5 / 45
5 幼馴染? が異世界で娼婦になっていた件
しおりを挟む
古い歴史を感じさせる街並みに、外灯がともされていく。
こっちの世界の照明は、火とリステン光石と呼ばれる、魔法の源〈エレムト〉を注ぎ込むことで光を放つ魔法石を利用したものが主流だ。
電気はない。
毎日、日没が近づくと、〈外灯士〉と呼ばれる仕事人が街の内外に設置された外灯に明かりを点けてまわっていく。
昼と違って夜の外は危険である。盗賊や獣、魔物、悪霊がうごめきだす。
そのような危険と隣合わせで、今日も外灯士は明かりを点けていく。
§
商業地域にある東西に伸びた中央通りから外れた一画――旧市街にある歓楽街ともいうべき場所にやって来た。
外灯や店の明かりが夜の姿を映し出す。
ピンクに紫といった派手な光に照らされた店が立ち並ぶ。
行き交う男どもは皆、酒に酔い、呼び込みの娼婦にちょっかいを出したり、大声で歌ったり、踊ったり、喧嘩したりと、とにかく騒がしい。
「着いたよ。さ、入って入って」
女が店の扉を開けると、そこは酒場、宿屋、娼館を兼ねた酒場宿だった。
酒と肉、男の汗と女の香水が混ざり合った、なんともいえない熱気が湊の身体を通り抜けていった。
「あ、マイちゃん! おかえりなさ~い。遅かったね。えっとぉ、その人はお客さま? いらっしゃいませえ。ゆっくりしていってくださいね」
両手にビールジョッキを持った背の低い女の子が声をかけてきた。
歳は湊と同い年くらい。
クリーム色のふわふわなショートカット。
胸の開いたブラウスから、ふっくら膨れ上がった白パンのように、すべすべ肌の双丘が見え隠れしている。
下はミニスカートを履いて、足元は靴底の浅いパンプス。
素肌をたくさん露出させたその姿は、男の色情を湧かせるには十分だ。
マイに導かれるまま、壁際のテーブル席に座る。
「さっきの子、可愛いでしょ? パンナちゃんといって、このお店のナンバー3なんだよね。あーはやくアタシも上に昇りつめたい。あ、ごめんね。ちょっと待ってて? 飲み物となにか食べる物持ってくるから。あ、ぜんぶアタシのおごりだから安心して。お礼っということで」
「……あ、ああ」
と、顔の見えない女の子の背中を見送る。
店と聞いて、やって来たのはいいが、想像していたのとは違っていた。
(てっきりお食事処か酒場宿と思っていたが、まさかのサカり場とはな)
賭博に興じる職人たち。
談笑に浸っている勤務を終えた兵士。
どのテーブル席にも女の子が男たちの間に座って、場を盛り上げている。
近くでは冒険者風情のおっさんが、胸元と背中の開いたドレスを着た女の子の腰に太腕をまわして酒を飲み干している。
それからジョッキを勢いよく置くと、女の子の華奢な肩を抱きかかえ、
「よし、そろそろ行くかー!」
「その前に前金。五五ペリング」
「お、わりぃわりぃ、ほら」
おっさんはテーブルに硬貨を置いた。
「ありがとうございます! じゃあ行こ」
女の子は満面の笑みでおっさんの腕をつかむ。
「キャっ! もー! まだだめですってば!」
「ガハハハ! そうかそうか!」
おっさんは何度も女の子の尻を撫でながら、店の端にある階段を昇っていった。
「お待たせー! はい、お飲み物でーす」
いきなり視界に入ってきたのは見たことのない顔の少女だった。
いや、それは当然か。さっきまでずっと、頭からフードを被っていたし、顔も目から下半分は黒色のヴェールに隠れていたのだから。
ただ、見たことのない顔っていうのは間違っていて、じつは知っている顔だったりする。
「やっぱり舞だ」
「うん、そう。アタシ、マイ。助けてもらった時にも訊いたけど、前にどこかで会ったことあったっけ? でもその前に、カンパイしよっか。はい、カンパーイ!」
互いのジョッキをぶつけ、乾いた喉に恐る恐る流し込む。
「甘っ! 辛っ!」
「レモン蜂蜜酒だよ。胡椒がピリリと効いていいでしょ? アタシ、これ好きなんだよねー。あ、食べるものは他の子が持ってくるから」
