2 / 55
2 目覚め
しおりを挟む
「久々にやりあえる…」
僕たちは二人掛かりで彼を攻撃した。
しかし彼は防御してはカウンター。
そして僕達は立て直し何度も攻撃としばらく変化は無かった。
なんとか自分の家は守れる。そう思った矢先だった。
相手は突如として変な笑みを浮かべた。
「膠着してもあれだ。スカッと行こうスカッと。」
いきなり高くジャンプすれば彼の腕は闇の魔法陣で包まれ、
「バァァアニング!!!!」
地面を思いっきり叩けば一気に衝撃波と共に闇の波動が起こり、僕の住む街を一気に吹き飛ばした。
「防御態勢に入れ!」
父さんに声をかけられはじめて防御態勢に入る。
眼を瞑っていたため街の様子はわからなかったがしばらくし眼を開けると僕は絶句した。
家々は崩壊し、人も瓦礫に埋もれ、街は街で無くなった。幸いにも埋もれていない人が埋もれた人を助け合うなどの救助活動を行なっており、父さんが避難を指示。人は僕等2人しかいなくなった。
「何故このようなことをするんだ!?」
僕は語気が強まっていた。僕の迫真の顔をあざ笑うかのように彼はニヤつきながら答えた。
「我らTartarosは人間を消滅する為に行う行為だが?」
何だ?Tartarosって、ASGALSから公式発表ないぞ?つか人間消滅?どういうこと?
色々と考えたが何より先に怒りが込み上げた。
僕の生まれ育った街。楽しさも悲しみの悔しさも面白さも…全てを此処で味わってきた。友達とも仲良くした。たまにはふざけあった。
そんな思い出のある街を一瞬で揉みくちゃに、壊された。
僕の心に怒りの炎と正義の光が生まれた。
「くそったれが…何故だ…何故なんだ!!!」
その途端僕の右腕は炎と明るい光が出始める。本来アヌビスだ。何故だろうか。アヌビスからは出ないはずなのに。ポケットが光りだし見ると能力交換した証拠となるリングがあった。
「ならなんだこれは…!」
収まると僕の手は炎に包まれた。そして目も赤く、髪も一部分のみ赤くなっていた(らしい)。
「あ…天照様…だと。」
父を見ると驚愕し腰を抜かしていた。その証拠に日本の神である印となる特殊な紋章が手の甲に付いていた。しかもトップクラスのため星が一つ付いていた。
「貴方と共に参ります…。正義の為に今戦うのです。」
頭に突然響いた声。恐らく天照と察していたがまさかそうだったとは。
やるならやってやる。やり通してみせる。
僕は拳を上げ一気に攻撃した。彼は苦しい顔を浮かべる。
「っ!いきなり能力交換だと…!!聞いていない!!」
必死で彼なりの全力の技を返しているのだろう。しかし僕には無用だった。
「唸れ、天照の刃よ。悪に染まる者に大いなる厳罰を!!」
そう言うと炎で作った剣で相手を攻撃。遂には相手もよろめき出す。
「まだまだよ…!!」
彼は大きな波動砲をぶっ放した。それは最初の衝撃波以上のものだ。
僕はこの時不思議に冷静に考えた。死を何故か恐れなかった。
父さんはびびってたのに。
僕は腰を低く構え一気に剣を振り抜いた。
波動砲はV字に切断され爆発。隙を逃さなかった僕は炎が一段と燃え上がった剣で攻撃する。彼の心臓と思われる場所に当たり彼は倒れた。
するとどうだ。本来能力を使っているのであれば能力は解除され僕のように容姿が変わっているのなら元に戻るのに、彼は一気に消えていったのだ。
僕はふっとため息を着くと周りを見渡した。やはり変わらぬ街の姿。僕は悲しくなった。
「大丈夫か!!!」
父さんに声を掛けられ初めてハッと気がついた。
「あぁ…しかしどういう事?いきなり能力変化って…」
「わからない。だけども天照様はお前を認めたのではないか?」
「ならいいんだけど…」
僕は元に戻った。そして手の甲を見る。
認められた…か。日本のトップクラスの神様に認められたのなら期待に応えないと。 そう意気込んだ。
「大丈夫ですか!?怪我はないですか!?」
近寄ってくる1人の男性。若そうだ。しかしよく見るとASGALSの隊員だった。防護服着てるもん。当たり前だ。
「まぁ…大丈夫ですが…」
「なら良かったです…。しかしながら一つ聞きますとあの炎は貴方の能力ですか?」
「え…まぁ…はぁ」
まだ僕は「僕の能力です!」なんて自信あるような言い方は出来なかった。
そしてこの一言が僕を驚愕させた。
「君、良かったらASGALSに来ないか?」
僕たちは二人掛かりで彼を攻撃した。
しかし彼は防御してはカウンター。
そして僕達は立て直し何度も攻撃としばらく変化は無かった。
なんとか自分の家は守れる。そう思った矢先だった。
相手は突如として変な笑みを浮かべた。
「膠着してもあれだ。スカッと行こうスカッと。」
いきなり高くジャンプすれば彼の腕は闇の魔法陣で包まれ、
「バァァアニング!!!!」
地面を思いっきり叩けば一気に衝撃波と共に闇の波動が起こり、僕の住む街を一気に吹き飛ばした。
「防御態勢に入れ!」
父さんに声をかけられはじめて防御態勢に入る。
眼を瞑っていたため街の様子はわからなかったがしばらくし眼を開けると僕は絶句した。
家々は崩壊し、人も瓦礫に埋もれ、街は街で無くなった。幸いにも埋もれていない人が埋もれた人を助け合うなどの救助活動を行なっており、父さんが避難を指示。人は僕等2人しかいなくなった。
「何故このようなことをするんだ!?」
僕は語気が強まっていた。僕の迫真の顔をあざ笑うかのように彼はニヤつきながら答えた。
「我らTartarosは人間を消滅する為に行う行為だが?」
何だ?Tartarosって、ASGALSから公式発表ないぞ?つか人間消滅?どういうこと?
色々と考えたが何より先に怒りが込み上げた。
僕の生まれ育った街。楽しさも悲しみの悔しさも面白さも…全てを此処で味わってきた。友達とも仲良くした。たまにはふざけあった。
そんな思い出のある街を一瞬で揉みくちゃに、壊された。
僕の心に怒りの炎と正義の光が生まれた。
「くそったれが…何故だ…何故なんだ!!!」
その途端僕の右腕は炎と明るい光が出始める。本来アヌビスだ。何故だろうか。アヌビスからは出ないはずなのに。ポケットが光りだし見ると能力交換した証拠となるリングがあった。
「ならなんだこれは…!」
収まると僕の手は炎に包まれた。そして目も赤く、髪も一部分のみ赤くなっていた(らしい)。
「あ…天照様…だと。」
父を見ると驚愕し腰を抜かしていた。その証拠に日本の神である印となる特殊な紋章が手の甲に付いていた。しかもトップクラスのため星が一つ付いていた。
「貴方と共に参ります…。正義の為に今戦うのです。」
頭に突然響いた声。恐らく天照と察していたがまさかそうだったとは。
やるならやってやる。やり通してみせる。
僕は拳を上げ一気に攻撃した。彼は苦しい顔を浮かべる。
「っ!いきなり能力交換だと…!!聞いていない!!」
必死で彼なりの全力の技を返しているのだろう。しかし僕には無用だった。
「唸れ、天照の刃よ。悪に染まる者に大いなる厳罰を!!」
そう言うと炎で作った剣で相手を攻撃。遂には相手もよろめき出す。
「まだまだよ…!!」
彼は大きな波動砲をぶっ放した。それは最初の衝撃波以上のものだ。
僕はこの時不思議に冷静に考えた。死を何故か恐れなかった。
父さんはびびってたのに。
僕は腰を低く構え一気に剣を振り抜いた。
波動砲はV字に切断され爆発。隙を逃さなかった僕は炎が一段と燃え上がった剣で攻撃する。彼の心臓と思われる場所に当たり彼は倒れた。
するとどうだ。本来能力を使っているのであれば能力は解除され僕のように容姿が変わっているのなら元に戻るのに、彼は一気に消えていったのだ。
僕はふっとため息を着くと周りを見渡した。やはり変わらぬ街の姿。僕は悲しくなった。
「大丈夫か!!!」
父さんに声を掛けられ初めてハッと気がついた。
「あぁ…しかしどういう事?いきなり能力変化って…」
「わからない。だけども天照様はお前を認めたのではないか?」
「ならいいんだけど…」
僕は元に戻った。そして手の甲を見る。
認められた…か。日本のトップクラスの神様に認められたのなら期待に応えないと。 そう意気込んだ。
「大丈夫ですか!?怪我はないですか!?」
近寄ってくる1人の男性。若そうだ。しかしよく見るとASGALSの隊員だった。防護服着てるもん。当たり前だ。
「まぁ…大丈夫ですが…」
「なら良かったです…。しかしながら一つ聞きますとあの炎は貴方の能力ですか?」
「え…まぁ…はぁ」
まだ僕は「僕の能力です!」なんて自信あるような言い方は出来なかった。
そしてこの一言が僕を驚愕させた。
「君、良かったらASGALSに来ないか?」
0
あなたにおすすめの小説
ゴミ捨て場領主のクラフト無双 ~最弱魔法【分解と合成】で領地を黄金郷に変えたら、俺を見下していた大貴族令嬢たちが掌を返してすり寄ってきた件~
namisan
ファンタジー
東西南北の大貴族から「毒の川」「凶暴な魔獣」「莫大な借金」を押し付けられ、王国の『ゴミ捨て場』と化したローゼンベルク領。
父と兄を謀殺され、その絶望の領地を押し付けられた無能貴族のアークは、領地の分割を企む高慢な令嬢たち(王女、公爵令嬢、姫将軍など)に嘲笑われていた。
だが、彼には現代の知識と、隠された最強チート能力があった!
触れたものを瞬時に素材に戻し、全く別のモノに作り変える神の御業――【分解と合成】。
「毒の川」を分解して『超高価な宝石と純水』へ!
「魔獣の死骸」と「瓦礫」を合成して『絶対に壊れない防壁』へ!
借金取りには新素材を高値で売りつけ、逆に敵の経済を支配していく。
圧倒的なクラフト能力で、瞬く間にゴミ捨て場を「無敵の黄金郷」へと作り変えていくアーク。
己の敗北を悟り、震え上がる悪徳貴族と高慢な令嬢たち。
さらに、アークの圧倒的な知略と底知れぬ実力は、気高い令嬢たちの本能に深く刻み込まれていく。
「どうか、私をあなたの手駒としてお使いください……っ!」
プライドを完全にへし折られた最高位の美少女たちは、いつしかアークの与える『恩恵』なしでは生きられないほど、彼に絶対の忠誠と依存を誓うようになっていく――。
最弱のゴミ捨て場から始まる、爽快クラフト内政&ざまぁファンタジー、堂々開幕!
いっとう愚かで、惨めで、哀れな末路を辿るはずだった令嬢の矜持
空月
ファンタジー
古くからの名家、貴き血を継ぐローゼンベルグ家――その末子、一人娘として生まれたカトレア・ローゼンベルグは、幼い頃からの婚約者に婚約破棄され、遠方の別荘へと療養の名目で送られた。
その道中に惨めに死ぬはずだった未来を、突然現れた『バグ』によって回避して、ただの『カトレア』として生きていく話。
※悪役令嬢で婚約破棄物ですが、ざまぁもスッキリもありません。
※以前投稿していた「いっとう愚かで惨めで哀れだった令嬢の果て」改稿版です。文章量が1.5倍くらいに増えています。
結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。
【本編完結】転生令嬢は自覚なしに無双する
ベル
ファンタジー
ふと目を開けると、私は7歳くらいの女の子の姿になっていた。
きらびやかな装飾が施された部屋に、ふかふかのベット。忠実な使用人に溺愛する両親と兄。
私は戸惑いながら鏡に映る顔に驚愕することになる。
この顔って、マルスティア伯爵令嬢の幼少期じゃない?
私さっきまで確か映画館にいたはずなんだけど、どうして見ていた映画の中の脇役になってしまっているの?!
映画化された漫画の物語の中に転生してしまった女の子が、実はとてつもない魔力を隠し持った裏ボスキャラであることを自覚しないまま、どんどん怪物を倒して無双していくお話。
設定はゆるいです
はじめまして、私の知らない婚約者様
有木珠乃@『ヒロ弟』コミカライズ配信中
ファンタジー
ミルドレッド・カーマイン公爵令嬢は突然、学園の食堂で話しかけられる。
見覚えのない男性。傍らには豊満な体型の女性がいる。
けれどその女性から発せられた男性の名前には、聞き覚えがあった。
ミルドレッドの婚約者であるブルーノ王子であることを。
けれどミルドレッドの反応は薄い。なぜなら彼女は……。
この世界を乙女ゲームだと知った人々による、悪役令嬢とヒロイン、魔女の入れ替え話です。
悪役令嬢を救いたかったはずなのに、どうしてこんなことに?
※他サイトにも掲載しています。
勝手にしろと言われたので、勝手にさせていただきます
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* ショートショートです。あっさり終わります
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
転生幼女の国家級チート図書館~本を読むだけで技術が進化する世界で、私だけ未来知識持ちでした~
ハリネズミの肉球
ファンタジー
目が覚めたら、私は5歳の幼女だった。
しかもそこは――
「本を読むだけで技術が進化する」不思議な異世界。
この世界では、図書館はただの建物じゃない。
本を理解すればするほど、魔道具も、農業も、建築も“現実にアップデート”される。
だけど。
私が転生した先は、王都から見捨てられた辺境の廃図書館。
蔵書は散逸、予算ゼロ、利用者ゼロ。
……でもね。
私は思い出してしまった。
前世で研究者だった私の、“未来の知識”を。
蒸気機関、衛生管理、合金技術、都市設計、教育制度。
この世界の誰も知らない未来の答えを、私は知っている。
だったら――
この廃図書館、国家級に育ててみせる。
本を読むだけで技術が進化する世界で、
私だけが“次の時代”を知っている。
やがて王国は気づく。
文明を一段階進めたのは――5歳の幼女だったと。
これは、最弱の立場から始まる、知識による国家再設計の物語。
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる