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第21話 宝物と、正しいことと
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「う……」
「……ここは……」
クレインが目を覚ましたのはベッドの上だった。ひどく体力を消耗しているのか、指の一本さえも動かせない。疲れが重しになってのしかかっているようだ。
そんな状況だったが、眼球は動かせた。頭の後ろからちくちくするかゆさが襲ってきたが、それも気にならなくなった。
ベッドの側にいる、涙目でこちらを見つめているルチルと目が合ったからには。
「……ルチル」
「……クレイン」
「お前……」
「バカっ!」
クレインが何か言うより早く、ルチルは感情をぶつけた。相手を罵倒した勢いで、目にたたえていた涙がほんの少し飛び散る。
「……何だよ」
「嫌そうな顔しないで! あなたにその権利はない! なんで、なんで海に飛び込んだの!」
「……」
「わたし、心配したんだよ!? クレインがいなくなっちゃうかもしれないって……わたし一人じゃどうにもならなくて……ジェルドさん達が必死になって治療してくれた……」
「……あの人が」
「一緒の船に乗って本当によかったね? わたしも助ける手段があればよかったのかもしれないけどさ。でも一番は、わざわざ危険に突っ込んでいったクレインが悪いよ!」
「本当に、本当にバカ……頭悪いのは知っていたけど、今回は比べ物にならない……あなたがここまで何も考えないなんて、わたし、思いもしなかった……!」
最後の言葉は失望も込められていた。無事だったという安心感がそれにつながったのだろう。
ルチルは気持ちを全て伝えた後に、顔を深く俯けて泣いた。泣き腫らした赤い目をクレインに見られないように。
だがクレインにとって、そんなことはどうでもよかった。指に気合で力を込めて、服のポケットに手を伸ばす。
「……クレイン?」
「ふんっ……くそっ、どうにも感覚が慣れないな……」
「……確かにおれは馬鹿だよ。死んでも治らないタイプの馬鹿だって、自覚してる」
「だが……それで誰かが、ルチルが不幸になるぐらいなら……おれは、馬鹿で構わねえ……」
そう言ってクレインがポケットから取り出した物を見て、ルチルは崩れ落ちてしまう。
透明な貝殻と白い宝石のポプリ。間違いなく、自分が母やその先祖から受け継いできた、大切な宝物だった。
「悪いな……ポプラーの村にいた時、おれはこっそり見ちまったんだ……お前がその貝殻とポプリを、とても大切にしていたの……」
「おれにも伝えなかったってことは、それだけ大事だってことだ……そんなもん失くしちまったら、とっても悲しいよな?」
「それが海に流れていってしまったから……拾いに、行ったと……そういうことだ……」
クレインは笑う。痛みを我慢して、歯を見せて笑いかける。まるで自分は正しいことをしたと、自負するかのように。
彼のしたことは正しかった。ルチルは宝物を失くしてしまったら、何年経っても立ち直れなかっただろう。
『ありがとう』を言うべきだった。でもルチルは、それ以上の感情に飲まれてしまい――
「……ルチル……」
貝殻とポプリを受け取った後、ルチルは何も言わずに部屋を出ていってしまう。
大きな音を立てて扉を閉めていった。自分一人だけになってしまった部屋に、煮え切らない静寂が広がる。
「……よう。やっぱり起きていたか」
ルチルと入れ替わるようにして、ジェルドが部屋にやってくる。心配そうな表情を浮かべて、椅子に座ってクレインの顔を覗く。
「あいつ、俺とすれ違ったのに、気にせず走っていったもんだからよ……声かける暇もなかった」
「……そうか」
「喧嘩でもしたか?」
「っ……」
「図星か」
「てめ……」
ケンカじゃないと言い張ろうとしたが、心境が悪化しているという点では、それと同等の気まずさはあるだろう。
「仲直りはできそうか?」
「……いや。正直、今回は……」
