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第4章
44 光と闇 2
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コキコキと指を鳴らすフィーナ、楽しみすぎてジャンプしているレイ。光と闇。交えることのない双極が今、ぶつかろうとしている。
僕はジャッジを務めることに。時間設定を設けたいとフィーナの要望により10分と設定した。
お互いの体力を懸念しての話だそう。
フィーナはしっかりと戦闘態勢になっているのに対して、レイはラフでぷらぷらとしている。意識の差がここで既に現れている。
「さぁ、始めましょう…。」
ふぅっと深呼吸するフィーナ。
「始め!!」
僕が試合開始の合図をしたと同時にタイマーもスタートさせる。
するといきなり攻撃をしかけたのはレイだった。
すぐに光の槍で何度もフィーナを攻撃する。しかしやはりフィーナ。攻撃を何度も、何度も交わす。レイの隙を探すかのように、俊敏に交わす。
レイも攻撃が当たらないためかイライラしているようで、一度攻撃を交わされた後、至近距離で波動砲を放つ。
しかしフィーナはこれに全く動じない。
闇を纏った手で弾く。しかし、弾く行為だけでも彼女にはダメージは通る。手をぷらぷらと痛みを和らげる動作をすると、レイは一度距離を置いた。
フィーナはアルマを発動させる。
「今回は殺す気で行くからね。」
レイに言い放つと、肘が闇に染まっていく。大きな動作はせず少し待つ。するとどうだ、なんと肘にまでアルマが付いている。これが彼女の言う「完成体」だ。
派でな装甲はしておらず、スマートな作り。だけど手の甲にはケルベロスのルフが埋め込まれ、フィーナのために爪が特化している。
「いつまで余裕でいられるかしらね!」
フレアファングと名付けられているその攻撃は、僕らが危険と感じている技。しかしレイは、静かに迫ってくるのを待つ。
そして食らうか喰らわないか。そのギリギリこそが彼の「ちょうど」なのだろう。
『サンサラ。』
ただ、ぽつりと独り言のように唱えられたその呪文。すると、指をくるっと回して動かすとフレアファングはフィーナの方へ向いた。
フィーナは予測していなかった事態に戸惑いを見せている。
「…ばーん。」
指でいってこいとでも合図するかのように人差し指をまげると、フレアファングはフィーナの方へ向かっていく。
フィーナは動じなかった。混乱していた自分を自分で落ち着かせ、対処法を即座に見つけ出した。
なんと、もう一度フレアファングを使い爆発させたのだ。煙が大きく立ち込める。
フィーナは少し危なかったためか、ふーっと一呼吸。
「余裕があるそうじゃの?」
ずいっと煙の中から顔を見せるレイ。いつのまにか詰めており、フィーナの首を掴む。フィーナはレイの手首を掴み必死の抵抗をするものの、レイは思いっきり遠くへ投げ飛ばす。
フィーナは空中にいるためそう簡単には着地が難しい。レイは詰めていた。
『ステューパ。』
地面から大きな岩がフィーナを背中から突き上げる。フィーナはダメージを食らったようで。しかし、フィーナはここで技を発動した。
『ヘル・スタンプ…!』
なんと、抵抗した時に魔法陣をつけていたそうだ。これにはレイもどうもこうもできず爆発によるダメージを食らう。
フィーナは体勢が整わず背中から落下。落下によるダメージを受ける。
しかし、すでにボロボロではあるものの、なんとか立ち上がった。戦闘を終わらすつもりはないらしい。ただ僕が驚いたのはフィーナではない。
レイだ。
あの爆発を食らったのに、ピンピンしている。
僕は、レイを観察することにした。勿論、彼本来の能力もある。だけどどこか弱点があるはずだ。立ち回り方、全てを観察することにした。
フィーナが一方的に押される展開に。こんな展開、見たことがない。
タイマーの時間が、ちょうど2分を指した。
僕はジャッジを務めることに。時間設定を設けたいとフィーナの要望により10分と設定した。
お互いの体力を懸念しての話だそう。
フィーナはしっかりと戦闘態勢になっているのに対して、レイはラフでぷらぷらとしている。意識の差がここで既に現れている。
「さぁ、始めましょう…。」
ふぅっと深呼吸するフィーナ。
「始め!!」
僕が試合開始の合図をしたと同時にタイマーもスタートさせる。
するといきなり攻撃をしかけたのはレイだった。
すぐに光の槍で何度もフィーナを攻撃する。しかしやはりフィーナ。攻撃を何度も、何度も交わす。レイの隙を探すかのように、俊敏に交わす。
レイも攻撃が当たらないためかイライラしているようで、一度攻撃を交わされた後、至近距離で波動砲を放つ。
しかしフィーナはこれに全く動じない。
闇を纏った手で弾く。しかし、弾く行為だけでも彼女にはダメージは通る。手をぷらぷらと痛みを和らげる動作をすると、レイは一度距離を置いた。
フィーナはアルマを発動させる。
「今回は殺す気で行くからね。」
レイに言い放つと、肘が闇に染まっていく。大きな動作はせず少し待つ。するとどうだ、なんと肘にまでアルマが付いている。これが彼女の言う「完成体」だ。
派でな装甲はしておらず、スマートな作り。だけど手の甲にはケルベロスのルフが埋め込まれ、フィーナのために爪が特化している。
「いつまで余裕でいられるかしらね!」
フレアファングと名付けられているその攻撃は、僕らが危険と感じている技。しかしレイは、静かに迫ってくるのを待つ。
そして食らうか喰らわないか。そのギリギリこそが彼の「ちょうど」なのだろう。
『サンサラ。』
ただ、ぽつりと独り言のように唱えられたその呪文。すると、指をくるっと回して動かすとフレアファングはフィーナの方へ向いた。
フィーナは予測していなかった事態に戸惑いを見せている。
「…ばーん。」
指でいってこいとでも合図するかのように人差し指をまげると、フレアファングはフィーナの方へ向かっていく。
フィーナは動じなかった。混乱していた自分を自分で落ち着かせ、対処法を即座に見つけ出した。
なんと、もう一度フレアファングを使い爆発させたのだ。煙が大きく立ち込める。
フィーナは少し危なかったためか、ふーっと一呼吸。
「余裕があるそうじゃの?」
ずいっと煙の中から顔を見せるレイ。いつのまにか詰めており、フィーナの首を掴む。フィーナはレイの手首を掴み必死の抵抗をするものの、レイは思いっきり遠くへ投げ飛ばす。
フィーナは空中にいるためそう簡単には着地が難しい。レイは詰めていた。
『ステューパ。』
地面から大きな岩がフィーナを背中から突き上げる。フィーナはダメージを食らったようで。しかし、フィーナはここで技を発動した。
『ヘル・スタンプ…!』
なんと、抵抗した時に魔法陣をつけていたそうだ。これにはレイもどうもこうもできず爆発によるダメージを食らう。
フィーナは体勢が整わず背中から落下。落下によるダメージを受ける。
しかし、すでにボロボロではあるものの、なんとか立ち上がった。戦闘を終わらすつもりはないらしい。ただ僕が驚いたのはフィーナではない。
レイだ。
あの爆発を食らったのに、ピンピンしている。
僕は、レイを観察することにした。勿論、彼本来の能力もある。だけどどこか弱点があるはずだ。立ち回り方、全てを観察することにした。
フィーナが一方的に押される展開に。こんな展開、見たことがない。
タイマーの時間が、ちょうど2分を指した。
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