LUF〜Connect Legend〜

ふずきまる

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第4章

46 アルマとは

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「アルマ完全体になるにはどうすればいいか…か。」
フィーナにどうすれば完全体、究極体になれるかを僕らは聞いた。
この世界でいうステータスを上げるのか、それともルフが提示する条件をクリアするのか…。
あの時、僕が住んでいた街を襲撃した際聞こえた声は僕はアマテラスだと思っている。
だからアマテラスが課す条件をクリアするのが完全体への条件なのかと思った。
「本来、最高ルフ全てがアルマをつけられるということではない。
ただアルマがつけられないルフは極めれば、アルマと同等、いや、それ以上のステータスを得ることができる。」
「へー…。」
「あなたのアヌビスがその代表例。エジプト神話は最高ルフが少ないが故、アルマがつけられる数があまりにも少ない。アルマがつけられない代表例はあなたのアヌビスや、ギリシア神話のヘカトンケイル、北欧神話のクヴァシルといったところ。実際はもっとある。逆にエジプト神話でアルマがつけられる代表例はヘリオポリス・9神の神々とラーなどといったところかな。というよりも多分これだけかもしれない。」
「待て待て…なんでそんなにルフに詳しいの?」
優香が口を割った。
「んーとね。私自身が興味があって調べたりした例と、タルタロスが教えてくれたってのもある。何がアルマがつけられてどれがつけられないかとか知ってるのも、タルタロスのおかげかな。」
「話し続けるよ。前に最高ルフしかアルマはつけられないと言ったけど、例外として聖杯伝説、円卓の騎士のアーサー、ランスロット、ガウェイン、マーリン、パーシヴァル、
モルドレッドがアルマをつけられる上級ルフの代表例。」
このとき僕は優香と目を合わせた。飛鳥がアルマをつけられる。そのことに僕らは驚いたのだ。
「はえー…。すごいなぁ。」
「それに調査などによってつけられるつけられないかはWAAも把握して部分もある。ただし、それは各国の支部には伝えてないけどね。」
「どうして?」
「簡単よ。アルマがつけられる=最強
なんて考えが広まれば、ただでさえ受け取る人が少ないというのに減るかもしれないでしょ?」
「そもそもの話、何故ルフにクラスがあるんだ?」
「それは神話の立ち位置から見て、WAAが定めている。だけどこれはあくまで仮定。私達が人間界にいたときはそろそろクラスチェンジがあるのでは?と噂にすらなっていたからね。」
「某秘密結社がネットで上がるようになってるけど、どれがアルマになれるのか。この情報だけはWAAが漏れないように死守してる…とタルタロスから聞いた。タルタロスから聞くまでは私も知らなかったわけだし。」
「要するに、少しずつ強くなれってこと。そうすれば貴方達も強くなれるはずだから。」
フィーナは窓を見つめて言い残した。
レイが飯を食べたいと駄々をこねるので料理をしに行った。
今日の予定としては、まずステータスを確認するためにギルドへ行くことにする。
その後は自分達のトレーニングをすることになっている。
「あ、言い忘れてたけど魔力の性能によっては相性は逆転するから。だから水に弱い炎も、炎が水よりもパワーが上だったら上回るからね。」
しれっとえぐいことを言うフィーナ。僕らはそれを肝に命じておくことにした。
僕らはフィーナの部屋を後にし、ギルドへと向かった。
カウンターにつくと、テミルさんがこちらへ手招きしている。
「おお君達!今日は何しに来たんだい?」
「ステータスの確認をしようかなと…。」
「おお、なら今からしてあげるよ!」
テミルさんは直ぐにステータスの確認を始めた。そして映し出されるパネルはこのように出る
【名前】ケンシン
【戦士Lv】53
【総合魔法Lv】4
【所持能力】復活の攻撃
【所持魔法】火、闇
【属性魔法Lv】火…4 闇…3
【攻撃力】310/999
【防御力】210/999
【魔力】160/999
全体的に大幅に上がったことがわかる。これもあのクエストのおかげなのだろうか。しかしこれから上がりにくくなる。これからも頑張らないと。
一方優香のステータスも見せてもらった
【名前】ユウカ
【戦士Lv】53
【総合魔法Lv】4
【所持能力】フェイク
【所持魔法】水
【属性魔法Lv】水…4
【攻撃力】360/999
【防御力】280/999
【魔力】240/999
アルマがつけられることになったことから、ステータスが大幅に向上した。やはり、強い。数字にすると尚更よく分かる。
「2人とも一気に強くなったよ。すごいよ、この伸びっぷりは。」
「ありがとうございます。」
「さて、今日は何をしにきたんだい?」
「トレーニングをしようと。」
「なら、地下の戦闘室を使ってくれ。実戦から各ステータスの向上とどれでもできるよ。」
「本当ですか!?」
優香が食いついた。
「あ…あぁ。案内するよ。」
テミルさんが僕らを案内してくれる。薄暗い地下階段を通ると、大きな部屋に出た。以前、レイを見せた所と同じ場所のようだ。
「このとおり、しきりを設定して行える。あの戦士達のように実戦してたり、この戦士のようにステータス向上のトレーニングとかね。」
テミルさんは周りを見渡して僕らに優しく説明してくれた。
「ありがとうございます。」
「ならごゆっくりね。」
テミルさんはそう言い残して地下室を後にした。
「…さぁ、久しぶりにやりましょ。」
「お互いアルマを持っている同士。いい勝負になると期待して。」
僕らは少し大きめの透明のしきりを設定した。ほかの戦士からちらちらと視線が集まる。…少し恥ずかしい。
僕らは戦闘配置についた。
彼女との対戦は久しぶり。何がなんでも勝ちたい!

「さぁいこう…。アマテラス!」
「神の水よ、ガンガー!」
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