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第一章 塔の異世界
マギナ先生の精霊術講座 実践編 詠唱法
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「それじゃあ、さっきの精霊書と同じようなことを詠唱法でやってみるね。ちなみになんだけど、精霊術って言うと基本的に詠唱法のことだから」
「そうなんだ」
「うん、じゃあいくよ~」
マギナは集中力を高めるかのように、ゆっくりと深呼吸した。
そして右手を突き出し、手のひらを上に向ける。
『我が手に出でよ小さき炎』
エコーがかかった声でマギナが唱えると、その手の上に小さな火が灯った。
「おぉー」
僕は感嘆の声を上げながら、彼女の手に顔を寄せる。
熱いのか気になって、その火に右手をかざそうとしたところでマギナは手を閉じてしまい、火は消えてしまった。
「はい、おしまい!」
「えぇ!? もう?」
マギナは苦笑した。
「ごめんね~。精霊術はちょっと苦手なんだよ。代償で体力とか精神力とか持ってかれちゃうから、長い時間使えないんだよ」
それってなんか魔法っぽい。呪文を唱えるとMPを消費して使える的な。いや、この場合はSPか……精霊術だけに! ……歳かな……。
「クーヤ……そんなにもっと見たかったの?」
マギナが心配そうに僕を見ていた。
別のことでへこんでたとは言えないな。
「いや、大丈夫! それより、僕もやってみていいかな?」
「もちろん! あ、火を消す時は、消えろ~って念じながら手を閉じればいいからね」
「うん、分かったよ」
僕はマギナがやっていたように右手を突き出した。そして息を吸い込み――
「我が手に出でよ小さき炎」
…………なにも起こらない。
あれ? なにか間違えたのかな? それとも精霊術の素質がないとか?
――と、マギナが声を上げて笑い出した。
「普通に言っても駄目だよぉ。ちゃんと精霊語で言わなく……ちゃ?」
マギナの笑顔が凍りついた。そして凄い勢いで僕に迫ってきた。
いやいや、近い近い! 背伸びまでしてるし!
「なんで精霊語の意味が分かったの!?」
「……え?」
彼女がなにを言っているのか分からない。
「だってさっき公用語で言ったよね!?」
「え~っと、僕には公用語に聞こえたんだけど……」
そういえば精霊術は精霊語を使うんだっけ。だけど僕には公用語に聞こえた。正確には日本語か。
「もしかして……もしかしてそれも”意思疎通”の効果!?」
「そう……なのかもしれないね。ちょっ、マギナさん、とりあえず落ち着こう」
迫り来るマギナをなだめる。
彼女は我に返ったように一歩下がった。そしてエメラルドグリーンの髪を撫でながら恥ずかしそうに笑った。
「ごめんね、クーヤ。びっくりして、つい興奮しちゃったよ。でも、あの精霊書にそんな効果まであるなんて思わなかったよ」
「僕も驚いたよ。いろいろと。それで……僕は精霊術が使えないってことなのかな?」
精霊語まで日本語に聞こえてしまう僕には精霊語の詠唱はできない。異世界に来たのに魔法的な力が使えないのは厳しすぎる。
マギナは腕を組んで唸った。
「う~ん、じゃあ精霊に話しかけるつもりでやってみたらどうかな?」
「あぁ、なるほど。精霊とも会話できるかもしれないってことだね」
目には見えないけど精霊は存在するってことか。だとしたら”意思疎通”の効果で言葉が通じるかもしれない。だけどなぜかマギナは苦笑いしている。
「うん、まあ、精霊がいるなら聞いてくれるかな~って思うよ?」
「つまり僕は存在するのかどうかも分からない精霊さんに話しかけないといけないわけだね」
「ガンバレ! クーヤ!」
そりゃないっすよマギナさん。両手を握り締めてエールを送ってくれちゃってるけども、納得いかないなぁ。
だけど、やるしかないか……。
「……うん。頑張る」
これで失敗したら凄く恥ずかしい。だけど精霊が存在すると思い込まないと成功しないだろうし……。やってみるしかないか。
意を決して再び構える。
イメージだ……精霊に語りかけるように……この手に炎が現れますように――
『我が手に出でよ炎!』
「あ」
次の瞬間、僕の手の上に大きな炎が出現した。焚き火くらいの勢いがある。
炎は大気を巻き上げ、僕の髪を揺らす。顔が少し熱い。だけど不思議と手は熱くなかった。
それにしても、マギナが出したのより数段大きなこの炎……もしかして僕には精霊術の才能が!?
「クーヤ! ストップストップ! 止めて止めて!」
マギナがなぜか慌てている。
まわりに燃え移る心配でもしてるのかな? ふはは、確かにこの炎が僕の制御を離れてしまうと危険だ。仕方ない。ここまでとしようか。
さっき彼女が教えてくれたように、消えろと念じながら手を閉じた。すると炎は跡形もなく消え去った。
うぅむ、顔に当たる風が心地いい。
「マギナさん、やったよ!」
「うん……クーヤ、大丈夫?」
なぜかマギナは心配そうな顔をしている。
「なに……が――」
突然、強い脱力感に襲われると同時にゆっくりと世界が傾いた。地面が近づいてくる。
右半身に痛みを感じて、自分が倒れたんだと理解した。
「あぁ~、やっぱり」
体はほとんど動かない。目だけで見上げると、困ったような苦笑いのマギナがいた。
「クーヤ、精霊語ちょっと間違えたでしょ。いきなりあんな炎出したらそうなっちゃうよ」
言われてみれば、少し言葉が足りなかったような気がする。
才能があるのかもとか思っちゃったけど、とんだ勘違いだったのかもしれない。
それにしても、まさかここまで体力を持っていかれるとは思わなかった。
まずい、意識が遠くなる。
「でも安心して。死んじゃったりしないから」
それを聞いて少しだけ安心した。
意識が朦朧とするなか、最後に僕はこう思った。
もう少しで……スカートの中……見えそうだっ……た――
「そうなんだ」
「うん、じゃあいくよ~」
マギナは集中力を高めるかのように、ゆっくりと深呼吸した。
そして右手を突き出し、手のひらを上に向ける。
『我が手に出でよ小さき炎』
エコーがかかった声でマギナが唱えると、その手の上に小さな火が灯った。
「おぉー」
僕は感嘆の声を上げながら、彼女の手に顔を寄せる。
熱いのか気になって、その火に右手をかざそうとしたところでマギナは手を閉じてしまい、火は消えてしまった。
「はい、おしまい!」
「えぇ!? もう?」
マギナは苦笑した。
「ごめんね~。精霊術はちょっと苦手なんだよ。代償で体力とか精神力とか持ってかれちゃうから、長い時間使えないんだよ」
それってなんか魔法っぽい。呪文を唱えるとMPを消費して使える的な。いや、この場合はSPか……精霊術だけに! ……歳かな……。
「クーヤ……そんなにもっと見たかったの?」
マギナが心配そうに僕を見ていた。
別のことでへこんでたとは言えないな。
「いや、大丈夫! それより、僕もやってみていいかな?」
「もちろん! あ、火を消す時は、消えろ~って念じながら手を閉じればいいからね」
「うん、分かったよ」
僕はマギナがやっていたように右手を突き出した。そして息を吸い込み――
「我が手に出でよ小さき炎」
…………なにも起こらない。
あれ? なにか間違えたのかな? それとも精霊術の素質がないとか?
――と、マギナが声を上げて笑い出した。
「普通に言っても駄目だよぉ。ちゃんと精霊語で言わなく……ちゃ?」
マギナの笑顔が凍りついた。そして凄い勢いで僕に迫ってきた。
いやいや、近い近い! 背伸びまでしてるし!
「なんで精霊語の意味が分かったの!?」
「……え?」
彼女がなにを言っているのか分からない。
「だってさっき公用語で言ったよね!?」
「え~っと、僕には公用語に聞こえたんだけど……」
そういえば精霊術は精霊語を使うんだっけ。だけど僕には公用語に聞こえた。正確には日本語か。
「もしかして……もしかしてそれも”意思疎通”の効果!?」
「そう……なのかもしれないね。ちょっ、マギナさん、とりあえず落ち着こう」
迫り来るマギナをなだめる。
彼女は我に返ったように一歩下がった。そしてエメラルドグリーンの髪を撫でながら恥ずかしそうに笑った。
「ごめんね、クーヤ。びっくりして、つい興奮しちゃったよ。でも、あの精霊書にそんな効果まであるなんて思わなかったよ」
「僕も驚いたよ。いろいろと。それで……僕は精霊術が使えないってことなのかな?」
精霊語まで日本語に聞こえてしまう僕には精霊語の詠唱はできない。異世界に来たのに魔法的な力が使えないのは厳しすぎる。
マギナは腕を組んで唸った。
「う~ん、じゃあ精霊に話しかけるつもりでやってみたらどうかな?」
「あぁ、なるほど。精霊とも会話できるかもしれないってことだね」
目には見えないけど精霊は存在するってことか。だとしたら”意思疎通”の効果で言葉が通じるかもしれない。だけどなぜかマギナは苦笑いしている。
「うん、まあ、精霊がいるなら聞いてくれるかな~って思うよ?」
「つまり僕は存在するのかどうかも分からない精霊さんに話しかけないといけないわけだね」
「ガンバレ! クーヤ!」
そりゃないっすよマギナさん。両手を握り締めてエールを送ってくれちゃってるけども、納得いかないなぁ。
だけど、やるしかないか……。
「……うん。頑張る」
これで失敗したら凄く恥ずかしい。だけど精霊が存在すると思い込まないと成功しないだろうし……。やってみるしかないか。
意を決して再び構える。
イメージだ……精霊に語りかけるように……この手に炎が現れますように――
『我が手に出でよ炎!』
「あ」
次の瞬間、僕の手の上に大きな炎が出現した。焚き火くらいの勢いがある。
炎は大気を巻き上げ、僕の髪を揺らす。顔が少し熱い。だけど不思議と手は熱くなかった。
それにしても、マギナが出したのより数段大きなこの炎……もしかして僕には精霊術の才能が!?
「クーヤ! ストップストップ! 止めて止めて!」
マギナがなぜか慌てている。
まわりに燃え移る心配でもしてるのかな? ふはは、確かにこの炎が僕の制御を離れてしまうと危険だ。仕方ない。ここまでとしようか。
さっき彼女が教えてくれたように、消えろと念じながら手を閉じた。すると炎は跡形もなく消え去った。
うぅむ、顔に当たる風が心地いい。
「マギナさん、やったよ!」
「うん……クーヤ、大丈夫?」
なぜかマギナは心配そうな顔をしている。
「なに……が――」
突然、強い脱力感に襲われると同時にゆっくりと世界が傾いた。地面が近づいてくる。
右半身に痛みを感じて、自分が倒れたんだと理解した。
「あぁ~、やっぱり」
体はほとんど動かない。目だけで見上げると、困ったような苦笑いのマギナがいた。
「クーヤ、精霊語ちょっと間違えたでしょ。いきなりあんな炎出したらそうなっちゃうよ」
言われてみれば、少し言葉が足りなかったような気がする。
才能があるのかもとか思っちゃったけど、とんだ勘違いだったのかもしれない。
それにしても、まさかここまで体力を持っていかれるとは思わなかった。
まずい、意識が遠くなる。
「でも安心して。死んじゃったりしないから」
それを聞いて少しだけ安心した。
意識が朦朧とするなか、最後に僕はこう思った。
もう少しで……スカートの中……見えそうだっ……た――
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