少女の爪にはミントブルーのマニキュアが塗られ、手首にはシュシュが巻かれていた。
「舞はいつからここに?」
「ストップ!」
「ん? どうした?」
「まずは自己紹介しない? なんかお兄さん。アタシを他の子と間違えているようだし。アタシはお兄さんと会ったのはたぶん、今日が初めてだと思う」
(一時的な記憶喪失なのか? とにかく、ここは言われたとおりにするか)
「わかった。じゃあ、俺からな」
「はーい!」
§
三〇分後、
湊は額に手を当てていた。酒が回っていたからではない。
「まあ……これからよ、これから! もしかしたら、その幼馴染の舞ちゃんも、こっちの世界にいるかもしれないでしょ?」
「おう……」
「でも、湊さんがアタシと同じ異世界転生者と聞いて、ちょっと嬉しいかも?」
「いや。俺は異世界からじゃねーから。仮想世界からだから――」
「そんな細かいこと、気にするな若者よ! 同じ日本人じゃないか!」
「いや。俺は日本出身じゃねーから。〈ジパング〉出身だから――」
「えー、アタシの所ではジパング、イコール、日本なんですけどぉ?」
話してみて改めて、幼馴染の舞じゃないと実感する。
期待していただけに、この裏切られたような気持ちをどうやって埋め合わせればいいのか?
「はあ……」
湊は顔を上げた。
サラサラな亜麻色のストレートロングが、実に似合っている。
目もぱっちりとして、顔は可愛さと綺麗さが同居している。
本名、柊《ひいらぎ》マイは湊の知る乙ノ羽舞と同じ一七歳で湊より二つ下である。
ちなみにこっちの世界――というよりもこのダームスフィア王国では、一四歳以上は成人とみなされる。
「マイちゃんさあ、ちょっといい?」
「ん、なになにー?」
「『湊くん大好きっ! パンツ見せてあげるから元気出して!』と言ってみて」
「……は? キモ……」
マイが一気に冷めた目で睨めつけてきた。
「……デスヨネー。ほんのジョークだし。舞はそんなこと絶対言わないし。悪かったよ」
「へえ。幼馴染がしないことをアタシにやらせるんだ? ヘンタイ……でも――」
マイは立ちあがると湊のそばに寄ってきて、
「アタシとしてはすっごいイヤなんだけど? 男の人を喜ばせるのがアタシの仕事だし、湊さんを喜ばせるのがアタシのお礼って決めたから――」
マイは両脚をそろえて、ミニスカートの裾をつまむように持つ。
「いい? いくわよ!」
マイは中が見えそうで見えないミニスカートの裾をつまんで、ソロソロとあげる。
(え! まさかの実技込み! マジか?)
冗談でやるとしても、座ったままセリフを言うだけだろうと決めつけていた自分に反省!
湊は熱い視線をマイの股間に縫いつけた。
「み、みなとくん、だぁーいすきっ! マイのおパンツ見せてあげるから元気だして! ね!」
最後はニコっと笑顔で小首をかしげてみせる。
マイの黒い紐パンが顕になる。
「うう……こんな、みんながいる場所で……エッチするより恥ずい……。ねえ、元気出た? 出たよね! ハイおしまい!」
赤ら顔でマイはパンツを隠した。
(あんなにガードの固かった舞が……、しかも黒の紐パンだと! ……いやいやいや、ちがう! この子は別人、静まれ俺のパトス。……それにしても、即興でアレンジまでしてくるとは、まさにプロ。でも、なるほどね……俺を喜ばせるのがお礼っていうことは――)
「さっきからずっとニヤニヤして、キモいんですけど?」
「……ありがとう……でもまだなんかね、元気がね……出ないんだよね。お礼が足りないというか――」
ため息まじりに湊は視線をマイからそらした。
「はあ? ちょっと冗談でしょ! JKの生パン見ておいてナニ言ってんの? もしかして調子にのってない?」
腰に手をあてるマイ。勢いでぽよんとおっぱいが揺れた。
「て、言われてもね。事実だからしょーがない……」
湊は頭のなかで、次はナニをやってもらおうか、作戦を練っていた。
「うぐっ……ま、まあとりあえず、飲みなおそ? ね、ね! はい、かんぱーい!」
