(笑)」
「ですよね」
榊さんのしょぼんとした可愛い姿は僕のスイッチを入れそうだったけれど、いつもの格好いい榊さんも早く見たかった。
「榊さん。今日はどんなコーディネートするんですか?」
榊さんの今日のコーディネートもさすがだった。ライトグレーの近くで見ないと分からないくらい細いペンシルストライプのスリーピースにブルーのシャツ、ブルーとネイビーの太い縞に、白とゴールドのラインが入ったレジメンタルタイを合わせていた。
「やっぱり格好いいです」
僕はこんな格好いい人に想われて、しかもこの人と愛し合った事が本当に現実だったのか、いまいち自信が持てなくなっていた。榊さんはスーツで戦闘モードになったのか、いつもの格好いい僕の憧れの上司の笑顔を返してくれた。
「でしょ(笑)」
優しい目だけは僕のお洒落な恋人のものだったけれど。
結局、僕は榊さんの家から一緒に会社に出勤した。会社のビルに入った途端、いつもは素通りする女子社員たちが僕を見てくる…。
「榊さん。僕、やっぱり似合わないんじゃないですか?」
「どうしてです?」
「だってこんなに視線を感じた事なんてないです!」
榊さんは何言ってんだかとため息をついた。
「私のコーディネートなんですよ?かっこ悪い訳ないでしょ!逆ですよ。斎生がいつもより格好いいから見られてるんです。髪もいつもは櫛を入れるくらいの所、ちゃんとセットしてきたんだから(笑)」
その時、僕たちのそばを影山部長が通りかかった。榊さんは僕に目配せすると、綺麗な笑顔で影山部長に挨拶をしていた。
影山部長は僕のことなど眼中になく、舐めるように榊さんを上から下まで見ていた。
「榊くん、今晩時間とれるかね?」
下心丸出しな視線を遠慮なくぶつけてくる影山部長に、
「あとで連絡致します」
と怖いくらい美しく微笑んだ。
僕は今まで付き合った相手に、嫉妬と言う感情を覚えたことは一度もなかった。でも今、僕の恋人をなめ回すように見るこの男を許せないと思った。僕が拳にぐっと力を入れたとき、榊さんの手がそっと僕の拳に触れた。
「井坂君。急ぎましょう。先方との約束の時間に遅れます」
榊さんはそう言うと、誰にも気付かれないくらいのほんの一瞬、僕の袖を引っ張りその場を離れた。
「斎生。朝から不愉快な所見せちゃってごめんね」
榊さんの表情は見えなかったけれど、囁かれたその言葉を聞いて僕は自分を恥ずかしく思った。一瞬でも二人の仲を疑った自分がいた。榊さんはそれを察知したんだろう。
「すみません。僕こそ嫉妬なんかして…」
僕が謝ると、榊さんは何故か満面の笑みを浮かべて僕を見た。
「どうしたんですか?僕、ちょっとでも疑っちゃったのに…」
「だって斎生が嫉妬したんでしょ?」
「はい…」
すごいうれしそう(笑)!
「私、愛されてる(笑)」
なんて前向き(笑)!
「そこは怒っていいとこですよ」
「斎生のこと怒れる訳ないでしょ(笑)」
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