LUF〜Connect Legend〜

ふずきまる

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第4章

50 備えよう

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どれだけ眠ったただろうか。
突然、目がパチリと覚めて時計を見たら11時を回っていた。あの後、家に帰ってきてから何をしたのか全く覚えてない。いつの間にか今、ベッドの上にいる。というのが今の状況だ。
僕はあくびしながらリビングへ向かうと、机にメモが置いてあった。
『テミルさんに呼び出されたからギルドに向かってます。何かあったら自分で対処しといてください。』
自分で対処しろと書くのが彼女らしい。スマホが使いない以上、手紙のやり取りが大事になってくる。スマホされ使えたらどれだけ楽か、身の程を知っているところだ。
僕はとりあえずボサボサの寝癖を直して着替えて、適当にご飯を食べることにした。
体が重く感じる。
昨日、頭が痛くなるほどの集中力を使ったため反動が大きいのだろう。もう少し素早く、コストを低くして扱えるようになれば僕としての進化になるだろう。これではサン・フレアと変わらない。
今日は体を動かしたくない気分だ。それよりも、体全体が筋肉痛で動けやしない。ご飯食べ終えたら、皿などを洗い、休むとしよう。やることが無いのも辛いけどね。
ソファに横になれば何故か楽な気がする。ここ最近、多忙すぎたからか体から安らぎをもとめている気がする。僕は少し楽になっていよう。

しばらくしてからだろうか。僕がソファでだらけているとドアの開く音がした。
ただいまとする彼女の声とともにバタンとドアが閉まる。よく見ると、彼女の手にはいくつかの資料らしきものを両手で持っていた。
「やっぱり疲れた?昨日の影響?」
「多分ね。物凄く筋肉痛がするしだるさがある。」
「そう…。そういうならどんな体勢で聞いていても構わないけどこの話大事だからよく聞いてね。」
「なんだよ…。」

「ついに、サーガッド帝国が攻めてくるかもしれない。」

僕は何を言っているのかわからず、ただぽけっとしていた。悪い冗談なのではないだろうか。
「…という冗談でしたー。…ではなくて?」
「ガチで言ってる。」
この一言で完全に僕の目が覚めた。
「テミルさんによるとガンジムルさんの命令でスパイを2人、サーガッドに送り込んでいるんだけど2人とも『世論で戦争すべきとの声が7割近くあり、政府もアダレス王国への戦争目標正当化を勧めている。』と言っていたそう。時間の問題だよ。これは。」
「まじか…。それで、俺たちは何をしろと?」
「それなんだけど…。」
少し口を閉じる。少し迷った顔をしたが続けて彼女は言った。

「私達は外の大陸の国家へ協力要請するためについていくことになった。」
「…まじで言ってる?」
「じゃなかったら言わないよ。とりあえずこれを見て。」
ここにきて登場してきた資料。
「アダレス王国の歴史、この作戦の進行予定、目的、全て書かれてある。私達用に二つも作ってくれた。これをしっかり熟読してから次回ギルドに来いと言ってたよ。」
「わかった…。」
僕らの休む暇もなく、急展開が待っていた。
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