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66.水平線に浮かぶ帆船
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アーヘルゼッヘは、静かになったドームの下で、じっと帝都を見下ろしていた。年長の神殿の者達が椅子や飲み物を持って現れたのだが、アーヘルゼッヘが恐ろしいのか、そばに近寄ってこなかった。離れた場所へ席を作って、どうぞとでも言うように祈りの姿を見せると、アーヘルゼッヘの視界の外へ逃げるように出て行った。
水平線に浮かぶ帆船は、帆を立てて白い水しぶきを上げている。あれが、偽装ならかなりの仲間がいるのだろう。と、アーヘルゼッヘは考え込んだ。中央の広場で、そして、この神殿の中で、多くの人が殺されていた。人がたくさん殺されていると言う東部での噂は本当だった。
雨を呼ぶために、と言う話だったが、聞いたものには不気味な噂になっただろう。噂では、チウ閣下も殺されていた。アーヘルゼッヘはそう思ってはいなかったが、もしかしたら、殺されるような場面があったのかもしれない。どこでチウは襲われたのだろう、と考え込んだ。
バテレスト家の人間として姿を現し、大陸中を駆け巡り、バテレスト家の者として今も人々に慕われている。彼は何年そうやって人間の中で生き続けていたのだろう。ともあれ、それほどの人間をどんな理由で襲ったのだろう。いいや、襲えと命令できたのだろう。外部の者に襲わせたのか、それとも、正当な理由を作って襲わせたのか。
だいたい、何でやすやすとそんな襲撃を受けたのか。アーヘルゼッヘは考え込んだ。チウは、もう、人間に溶け込む限界に来ていたのだろうか。年をごまかし、従兄と言う立場に立ち、姫巫女であるパソンを助けて、平和な大陸を作り上げた。そして、その後をアーヘルゼッヘへ譲ったらしい。そんな感覚は全くないが、譲られたらしい。
だから、姿を消したのだろうか? 初めからそのつもりで、あの大祭のあった町から消えたのだろうか? 消えた時、アーヘルゼッヘへ任せたと言ったのは大陸を任せた、といことだったのだろうか? それなら何で、水の種を探してくれと言ったのだろう。
アーヘルゼッヘは海を行く船を見た。目を凝らすと、町の向こうの崖下に、海岸線が目の前に浮かぶように現れる。湾の中には、次々と帆が並ぶ。船からボートが下ろされて、男達がすし詰めになって岸辺に運ばれていく。剣を膝に、立ち上がって弓を構えて。町を睥睨しているのは船の砲門であり、崖の上の砲台は、傾いてその脇には旗を振っている水夫がいる。
水のない帝都は弱い。あの神殿の兵士は言っていた。大事なのは、宮殿と役人と姫巫女だ、と。宮殿の住人や帝王ではなく、帝都を機能させて、帝国を組織化している人間と、まとめあげている信仰が重要だ、と言っていた。つまり、組織を乗っ取ることができ、姫巫女を抑えられたら、誰だって帝国を乗っ取ることができるのだ。
そんな単純なことだろうか、と思ったのだが、そんな単純な考え方をする人間ならいるかもしれない、と考えた。
兵士たちは次から次へと陸地へあがっていた。湾を囲む港町を素通りして、崖の上へ坂道を走って上がる。水夫もいれば水兵もいる。もちろん、馬に乗れる兵士もいた。船から降ろした立派な馬に、騎乗しながら崖を上がった男もいた。崖の上には、白いローブの男がいる。
いつの間に、あんな場所に行ったのか、アーヘルゼッヘには分からなかった。テンネ、と呼ばれた男だった。テンネは、崖を馬で登って来た、固い布地の帽子を被ったきらびやかな縁取りのある上着の男に、柔和な動きで丁寧に挨拶をしていた。
中央の神殿から見下ろせる街は、今、やっと人々が落ち着きを取り戻しだし、人々は、大通りの真ん中にぽつりと立つパソンの姿を見つめ始めていた。
パソンが歌い始めたのが見えた。そんな中、崖の上のテンネがゆっくり振りかえったのが見えた。そして、ゆっくり視線を上げて、アーヘルゼッヘと視線を合わせた。見えないはずの場所を、見えない目で見つめているアーヘルゼッヘへ、テンネははっきりと視線を合わせ、ゆったりと口の端を動かして、
「地下神殿で迷子になったおちびの少女が大きくなったな」
と言って笑った。
テンネの正面にいた騎乗の男には何も見えなかったのだろう。きょろきょろしてから、どうしたんだと声をかけている。テンネは首を横に振って、何でもないと男に断わる。断ってから、再びアーヘルゼッヘへ視線を合わせた。
「アーヘルゼッヘ。北の主のお気に入りになったのだな。こんなところへやってきて、やっと我らの仲間入りかい?」
と、今度は、声にならない声だった。親しみが感じられた。懐かしい空気があった。テンネは笑って、
「さて、おちびさん。おまえはどちらの側で参戦することになるのかね? 敵側だとわびしいねぇ」
と愉快そうに笑って見せた。
アーヘルゼッヘは背筋で産毛が逆立った。男の視線はそんなアーヘルゼッヘを悠々と睥睨している。アーヘルゼッヘは、ばたんと視線を閉じた。心の窓を閉め切った。テンネは北の者だった。つまり、と思うと逆立った毛は痛いほどになる。
チウが捕まったのはテンネにだった。北の者が北の力を使っている。のならば、チウは本当に無事だろうか? 自分が見た、チウと北の主とのやりとりは本当に二人のやり取りだったと言えるのだろうか? 自分が北の主を見間違えるとは思えなかった。しかし、北を追い出された者に、本当にあんな言葉をかけるだろうかと不安になった。
あの言葉は、まさしく、アーヘルゼッヘが聞きがっていた言葉だ。成人もできた、北の主も穏やかな声で話しかけてくれた。そして、自分には責任があると言ってくれる人までできた。
しかし、北の者なら、そんなアーヘルゼッヘの心も望みも一眼で読み取れるに違いない。あそこにいたのは、北の主でもなければ、チウでもない。自分とテンネだけだった。
アーヘルゼッヘは、目を見開いた。崖近くにいたテンネの姿が消えていた。見えなくなっただけかもしれないし、どこかに移動したのかもしれない。動静が分からない。視線を転じて西の壁に目を向けた。道沿いにそびえていた薄い塀は太い丸太で突き崩されていた。
森の中へ、がれきを乗り越え、中の兵士ともみ合いながら、一人、また一人と、森の奥へと走り出す。敵から逃げている人間の動きではなかった。すばしっこく、また、兵士の槍を押し返す力や、脇をすり抜ける度胸は、一般の人間のものではなかった。
背後の港では、船を下りた兵士たちが、東部の街壁のすぐ下に来て、布陣を始める。縦横に並んだ兵士の後ろに、どんと陣取った華やかな布をたなびかせるテントが、さらなる兵士を予感させる。森を走り抜けた兵士は、奥の屋敷を顧みず、その脇にある石段を駆け上がる。丘の上には宮殿がある。
宮殿へ続く回廊が、屋根のある石づくりの石段が上へと続く。ところどころに見晴らし台があって、東屋がある。石段はうねってまっすぐではないが、それでも、駆けて行くといずれは宮殿へ行きつくはずだ。
中央部の大通りでは、東部の外から情報が入ったのか、人々が通りから姿を消した。宮殿へ続く、巨大な石門からは、次から次へと偵察の兵が騎馬を駆って飛び出していく。門の内側では、赤や黄色の上着を着た兵士達が、徐々に集まり隊列を組みだした。南の商家は、崖の上で石籠や油の用意をしはじめて、海からの侵入に備えだした。
十年の大戦は伊達ではない。しかし、今、まさに、石段をのぼりつめ、東部の窮状を訴えに駆け込んだ人々は、大声で騒ぎながら大臣を呼び、議長へ訴え、神々への恩寵が必要だと叫んでまわりはじめる。上れるすべての石段から、宮殿の裏に出て嘆き悲しみ、宮殿の厩舎に出ては見回りの兵や、見上げるような宮殿の窓に向かって声を上げる。
アーヘルゼッヘは身じろいだ。宮殿の奥、花壇の脇に駆け上がってきた若者が、日だまりのベンチに座る女性を見つけた。女性を見守る年老いた男を見ると、若者はほっとしたように胸に片手を当てた。そして、彼らが気がつく前に、空気のように歩み寄り、袖を振った。手にはナイフが飛び出して、誰かが気がつく直前に、刃を老人に突き刺した。
アーヘルゼッヘは、老人の脇に立ちつくしていた。老人を脇から抱えて、体を自分の下に組み敷いていた。屋根だけの鏡石の廊下から、兵士が飛び出し、アーヘルゼッヘをたたき落とした。飛び出してきた若者は、その場で消えた。アーヘルゼッヘの耳の中には、
「北との約定で、人間を刺し殺すことはできないってことを忘れていたのかい?」
という、笑いを含んだ声が残った。今更だったが、若者にばけたテンネだった。
水平線に浮かぶ帆船は、帆を立てて白い水しぶきを上げている。あれが、偽装ならかなりの仲間がいるのだろう。と、アーヘルゼッヘは考え込んだ。中央の広場で、そして、この神殿の中で、多くの人が殺されていた。人がたくさん殺されていると言う東部での噂は本当だった。
雨を呼ぶために、と言う話だったが、聞いたものには不気味な噂になっただろう。噂では、チウ閣下も殺されていた。アーヘルゼッヘはそう思ってはいなかったが、もしかしたら、殺されるような場面があったのかもしれない。どこでチウは襲われたのだろう、と考え込んだ。
バテレスト家の人間として姿を現し、大陸中を駆け巡り、バテレスト家の者として今も人々に慕われている。彼は何年そうやって人間の中で生き続けていたのだろう。ともあれ、それほどの人間をどんな理由で襲ったのだろう。いいや、襲えと命令できたのだろう。外部の者に襲わせたのか、それとも、正当な理由を作って襲わせたのか。
だいたい、何でやすやすとそんな襲撃を受けたのか。アーヘルゼッヘは考え込んだ。チウは、もう、人間に溶け込む限界に来ていたのだろうか。年をごまかし、従兄と言う立場に立ち、姫巫女であるパソンを助けて、平和な大陸を作り上げた。そして、その後をアーヘルゼッヘへ譲ったらしい。そんな感覚は全くないが、譲られたらしい。
だから、姿を消したのだろうか? 初めからそのつもりで、あの大祭のあった町から消えたのだろうか? 消えた時、アーヘルゼッヘへ任せたと言ったのは大陸を任せた、といことだったのだろうか? それなら何で、水の種を探してくれと言ったのだろう。
アーヘルゼッヘは海を行く船を見た。目を凝らすと、町の向こうの崖下に、海岸線が目の前に浮かぶように現れる。湾の中には、次々と帆が並ぶ。船からボートが下ろされて、男達がすし詰めになって岸辺に運ばれていく。剣を膝に、立ち上がって弓を構えて。町を睥睨しているのは船の砲門であり、崖の上の砲台は、傾いてその脇には旗を振っている水夫がいる。
水のない帝都は弱い。あの神殿の兵士は言っていた。大事なのは、宮殿と役人と姫巫女だ、と。宮殿の住人や帝王ではなく、帝都を機能させて、帝国を組織化している人間と、まとめあげている信仰が重要だ、と言っていた。つまり、組織を乗っ取ることができ、姫巫女を抑えられたら、誰だって帝国を乗っ取ることができるのだ。
そんな単純なことだろうか、と思ったのだが、そんな単純な考え方をする人間ならいるかもしれない、と考えた。
兵士たちは次から次へと陸地へあがっていた。湾を囲む港町を素通りして、崖の上へ坂道を走って上がる。水夫もいれば水兵もいる。もちろん、馬に乗れる兵士もいた。船から降ろした立派な馬に、騎乗しながら崖を上がった男もいた。崖の上には、白いローブの男がいる。
いつの間に、あんな場所に行ったのか、アーヘルゼッヘには分からなかった。テンネ、と呼ばれた男だった。テンネは、崖を馬で登って来た、固い布地の帽子を被ったきらびやかな縁取りのある上着の男に、柔和な動きで丁寧に挨拶をしていた。
中央の神殿から見下ろせる街は、今、やっと人々が落ち着きを取り戻しだし、人々は、大通りの真ん中にぽつりと立つパソンの姿を見つめ始めていた。
パソンが歌い始めたのが見えた。そんな中、崖の上のテンネがゆっくり振りかえったのが見えた。そして、ゆっくり視線を上げて、アーヘルゼッヘと視線を合わせた。見えないはずの場所を、見えない目で見つめているアーヘルゼッヘへ、テンネははっきりと視線を合わせ、ゆったりと口の端を動かして、
「地下神殿で迷子になったおちびの少女が大きくなったな」
と言って笑った。
テンネの正面にいた騎乗の男には何も見えなかったのだろう。きょろきょろしてから、どうしたんだと声をかけている。テンネは首を横に振って、何でもないと男に断わる。断ってから、再びアーヘルゼッヘへ視線を合わせた。
