LUF〜Connect Legend〜

ふずきまる

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第4章

43 光と闇 1

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「さぁてと、今日からしっかりとしたトレーニングをしていくよ。前に比べたら大分お互いが強くなってる。だからもう一度、対戦してお互いの強さを知ろう。」
のどかな丘に来た僕たちはフィーナの言うことを聞いている。風がなびき、草達は揺れている。
レイはあぐらをかいてつまんなそうに聞いているのを見て、フィーナはチラチラ見ては威圧したりしている。
僕達としても強くなりたいのは事実。目的である、ディアゼル大陸でのカケラを集め元の世界に帰りたいから。
「あと、技を増やそう。あまりにも私達は少なすぎるから。謙信だって、アルマを手に入れてできたのはサンフレアぐらいでしょ?」
「返す言葉がございません…。」
僕はフィーナに頭が上がらない。上がるわけない。

「ていあーん。さっきこやつらから聞いたんじゃが本気出してないそうじゃないか。ひとまず、主の本気が見たいのぉ…。」
呑気そうに語るのはレイ。僕は優香と顔を合わしてそういえば…と合図しあった。
「あれ?でも前、目が変わったような…。」
「ああ、あれ?実はタルタロスが私に特別ねって意味でもらった私だけの能力。アルマとは別ね。」
「は?チートやん。」
僕の口からは素直な感想が漏れた。そりゃそうだ、アルマを使わなくとも強いだなんて聞いてやしない。
「チートかもしれないけどちゃんと弱点もあるから。あと、もう1つ。一応私達みんな、アルマを使えるようになったからアルマの成長段階についても話したいと思う。」
「え、アルマって成長するの?」
「うん。今貴方達の状態は『第1形態』。そこから『完成体』、『完全体』、『究極体』となっているよ。アルマの変化はと言うと、完成体が肘まで。完全体が一気に両腕まで。究極体が体全部でロボットみたいになるよ。」
「ひゃー。すごいなぁ…。」
「貴方達の住む日本があまりにも遅れ過ぎなだけ。ここ最近は日本でもアルマ使える人は増えつつあるけど、聞いた話によると数十年前まではアルマなんて夢のまた夢だったらしいわよ。現に、貴方達は知らなかったわけでしょ?外国行ったら当たり前よこの知識。」
「ま、まじすか…。」
「日本全体が知らないのか、それとも教えてないのかわからない。だけど『セカンド・ルフ』(2つ目のルフ)の発見する手順とかは日本が最初って言われてるからねぇ。」
「そういえば、私に伊達政宗の発見する確率が上がっているって言われたなぁ。もうすぐなのかな。」
「さぁ?」
フィーナが首を傾げた。
「私のもう一つの能力は『インフェルノ・オホ』。まぁ簡単に言えば身体強化と魔法の技術強化だと思ってくれれば。」
僕らは納得した。そんな中、レイはこんなことを言った。

「たしかにお主からは闇の匂いがプンプンする。どうじゃ?闇と光の対戦してみないか?」
「…いいの?」
「ここにいるみんな多分同じことを思ってるぞ。お主の本気を見たいってね。」
レイが冷笑してフィーナを見る。フィーナは相変わらず、表情を崩さない。
「そんなに見たいならやってあげる。だけど、後悔しないこと。危なかったらすぐに言うこと。いい?」
「わしを舐めすぎじゃろ。」
レイはやれやれといったジェスチャーをして、よっこらせと立ち上がればフィーナを見る。
「さ、やろうやろう。流石に今回は投げ出さんよ。」
「投げ出すの意味はわからないけど、やりましょう。」
僕らは座りながら彼らを見た。
嫌な、湿った風が草々を揺らす。
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