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第20話 生まれた意味
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(くそっ……!! 行くな、落ちていくんじゃねえ……!!)
黒をぼとりと垂らしたような青。波は決して目に見えず、荒れ狂い身を叩き付けてくる。
クレインはそんな海をひたすらに潜っていた。波がないという事前情報を疑うような、激しくうねる海であった。
(『潮汐』……! もっと、もっとだ……!)
視界には捉えられている。透明に輝く貝殻と、白い宝石が入ったポプリ。
当然ながら自分よりも小さいので、どんどん引っ張られて落ちていく。それを自分を無理矢理重くすることで、追いつこうとしているのだ。
(これを失ってしまったら、あいつは……ルチルはっ!!!)
「た、大変ですっ、船底に穴が空いて……!」
「なんだって!?」
甲板まで出てきたルチルは、そのまま操舵室へと足を運び、船の状態を船乗り達に伝えた。
「わかった、教えてくれてありがとう! あとは魔道具で直すから安心しな!」
「は、はい……あと、その……」
「ん!? まだ何かあるのか!?」
「えっと……」
この人達ならどうにかしてくれるかもと期待を込めて、ルチルは伝えた。
「一緒に来た男の子が、海に落ちちゃって……!」
「なんだと!? おわっ!!」
「きゃっ……!」
話をしている間にも船は大きく揺れる。安全な操縦が求められると同時に、一刻も早くこの嵐を脱しないといけない。
「……悪いがお嬢ちゃん、お連れさんの方はどうにもできねえ。海に落ちたのは不運だ……そう割り切るしか……」
「そんな……!」
伝えたいことは山程ある。クレインは自分にとってどれだけ大事なのか、口を開こうとした。
「いいか、たった一人の為だけに大勢を犠牲にするわけにはいかねえんだよ。仮にどっかの王族だったら話は別だが、何か証明できるものはあるのかい?」
「そ、それは……」
クレインの存在が公にされていないという事実が、ここに来て足を引っ張ってしまう。
「ないんだろ? じゃあ諦めてくれ。俺達だってな、胸は痛むが全く知らない誰かの為に命懸けられる程肝は据わってねえ……」
「……」
去っていく船乗りを前に、ルチルは一歩も動けなくなってしまった。絶望だけが広がって、ポシェットが普段より軽くなっていることにも気づかない。
(やった……! 取れたぞ!)
重力をかけて海を潜ること数分、クレインは遂に貝殻とポプリを掴むことができた。
丁寧に回収した後は服のポケットに入れ、ジッパーをしっかりと閉める。これが開くことはないと確信した。
(あとはこれをルチルに……!)
(ルチル、に……っ!!!)
海面への浮上を試みようとしたその時。
クレインの後頭部に何かが激突した。
(がはっ……!!!)
とてつもない痛みだった。金属の棒で殴られても、ここまでの痛みは感じない。
その感覚は、一瞬のうちにクレインの意識を奪っていく――
「ジェルドさん……!」
「ルチル! 無事だったか! 船に穴空いたって聞いて――」
心配する彼の言葉を遮るように、ルチルは彼に抱き着く。
「く、クレインが……海に落ちて……!」
「はぁ!? あの坊主、一体何を考えてやがる!?」
「わからない、わかりませんっ……! でも、でも……!」
時間が経った影響か、ルチルはその時の光景を少しは冷静に分析できるようになっていた。
「今落ちたって言いましたけど、落ちたんじゃなくて……海に向かって飛び込んでいった感じで……っ」
「なんだと……まさか本当に嵐を食い止めに行ったんじゃないだろうな!?」
「そんな、こと……でも、でも、どうだろう……」
今行方不明になった者に対して、とりとめのない推測をしている最中――
「……あっ!!!」
「どうした!?」
ルチルは突然ジェルドから離れ、海が見えるギリギリまで、船の縁に接近する。
「あ、ああっ、あああああっ……!!!」
「……ッ!!! あいつ……!!」
暴風によって生まれる波に荒らされ、雷も落ち、ひどく狂い果てる海に。
