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6 こいつ!
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三時間後。
閉店時間はとうに過ぎ、まわりは後片付けを始めている。
「う……うぅ、それでさあ。アタシってさ、こっちの世界に飛ばされる前から援助交際してたじゃない?」
(知らねーし……てか、まさかの泣き上戸。男をもてなして喜ばせるのが仕事じゃなかったのか? 俺まで暗い気持ちにさせてどうする……まあ、悪い気はしないけどな――)
なぜなら、話しているうちにマイは隣に座ってきて、湊にぴったりと体を密着させていたからだ。
マイが湊の右腕にしがみつくたびに、やわらかな少女の胸の谷間が湊の目を楽しませた。
「……どうして、エンコーしてたの?」
半分、眠りかけのマイになんとなしに訊いてみた。
「ん? そんなの決まってんじゃん。家が超貧乏だったから。アタシんちはさ、パパとママと弟がひとりいたの。それまではアタシの家はセレブだったんだよ。でもねアタシが一三歳のとき、パパはウィルスに感染して死んじゃった。その一年後にママは再婚して、アタシに新しいパパができた。新しいパパはアタシになんでも買ってくれたし、優しくしてくれた。でも、アタシが一五歳になった日の夜。アタシが寝ていたらパパが部屋にやってきて……」
(しまった! 地雷を踏んでしまった……)
話の内容としても、その後のことはロクな展開しか思い浮かばない。
「おい、もう話すな――」
湊が止めるもマイは首を横に振った。
「いいの。話したい気分だから……なぜだかわかんないけど、湊さんには最後まで聞いてほしいんだ……」
そう言われて湊は気づいた。
前の世界でマイはずっと、ひとりぼっちだったのだと。
転生してからも、そのひとりぼっちは続いている――。
「わかった。聞くよ……」
マイの頭を軽く撫でた。
マイはこくりと頷いて、
「その次の日の夜、今度はママがアタシを殺そうと、首を締めてきた。『あんたが正之さんを誘惑したんでしょ! あんたのせいで、家はめちゃくちゃよ!』だって。もう意味分かんなくない? アタシは被害者なのに。それからのアタシは家にあまり帰らなくなった。帰りたくなかった。だって怖いじゃん。それでも、ときどきは学校の友だちと会ってたんだけど、だんだんとその友だちのことも信じられなくなっていった。その明るい顔はウソなんでしょ? って」
一呼吸おいて、マイはつづけた。
「そうやって人と会わなくなっていくうちに、お金もなくなって、着ている服も汚れていくし……。その頃にはもうさ。笑顔でアタシに近寄ってくる人たちみんな、善人に見えなくなってた。紹介された里親とか更生施設、孤児院の人たち。みんなアタシを喰い物にしようとしている。そんな中学生がさ、行き着く先なんてもう決まってんじゃん――」
マイが見つめてくる。その瞳の奥には自責の念が潜んでいるかのようだ。
「昼間は、ネットで知り合った同年代のヤツと街でロクでもないことではしゃいで。夜は知らない男の人の家に泊まらせてもらって、こっちはヤラせてあげるの。で、ある日、いつものように街の公園で遊んでいたらさ。アタシにマジに惚れた男が目の前に現れたんだ。そいつ、誰だと思う? ねえ、答えてみてよ」
(重い……重すぎるっ。それにこれはもう、俺の知ってる舞の人生とはあまりにもかけ離れている)
「ネットで知り合った同年代の誰かとか? それか泊まった家の誰かだろ?」
「ぶー。正解は正之さぁん。アタシの義理のパパでしたー。でね、久しぶりに会ったパパはやつれた顔で、手に包丁を握っていた。その包丁は赤黒く染まっていたんだ。そしてアタシに色々とわけわかんないこと言っていたけど、最後のセリフだけは覚えてる。頭からどうしても消えないんだよね。くやしいことに」
そこでマイは一呼吸おいた。
いつの間にか、後片付けをしていたはずの女の子たちがまわりに集まっていた。
「『見てごらんマイ、これはママの血だよ。ママはマイを殺そうとしたからね。だからパパが代わりに殺しておいたよ。これで邪魔者はいなくなった』それからのアタシは地べたに仰向けになって空を見あげていたんだ。そしてパパはアタシにまたがって、何度も包丁を振り下ろすの。『愛してる愛してる愛してる。パパもすぐに逝くから、先に待っていなさい』って。もうさ。白昼堂々、家族連れの公園で公開処刑って、どこの世界のドラマだよって話」
じっと見つめてきたマイだったがすぐに表情をゆるめ、「ふう」とため息まじりに言った。
「こうしてアタシは死んで、この世界に来たわけ。それでこっちの世界で暮らし始めてわかったことは、そう簡単に自分を変えることはできないってこと。特にお金がからむ部分はね。そもそも稼ぎ方なんて、ひとつしか知らないし」
湊は、グラスのなかでほとんど溶けてしまい、飴玉のようになった氷を口のなかに放り込んだ。
「そんなことないだろ? どこでもいいから、バイトとかすればいいじゃん。バイトがこっちの世界にあるのかは、知らないけど」
それを聞いて、マイはため息をつくと、
「……はあ、男ってほんと女子の話、聞かないよね」
まわりの女の子たちも、ウンウンと頷いていることに湊は気づいていない。
「さっき、アタシは善人面して近づいてくる人は信用できないって、言ったでしょ?」
「……たしかにそう言ってたな。うん、言ってた……」
そう返す湊にマイはため息をついて、
「でもさ、いまのお仕事はそんなこと関係ないんだよね。男どもはみんな初めっから、女の子の穴が目的だから」
「言い方……」
「とまあ、こんな感じ」
「そっか……なんか悪かったな」
「どうして?」
「どうしてって、辛いことを思い出させたようでさ。俺、余計なこと訊いちゃったよな。その、ほんとごめん……」
立ちあがって、深々と頭をさげる。
「……っぷ! くすくすぅ」
「――へ?」
面をあげると、したり顔でマイが眉を吊り上げていた。
「ぜ~んぶウッソー!」
「あ?」
「いまのはぜ~んぶ。ウソでしたー!」
「な……んだと!」
「エンコーの理由なんて、お金と単にアタシがヤりたかった。それ以外に他にナニがあんの? だって気持ちいーでしょ? エッチ」
「おい……俺のセンチな気持ちを返せ……」
まわりに集まっていた女の子たちの固くなっていた表情も、おだやかなものになっていた。
「でもよかった。そのお話が本当のことじゃなくて。そもそもマイちゃんが他の世界から来たなんて信じられないよ」
そう言ったのはパンナだった。店の入り口で声をかけてきた、ゆるふわな少女だ。
「だよねー!」
マイは笑ってみせた。
違和感。
(それって、おかしくないか……)
湊は何かを見透かすかのようにマイをじっと見つめた。目が合った瞬間、マイは視線をそらした。
「だってマイちゃん、私たちと暴露大会でお話した時は、エッチを極めたいから~とか言ってたもんね」
「あー、たしかにそんなこと言ってたかも~」
と、まわりの女の子たちも笑う。
「でもマイちゃん。そんな怖くて悲しいお話、二度としないでね」
「……ごめーん、もうしませーん」
パンパン!
誰かが手をたたいた音に、女の子たちが一斉にかしこまる。
「みんな。お片付けは終わったの? お客さまとの夜伽がある子は早く準備なさい」
真っ白な肌に、腰まで伸びた漆黒の髪と同じ色をしたドレス。
この店のオーナー、セントルアーナだ。
女の子たちからは敬慕と親しみを込めてマダムと呼ばれている、母親的な存在だ。
「はーい」と、女の子たちが散っていくなか、マダムが優雅な足取りで近づいてくる。
「マイ」
「はい」
「そのお客さまが、あなたを助けたという、お方ですか?」
「はい、そうです」
「そう……」
RPGでいえば妖艶な爆乳黒魔法使いともいうべきか、そんな大人の女性が湊の前で立ち止まる。
「鶴春湊さま。ご挨拶が遅くなりまして、大変申し訳ございません」
セントルアーナが腰を深く落とし頭を垂れる。
そんなセントルアーナを見て、マイも慌てて長身の女性に並び、「申し訳ございません」と、同じポーズを取る。
「このたびは私どものマイが大変、お世話になりました」
「したー」
「今日のことはマイから話を聞き、急遽、お礼の席を設けさせていただきましたが、お酒とお食事の方はいかがでございましたでしょうか?」
「しょうかー」
「美味しかったです!」
着飾った言葉が思い浮かばなかったので、思ったことをそのまま伝えた。
「それを聞いて安心いたしました。ですが、お礼はこれで終わりではございません」
「いやいや。もう十分、お礼はいただきました! パンツとか」
マイが睨んできたが、目を合わせないよう湊は視線をそらす。
「それにもう閉店時間過ぎてるし、こっちこそ長居してすみません。俺もう出ますね」
「それでは示しがつきません、湊さま。つきましては、マイとの同衾で持ちましてすべてのお礼とさせていただきとう存じます」
「ええっ!」
驚いたのは湊ではない。
「アタシが、ですか? あの~……初耳なんですけどぉ?」
「当然です。わたしが、いま決めました」
「うぐっ……」
微笑むマダム。反論できないマイ。
(同衾、つまりそれは……)
おセックス!
「承知しましたマダム。そこまで言われてお断りするのは返って失礼ってもんですよね。存分に堪能させていただきます!」
(夜はまだまだこれからだぜ!)
閉店時間はとうに過ぎ、まわりは後片付けを始めている。
「う……うぅ、それでさあ。アタシってさ、こっちの世界に飛ばされる前から援助交際してたじゃない?」
(知らねーし……てか、まさかの泣き上戸。男をもてなして喜ばせるのが仕事じゃなかったのか? 俺まで暗い気持ちにさせてどうする……まあ、悪い気はしないけどな――)
なぜなら、話しているうちにマイは隣に座ってきて、湊にぴったりと体を密着させていたからだ。
マイが湊の右腕にしがみつくたびに、やわらかな少女の胸の谷間が湊の目を楽しませた。
「……どうして、エンコーしてたの?」
半分、眠りかけのマイになんとなしに訊いてみた。
「ん? そんなの決まってんじゃん。家が超貧乏だったから。アタシんちはさ、パパとママと弟がひとりいたの。それまではアタシの家はセレブだったんだよ。でもねアタシが一三歳のとき、パパはウィルスに感染して死んじゃった。その一年後にママは再婚して、アタシに新しいパパができた。新しいパパはアタシになんでも買ってくれたし、優しくしてくれた。でも、アタシが一五歳になった日の夜。アタシが寝ていたらパパが部屋にやってきて……」
(しまった! 地雷を踏んでしまった……)
話の内容としても、その後のことはロクな展開しか思い浮かばない。
「おい、もう話すな――」
湊が止めるもマイは首を横に振った。
「いいの。話したい気分だから……なぜだかわかんないけど、湊さんには最後まで聞いてほしいんだ……」
そう言われて湊は気づいた。
前の世界でマイはずっと、ひとりぼっちだったのだと。
転生してからも、そのひとりぼっちは続いている――。
「わかった。聞くよ……」
マイの頭を軽く撫でた。
マイはこくりと頷いて、
「その次の日の夜、今度はママがアタシを殺そうと、首を締めてきた。『あんたが正之さんを誘惑したんでしょ! あんたのせいで、家はめちゃくちゃよ!』だって。もう意味分かんなくない? アタシは被害者なのに。それからのアタシは家にあまり帰らなくなった。帰りたくなかった。だって怖いじゃん。それでも、ときどきは学校の友だちと会ってたんだけど、だんだんとその友だちのことも信じられなくなっていった。その明るい顔はウソなんでしょ? って」
一呼吸おいて、マイはつづけた。
「そうやって人と会わなくなっていくうちに、お金もなくなって、着ている服も汚れていくし……。その頃にはもうさ。笑顔でアタシに近寄ってくる人たちみんな、善人に見えなくなってた。紹介された里親とか更生施設、孤児院の人たち。みんなアタシを喰い物にしようとしている。そんな中学生がさ、行き着く先なんてもう決まってんじゃん――」
マイが見つめてくる。その瞳の奥には自責の念が潜んでいるかのようだ。
「昼間は、ネットで知り合った同年代のヤツと街でロクでもないことではしゃいで。夜は知らない男の人の家に泊まらせてもらって、こっちはヤラせてあげるの。で、ある日、いつものように街の公園で遊んでいたらさ。アタシにマジに惚れた男が目の前に現れたんだ。そいつ、誰だと思う? ねえ、答えてみてよ」
(重い……重すぎるっ。それにこれはもう、俺の知ってる舞の人生とはあまりにもかけ離れている)
「ネットで知り合った同年代の誰かとか? それか泊まった家の誰かだろ?」
「ぶー。正解は正之さぁん。アタシの義理のパパでしたー。でね、久しぶりに会ったパパはやつれた顔で、手に包丁を握っていた。その包丁は赤黒く染まっていたんだ。そしてアタシに色々とわけわかんないこと言っていたけど、最後のセリフだけは覚えてる。頭からどうしても消えないんだよね。くやしいことに」
そこでマイは一呼吸おいた。
いつの間にか、後片付けをしていたはずの女の子たちがまわりに集まっていた。
「『見てごらんマイ、これはママの血だよ。ママはマイを殺そうとしたからね。だからパパが代わりに殺しておいたよ。これで邪魔者はいなくなった』それからのアタシは地べたに仰向けになって空を見あげていたんだ。そしてパパはアタシにまたがって、何度も包丁を振り下ろすの。『愛してる愛してる愛してる。パパもすぐに逝くから、先に待っていなさい』って。もうさ。白昼堂々、家族連れの公園で公開処刑って、どこの世界のドラマだよって話」
じっと見つめてきたマイだったがすぐに表情をゆるめ、「ふう」とため息まじりに言った。
「こうしてアタシは死んで、この世界に来たわけ。それでこっちの世界で暮らし始めてわかったことは、そう簡単に自分を変えることはできないってこと。特にお金がからむ部分はね。そもそも稼ぎ方なんて、ひとつしか知らないし」
湊は、グラスのなかでほとんど溶けてしまい、飴玉のようになった氷を口のなかに放り込んだ。
「そんなことないだろ? どこでもいいから、バイトとかすればいいじゃん。バイトがこっちの世界にあるのかは、知らないけど」
それを聞いて、マイはため息をつくと、
「……はあ、男ってほんと女子の話、聞かないよね」
まわりの女の子たちも、ウンウンと頷いていることに湊は気づいていない。
「さっき、アタシは善人面して近づいてくる人は信用できないって、言ったでしょ?」
「……たしかにそう言ってたな。うん、言ってた……」
そう返す湊にマイはため息をついて、
「でもさ、いまのお仕事はそんなこと関係ないんだよね。男どもはみんな初めっから、女の子の穴が目的だから」
「言い方……」
「とまあ、こんな感じ」
「そっか……なんか悪かったな」
「どうして?」
「どうしてって、辛いことを思い出させたようでさ。俺、余計なこと訊いちゃったよな。その、ほんとごめん……」
立ちあがって、深々と頭をさげる。
「……っぷ! くすくすぅ」
「――へ?」
面をあげると、したり顔でマイが眉を吊り上げていた。
「ぜ~んぶウッソー!」
「あ?」
「いまのはぜ~んぶ。ウソでしたー!」
「な……んだと!」
「エンコーの理由なんて、お金と単にアタシがヤりたかった。それ以外に他にナニがあんの? だって気持ちいーでしょ? エッチ」
「おい……俺のセンチな気持ちを返せ……」
まわりに集まっていた女の子たちの固くなっていた表情も、おだやかなものになっていた。
「でもよかった。そのお話が本当のことじゃなくて。そもそもマイちゃんが他の世界から来たなんて信じられないよ」
そう言ったのはパンナだった。店の入り口で声をかけてきた、ゆるふわな少女だ。
「だよねー!」
マイは笑ってみせた。
違和感。
(それって、おかしくないか……)
湊は何かを見透かすかのようにマイをじっと見つめた。目が合った瞬間、マイは視線をそらした。
「だってマイちゃん、私たちと暴露大会でお話した時は、エッチを極めたいから~とか言ってたもんね」
「あー、たしかにそんなこと言ってたかも~」
と、まわりの女の子たちも笑う。
「でもマイちゃん。そんな怖くて悲しいお話、二度としないでね」
「……ごめーん、もうしませーん」
パンパン!
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「みんな。お片付けは終わったの? お客さまとの夜伽がある子は早く準備なさい」
真っ白な肌に、腰まで伸びた漆黒の髪と同じ色をしたドレス。
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女の子たちからは敬慕と親しみを込めてマダムと呼ばれている、母親的な存在だ。
「はーい」と、女の子たちが散っていくなか、マダムが優雅な足取りで近づいてくる。
「マイ」
「はい」
「そのお客さまが、あなたを助けたという、お方ですか?」
「はい、そうです」
「そう……」
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「鶴春湊さま。ご挨拶が遅くなりまして、大変申し訳ございません」
セントルアーナが腰を深く落とし頭を垂れる。
そんなセントルアーナを見て、マイも慌てて長身の女性に並び、「申し訳ございません」と、同じポーズを取る。
「このたびは私どものマイが大変、お世話になりました」
「したー」
「今日のことはマイから話を聞き、急遽、お礼の席を設けさせていただきましたが、お酒とお食事の方はいかがでございましたでしょうか?」
「しょうかー」
「美味しかったです!」
着飾った言葉が思い浮かばなかったので、思ったことをそのまま伝えた。
「それを聞いて安心いたしました。ですが、お礼はこれで終わりではございません」
「いやいや。もう十分、お礼はいただきました! パンツとか」
マイが睨んできたが、目を合わせないよう湊は視線をそらす。
「それにもう閉店時間過ぎてるし、こっちこそ長居してすみません。俺もう出ますね」
「それでは示しがつきません、湊さま。つきましては、マイとの同衾で持ちましてすべてのお礼とさせていただきとう存じます」
「ええっ!」
驚いたのは湊ではない。
「アタシが、ですか? あの~……初耳なんですけどぉ?」
「当然です。わたしが、いま決めました」
「うぐっ……」
微笑むマダム。反論できないマイ。
(同衾、つまりそれは……)
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