「アーヘルゼッヘ。北の主のお気に入りになったのだな。こんなところへやってきて、やっと我らの仲間入りかい?」
と、今度は、声にならない声だった。親しみが感じられた。懐かしい空気があった。テンネは笑って、
「さて、おちびさん。おまえはどちらの側で参戦することになるのかね? 敵側だとわびしいねぇ」
と愉快そうに笑って見せた。
アーヘルゼッヘは背筋で産毛が逆立った。男の視線はそんなアーヘルゼッヘを悠々と睥睨している。アーヘルゼッヘは、ばたんと視線を閉じた。心の窓を閉め切った。テンネは北の者だった。つまり、と思うと逆立った毛は痛いほどになる。
チウが捕まったのはテンネにだった。北の者が北の力を使っている。のならば、チウは本当に無事だろうか? 自分が見た、チウと北の主とのやりとりは本当に二人のやり取りだったと言えるのだろうか? 自分が北の主を見間違えるとは思えなかった。しかし、北を追い出された者に、本当にあんな言葉をかけるだろうかと不安になった。
あの言葉は、まさしく、アーヘルゼッヘが聞きがっていた言葉だ。成人もできた、北の主も穏やかな声で話しかけてくれた。そして、自分には責任があると言ってくれる人までできた。
しかし、北の者なら、そんなアーヘルゼッヘの心も望みも一眼で読み取れるに違いない。あそこにいたのは、北の主でもなければ、チウでもない。自分とテンネだけだった。
アーヘルゼッヘは、目を見開いた。崖近くにいたテンネの姿が消えていた。見えなくなっただけかもしれないし、どこかに移動したのかもしれない。動静が分からない。視線を転じて西の壁に目を向けた。道沿いにそびえていた薄い塀は太い丸太で突き崩されていた。
森の中へ、がれきを乗り越え、中の兵士ともみ合いながら、一人、また一人と、森の奥へと走り出す。敵から逃げている人間の動きではなかった。すばしっこく、また、兵士の槍を押し返す力や、脇をすり抜ける度胸は、一般の人間のものではなかった。
背後の港では、船を下りた兵士たちが、東部の街壁のすぐ下に来て、布陣を始める。縦横に並んだ兵士の後ろに、どんと陣取った華やかな布をたなびかせるテントが、さらなる兵士を予感させる。森を走り抜けた兵士は、奥の屋敷を顧みず、その脇にある石段を駆け上がる。丘の上には宮殿がある。
宮殿へ続く回廊が、屋根のある石づくりの石段が上へと続く。ところどころに見晴らし台があって、東屋がある。石段はうねってまっすぐではないが、それでも、駆けて行くといずれは宮殿へ行きつくはずだ。
中央部の大通りでは、東部の外から情報が入ったのか、人々が通りから姿を消した。宮殿へ続く、巨大な石門からは、次から次へと偵察の兵が騎馬を駆って飛び出していく。門の内側では、赤や黄色の上着を着た兵士達が、徐々に集まり隊列を組みだした。南の商家は、崖の上で石籠や油の用意をしはじめて、海からの侵入に備えだした。
十年の大戦は伊達ではない。しかし、今、まさに、石段をのぼりつめ、東部の窮状を訴えに駆け込んだ人々は、大声で騒ぎながら大臣を呼び、議長へ訴え、神々への恩寵が必要だと叫んでまわりはじめる。上れるすべての石段から、宮殿の裏に出て嘆き悲しみ、宮殿の厩舎に出ては見回りの兵や、見上げるような宮殿の窓に向かって声を上げる。
アーヘルゼッヘは身じろいだ。宮殿の奥、花壇の脇に駆け上がってきた若者が、日だまりのベンチに座る女性を見つけた。女性を見守る年老いた男を見ると、若者はほっとしたように胸に片手を当てた。そして、彼らが気がつく前に、空気のように歩み寄り、袖を振った。手にはナイフが飛び出して、誰かが気がつく直前に、刃を老人に突き刺した。
アーヘルゼッヘは、老人の脇に立ちつくしていた。老人を脇から抱えて、体を自分の下に組み敷いていた。屋根だけの鏡石の廊下から、兵士が飛び出し、アーヘルゼッヘをたたき落とした。飛び出してきた若者は、その場で消えた。アーヘルゼッヘの耳の中には、
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