こっちの世界の照明は、火とリステン光石と呼ばれる、魔法の源〈エレムト〉を注ぎ込むことで光を放つ魔法石を利用したものが主流だ。
電気はない。
毎日、日没が近づくと、〈外灯士〉と呼ばれる仕事人が街の内外に設置された外灯に明かりを点けてまわっていく。
昼と違って夜の外は危険である。盗賊や獣、魔物、悪霊がうごめきだす。
そのような危険と隣合わせで、今日も外灯士は明かりを点けていく。
§
商業地域にある東西に伸びた中央通りから外れた一画――旧市街にある歓楽街ともいうべき場所にやって来た。
外灯や店の明かりが夜の姿を映し出す。
ピンクに紫といった派手な光に照らされた店が立ち並ぶ。
行き交う男どもは皆、酒に酔い、呼び込みの娼婦にちょっかいを出したり、大声で歌ったり、踊ったり、喧嘩したりと、とにかく騒がしい。
「着いたよ。さ、入って入って」
女が店の扉を開けると、そこは酒場、宿屋、娼館を兼ねた酒場宿だった。
酒と肉、男の汗と女の香水が混ざり合った、なんともいえない熱気が湊の身体を通り抜けていった。
「あ、マイちゃん! おかえりなさ~い。遅かったね。えっとぉ、その人はお客さま? いらっしゃいませえ。ゆっくりしていってくださいね」
両手にビールジョッキを持った背の低い女の子が声をかけてきた。
歳は湊と同い年くらい。
クリーム色のふわふわなショートカット。
胸の開いたブラウスから、ふっくら膨れ上がった白パンのように、すべすべ肌の双丘が見え隠れしている。
下はミニスカートを履いて、足元は靴底の浅いパンプス。
素肌をたくさん露出させたその姿は、男の色情を湧かせるには十分だ。
マイに導かれるまま、壁際のテーブル席に座る。
「さっきの子、可愛いでしょ? パンナちゃんといって、このお店のナンバー3なんだよね。あーはやくアタシも上に昇りつめたい。あ、ごめんね。ちょっと待ってて? 飲み物となにか食べる物持ってくるから。あ、ぜんぶアタシのおごりだから安心して。お礼っということで」
「……あ、ああ」
と、顔の見えない女の子の背中を見送る。
店と聞いて、やって来たのはいいが、想像していたのとは違っていた。
(てっきりお食事処か酒場宿と思っていたが、まさかのサカり場とはな)
賭博に興じる職人たち。
談笑に浸っている勤務を終えた兵士。
どのテーブル席にも女の子が男たちの間に座って、場を盛り上げている。
近くでは冒険者風情のおっさんが、胸元と背中の開いたドレスを着た女の子の腰に太腕をまわして酒を飲み干している。
それからジョッキを勢いよく置くと、女の子の華奢な肩を抱きかかえ、
「よし、そろそろ行くかー!」
「その前に前金。五五ペリング」
「お、わりぃわりぃ、ほら」
おっさんはテーブルに硬貨を置いた。
「ありがとうございます! じゃあ行こ」
女の子は満面の笑みでおっさんの腕をつかむ。
「キャっ! もー! まだだめですってば!」
「ガハハハ! そうかそうか!」
おっさんは何度も女の子の尻を撫でながら、店の端にある階段を昇っていった。
「お待たせー! はい、お飲み物でーす」
いきなり視界に入ってきたのは見たことのない顔の少女だった。
いや、それは当然か。さっきまでずっと、頭からフードを被っていたし、顔も目から下半分は黒色のヴェールに隠れていたのだから。
ただ、見たことのない顔っていうのは間違っていて、じつは知っている顔だったりする。
「やっぱり舞だ」
「うん、そう。アタシ、マイ。助けてもらった時にも訊いたけど、前にどこかで会ったことあったっけ? でもその前に、カンパイしよっか。はい、カンパーイ!」
互いのジョッキをぶつけ、乾いた喉に恐る恐る流し込む。
「甘っ! 辛っ!」
「レモン蜂蜜酒だよ。胡椒がピリリと効いていいでしょ? アタシ、これ好きなんだよねー。あ、食べるものは他の子が持ってくるから」
少女の爪にはミントブルーのマニキュアが塗られ、手首にはシュシュが巻かれていた。
「舞はいつからここに?」
「ストップ!」
「ん? どうした?」
「まずは自己紹介しない? なんかお兄さん。アタシを他の子と間違えているようだし。アタシはお兄さんと会ったのはたぶん、今日が初めてだと思う」
(一時的な記憶喪失なのか? とにかく、ここは言われたとおりにするか)
「わかった。じゃあ、俺からな」
「はーい!」
§
三〇分後、
湊は額に手を当てていた。酒が回っていたからではない。
「まあ……これからよ、これから! もしかしたら、その幼馴染の舞ちゃんも、こっちの世界にいるかもしれないでしょ?」
「おう……」
「でも、湊さんがアタシと同じ異世界転生者と聞いて、ちょっと嬉しいかも?」
「いや。俺は異世界からじゃねーから。仮想世界からだから――」
「そんな細かいこと、気にするな若者よ! 同じ日本人じゃないか!」
「いや。俺は日本出身じゃねーから。〈ジパング〉出身だから――」
「えー、アタシの所ではジパング、イコール、日本なんですけどぉ?」
話してみて改めて、幼馴染の舞じゃないと実感する。
期待していただけに、この裏切られたような気持ちをどうやって埋め合わせればいいのか?
「はあ……」
湊は顔を上げた。
サラサラな亜麻色のストレートロングが、実に似合っている。
目もぱっちりとして、顔は可愛さと綺麗さが同居している。
本名、柊《ひいらぎ》マイは湊の知る乙ノ羽舞と同じ一七歳で湊より二つ下である。
ちなみにこっちの世界――というよりもこのダームスフィア王国では、一四歳以上は成人とみなされる。
「マイちゃんさあ、ちょっといい?」
「ん、なになにー?」
「『湊くん大好きっ! パンツ見せてあげるから元気出して!』と言ってみて」
「……は? キモ……」
マイが一気に冷めた目で睨めつけてきた。
「……デスヨネー。ほんのジョークだし。舞はそんなこと絶対言わないし。悪かったよ」
「へえ。幼馴染がしないことをアタシにやらせるんだ? ヘンタイ……でも――」
マイは立ちあがると湊のそばに寄ってきて、
「アタシとしてはすっごいイヤなんだけど? 男の人を喜ばせるのがアタシの仕事だし、湊さんを喜ばせるのがアタシのお礼って決めたから――」
マイは両脚をそろえて、ミニスカートの裾をつまむように持つ。
「いい? いくわよ!」
マイは中が見えそうで見えないミニスカートの裾をつまんで、ソロソロとあげる。
(え! まさかの実技込み! マジか?)
冗談でやるとしても、座ったままセリフを言うだけだろうと決めつけていた自分に反省!
湊は熱い視線をマイの股間に縫いつけた。
「み、みなとくん、だぁーいすきっ! マイのおパンツ見せてあげるから元気だして! ね!」
最後はニコっと笑顔で小首をかしげてみせる。
マイの黒い紐パンが顕になる。
「うう……こんな、みんながいる場所で……エッチするより恥ずい……。ねえ、元気出た? 出たよね! ハイおしまい!」
赤ら顔でマイはパンツを隠した。
(あんなにガードの固かった舞が……、しかも黒の紐パンだと! ……いやいやいや、ちがう! この子は別人、静まれ俺のパトス。……それにしても、即興でアレンジまでしてくるとは、まさにプロ。でも、なるほどね……俺を喜ばせるのがお礼っていうことは――)
「さっきからずっとニヤニヤして、キモいんですけど?」
「……ありがとう……でもまだなんかね、元気がね……出ないんだよね。お礼が足りないというか――」
ため息まじりに湊は視線をマイからそらした。
「はあ? ちょっと冗談でしょ! JKの生パン見ておいてナニ言ってんの? もしかして調子にのってない?」
腰に手をあてるマイ。勢いでぽよんとおっぱいが揺れた。
「て、言われてもね。事実だからしょーがない……」
湊は頭のなかで、次はナニをやってもらおうか、作戦を練っていた。
「うぐっ……ま、まあとりあえず、飲みなおそ? ね、ね! はい、かんぱーい!」
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる