16 / 19
氷が解けるように少しずつ(双葉視点)
久しぶりのお泊りだから
しおりを挟む
ゴールデンウィークが始まったとある日、僕は朝一番から光輝さんの家に来ていた。
もちろんお泊り。
そして今回のお泊りの目標は~?
絶対に、絶ぇっ対にえっちをする。
チャンスは最初の日と最後の日を除いた8日間、あの1日だけでも光輝さんを絆すことができた僕なら8日もあれば十分すぎる。
待ってろよ光輝さん、絶対にそーいう雰囲気にしてやる。
1日目
今日は久しぶりのお泊りだから普通に甘えたい。
「ね、光輝さん」
「ん?」
「今日の晩ご飯何?」
「晩ご飯?まだ朝だよ?」
「うん、晩ご飯」
「昼ご飯ではなく?」
「晩ご飯」
「なんでそんな晩ご飯気にしてるの」
「うるさいなぁ!昼ご飯とちょっと間違えたけどあとに引けなくなったの!!今日の昼ご飯何!?」
「昼ご飯と夜ご飯はちょっとの間違いじゃ済まないでしょ」
「うわーん!光輝さんの意地悪!!えーんえん!!」
「いくらなんでも嘘泣き下手くそ過ぎない?」
「うわー!そういうこと言っちゃう?もっと泣いちゃうよ?わーんわん!!」
「わーんわん???」
「にゃーんにゃん!!」
「にゃーんにゃん???」
「ぱおーんぱおん!!」
「ぱおーんぱおん???」
「どぅるんばーなどぅるんばな!!」
「待って俺その生き物知らないわ、なんだ鳴き声がどぅるんばーなって」
「僕も知らない、なにそれ」
「双葉が知らないなら誰も知らないと思うよ?」
「そっかぁ、惜しいなぁ」
「惜しくないよ、てか何が惜しいの?今日ボケすぎじゃない??」
「久しぶりに光輝さんとお泊まりだもん、先週の週末はおばあちゃんの家に行ってて泊まりに来れなかったし」
「テンション上がっちゃったか」
「上がっちゃってるね」
「かわいいすぎない?」
「初めて聞いたよかわいいすぎる」
「かわいいすぎる以外の形容詞が見つからない」
「かわいいは形容詞だけどかわいいすぎるは形容詞なの?」
「形容詞は主に名詞を修飾する語の総称だから形容詞+すぎるは形容詞として捉えていいんじゃない?」
「急にめちゃくちゃ頭良さそうなこと言ってる」
「一応頭は良いからね」
「そういえばそうだった、光輝さん頭良いんだった」
「ちなみに今日の昼ご飯は最近密かに練習していたカルボナーラです」
「光輝さんも練習とかするんだ」
「そりゃするでしょ、双葉に美味しいもの食べてほしいもん」
「あ、僕のため?」
「別に俺1人のご飯ならなくてもいいしね」
「それは駄目だけど」
「ごめんなさい」
「分かればよろしい」
「じゃあ双葉さん」
「何でしょうか」
「わたくし煮物が食べたいです、俺の平日の昼ご飯のために作り置きしてください」
「あれ?僕煮物作れるって話したっけ」
「双葉からは聞いてないけど双葉のお母さんから聞いた。『最近あの子煮物作れるようになったから次泊まりに行った時にでも作らせてみてください』って」
「あそうなんだ」
「煮物、俺が好きだから練習してくれたんだって?」
「え゛」
「双葉のお母さんが笑顔で教えてくれたよ、『光輝さんを喜ばせるために何回も煮物にチャレンジしてました』って。あの煮物持ってきてくれた日のこと覚えてくれてたんだね」
「別にそんなわけじゃない...とは言えないね、めちゃくちゃ恥ずかしい」
「お泊りの最後の日に作ってもらおうかな」
「煮物作るのは全然良いんだけど、光輝さんいつの間に僕のお母さんとそんなに仲良くなってたの?」
「いやそりゃ、夏休み全部ここで過ごしてるし旅行も行ったし学校始まってからも週末ここに泊まりに来てるだろ?そりゃ連絡先の交換くらいするよ」
「確かにそれもそっか」
「じゃ、カルボナーラ作るの手伝ってくれる?」
「はーい!」
・・・作者の戯言コーナー・・・
2ヶ月ぶりの更新、決してめんどくさかったからとかじゃないですよ?えぇ違いますとも。
皆さん私が学生(高校生)なのはご存知でしょうか?
高校生なんですよ、文化祭とかあるんですよ。
文芸部の部長なんですよ、私。
なんか文章書くときの一人称の私率高くてウケる。
普段は俺とか言ってるくせに。
ほんでなんで更新がこんなにもまばらかと言いますと、文化祭で部活として出す部誌の作成をしていたり、彼氏と別れて彼女が出来たり、定期テストがあったり、誕生日が来て成人してみたり、受験勉強だったりで忙しくってぇ...
まぁ1番の理由は自分で納得できる作品が出来なかったことなんですけどね。
自分の思い通りの双葉の可愛さも出なければ今回みたいなほっこりするような掛け合いも書けなかったりでなかなか苦戦しておりました。
ちなみにここで1つ問題がありまして、現在時刻が11/11の15:30なんですね。
そして私、雪水の本命大学の受験が11/12なんですよ。
受 験 前 日
駄菓子菓子、本日11/11はなんの日ですか~?
...
はぁいそうですね!ポッキー(プリッツ)の日ですよね!!(幻聴)
そんなんさ、書くしか無いやん。
しかも去年(2023)のポッキーの日も書こうと思ってたのにめちゃくちゃデートしてて書けてないし!
え?去年のポッキーの日って休日やっけ。
...土曜日やったわ、はぁ。
デートなんかせんと書いとけよな!
みなさんもそう思いますよね!
ということで次のお話は少しお泊りから離れた番外編となります!
カップルでポッキーの日と言えば...もうおわかりですよね?
どうぞお楽しみください!
もちろんお泊り。
そして今回のお泊りの目標は~?
絶対に、絶ぇっ対にえっちをする。
チャンスは最初の日と最後の日を除いた8日間、あの1日だけでも光輝さんを絆すことができた僕なら8日もあれば十分すぎる。
待ってろよ光輝さん、絶対にそーいう雰囲気にしてやる。
1日目
今日は久しぶりのお泊りだから普通に甘えたい。
「ね、光輝さん」
「ん?」
「今日の晩ご飯何?」
「晩ご飯?まだ朝だよ?」
「うん、晩ご飯」
「昼ご飯ではなく?」
「晩ご飯」
「なんでそんな晩ご飯気にしてるの」
「うるさいなぁ!昼ご飯とちょっと間違えたけどあとに引けなくなったの!!今日の昼ご飯何!?」
「昼ご飯と夜ご飯はちょっとの間違いじゃ済まないでしょ」
「うわーん!光輝さんの意地悪!!えーんえん!!」
「いくらなんでも嘘泣き下手くそ過ぎない?」
「うわー!そういうこと言っちゃう?もっと泣いちゃうよ?わーんわん!!」
「わーんわん???」
「にゃーんにゃん!!」
「にゃーんにゃん???」
「ぱおーんぱおん!!」
「ぱおーんぱおん???」
「どぅるんばーなどぅるんばな!!」
「待って俺その生き物知らないわ、なんだ鳴き声がどぅるんばーなって」
「僕も知らない、なにそれ」
「双葉が知らないなら誰も知らないと思うよ?」
「そっかぁ、惜しいなぁ」
「惜しくないよ、てか何が惜しいの?今日ボケすぎじゃない??」
「久しぶりに光輝さんとお泊まりだもん、先週の週末はおばあちゃんの家に行ってて泊まりに来れなかったし」
「テンション上がっちゃったか」
「上がっちゃってるね」
「かわいいすぎない?」
「初めて聞いたよかわいいすぎる」
「かわいいすぎる以外の形容詞が見つからない」
「かわいいは形容詞だけどかわいいすぎるは形容詞なの?」
「形容詞は主に名詞を修飾する語の総称だから形容詞+すぎるは形容詞として捉えていいんじゃない?」
「急にめちゃくちゃ頭良さそうなこと言ってる」
「一応頭は良いからね」
「そういえばそうだった、光輝さん頭良いんだった」
「ちなみに今日の昼ご飯は最近密かに練習していたカルボナーラです」
「光輝さんも練習とかするんだ」
「そりゃするでしょ、双葉に美味しいもの食べてほしいもん」
「あ、僕のため?」
「別に俺1人のご飯ならなくてもいいしね」
「それは駄目だけど」
「ごめんなさい」
「分かればよろしい」
「じゃあ双葉さん」
「何でしょうか」
「わたくし煮物が食べたいです、俺の平日の昼ご飯のために作り置きしてください」
「あれ?僕煮物作れるって話したっけ」
「双葉からは聞いてないけど双葉のお母さんから聞いた。『最近あの子煮物作れるようになったから次泊まりに行った時にでも作らせてみてください』って」
「あそうなんだ」
「煮物、俺が好きだから練習してくれたんだって?」
「え゛」
「双葉のお母さんが笑顔で教えてくれたよ、『光輝さんを喜ばせるために何回も煮物にチャレンジしてました』って。あの煮物持ってきてくれた日のこと覚えてくれてたんだね」
「別にそんなわけじゃない...とは言えないね、めちゃくちゃ恥ずかしい」
「お泊りの最後の日に作ってもらおうかな」
「煮物作るのは全然良いんだけど、光輝さんいつの間に僕のお母さんとそんなに仲良くなってたの?」
「いやそりゃ、夏休み全部ここで過ごしてるし旅行も行ったし学校始まってからも週末ここに泊まりに来てるだろ?そりゃ連絡先の交換くらいするよ」
「確かにそれもそっか」
「じゃ、カルボナーラ作るの手伝ってくれる?」
「はーい!」
・・・作者の戯言コーナー・・・
2ヶ月ぶりの更新、決してめんどくさかったからとかじゃないですよ?えぇ違いますとも。
皆さん私が学生(高校生)なのはご存知でしょうか?
高校生なんですよ、文化祭とかあるんですよ。
文芸部の部長なんですよ、私。
なんか文章書くときの一人称の私率高くてウケる。
普段は俺とか言ってるくせに。
ほんでなんで更新がこんなにもまばらかと言いますと、文化祭で部活として出す部誌の作成をしていたり、彼氏と別れて彼女が出来たり、定期テストがあったり、誕生日が来て成人してみたり、受験勉強だったりで忙しくってぇ...
