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第22話 唐突な終わり
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「クレイン、話があるって……何?」
「ああ、まあそこに座ってくれ……ルチル」
病室までやってきたルチルは、クレインに促されて椅子に座る。
その直後に扉が開き、男性が一人入ってきた。
「失礼いたします……っ!」
エメラルドグリーンの髪を流した、紅い炎を背中から放出する男性。炎人であろう彼はクレインのベッドに近づくと、悔やんだ表情で顔を覗き込んだ。
「殿下! こんなにも怪我をされて……私が気づくのが遅かったばかりに……!」
「アレス……別にお前の責任じゃねえ……」
親しくするクレインの様子を見て、ルチルはもっと近づく。
「ルチル、こいつはアレスって言うんだ。城でおれの召使いをしてもらっている……」
「……! じゃあ、帝国の人ってこと?」
「ああそうだ……アレス、こいつはルチルだ。おれを助けてここまで連れてきてくれた……」
「左様でありましたか。ルチル様……殿下のお命を救ってくださり、感謝申し上げます」
アレスはクレインから離れると、ルチルに向かってお辞儀をした。腰に手を当てた丁寧なお辞儀で、とても教育されているのがうかがえる。
「あ、その、えと……ど、どもです……」
「別にお前が感謝する必要はねえんだけど……」
「はは、面白い方だ。して、早急に本題に入りたいのですが、よろしいでしょうか?」
「……わたしもいた方がいいですか?」
「当然であります。命の恩人である、貴女様への御礼も含めてお話いたします」
アレスの丁寧でお堅い物言いからは、クレインが本当に皇子であることを実感させてくる。
今まで何度も説明は受けていたが、他人からの扱いを
「まず最初に……我々は殿下が行方不明になった後、ウットガル山賊団へ調査を行いました。そこであった噂話で、蒼い炎の炎人がホッドミーミルで発見されたと……そう聞いたのです」
「そこから私を隊長とした数名の騎士で調査隊を結成し、数日前にロンガート港から参じました。今は近くに我々の馬車も停留させております……すぐに殿下を連れ、スヴァーダへと帰還いたします」
「えっ」
その説明を受けて、驚いた声が出たのはルチルの方だった。
「も、もう帰っちゃうってことですか……?」
「その通りです。他にホッドミーミルに滞在する理由もございませんので」
「ま、まあそうですけど……」
ルチルはクレインの方に目を泳がせる。彼の瞳は据わっていた。
「そうだな……おれの目的はスヴァーダに帰ることだ。その為には本国の奴との接触が必要で……だからロンガート港に向かおうとしていたんだ」
「左様でありましたか。一歩遅かったら、ここで合流することは叶わなかったでしょうね」
「お前達にもっと迷惑かけることになっただろうな……」
クレインはもう帰る方向で話を進めている。気持ちが定まっていないのはルチルだけであった。
「それでルチル様、貴女はこの近くに住んでいらっしゃる方でしょうか?」
「わ、そ、その……ローゼン、です……」
「それは……こんな遠くまで、本当にありがとうございます。ではこちらの方で帰りの船を手配いたしましょう」
「えっ! ふ、船ですか?」
「ここからローゼンに帰るには、来た道を戻るのが一番最短かと思われますが……」
「ま、待ってください! 来た道は危険がいっぱいなんです!」
嘘だった。危険なんてルチルにはどうでもよかった。
「また嵐に遭うかもって思うと、船も嫌ですし。陸路ではクサレビトに見舞われたので……できれば陸路で行きたいんです!」
「……わかりました。そうすると、ホッドミーミルの東端まで向かうルートになってしまいますが、それでもよろしいですか?」
「は、はい……それでお願いします……」
内心ほっとしているが、それは危険を避けることができたからではない。
クレインとの別れの時間が遠のいた――そう思ったからである。
「それじゃ、出発は……えーと……」
「あと2日程安静にすりゃあ、おれは診療所を出られるらしい。それからでもいいか?」
「構いません。一応我々が強引に連れ出すことも可能ですが、それだと騒ぎになってしまいますしね」
「アレス、お前の時々雑な思考は一体なんなんだ……」
「殿下のお考えには敵わないと思っておりますが?」
クレインとアレスの主従が会話をしているのを横目に、ルチルは立ち上がる。
「じゃ、わたし宿にそのこと伝えてきますね……2日後に出ますって」
「ああ、頼んだぞ……おれが泊まっているわけじゃないが」
「そうだよ、クレインは診療所だよ。それじゃ……」
ルチルはさっさと会話を切り上げた後、病室を出ていくのだった。
「……」
「……アレス、お前は行かねえのか? 色々あるんだろ」
「……ルチル様、態度がどこかよそよそしかったですね」