「『今回は』? 前にも喧嘩したのか」
「……ああ。お互いに強く言い合いをした」
「あの時はおれも悪いことをしたって、自覚はあったが……今回は駄目だ。おれは正しいことをしたから……」
「海に飛び込んでいって、大勢に心配かけんのが正しいことだと?」
「あいつの物が流れていったから、取りに行ったんだよ」
「ああ……そういうな……」
ジェルドは尻尾を小刻みに揺らしながら話を聞いている。もはやクレインを説得するのを諦めたかのような態度だった。
「おれ……わからねえよ。考える前に身体が動ちまうんだ。ここで自分が動かないで誰かが悲しむぐらいならって……いつもそう思っている」
「……」
「今回だってそうだ。それを失くしたら、ルチルはもっと悲しんでいた。でも届けてやったのにまた泣いていて……おれ、もう何も……」
「……だとしたら、それはあの子の問題なのかもな」
あまりにもきっぱりとした物言いに、クレインは一瞬固まってしまう。
「……え」
「俺の目には、あの子はとても重い感情を抱えていて、それに潰されるのを耐えているように見えた。それを改善してやるには、あの子自身が自覚して改めるしかねえ……」
「……だとしたら、おれはどうすれば」
「もどかしいかもしれんが、お前は見守ることしかできねえよ。逆にお前が入ってくると、益々あの子は考え込んでしまう」
「……」
「一緒の旅行だってのにきついだろうが……ま、ここにいる間は俺を頼れ。幸いにも時間だけはある」
あの後船は無事に嵐を潜り抜け、アンドヴァリ港の南エリアに到着した。クレインは診療所に運ばれ療養中。ジェルドが宿を取ってくれたので、ルチルはそこに滞在している。
恐らくそこに帰っていっただろうと、ジェルドは診療所から出ながら考え込む。そして頭の中がいっぱいになってきたので、適当な店でコーヒーをすすっていた。
(あー……ブラックはいいな。頭がすっきりするぜ。疲れた時はそれに限る)
南エリアにおいても、小人率は相変わらず高く、吹っかけた商売をしている様も変わらず。特に面白くもないその光景を、ジェルドは腕を組んで眺める。
(にしてもあの小僧……確か、あの嬢ちゃんがクレインって呼んでいたな。そして嬢ちゃんの方がルチルだったか)
そういえばあの子供二人の名前を聞いていなかったと、今更ながら思う。
(ルチルの方はまあともかく……クレインだ。あいつ、気が強いっつーか生意気っつーか……思春期男子ってのは大概ああなのかね? ま、俺も多分そうだったが)
頭が整理されてきたのか、思考がポジティブな方向へと動いていく。
(そして、俺が面倒を見ているあいつ。多分歳が近いんだろうな、そっくりだ。だからこそ心配なのかもしれないが――)
「失礼します……ジェルド・マクラレン殿ですね?」
突然正面から声をかけられ、ジェルドは相手に怪訝な目付きを向ける。
「……何だ?」
「マナルヴィ大陸の顔である国、スコラティ王国。王国に忠誠を誓う精鋭の集まり『神狼騎士団』。その1番隊長が貴方だ……違いませんね?」
「おいおい……仕事の話はやめてくれよ。今の俺は休暇中なんだ」
「その点については申し訳なく思っております。ですが我々も緊急であります故……貴方様の人柄を見込んでお頼みしたいのです」
数十分程して、ジェルドは再びクレインの病室にやってきた。
「……ジェルドさん? まだおれに何か……」
「お前に会いたいって奴が、俺に接触してきた」
「……誰です?」
警戒心を露わにして、クレインはジェルドの言葉を聞く。
「エメラルドグリーンの髪の炎人だ……名前は『アレス』と名乗っていたぞ」
「……!」
その瞬間、クレインの表情が大きく変わった。目を大きく見開き、痛みも忘れて起き上がろうとした。
「あ゛っ!!」
「お、おい無茶すんなよ。その反応から察するに知り合いか?」
「知り合い、だ……ここに通してくれ。それから、ルチルも呼んできてほしい……」
「あと、おれとルチルとそいつ以外に、誰も部屋に入ってこないように……見張ってくれないか……」
「……わかった。ちょっと待ってろ」
ここまでの態度で、クレインの正体をなんとなく察するジェルド。彼にはそれができる程の能力があるのだ。
「……ここは……」
クレインが目を覚ましたのはベッドの上だった。ひどく体力を消耗しているのか、指の一本さえも動かせない。疲れが重しになってのしかかっているようだ。
そんな状況だったが、眼球は動かせた。頭の後ろからちくちくするかゆさが襲ってきたが、それも気にならなくなった。
ベッドの側にいる、涙目でこちらを見つめているルチルと目が合ったからには。
「……ルチル」
「……クレイン」
「お前……」
「バカっ!」
クレインが何か言うより早く、ルチルは感情をぶつけた。相手を罵倒した勢いで、目にたたえていた涙がほんの少し飛び散る。
「……何だよ」
「嫌そうな顔しないで! あなたにその権利はない! なんで、なんで海に飛び込んだの!」
「……」
「わたし、心配したんだよ!? クレインがいなくなっちゃうかもしれないって……わたし一人じゃどうにもならなくて……ジェルドさん達が必死になって治療してくれた……」
「……あの人が」
「一緒の船に乗って本当によかったね? わたしも助ける手段があればよかったのかもしれないけどさ。でも一番は、わざわざ危険に突っ込んでいったクレインが悪いよ!」
「本当に、本当にバカ……頭悪いのは知っていたけど、今回は比べ物にならない……あなたがここまで何も考えないなんて、わたし、思いもしなかった……!」
最後の言葉は失望も込められていた。無事だったという安心感がそれにつながったのだろう。
ルチルは気持ちを全て伝えた後に、顔を深く俯けて泣いた。泣き腫らした赤い目をクレインに見られないように。
だがクレインにとって、そんなことはどうでもよかった。指に気合で力を込めて、服のポケットに手を伸ばす。
「……クレイン?」
「ふんっ……くそっ、どうにも感覚が慣れないな……」
「……確かにおれは馬鹿だよ。死んでも治らないタイプの馬鹿だって、自覚してる」
「だが……それで誰かが、ルチルが不幸になるぐらいなら……おれは、馬鹿で構わねえ……」
そう言ってクレインがポケットから取り出した物を見て、ルチルは崩れ落ちてしまう。
透明な貝殻と白い宝石のポプリ。間違いなく、自分が母やその先祖から受け継いできた、大切な宝物だった。
「悪いな……ポプラーの村にいた時、おれはこっそり見ちまったんだ……お前がその貝殻とポプリを、とても大切にしていたの……」
「おれにも伝えなかったってことは、それだけ大事だってことだ……そんなもん失くしちまったら、とっても悲しいよな?」
「それが海に流れていってしまったから……拾いに、行ったと……そういうことだ……」
クレインは笑う。痛みを我慢して、歯を見せて笑いかける。まるで自分は正しいことをしたと、自負するかのように。
彼のしたことは正しかった。ルチルは宝物を失くしてしまったら、何年経っても立ち直れなかっただろう。
『ありがとう』を言うべきだった。でもルチルは、それ以上の感情に飲まれてしまい――
「……ルチル……」
貝殻とポプリを受け取った後、ルチルは何も言わずに部屋を出ていってしまう。
大きな音を立てて扉を閉めていった。自分一人だけになってしまった部屋に、煮え切らない静寂が広がる。
「……よう。やっぱり起きていたか」
ルチルと入れ替わるようにして、ジェルドが部屋にやってくる。心配そうな表情を浮かべて、椅子に座ってクレインの顔を覗く。
「あいつ、俺とすれ違ったのに、気にせず走っていったもんだからよ……声かける暇もなかった」
「……そうか」
「喧嘩でもしたか?」
「っ……」
「図星か」
「てめ……」
ケンカじゃないと言い張ろうとしたが、心境が悪化しているという点では、それと同等の気まずさはあるだろう。
「仲直りはできそうか?」
「……いや。正直、今回は……」
「『今回は』? 前にも喧嘩したのか」
「……ああ。お互いに強く言い合いをした」
「あの時はおれも悪いことをしたって、自覚はあったが……今回は駄目だ。おれは正しいことをしたから……」
「海に飛び込んでいって、大勢に心配かけんのが正しいことだと?」
「あいつの物が流れていったから、取りに行ったんだよ」
「ああ……そういうな……」
ジェルドは尻尾を小刻みに揺らしながら話を聞いている。もはやクレインを説得するのを諦めたかのような態度だった。
「おれ……わからねえよ。考える前に身体が動ちまうんだ。ここで自分が動かないで誰かが悲しむぐらいならって……いつもそう思っている」
「……」
「今回だってそうだ。それを失くしたら、ルチルはもっと悲しんでいた。でも届けてやったのにまた泣いていて……おれ、もう何も……」
「……だとしたら、それはあの子の問題なのかもな」
あまりにもきっぱりとした物言いに、クレインは一瞬固まってしまう。
「……え」
「俺の目には、あの子はとても重い感情を抱えていて、それに潰されるのを耐えているように見えた。それを改善してやるには、あの子自身が自覚して改めるしかねえ……」
「……だとしたら、おれはどうすれば」
「もどかしいかもしれんが、お前は見守ることしかできねえよ。逆にお前が入ってくると、益々あの子は考え込んでしまう」
「……」
「一緒の旅行だってのにきついだろうが……ま、ここにいる間は俺を頼れ。幸いにも時間だけはある」
あの後船は無事に嵐を潜り抜け、アンドヴァリ港の南エリアに到着した。クレインは診療所に運ばれ療養中。ジェルドが宿を取ってくれたので、ルチルはそこに滞在している。
恐らくそこに帰っていっただろうと、ジェルドは診療所から出ながら考え込む。そして頭の中がいっぱいになってきたので、適当な店でコーヒーをすすっていた。
(あー……ブラックはいいな。頭がすっきりするぜ。疲れた時はそれに限る)
南エリアにおいても、小人率は相変わらず高く、吹っかけた商売をしている様も変わらず。特に面白くもないその光景を、ジェルドは腕を組んで眺める。
(にしてもあの小僧……確か、あの嬢ちゃんがクレインって呼んでいたな。そして嬢ちゃんの方がルチルだったか)
そういえばあの子供二人の名前を聞いていなかったと、今更ながら思う。
(ルチルの方はまあともかく……クレインだ。あいつ、気が強いっつーか生意気っつーか……思春期男子ってのは大概ああなのかね? ま、俺も多分そうだったが)
頭が整理されてきたのか、思考がポジティブな方向へと動いていく。
(そして、俺が面倒を見ているあいつ。多分歳が近いんだろうな、そっくりだ。だからこそ心配なのかもしれないが――)
「失礼します……ジェルド・マクラレン殿ですね?」
突然正面から声をかけられ、ジェルドは相手に怪訝な目付きを向ける。
「……何だ?」
「マナルヴィ大陸の顔である国、スコラティ王国。王国に忠誠を誓う精鋭の集まり『神狼騎士団』。その1番隊長が貴方だ……違いませんね?」
「おいおい……仕事の話はやめてくれよ。今の俺は休暇中なんだ」
「その点については申し訳なく思っております。ですが我々も緊急であります故……貴方様の人柄を見込んでお頼みしたいのです」
数十分程して、ジェルドは再びクレインの病室にやってきた。
「……ジェルドさん? まだおれに何か……」
「お前に会いたいって奴が、俺に接触してきた」
「……誰です?」
警戒心を露わにして、クレインはジェルドの言葉を聞く。
「エメラルドグリーンの髪の炎人だ……名前は『アレス』と名乗っていたぞ」
「……!」
その瞬間、クレインの表情が大きく変わった。目を大きく見開き、痛みも忘れて起き上がろうとした。
「あ゛っ!!」
「お、おい無茶すんなよ。その反応から察するに知り合いか?」
「知り合い、だ……ここに通してくれ。それから、ルチルも呼んできてほしい……」
「あと、おれとルチルとそいつ以外に、誰も部屋に入ってこないように……見張ってくれないか……」
「……わかった。ちょっと待ってろ」
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