まぁ1番の理由は自分で納得できる作品が出来なかったことなんですけどね。
自分の思い通りの双葉の可愛さも出なければ今回みたいなほっこりするような掛け合いも書けなかったりでなかなか苦戦しておりました。
ちなみにここで1つ問題がありまして、現在時刻が11/11の15:30なんですね。
そして私、雪水の本命大学の受験が11/12なんですよ。
受 験 前 日
駄菓子菓子、本日11/11はなんの日ですか~?
...
はぁいそうですね!ポッキー(プリッツ)の日ですよね!!(幻聴)
そんなんさ、書くしか無いやん。
しかも去年(2023)のポッキーの日も書こうと思ってたのにめちゃくちゃデートしてて書けてないし!
え?去年のポッキーの日って休日やっけ。
...土曜日やったわ、はぁ。
デートなんかせんと書いとけよな!
みなさんもそう思いますよね!
ということで次のお話は少しお泊りから離れた番外編となります!
カップルでポッキーの日と言えば...もうおわかりですよね?
どうぞお楽しみください!
0
あなたにおすすめの小説
今日もBL営業カフェで働いています!?
卵丸
BL
ブラック企業の会社に嫌気がさして、退職した沢良宜 篤は給料が高い、男だけのカフェに面接を受けるが「腐男子ですか?」と聞かれて「腐男子ではない」と答えてしまい。改めて、説明文の「BLカフェ」と見てなかったので不採用と思っていたが次の日に採用通知が届き疑心暗鬼で初日バイトに向かうと、店長とBL営業をして腐女子のお客様を喜ばせて!?ノンケBL初心者のバイトと同性愛者の店長のノンケから始まるBLコメディ
※ 不定期更新です。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
BL 男達の性事情
蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。
漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。
漁師の仕事は多岐にわたる。
例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。
陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、
多彩だ。
漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。
漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。
養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。
陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。
漁業の種類と言われる仕事がある。
漁師の仕事だ。
仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。
沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。
日本の漁師の多くがこの形態なのだ。
沖合(近海)漁業という仕事もある。
沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。
遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。
内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。
漁師の働き方は、さまざま。
漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。
出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。
休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。
個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。
漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。
専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。
資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。
漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。
食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。
地域との連携も必要である。
沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。
この物語の主人公は極楽翔太。18歳。
翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。
もう一人の主人公は木下英二。28歳。
地元で料理旅館を経営するオーナー。
翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。
この物語の始まりである。
この物語はフィクションです。
この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる