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過去編
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【九鬼】
左千夫クンは顔を選んだ。
ゾクリと身体が震え、自然と笑みが零れる。
ボクはどちらかと言うと顔射が好きだ。
彼が汚れるのを、視覚で確認できるからだ。
執事は左千夫クンの言葉に小さく微笑むと、身体を震わせた。
「わかり、ました……綺麗なお顔に……失礼します……っ――――!!!!」
イく時も執事らしさが抜けないな、と思わず笑ってしまいそうになったが、執事は大きくなったペニスを左千夫クンの口から引き抜くと、どくどくと大量に顔へと注いだ。
年も年なので、量はあっても勢いがない射精は、彼の顔をゆっくりと汚していく。
その様子を見て、執事はまた微笑んでいた。
「……っ、お綺麗ですよ……貴方は、イけそうですか?せめてドライだけでも……」
執事は左千夫クンのペニスを弄りながら顔を覗き込んだ。
彼は多分、誰かの能力のせいでイくことはできないだろう。
そして、ライネスは彼の腰にしがみ付き、まだ腰を振っていた。
横にいるリンもだらだらと涎を垂らす始末だ。
だいぶ我慢させてるし。そろそろ出て行きたい所だけど……
【神功左千夫】
「―――ッぅ。…久しぶり……ですか?」
顔に降り注ぐ精液は濃さがあり、どろっとしていた。
本当に僕のせいでかれが興奮してしまったのだと思うと申し訳なくなった。
その間も執事は僕のペニスを扱いている。
普通ならもう、絶頂してるだろう。
でも、何かに押しとどめられている様な感覚がある。
もしかして、那由多君がイけないと言っていたのはこれのことなのか…?
「はぅ、…も、も……いいです……僕、イけない……みたいで…す。」
能力と言うとややこしくなるかと僕はそれだけ伝えた。
それで彼は九鬼のせいだと思うかもしれないし、理解するかもしれない。
長く熱い息を吐きながら、まだ僕の胎内を抉るようにプラグを押し付けてくる、後ろの犬に視線を向けた。
「あのッ……は!ライネス……を、僕……もう……んんん!!!」
体は何度もビクビクと痙攣するのに寸でのところで押し留まる。
体が震え、思考が熔けそうなのに、それが解放されずにもどかしい。
僕は汚れた顔のまま萎えた執事のペニスの先を舐めた。
【九鬼】
やはり左千夫クンはイけないと告げた。
その言葉に執事は困ったような表情をしている。
「もしかして私のやり方ではダメなのですかね……どうしましょうか…」
イけない、と言われると誰しもそういう考えに行きつくだろう。
執事のやり方が悪いわけではないが、こればかりは仕方がないことだ。
執事は尿道バイブから手を離すと、ライネスの名前を呼んだ。
呼び声に反応したのか、ライネスはぴたりと止まり執事の側へと寄る。
もうお開きだろうかと思ったが、それは違った。
「貴方が良ければお願いしたいのですが……今度はライネスを気持ちよくさせていただけませんか…?
私が貴方のお尻を刺激すれば、イけるかもしれません。もちろん挿入はしませんので…」
奉仕精神というのは、こういう時はただのお節介だ。
息を荒げたライネスが左千夫クンの顔に飛び散った執事の精液を舐めている。
もちろん犬のペニスはまだ剥き出し状態であった。
左千夫クンは顔を選んだ。
ゾクリと身体が震え、自然と笑みが零れる。
ボクはどちらかと言うと顔射が好きだ。
彼が汚れるのを、視覚で確認できるからだ。
執事は左千夫クンの言葉に小さく微笑むと、身体を震わせた。
「わかり、ました……綺麗なお顔に……失礼します……っ――――!!!!」
イく時も執事らしさが抜けないな、と思わず笑ってしまいそうになったが、執事は大きくなったペニスを左千夫クンの口から引き抜くと、どくどくと大量に顔へと注いだ。
年も年なので、量はあっても勢いがない射精は、彼の顔をゆっくりと汚していく。
その様子を見て、執事はまた微笑んでいた。
「……っ、お綺麗ですよ……貴方は、イけそうですか?せめてドライだけでも……」
執事は左千夫クンのペニスを弄りながら顔を覗き込んだ。
彼は多分、誰かの能力のせいでイくことはできないだろう。
そして、ライネスは彼の腰にしがみ付き、まだ腰を振っていた。
横にいるリンもだらだらと涎を垂らす始末だ。
だいぶ我慢させてるし。そろそろ出て行きたい所だけど……
【神功左千夫】
「―――ッぅ。…久しぶり……ですか?」
顔に降り注ぐ精液は濃さがあり、どろっとしていた。
本当に僕のせいでかれが興奮してしまったのだと思うと申し訳なくなった。
その間も執事は僕のペニスを扱いている。
普通ならもう、絶頂してるだろう。
でも、何かに押しとどめられている様な感覚がある。
もしかして、那由多君がイけないと言っていたのはこれのことなのか…?
「はぅ、…も、も……いいです……僕、イけない……みたいで…す。」
能力と言うとややこしくなるかと僕はそれだけ伝えた。
それで彼は九鬼のせいだと思うかもしれないし、理解するかもしれない。
長く熱い息を吐きながら、まだ僕の胎内を抉るようにプラグを押し付けてくる、後ろの犬に視線を向けた。
「あのッ……は!ライネス……を、僕……もう……んんん!!!」
体は何度もビクビクと痙攣するのに寸でのところで押し留まる。
体が震え、思考が熔けそうなのに、それが解放されずにもどかしい。
僕は汚れた顔のまま萎えた執事のペニスの先を舐めた。
【九鬼】
やはり左千夫クンはイけないと告げた。
その言葉に執事は困ったような表情をしている。
「もしかして私のやり方ではダメなのですかね……どうしましょうか…」
イけない、と言われると誰しもそういう考えに行きつくだろう。
執事のやり方が悪いわけではないが、こればかりは仕方がないことだ。
執事は尿道バイブから手を離すと、ライネスの名前を呼んだ。
呼び声に反応したのか、ライネスはぴたりと止まり執事の側へと寄る。
もうお開きだろうかと思ったが、それは違った。
「貴方が良ければお願いしたいのですが……今度はライネスを気持ちよくさせていただけませんか…?
私が貴方のお尻を刺激すれば、イけるかもしれません。もちろん挿入はしませんので…」
奉仕精神というのは、こういう時はただのお節介だ。
息を荒げたライネスが左千夫クンの顔に飛び散った執事の精液を舐めている。
もちろん犬のペニスはまだ剥き出し状態であった。
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