人間の頭が一つ浮かんでいた。金髪で、褐色肌で、蒼い炎を時々噴き出していた。
その炎はどんどん小さくなっていき、極めつけに後頭部からは出血していた――
「クソが……!!! 『猛進』ッ!!!」
ジェルドが人差し指をクレインに向ける。
するとその指先から一瞬黒い雷が迸った。
それがクレインに着弾したかと思うと、彼の肉体が海面から突き飛ばされていく。
「何とか持ってくれよ!! 『垂直』!!」
吹き飛ばされたクレインの肉体は、風に抗う程の速度で、船の真上にまで真っ直ぐ飛んできた。
そのタイミングを見計らって、ジェルドは再び指から迸る雷を彼に命中させる。
力の向きが変わったのか、クレインの肉体は引き寄せられるように降下し――
それなりに大きい音を立てて、甲板に落ちる。ジェルドはすぐに彼に近づき、手際よく服を脱がせていく。
「クソッ、波に揉まれて石に頭打ったな……!? 本当に、本ッ当に馬鹿なことしやがって……!!!」
自分の服も脱ぎ、適当に破った後、クレインの傷口に巻き付けて止血を行っていく――
「おい!! 突っ立って見ているだけなら、手が空いている船乗り呼んでこい!! 人手が必要だ!!」
「呼んできてくれれば、あとは俺が指示する――これは俺一人じゃ限界がある!!」
ジェルドはルチルに向かって必死に叫んだ。目の前にいる瀕死の若者を、どうにかこの世に留めようと手を尽くしている。
自分達は手を尽くされている。ルチルはそれを実感できたはずなのに、一歩も動けなかった。
「――色々抱えてんのはわかるが、動け!!! でないとお前の大事なツレは本当に死んじまうぞ!!!」
死ぬ。クレインが死ぬ。助けた命が無くなる。他でもない『わたし』が助けた命が。
その現実を改めて突き付けられたルチルは、震える足に精いっぱいの力を込め、立ち上がった。
「……はい!! すみません、少し待っていてください……!!」
「頼むぞ……!!! お前のツレだって頑張ってんだ、お前も気張れよ!!!」
「ねえ……父さん」
「おれはどうして蒼いんだ? おれはどうして、蒼い魔法を持って生まれてきたんだ……?」
様々な調度品が置かれ、とても豪華な部屋に、人間が二人いる。
ソファーにゆったりと座る男性と、その膝の上に乗る少年だ。
「それは簡単なことだ。お前は大いなる運命を背負ってきたんだよ。私達には到底成し得ないような、ね……」
父親は息子に語りかける。肌の色こそ同じだったが、息子が放つ炎は蒼く、呼応するように瞳も蒼く染まっていた。
赤い炎を放ち、紅い瞳を持つ自分とは違う。しかし紛れもなく血はつながっているのだ。
「父さんですらもできないような……」
「そうだ、きっと皇帝をやるより大切なことだ。それでいて難しいことなのだと、私は思う」
「……おれ、いつも勉強で叱られてばかりだけど。できるかな」
「できるさ。ふふ……勉強なら存分に叱られていなさい。その使命を果たす際に、失敗しなければいいのだから」
父親はいつも難しい言い回しをする。きっと皇帝なんてやって、多くの人の声を聞いているからだろう。
でも声色は優しくて、いつも落ち着いている。そんな父親を息子は尊敬していた。
「……占い師が教えてくれればいいのにな。おれは一体何をすればいいのか」
「それを教えられたら、私は必要なくなってしまうよ。迷う者がたくさんいるからこそ、皇帝は道標にならないといけない」
「ははは……それもそっか……」
息子は目を閉じる。そして間もなくして、父親の膝の上で眠りに着いた。
そんな昔々の光景を、どうして今になって見ることになったのかは、自分にもわからない。ただ――
(生まれた意味……)
(……皇帝ができないのは、個人を深く見つめて、それに寄り添うことだ。大衆を意識しないと国は治められない)
(だからこれが、そうなんだ……誰かの為に頑張って、全力を尽くして……)
暗い海のような意識の中、父親に言われた言葉の数々を、少年は何度も反芻していた。
黒をぼとりと垂らしたような青。波は決して目に見えず、荒れ狂い身を叩き付けてくる。
クレインはそんな海をひたすらに潜っていた。波がないという事前情報を疑うような、激しくうねる海であった。
(『潮汐』……! もっと、もっとだ……!)
視界には捉えられている。透明に輝く貝殻と、白い宝石が入ったポプリ。
当然ながら自分よりも小さいので、どんどん引っ張られて落ちていく。それを自分を無理矢理重くすることで、追いつこうとしているのだ。
(これを失ってしまったら、あいつは……ルチルはっ!!!)
「た、大変ですっ、船底に穴が空いて……!」
「なんだって!?」
甲板まで出てきたルチルは、そのまま操舵室へと足を運び、船の状態を船乗り達に伝えた。
「わかった、教えてくれてありがとう! あとは魔道具で直すから安心しな!」
「は、はい……あと、その……」
「ん!? まだ何かあるのか!?」
「えっと……」
この人達ならどうにかしてくれるかもと期待を込めて、ルチルは伝えた。
「一緒に来た男の子が、海に落ちちゃって……!」
「なんだと!? おわっ!!」
「きゃっ……!」
話をしている間にも船は大きく揺れる。安全な操縦が求められると同時に、一刻も早くこの嵐を脱しないといけない。
「……悪いがお嬢ちゃん、お連れさんの方はどうにもできねえ。海に落ちたのは不運だ……そう割り切るしか……」
「そんな……!」
伝えたいことは山程ある。クレインは自分にとってどれだけ大事なのか、口を開こうとした。
「いいか、たった一人の為だけに大勢を犠牲にするわけにはいかねえんだよ。仮にどっかの王族だったら話は別だが、何か証明できるものはあるのかい?」
「そ、それは……」
クレインの存在が公にされていないという事実が、ここに来て足を引っ張ってしまう。
「ないんだろ? じゃあ諦めてくれ。俺達だってな、胸は痛むが全く知らない誰かの為に命懸けられる程肝は据わってねえ……」
「……」
去っていく船乗りを前に、ルチルは一歩も動けなくなってしまった。絶望だけが広がって、ポシェットが普段より軽くなっていることにも気づかない。
(やった……! 取れたぞ!)
重力をかけて海を潜ること数分、クレインは遂に貝殻とポプリを掴むことができた。
丁寧に回収した後は服のポケットに入れ、ジッパーをしっかりと閉める。これが開くことはないと確信した。
(あとはこれをルチルに……!)
(ルチル、に……っ!!!)
海面への浮上を試みようとしたその時。
クレインの後頭部に何かが激突した。
(がはっ……!!!)
とてつもない痛みだった。金属の棒で殴られても、ここまでの痛みは感じない。
その感覚は、一瞬のうちにクレインの意識を奪っていく――
「ジェルドさん……!」
「ルチル! 無事だったか! 船に穴空いたって聞いて――」
心配する彼の言葉を遮るように、ルチルは彼に抱き着く。
「く、クレインが……海に落ちて……!」
「はぁ!? あの坊主、一体何を考えてやがる!?」
「わからない、わかりませんっ……! でも、でも……!」
時間が経った影響か、ルチルはその時の光景を少しは冷静に分析できるようになっていた。
「今落ちたって言いましたけど、落ちたんじゃなくて……海に向かって飛び込んでいった感じで……っ」
「なんだと……まさか本当に嵐を食い止めに行ったんじゃないだろうな!?」
「そんな、こと……でも、でも、どうだろう……」
今行方不明になった者に対して、とりとめのない推測をしている最中――
「……あっ!!!」
「どうした!?」
ルチルは突然ジェルドから離れ、海が見えるギリギリまで、船の縁に接近する。
「あ、ああっ、あああああっ……!!!」
「……ッ!!! あいつ……!!」
暴風によって生まれる波に荒らされ、雷も落ち、ひどく狂い果てる海に。
人間の頭が一つ浮かんでいた。金髪で、褐色肌で、蒼い炎を時々噴き出していた。
その炎はどんどん小さくなっていき、極めつけに後頭部からは出血していた――
「クソが……!!! 『猛進』ッ!!!」
ジェルドが人差し指をクレインに向ける。
するとその指先から一瞬黒い雷が迸った。
それがクレインに着弾したかと思うと、彼の肉体が海面から突き飛ばされていく。
「何とか持ってくれよ!! 『垂直』!!」
吹き飛ばされたクレインの肉体は、風に抗う程の速度で、船の真上にまで真っ直ぐ飛んできた。
そのタイミングを見計らって、ジェルドは再び指から迸る雷を彼に命中させる。
力の向きが変わったのか、クレインの肉体は引き寄せられるように降下し――
それなりに大きい音を立てて、甲板に落ちる。ジェルドはすぐに彼に近づき、手際よく服を脱がせていく。
「クソッ、波に揉まれて石に頭打ったな……!? 本当に、本ッ当に馬鹿なことしやがって……!!!」
自分の服も脱ぎ、適当に破った後、クレインの傷口に巻き付けて止血を行っていく――
「おい!! 突っ立って見ているだけなら、手が空いている船乗り呼んでこい!! 人手が必要だ!!」
「呼んできてくれれば、あとは俺が指示する――これは俺一人じゃ限界がある!!」
ジェルドはルチルに向かって必死に叫んだ。目の前にいる瀕死の若者を、どうにかこの世に留めようと手を尽くしている。
自分達は手を尽くされている。ルチルはそれを実感できたはずなのに、一歩も動けなかった。
「――色々抱えてんのはわかるが、動け!!! でないとお前の大事なツレは本当に死んじまうぞ!!!」
死ぬ。クレインが死ぬ。助けた命が無くなる。他でもない『わたし』が助けた命が。
その現実を改めて突き付けられたルチルは、震える足に精いっぱいの力を込め、立ち上がった。
「……はい!! すみません、少し待っていてください……!!」
「頼むぞ……!!! お前のツレだって頑張ってんだ、お前も気張れよ!!!」
「ねえ……父さん」
「おれはどうして蒼いんだ? おれはどうして、蒼い魔法を持って生まれてきたんだ……?」
様々な調度品が置かれ、とても豪華な部屋に、人間が二人いる。
ソファーにゆったりと座る男性と、その膝の上に乗る少年だ。
「それは簡単なことだ。お前は大いなる運命を背負ってきたんだよ。私達には到底成し得ないような、ね……」
父親は息子に語りかける。肌の色こそ同じだったが、息子が放つ炎は蒼く、呼応するように瞳も蒼く染まっていた。
赤い炎を放ち、紅い瞳を持つ自分とは違う。しかし紛れもなく血はつながっているのだ。
「父さんですらもできないような……」
「そうだ、きっと皇帝をやるより大切なことだ。それでいて難しいことなのだと、私は思う」
「……おれ、いつも勉強で叱られてばかりだけど。できるかな」
「できるさ。ふふ……勉強なら存分に叱られていなさい。その使命を果たす際に、失敗しなければいいのだから」
父親はいつも難しい言い回しをする。きっと皇帝なんてやって、多くの人の声を聞いているからだろう。
でも声色は優しくて、いつも落ち着いている。そんな父親を息子は尊敬していた。
「……占い師が教えてくれればいいのにな。おれは一体何をすればいいのか」
「それを教えられたら、私は必要なくなってしまうよ。迷う者がたくさんいるからこそ、皇帝は道標にならないといけない」
「ははは……それもそっか……」
息子は目を閉じる。そして間もなくして、父親の膝の上で眠りに着いた。
そんな昔々の光景を、どうして今になって見ることになったのかは、自分にもわからない。ただ――
(生まれた意味……)
(……皇帝ができないのは、個人を深く見つめて、それに寄り添うことだ。大衆を意識しないと国は治められない)
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