27 / 43
第一章 賢者と賢者の家族
第26話 アラン、動き出す。
しおりを挟む
そろそろシリアスさんが腹筋を開始します。
――――――――――
暗い一室、そこに一人の男は出来上がった物を見ながら笑みを浮かべていた。
「フ、フヒッ! で、出来た……出来たぞぉぉぉぉぉっ!! これさえあれば、これさえあればあの忌々しい阿婆擦れ賢者も殺すことが出来るッ!!」
男……アランは賢者から受けた呪殺返しの傷を撫でるように触れ、笑みを更に深くする。
そんな彼の目の前には、一本の禍々しいデザインをした短剣が置かれており、そこから滲み出る気配も普通の物とはまったく違っていた。
これはアランの恨みであり、賢者を殺すための呪い。それを凝縮させた一本だった。
「クククッ、これをあの賢者に突き立てれば全身を襲う毒に苛まれ、もがき苦しみながら指先からぼろぼろと崩れていくことになる……! 後はどうやって賢者を呼びつけるか……だが、それはあの馬鹿姫が何とかしてくれるだろう。ワタシはただそう仕向けるようにするだけだから問題は無い!」
そう自信満々にアランは口にするのだが……暫し沈黙し始める。
……彼は考えたのだ。そんな風に高を括った結果、自分はどうなったのかを……。
「…………そうだな。保険ぐらいは掛けておくべきだ。頭を下げるのは腹立たしいが、あいつらに頼むか……」
椅子に座ると、アランはある人物へと手紙を書き始める。
……そんな彼の部屋の前では、ここ数日奇声を上げたり、色々と起こしているため可哀想な目で見る従者仲間たちの姿があった。
「……いったい何があったんだろうな、あいつ……」
「姫様のお守りできっと疲れたのよ……」
「もう限界だろうな……」
「医者、呼ぼうぜ……」
ついでに言うと、呪いだの殺すだのという言葉は彼の中の目覚めた何かだと思われているのか、本気と捕らえられていないようだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
それから数日経ったある日――。
時刻は、酔っ払いも家に帰ったり道端で眠りこけてしまっている深夜――。
ゴールドソウルのある街にある民家の地下では、黒尽くめの男たちの視線が椅子に座るにやついた笑みをした男――アランへと向けられていた。
「……テメェ、よく平気な顔でここに顔を出して来れたな?」
「おやおや、どういう意味でしょうか? ワタシはただ貴方がたと依頼の話をしに来ただけですよ?」
「…………そうか、そういうつもりか。なら俺たちの返答はこうだっ!」
アランと対面で座る男……この一団のボスは手を上げた。
直後、アランの背後に立っていた男2人がアランの背中へと短剣を突き刺した!
突然のことだったからかアランは対処出来なかっただろう。
「――うぐっ!」と言う呻き声を上げ、彼は机へと倒れた。
それを見ながらボスは蔑むようにアランに告げる。
「俺は知ってるぞ? テメェがうちの下っ端3人唆して賢者の森に行かせたことをな。……顔を見ないところから死んだというのも予測している。だから賢者よりも今はテメェの粛清のほうが先なんだよ」
そう言って、用が済んだとばかりにボスは立ち上がる。
「おい、こいつは何処かに捨てておけ」
『了解しやした!』
「――はいはい、そんな簡単に終了しないでくださいよ」
「「っ!?」」
突如聞こえた声、その声に黒尽くめたちは驚きを隠せなかった。
そして――、
「う――っ!?」
「ぎゃ――っ!?」
アランを突き刺していた男たちの短剣と腕が段々と黒く染まり、ガランと落ちた短剣と男たちの腕がぼろぼろと崩れ始めたのを一同は見た。
その目の前の異常な光景にボスを含め黒尽くめたちは呆然と立ち尽くしてしまっていた。
……だが、それは失敗であった。何故なら――。
「おやおや、腕が無くなってしまいましたか。でしたら、代わりのものを与えましょうか。ラーウネ!」
「あらぁ、デバンかしらぁ?」
「ええ、出番ですよ。この方たちに代わりのものを付けてあげてください。ああ、体は変質しても構いませんので」
アランがそう声を上げると、何処からとも無く室内に声が響き……男たちは周辺を警戒し始める。
だがその警戒を潜り抜けるようにして、それは現れ……片腕を無くした男たちの体を捕らえた。
「ひぃっ!? な、なんだっ!?」
「ボ、ボスッ! 助け――もがっ!?」
「ば、化け物……っ!?」
「あらぁ、シツレイしちゃうわねぇ。わたくしはバケモノなんかじゃないわぁ。マジンゾクのラーウネよぉ」
「ま、魔人族……だとっ!?」
くすくすと笑いながら、男たちを捕らえた存在……壁から生えた巨大な花の下半身を持つ女は自らを魔人族と名乗った。
魔人族、そう名乗った瞬間……黒尽くめの男たちが困惑し始めた。
それもそのはずだ。魔人族とは100年近く前に勇者が魔王を倒し、そのときに全て絶滅させたと言われているのだから。
それがいったい何故こんな場所に現れているのか、その事実に困惑しているとラーウネの蔓を口の中に押し込められていた男2人が呻き声を上げた。
「うっ、うごっ!? うごげっ!?」
「がごっ!? がががごっ!? ががぎぎぎぃぃぃぃぃぃっ!?」
「――っ!? な、何が起き……っ!?」
ビクビクと痙攣を起こし、男たちの腹が脈動し……まるで腹の中で何かが蠢き暴れ回っているかのようであり、ズルリ……という音を立てながら、失った腕の付け根から無数の蔓が飛び出してきた。
更にそれが引き金となったのか、男たちの体の中を蠢く何かが男たちの体を突き破るようにして飛び出してきた!!
