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新生活スタート
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定食屋さんでピッグウォルフのケチャップ炒めとバーディラビットのホワイトシチューを食べた後、生活用品や食材を買いに市場を歩いた。
必要最低限のものは既に買い揃えたけれど、食器や寝具などは好みがあると思ってあえて買わないでおいたとルフナが言う。
親ばかだとは思うけれど、なんて気遣いのできる息子だろう。
あれこれと一緒に選んで、家に帰ってきた頃には夕日が地平線に近づいていた。
王都で購入した新居は縦長の二階建ての家で、住居は二階、一階は元々紅茶店があったけれど数年前に閉店してそのままになっている。
なぜこんな家を選んだかというと、王都にホワン二号店を開店するためだ。
明日の昼過ぎには業者が来て、一階をマロアと一緒に考えた内装にできるかどうか相談する予定になっている。
新居での初めての夕食は、持ってきた米粉でケークサレを作った。
ケークサレというのは、食事用の甘くないパウンドケーキのこと。
今日の具材は旬のパンプーキン、ブラウンマシュー、オニーオン、ブラコリーの茎、ピッグウォルフのベーコン。
全部1cm角くらいに切って、フライパンで炒めて冷ましておく。
ボウルに米粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、エクイラの卵とホルクーの乳も入れて混ぜる。
塩と胡椒、炒めておいた具材を入れて生地としっかり混ぜ合わせたら、型に入れて、少し持ち上げて台の上に落とすのを何回か繰り返して空気を抜く。
180℃に温めておいたオーブンで50分くらい焼いて、竹串に生地がついてこなければ、完成。
焼き上がったケークサレは型に入れたまま冷ましておく。
ケークサレを焼いたり冷ましている間に、スープを作る。
塩水に浸けて砂出しをしておいたクラームをよく洗って、茹でてアクを取っておく。
ポジャガの皮を剥いて芽を取り、一口大に四角く切る。
キャロンも皮を剥いて同じくらいの大きさに切って、パンプーキンの皮も大きさを揃えて削ぐ。
フライパンにバターを溶かし、ポジャガとキャロン、パンプーキンの皮を入れ、塩と胡椒をふって炒める。
火が通ったら殻から取り出したクラームの身を入れて軽く炒め合わせた後、鍋に水とクラームの煮汁、ホルクーの乳を入れて煮る。
沸騰してきたら火を止めて、下茹でしておいたブラコリーの花の部分を入れて味を調えたら、完成。
スープを器によそって、粗熱の取れたケークサレを切り分けてお皿に盛れば、夕食のできあがり。
「美味しい…!」
ルフナはいつも、私の作った料理をニコニコと嬉しそうに食べてくれる。
本当は肉料理をお腹いっぱい食べたいでしょうに、野菜ばかりの素朴な食事でも不満も零さずに完食してくれる。
この生活がいつまで続くかわからないけれど、彼がいつか私の元を離れて巣立っていくその日まで。
私は毎日美味しいご飯を作ってあげたいと思う。
「おかわりもあるから、たくさん食べてね」
必要最低限のものは既に買い揃えたけれど、食器や寝具などは好みがあると思ってあえて買わないでおいたとルフナが言う。
親ばかだとは思うけれど、なんて気遣いのできる息子だろう。
あれこれと一緒に選んで、家に帰ってきた頃には夕日が地平線に近づいていた。
王都で購入した新居は縦長の二階建ての家で、住居は二階、一階は元々紅茶店があったけれど数年前に閉店してそのままになっている。
なぜこんな家を選んだかというと、王都にホワン二号店を開店するためだ。
明日の昼過ぎには業者が来て、一階をマロアと一緒に考えた内装にできるかどうか相談する予定になっている。
新居での初めての夕食は、持ってきた米粉でケークサレを作った。
ケークサレというのは、食事用の甘くないパウンドケーキのこと。
今日の具材は旬のパンプーキン、ブラウンマシュー、オニーオン、ブラコリーの茎、ピッグウォルフのベーコン。
全部1cm角くらいに切って、フライパンで炒めて冷ましておく。
ボウルに米粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、エクイラの卵とホルクーの乳も入れて混ぜる。
塩と胡椒、炒めておいた具材を入れて生地としっかり混ぜ合わせたら、型に入れて、少し持ち上げて台の上に落とすのを何回か繰り返して空気を抜く。
180℃に温めておいたオーブンで50分くらい焼いて、竹串に生地がついてこなければ、完成。
焼き上がったケークサレは型に入れたまま冷ましておく。
ケークサレを焼いたり冷ましている間に、スープを作る。
塩水に浸けて砂出しをしておいたクラームをよく洗って、茹でてアクを取っておく。
ポジャガの皮を剥いて芽を取り、一口大に四角く切る。
キャロンも皮を剥いて同じくらいの大きさに切って、パンプーキンの皮も大きさを揃えて削ぐ。
フライパンにバターを溶かし、ポジャガとキャロン、パンプーキンの皮を入れ、塩と胡椒をふって炒める。
火が通ったら殻から取り出したクラームの身を入れて軽く炒め合わせた後、鍋に水とクラームの煮汁、ホルクーの乳を入れて煮る。
沸騰してきたら火を止めて、下茹でしておいたブラコリーの花の部分を入れて味を調えたら、完成。
スープを器によそって、粗熱の取れたケークサレを切り分けてお皿に盛れば、夕食のできあがり。
「美味しい…!」
ルフナはいつも、私の作った料理をニコニコと嬉しそうに食べてくれる。
本当は肉料理をお腹いっぱい食べたいでしょうに、野菜ばかりの素朴な食事でも不満も零さずに完食してくれる。
この生活がいつまで続くかわからないけれど、彼がいつか私の元を離れて巣立っていくその日まで。
私は毎日美味しいご飯を作ってあげたいと思う。
「おかわりもあるから、たくさん食べてね」
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