「あ? ……お前にはそう見えたのか」
「そして殿下のその怪我……後頭部を打ったのでしょう? 下手すれば即死も有り得る大怪我だったはずだ」
「……」
「……またですか。また貴方は人に心配をかけるようなことを……!」
アレスは戻って自分達の準備をすることも忘れて、拳を強く握りしめる。
「……説教でもするつもりか? それなら城に帰ってからにしてくれ。怪我の治りが悪くなっちまう」
「っ……! いいですか、貴方様は! 普段からも貴方様は、ミルラ様がどれだけのお気持ちで待っているかも知らずに……!」
「おふくろの話は今いいだろ……!」
ここがライヴァンどころかホッドミーミルであることも忘れ、二人は言い合いを続ける。
「きっと殿下のことだ、また生まれた意味がどうとか言って大怪我してきたのでしょう。ですが死んでしまっては元も子もないと、そう思いません?」
「……」
死ぬことで生まれた意味を果たせるなら、それでもいい。
そう言おうとしたが、クレインは口を閉じていた。アレスの怒りに油を注ぐことは明白だったからだ。
「では殿下……どうかお大事になさってください。それと、後でジェルド殿にお礼を言うことも忘れないでくださいよ」
「ジェルド……殿って? あの人そんな有名人なのか?」
「スコラティ王国は『神狼騎士団』の部隊長ですよ。案の定ご存知ありませんでしたか……」
「た、ただでさえ国内で手一杯なのに、国外のことなんて気にしてられっかよ!」
一方である宿屋のある部屋にて――
「……」
ルチルはベッドに転がって、ただ目を閉じていた。
「……クレイン。クレインが帰っちゃう。海の向こうに……」
そのために旅を続けてきたとわかっていても、いざ現実となると、心の準備ができていないものである。
「……港まで、旅するつもりで来たのにな……」
それならそれでいいじゃないか。お金を使わないで済む。ただでさえ診察代がかかってしまったのだから。
「……でも、山賊に追われているから。早く保護してもらえるなら、それは安全だから、いいこと……」
だがそうではない。安全なんて口では言えるが、それは自分の抱えている感情の根本的解決にはならないのだ。
この感情を解決できているのなら、さっきあれこれと理由をつけて陸路を選ばせていない。
「……本当にそれでいいの? 本当に終わらせちゃっていいの?」
「何か、何か残っているはず……心の中に……」
自分に向かって質問をするが、答えが一向に出てこないルチルであった。
「ああ、まあそこに座ってくれ……ルチル」
病室までやってきたルチルは、クレインに促されて椅子に座る。
その直後に扉が開き、男性が一人入ってきた。
「失礼いたします……っ!」
エメラルドグリーンの髪を流した、紅い炎を背中から放出する男性。炎人であろう彼はクレインのベッドに近づくと、悔やんだ表情で顔を覗き込んだ。
「殿下! こんなにも怪我をされて……私が気づくのが遅かったばかりに……!」
「アレス……別にお前の責任じゃねえ……」
親しくするクレインの様子を見て、ルチルはもっと近づく。
「ルチル、こいつはアレスって言うんだ。城でおれの召使いをしてもらっている……」
「……! じゃあ、帝国の人ってこと?」
「ああそうだ……アレス、こいつはルチルだ。おれを助けてここまで連れてきてくれた……」
「左様でありましたか。ルチル様……殿下のお命を救ってくださり、感謝申し上げます」
アレスはクレインから離れると、ルチルに向かってお辞儀をした。腰に手を当てた丁寧なお辞儀で、とても教育されているのがうかがえる。
「あ、その、えと……ど、どもです……」
「別にお前が感謝する必要はねえんだけど……」
「はは、面白い方だ。して、早急に本題に入りたいのですが、よろしいでしょうか?」
「……わたしもいた方がいいですか?」
「当然であります。命の恩人である、貴女様への御礼も含めてお話いたします」
アレスの丁寧でお堅い物言いからは、クレインが本当に皇子であることを実感させてくる。
今まで何度も説明は受けていたが、他人からの扱いを
「まず最初に……我々は殿下が行方不明になった後、ウットガル山賊団へ調査を行いました。そこであった噂話で、蒼い炎の炎人がホッドミーミルで発見されたと……そう聞いたのです」
「そこから私を隊長とした数名の騎士で調査隊を結成し、数日前にロンガート港から参じました。今は近くに我々の馬車も停留させております……すぐに殿下を連れ、スヴァーダへと帰還いたします」
「えっ」
その説明を受けて、驚いた声が出たのはルチルの方だった。
「も、もう帰っちゃうってことですか……?」
「その通りです。他にホッドミーミルに滞在する理由もございませんので」
「ま、まあそうですけど……」
ルチルはクレインの方に目を泳がせる。彼の瞳は据わっていた。
「そうだな……おれの目的はスヴァーダに帰ることだ。その為には本国の奴との接触が必要で……だからロンガート港に向かおうとしていたんだ」
「左様でありましたか。一歩遅かったら、ここで合流することは叶わなかったでしょうね」
「お前達にもっと迷惑かけることになっただろうな……」
クレインはもう帰る方向で話を進めている。気持ちが定まっていないのはルチルだけであった。
「それでルチル様、貴女はこの近くに住んでいらっしゃる方でしょうか?」
「わ、そ、その……ローゼン、です……」
「それは……こんな遠くまで、本当にありがとうございます。ではこちらの方で帰りの船を手配いたしましょう」
「えっ! ふ、船ですか?」
「ここからローゼンに帰るには、来た道を戻るのが一番最短かと思われますが……」
「ま、待ってください! 来た道は危険がいっぱいなんです!」
嘘だった。危険なんてルチルにはどうでもよかった。
「また嵐に遭うかもって思うと、船も嫌ですし。陸路ではクサレビトに見舞われたので……できれば陸路で行きたいんです!」
「……わかりました。そうすると、ホッドミーミルの東端まで向かうルートになってしまいますが、それでもよろしいですか?」
「は、はい……それでお願いします……」
内心ほっとしているが、それは危険を避けることができたからではない。
クレインとの別れの時間が遠のいた――そう思ったからである。
「それじゃ、出発は……えーと……」
「あと2日程安静にすりゃあ、おれは診療所を出られるらしい。それからでもいいか?」
「構いません。一応我々が強引に連れ出すことも可能ですが、それだと騒ぎになってしまいますしね」
「アレス、お前の時々雑な思考は一体なんなんだ……」
「殿下のお考えには敵わないと思っておりますが?」
クレインとアレスの主従が会話をしているのを横目に、ルチルは立ち上がる。
「じゃ、わたし宿にそのこと伝えてきますね……2日後に出ますって」
「ああ、頼んだぞ……おれが泊まっているわけじゃないが」
「そうだよ、クレインは診療所だよ。それじゃ……」
ルチルはさっさと会話を切り上げた後、病室を出ていくのだった。
「……」
「……アレス、お前は行かねえのか? 色々あるんだろ」
「……ルチル様、態度がどこかよそよそしかったですね」
「あ? ……お前にはそう見えたのか」
「そして殿下のその怪我……後頭部を打ったのでしょう? 下手すれば即死も有り得る大怪我だったはずだ」
「……」
「……またですか。また貴方は人に心配をかけるようなことを……!」
アレスは戻って自分達の準備をすることも忘れて、拳を強く握りしめる。
「……説教でもするつもりか? それなら城に帰ってからにしてくれ。怪我の治りが悪くなっちまう」
「っ……! いいですか、貴方様は! 普段からも貴方様は、ミルラ様がどれだけのお気持ちで待っているかも知らずに……!」
「おふくろの話は今いいだろ……!」
ここがライヴァンどころかホッドミーミルであることも忘れ、二人は言い合いを続ける。
「きっと殿下のことだ、また生まれた意味がどうとか言って大怪我してきたのでしょう。ですが死んでしまっては元も子もないと、そう思いません?」
「……」
死ぬことで生まれた意味を果たせるなら、それでもいい。
そう言おうとしたが、クレインは口を閉じていた。アレスの怒りに油を注ぐことは明白だったからだ。
「では殿下……どうかお大事になさってください。それと、後でジェルド殿にお礼を言うことも忘れないでくださいよ」
「ジェルド……殿って? あの人そんな有名人なのか?」
「スコラティ王国は『神狼騎士団』の部隊長ですよ。案の定ご存知ありませんでしたか……」
「た、ただでさえ国内で手一杯なのに、国外のことなんて気にしてられっかよ!」
一方である宿屋のある部屋にて――
「……」
ルチルはベッドに転がって、ただ目を閉じていた。
「……クレイン。クレインが帰っちゃう。海の向こうに……」
そのために旅を続けてきたとわかっていても、いざ現実となると、心の準備ができていないものである。
「……港まで、旅するつもりで来たのにな……」
それならそれでいいじゃないか。お金を使わないで済む。ただでさえ診察代がかかってしまったのだから。
「……でも、山賊に追われているから。早く保護してもらえるなら、それは安全だから、いいこと……」
だがそうではない。安全なんて口では言えるが、それは自分の抱えている感情の根本的解決にはならないのだ。
この感情を解決できているのなら、さっきあれこれと理由をつけて陸路を選ばせていない。
「……本当にそれでいいの? 本当に終わらせちゃっていいの?」
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自分に向かって質問をするが、答えが一向に出てこないルチルであった。
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