あらわれたモノ。それは、植物の蔓だった。蔓、蔓、蔓……!
部屋中を多い尽くすほどの蔓が男たちの体の中に入れられていたのだ!
その事実を知り、恐怖を感じたのか黒尽くめの下っ端たちが逃げ出し始めた。
だがもう遅い、遅いのだ。アランを招いた瞬間――彼らの運命は決まっていた。
「なっ!? か、階段が蔓で塞がれてるっ!?」
「おいっ、速く急げッ! あいつらがやって来るっ!!」
「わ、わかって――え? いぎゃっ!?」
「ひぃっ!? つ、蔓が腕に突き刺さって……!? あぎゃぎゃがやががががが!!」
「うごっ!? むごっ――もごが――ごげっ」
そして、その運命は無残にも行われ……、地下に黒尽くめたちの悲鳴が木霊した。
……男しか居ないと思われていたが、奏でられる悲鳴で女性も居たことが分かったがどうでもいいことだった。
「……ふぅ、ごちそうさまでしたぁ。センリョクのゾウキョウもばっちりよぉ」
「ええええ、彼らもワタシたちのために使われるのですからきっと本望でしょう」
「そうよねぇ。それじゃあ、わたくしはもうすこしだけオモシロいものを捕まえてくるわぁ」
「はいはい、わかりましたよ」
「というか、アランさぁ。あなたのそのクチョウ。とってもキモチワルいわよぉ」
「いえいえ、この口調も馬鹿には出来ませんよ。大抵の人間は舐めてくれますから」
「ふぅん……、まあわたくしにはわからないわねぇ。……それじゃあまたアトで」
くすくすと笑いながら、ラーウネは壁の中へと潜り込んで行く。
それを見届け、アランは黒尽くめたちのアジトだった部屋を見る。
そこには引き千切られた黒尽くめたちの衣装が散らばり、その他にも皮膚片が落ちていた。
更には引き千切られた、零れ落ちた、苦悶の表情の顔、顔、顔。
ただしそこには血は滴ってはいない。当たり前だ、ラーウネが吸い取ったのだから。
それらを見ながら、アランは歪んだ笑みを浮かべる。
「ほんと、こうしたら速かったんだよなァ……。けど、今度は舐めてかかる気はない。覚悟しておけ、賢者」
さあ、最後の仕上げだ。そう口にしながら、アランは階段を上がっていった。
……この夜、ひとつの闇の組織が姿を消した。だが、それを知る者は誰一人居なかったのだった……。
――――――――――
暗い一室、そこに一人の男は出来上がった物を見ながら笑みを浮かべていた。
「フ、フヒッ! で、出来た……出来たぞぉぉぉぉぉっ!! これさえあれば、これさえあればあの忌々しい阿婆擦れ賢者も殺すことが出来るッ!!」
男……アランは賢者から受けた呪殺返しの傷を撫でるように触れ、笑みを更に深くする。
そんな彼の目の前には、一本の禍々しいデザインをした短剣が置かれており、そこから滲み出る気配も普通の物とはまったく違っていた。
これはアランの恨みであり、賢者を殺すための呪い。それを凝縮させた一本だった。
「クククッ、これをあの賢者に突き立てれば全身を襲う毒に苛まれ、もがき苦しみながら指先からぼろぼろと崩れていくことになる……! 後はどうやって賢者を呼びつけるか……だが、それはあの馬鹿姫が何とかしてくれるだろう。ワタシはただそう仕向けるようにするだけだから問題は無い!」
そう自信満々にアランは口にするのだが……暫し沈黙し始める。
……彼は考えたのだ。そんな風に高を括った結果、自分はどうなったのかを……。
「…………そうだな。保険ぐらいは掛けておくべきだ。頭を下げるのは腹立たしいが、あいつらに頼むか……」
椅子に座ると、アランはある人物へと手紙を書き始める。
……そんな彼の部屋の前では、ここ数日奇声を上げたり、色々と起こしているため可哀想な目で見る従者仲間たちの姿があった。
「……いったい何があったんだろうな、あいつ……」
「姫様のお守りできっと疲れたのよ……」
「もう限界だろうな……」
「医者、呼ぼうぜ……」
ついでに言うと、呪いだの殺すだのという言葉は彼の中の目覚めた何かだと思われているのか、本気と捕らえられていないようだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
それから数日経ったある日――。
時刻は、酔っ払いも家に帰ったり道端で眠りこけてしまっている深夜――。
ゴールドソウルのある街にある民家の地下では、黒尽くめの男たちの視線が椅子に座るにやついた笑みをした男――アランへと向けられていた。
「……テメェ、よく平気な顔でここに顔を出して来れたな?」
「おやおや、どういう意味でしょうか? ワタシはただ貴方がたと依頼の話をしに来ただけですよ?」
「…………そうか、そういうつもりか。なら俺たちの返答はこうだっ!」
アランと対面で座る男……この一団のボスは手を上げた。
直後、アランの背後に立っていた男2人がアランの背中へと短剣を突き刺した!
突然のことだったからかアランは対処出来なかっただろう。
「――うぐっ!」と言う呻き声を上げ、彼は机へと倒れた。
それを見ながらボスは蔑むようにアランに告げる。
「俺は知ってるぞ? テメェがうちの下っ端3人唆して賢者の森に行かせたことをな。……顔を見ないところから死んだというのも予測している。だから賢者よりも今はテメェの粛清のほうが先なんだよ」
そう言って、用が済んだとばかりにボスは立ち上がる。
「おい、こいつは何処かに捨てておけ」
『了解しやした!』
「――はいはい、そんな簡単に終了しないでくださいよ」
「「っ!?」」
突如聞こえた声、その声に黒尽くめたちは驚きを隠せなかった。
そして――、
「う――っ!?」
「ぎゃ――っ!?」
アランを突き刺していた男たちの短剣と腕が段々と黒く染まり、ガランと落ちた短剣と男たちの腕がぼろぼろと崩れ始めたのを一同は見た。
その目の前の異常な光景にボスを含め黒尽くめたちは呆然と立ち尽くしてしまっていた。
……だが、それは失敗であった。何故なら――。
「おやおや、腕が無くなってしまいましたか。でしたら、代わりのものを与えましょうか。ラーウネ!」
「あらぁ、デバンかしらぁ?」
「ええ、出番ですよ。この方たちに代わりのものを付けてあげてください。ああ、体は変質しても構いませんので」
アランがそう声を上げると、何処からとも無く室内に声が響き……男たちは周辺を警戒し始める。
だがその警戒を潜り抜けるようにして、それは現れ……片腕を無くした男たちの体を捕らえた。
「ひぃっ!? な、なんだっ!?」
「ボ、ボスッ! 助け――もがっ!?」
「ば、化け物……っ!?」
「あらぁ、シツレイしちゃうわねぇ。わたくしはバケモノなんかじゃないわぁ。マジンゾクのラーウネよぉ」
「ま、魔人族……だとっ!?」
くすくすと笑いながら、男たちを捕らえた存在……壁から生えた巨大な花の下半身を持つ女は自らを魔人族と名乗った。
魔人族、そう名乗った瞬間……黒尽くめの男たちが困惑し始めた。
それもそのはずだ。魔人族とは100年近く前に勇者が魔王を倒し、そのときに全て絶滅させたと言われているのだから。
それがいったい何故こんな場所に現れているのか、その事実に困惑しているとラーウネの蔓を口の中に押し込められていた男2人が呻き声を上げた。
「うっ、うごっ!? うごげっ!?」
「がごっ!? がががごっ!? ががぎぎぎぃぃぃぃぃぃっ!?」
「――っ!? な、何が起き……っ!?」
ビクビクと痙攣を起こし、男たちの腹が脈動し……まるで腹の中で何かが蠢き暴れ回っているかのようであり、ズルリ……という音を立てながら、失った腕の付け根から無数の蔓が飛び出してきた。
更にそれが引き金となったのか、男たちの体の中を蠢く何かが男たちの体を突き破るようにして飛び出してきた!!
あらわれたモノ。それは、植物の蔓だった。蔓、蔓、蔓……!
部屋中を多い尽くすほどの蔓が男たちの体の中に入れられていたのだ!
その事実を知り、恐怖を感じたのか黒尽くめの下っ端たちが逃げ出し始めた。
だがもう遅い、遅いのだ。アランを招いた瞬間――彼らの運命は決まっていた。
「なっ!? か、階段が蔓で塞がれてるっ!?」
「おいっ、速く急げッ! あいつらがやって来るっ!!」
「わ、わかって――え? いぎゃっ!?」
「ひぃっ!? つ、蔓が腕に突き刺さって……!? あぎゃぎゃがやががががが!!」
「うごっ!? むごっ――もごが――ごげっ」
そして、その運命は無残にも行われ……、地下に黒尽くめたちの悲鳴が木霊した。
……男しか居ないと思われていたが、奏でられる悲鳴で女性も居たことが分かったがどうでもいいことだった。
「……ふぅ、ごちそうさまでしたぁ。センリョクのゾウキョウもばっちりよぉ」
「ええええ、彼らもワタシたちのために使われるのですからきっと本望でしょう」
「そうよねぇ。それじゃあ、わたくしはもうすこしだけオモシロいものを捕まえてくるわぁ」
「はいはい、わかりましたよ」
「というか、アランさぁ。あなたのそのクチョウ。とってもキモチワルいわよぉ」
「いえいえ、この口調も馬鹿には出来ませんよ。大抵の人間は舐めてくれますから」
「ふぅん……、まあわたくしにはわからないわねぇ。……それじゃあまたアトで」
くすくすと笑いながら、ラーウネは壁の中へと潜り込んで行く。
それを見届け、アランは黒尽くめたちのアジトだった部屋を見る。
そこには引き千切られた黒尽くめたちの衣装が散らばり、その他にも皮膚片が落ちていた。
更には引き千切られた、零れ落ちた、苦悶の表情の顔、顔、顔。
ただしそこには血は滴ってはいない。当たり前だ、ラーウネが吸い取ったのだから。
それらを見ながら、アランは歪んだ笑みを浮かべる。
「ほんと、こうしたら速かったんだよなァ……。けど、今度は舐めてかかる気はない。覚悟しておけ、賢者」
さあ、最後の仕上げだ。そう口にしながら、アランは階段を上がっていった。
……この夜、ひとつの闇の組織が姿を消した。だが、それを知る者は誰一人居なかったのだった……。
0
あなたにおすすめの小説
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
恋い焦がれて
さとう涼
恋愛
小学校時代の担任教諭・佐野に七年ぶりに再会し、話の流れで佐野の恋人へのエンゲージリングを選ぶために一緒にジュエリーショップに行くことになってしまった二十歳の女子大学生・輝。
最初はそんなつもりはなかったのに、次第に佐野を意識してしまうようになり、自分でも困惑してしまう。
必死に自分の想いを打ち消そうとする輝。
だけど佐野も恋人との関係に悩んでいるようで、複雑な想いを抱え続けることになる。
そんな輝を見守る(ちょっかいをかける?)バイト先の店長。
さらに佐野の恋人は意外な人物で、輝は大混乱。
※ドロドロではなく純愛系を目指していますが、ビターテイストなお話です
※理想的で格好いいヒーローではありません(…すみません)
※調べながら執筆をしているのですが、無知なところも多々あるので、間違っているところがありましたら教えてください。ツイッターでも受け付けています。
https://twitter.com/SATORYO_HOME
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
黒騎士団の娼婦
星森
恋愛
夫を亡くし、義弟に家から追い出された元男爵夫人・ヨシノ。
異邦から迷い込んだ彼女に残されたのは、幼い息子への想いと、泥にまみれた誇りだけだった。
頼るあてもなく辿り着いたのは──「気味が悪い」と忌まれる黒騎士団の屯所。
煤けた鎧、無骨な団長、そして人との距離を忘れた男たち。
誰も寄りつかぬ彼らに、ヨシノは微笑み、こう言った。
「部屋が汚すぎて眠れませんでした。私を雇ってください」
※本作はAIとの共同制作作品です。
※史実・実在団体・宗教などとは一切関係ありません。戦闘シーンがあります。
〖完結〗終着駅のパッセージ
苺迷音
恋愛
分厚い眼鏡と、ひっつめた髪を毛糸帽で覆う女性・カレン。
彼女はとある想いを胸に北へ向かう蒸気機関車に乗っていた。
王都から離れてゆく車窓を眺めながら、カレンは振り返る。
夫と婚姻してから三年という長い時間。
その間に夫が帰宅したのは数えるほどだった。
※ご覧いただけましたらとても嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる