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3章
37 人龍
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石碑の周りに大きな魔法陣が現れる。
僕らは何をすればいいかわからなかった。
が、まるで運命に導かれるように、魔法陣に乗った。
何故かはわからない。だけど、自然に体が動いた。
石碑はずずずと下がると、魔法陣ごと、ずずずと下へ下がる。
だんだん不安になってきたが、逆にレイズオズワルドドラゴンに会えると思うとワクワク感も増すので、不思議なものだ。
さて、しばらく下がっただろうか。
地下は大きな洞窟になっていた。
その洞窟は奥へと、奥へと続いていている。
僕らは道に沿って歩いっていった。気持ち悪いほどに中は静かで、水滴が地面に落ちる音しか聞こえない。周りには鉱石がある。赤、緑、青といったカラフルの鉱石。
だいぶ長い距離を歩き、大きな広場へと出た。
するとそこには、神々しい姿の龍が体を巻いて座っていた。
どこから発しているかはわからないが、龍を照らす木漏れ日が龍を照らし、その龍はものすごく白くて、頭には龍の印である何かが埋まっていた。
そしてゆっくりと目を開けた。
青色の、輝かしい色の瞳。その龍は僕らをじっと見る。
これが、レイズオズワルドドラゴン。これこそが、レイズオズワルドドラゴン。僕は出会えた興奮と共に、かの龍が発する神々しいオーラに圧倒されていた。
「…何用だ。」
喋った。僕は少しビクッと体が反応した。だけど、「人龍」と呼ばれている理由がほんの少しだけ、わかった気がする。
「レイズオズワルドドラゴン様、私達は人族を代表して貴方に会いに来ました。
…どうか、我ら人族に力を貸してください。」
セフェルドルフさんはひざまづいてお願いしたので、僕らもそれに習うように、ひざまついた。
「其方達のやり方で、何十年、何百年と我ら龍族は、住む場所を失った。そしてようやく今、住む場所を得た。が、戦乱はいつも続くばかり。同じことを何百回と繰り返す奴らに、我の力を貸せとでも言うのか。」
低い声で、僕らに語りかける。
セフェルドルフさんは、悔しそうに唇を噛む。
…そりゃそうだ。正論をかまされては、何も言えない。事実、僕らの世界でも人間の都合で絶滅させた動物は何万匹にも及ぶ。
もしかしたらこの世界でもそう言うことがあったのだろう。
だが、僕は力を借りる為にも、言わなければならなかった。
「その繰り返しを終わらせる為に、貴方の力が必要なのです。今、我々人族、特に私達の国ではまたもや戦乱の危機に瀕しています。
平和的解決の為、貴方の力が必要なのです。
どうかご理解を…。」
こうとしか言えない。レイズオズワルドドラゴンはじっと僕らを見つめる。何をしているかはわからないが、伝えることは伝えた。後はレイズオズワルドドラゴンの判断によるしかない。
「…そこの少年と、そこの少女のみ残りそれ以外は今すぐこの場から離れよ。」
それは、僕と優香を指差した。
セフェルドルフさんとフィーナは最初は何故!?と言う表情をしていたが、潔く出て行った。何せ刺激して嫌な印象を与えたくないからだろう。
出た後に、扉らしき岩を閉め僕と優香とレイズオズワルドドラゴンのみとなった。
「…さて、面を上げ、我を見よ。そして話し合おうではないか。」
僕らはもう一度顔を上げて立った。
「…まずは、この姿になろうか。」
そう言って、光を発した。
もう一度見ると、なんと、人族と同じ姿になった。
白髪で、ショート。青の瞳は変わらず、龍の角が2つ生えている。パーカーも着ていて、色は白とシンプル。デニムも履いて、靴も履いている。尻尾は生えていて、翼は…生えていない。恐らく隠しているのだろう。
「この姿の方が、其方らには恐怖を与えないと思ってな。」
「え…あ…いや、とても驚きです…。」
僕ら2人は唖然としていた。人龍と呼ばれるほど高い知能と、話せることができると以前聞いたが人間になれるなんて聞いてはいない。
「まぁいい。さて、本題だが今の状況では、其方らに力を貸せん。」
「何故でしょうか?」
「オズワルドドラゴンを統べる私がいなくなったらどうなる?私が統べているから今は安全なのだが、私がいなければオズワルドドラゴンは大混乱、人族を襲うようになるぞ。」
「そうなのですか…。」
「それに、其方らの強さがわからぬのに力を貸すなど到底できない。」
「…確かにそれはその通りですね。」
優香が頷く。
「なら何故私達2人を残したのですか?」
「君達から聖なる力を感じたのだ。もう2人の片方の方は邪悪な力を感じた。もう片方は…気分だ。」
「気分!?」
ネタに走ったレイズオズワルドドラゴンに僕らは驚いた。
「と言うのは冗談で、本当に2人から聖なる力を感じたから、君らを残したのだ。」
聖なる力…。僕がアマテラスで、優香がガンガー。どちらも最高ルフだからだろうか。
「…君達は我を前に、恐れ退いていない。むしろ堂々としている。私が生きてきて初めてだ。…もし我が今から戦いを始めると言ったらどうする?」
一気に圧力をかけてきた。平然としているが、雰囲気で、オーラで、圧力をかける。
僕は唾を飲んだ。が、堂々として話した。
「むしろ、堂々としていれば何も怖くありません。それが世界を滅ぼす者であれど、誰であろうと。」
優香の真面目の表情。…久々に見た。
多分入隊して、ここに来て以来、ほとんど見ていなかった。やはり、真面目な優香ほど優香らしい。
「私達は守るべきものがあるからです。だからこそ、どんな敵でも、恐れていては何も始まりません。気持ちで負けるのではなく、気持ちだけは、誰にも負けぬようにと、正々堂々としているのです。」
僕も後に続いた。守るべきもの…。それは僕らの街、県、日本、そして世界。あらゆる悪から守る。それがアスガルズのモットーだ。
守るべきものがあるからこそ恐れてはいけない。そう、自分達で学んだ。
守るべきものが無くても、今このように堂々とする。引いてはならない。
「はっはっは!いいではないか、君達気に入ったぞ!
…今から君達の実力を知りたい。1発やってもいいか?」
高笑いした後、戦闘の申し込みを受けた。
「僕は構いませんが…。」
「私も構いません。大歓迎です。」
優香は僕を見てニコッと笑った。よし、ならばやってやろう。
「よしわかった。ならば始めようではないか。」
そういうと壁に手を触れ、コーティングをしているようだ。
「音漏れ、振動、破壊の恐れがないようにコーテイングした。さぁ、始めよう。」
その言葉と同時に僕らは構えた。
「アマテラス!」
「ガンガー!」
2人でルフを発動、僕はアルマを身につける。
一方、レイズオズワルドドラゴンは光輝く槍を持ち、翼を生やした。大きな白い翼。まるで天使のようだが、翼の主な形は龍だ。
「始めよう。我と其方らの信頼関係のための勝負を。」
僕らは何をすればいいかわからなかった。
が、まるで運命に導かれるように、魔法陣に乗った。
何故かはわからない。だけど、自然に体が動いた。
石碑はずずずと下がると、魔法陣ごと、ずずずと下へ下がる。
だんだん不安になってきたが、逆にレイズオズワルドドラゴンに会えると思うとワクワク感も増すので、不思議なものだ。
さて、しばらく下がっただろうか。
地下は大きな洞窟になっていた。
その洞窟は奥へと、奥へと続いていている。
僕らは道に沿って歩いっていった。気持ち悪いほどに中は静かで、水滴が地面に落ちる音しか聞こえない。周りには鉱石がある。赤、緑、青といったカラフルの鉱石。
だいぶ長い距離を歩き、大きな広場へと出た。
するとそこには、神々しい姿の龍が体を巻いて座っていた。
どこから発しているかはわからないが、龍を照らす木漏れ日が龍を照らし、その龍はものすごく白くて、頭には龍の印である何かが埋まっていた。
そしてゆっくりと目を開けた。
青色の、輝かしい色の瞳。その龍は僕らをじっと見る。
これが、レイズオズワルドドラゴン。これこそが、レイズオズワルドドラゴン。僕は出会えた興奮と共に、かの龍が発する神々しいオーラに圧倒されていた。
「…何用だ。」
喋った。僕は少しビクッと体が反応した。だけど、「人龍」と呼ばれている理由がほんの少しだけ、わかった気がする。
「レイズオズワルドドラゴン様、私達は人族を代表して貴方に会いに来ました。
…どうか、我ら人族に力を貸してください。」
セフェルドルフさんはひざまづいてお願いしたので、僕らもそれに習うように、ひざまついた。
「其方達のやり方で、何十年、何百年と我ら龍族は、住む場所を失った。そしてようやく今、住む場所を得た。が、戦乱はいつも続くばかり。同じことを何百回と繰り返す奴らに、我の力を貸せとでも言うのか。」
低い声で、僕らに語りかける。
セフェルドルフさんは、悔しそうに唇を噛む。
…そりゃそうだ。正論をかまされては、何も言えない。事実、僕らの世界でも人間の都合で絶滅させた動物は何万匹にも及ぶ。
もしかしたらこの世界でもそう言うことがあったのだろう。
だが、僕は力を借りる為にも、言わなければならなかった。
「その繰り返しを終わらせる為に、貴方の力が必要なのです。今、我々人族、特に私達の国ではまたもや戦乱の危機に瀕しています。
平和的解決の為、貴方の力が必要なのです。
どうかご理解を…。」
こうとしか言えない。レイズオズワルドドラゴンはじっと僕らを見つめる。何をしているかはわからないが、伝えることは伝えた。後はレイズオズワルドドラゴンの判断によるしかない。
「…そこの少年と、そこの少女のみ残りそれ以外は今すぐこの場から離れよ。」
それは、僕と優香を指差した。
セフェルドルフさんとフィーナは最初は何故!?と言う表情をしていたが、潔く出て行った。何せ刺激して嫌な印象を与えたくないからだろう。
出た後に、扉らしき岩を閉め僕と優香とレイズオズワルドドラゴンのみとなった。
「…さて、面を上げ、我を見よ。そして話し合おうではないか。」
僕らはもう一度顔を上げて立った。
「…まずは、この姿になろうか。」
そう言って、光を発した。
もう一度見ると、なんと、人族と同じ姿になった。
白髪で、ショート。青の瞳は変わらず、龍の角が2つ生えている。パーカーも着ていて、色は白とシンプル。デニムも履いて、靴も履いている。尻尾は生えていて、翼は…生えていない。恐らく隠しているのだろう。
「この姿の方が、其方らには恐怖を与えないと思ってな。」
「え…あ…いや、とても驚きです…。」
僕ら2人は唖然としていた。人龍と呼ばれるほど高い知能と、話せることができると以前聞いたが人間になれるなんて聞いてはいない。
「まぁいい。さて、本題だが今の状況では、其方らに力を貸せん。」
「何故でしょうか?」
「オズワルドドラゴンを統べる私がいなくなったらどうなる?私が統べているから今は安全なのだが、私がいなければオズワルドドラゴンは大混乱、人族を襲うようになるぞ。」
「そうなのですか…。」
「それに、其方らの強さがわからぬのに力を貸すなど到底できない。」
「…確かにそれはその通りですね。」
優香が頷く。
「なら何故私達2人を残したのですか?」
「君達から聖なる力を感じたのだ。もう2人の片方の方は邪悪な力を感じた。もう片方は…気分だ。」
「気分!?」
ネタに走ったレイズオズワルドドラゴンに僕らは驚いた。
「と言うのは冗談で、本当に2人から聖なる力を感じたから、君らを残したのだ。」
聖なる力…。僕がアマテラスで、優香がガンガー。どちらも最高ルフだからだろうか。
「…君達は我を前に、恐れ退いていない。むしろ堂々としている。私が生きてきて初めてだ。…もし我が今から戦いを始めると言ったらどうする?」
一気に圧力をかけてきた。平然としているが、雰囲気で、オーラで、圧力をかける。
僕は唾を飲んだ。が、堂々として話した。
「むしろ、堂々としていれば何も怖くありません。それが世界を滅ぼす者であれど、誰であろうと。」
優香の真面目の表情。…久々に見た。
多分入隊して、ここに来て以来、ほとんど見ていなかった。やはり、真面目な優香ほど優香らしい。
「私達は守るべきものがあるからです。だからこそ、どんな敵でも、恐れていては何も始まりません。気持ちで負けるのではなく、気持ちだけは、誰にも負けぬようにと、正々堂々としているのです。」
僕も後に続いた。守るべきもの…。それは僕らの街、県、日本、そして世界。あらゆる悪から守る。それがアスガルズのモットーだ。
守るべきものがあるからこそ恐れてはいけない。そう、自分達で学んだ。
守るべきものが無くても、今このように堂々とする。引いてはならない。
「はっはっは!いいではないか、君達気に入ったぞ!
…今から君達の実力を知りたい。1発やってもいいか?」
高笑いした後、戦闘の申し込みを受けた。
「僕は構いませんが…。」
「私も構いません。大歓迎です。」
優香は僕を見てニコッと笑った。よし、ならばやってやろう。
「よしわかった。ならば始めようではないか。」
そういうと壁に手を触れ、コーティングをしているようだ。
「音漏れ、振動、破壊の恐れがないようにコーテイングした。さぁ、始めよう。」
その言葉と同時に僕らは構えた。
「アマテラス!」
「ガンガー!」
2人でルフを発動、僕はアルマを身につける。
一方、レイズオズワルドドラゴンは光輝く槍を持ち、翼を生やした。大きな白い翼。まるで天使のようだが、翼の主な形は龍だ。
「始めよう。我と其方らの信頼関係のための勝負を。」
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