120 / 247
第1章2節 学園生活/慣れてきた二学期
第117話 孤児院の夜・その3
しおりを挟む
『こうして私は運命と呼ばれるそれを見定める旅に出た。桜の花びらが舞い散る季節、私は一枚の花びらと成りて世界に踊らん』
『運命というものについて考えた時、それは偉大なる創世の女神と八の神々の御意志ではないかと結論が出た。御意志とは即ち司る物、有り体に言えば属性である』
『その為私は、俗に言う所の霊脈を巡ってみることにしたのだ。霊脈は魔力が吹き荒れ、心身に力を与えてくれる特別な場所。古来より人々はそのような場所を選んで都市を築き上げてきたのだという』
『人との交流があれば必ずや運命について見定めることができるであろう。そうでなくとも人と関わるのは私の好む所だ。このような意図の元私は旅立った。最初に目指すは火属性が満ちる竜族の地、ガラティア地方だ』
『さて、ここで一つ箸休めとして小話をしたい。それは私と苦難を共にしてくれると誓った、岩に刺さっていた剣のことだ』
『当然人間なので旅をしていると疲労が溜まる。当然溜まった疲労は休息を取らないと解消されない。それを効率良く行う為に、私は立ち寄った村の宿に泊まった』
『しかし残念なことにこの村、近辺を根城にしている賊に魂を売り渡しており、宿に泊まった旅行者が寝静まっている間、それらが持つ所持品を盗まれてしまうのだ。当然のように私もその被害に遭ってしまったが、逆に返り討ちにして、それどころか賊の脅威を斬り伏せたのだった』
『それを可能にしたのはあの剣。私は夜に目覚め、そして私の荷物を漁っていた賊と鉢合わせした。賊が相手が目覚める前に逃げるか相手を殺すかの二択しか行動を取らないので、さぞかし驚いたが、何故そうなったのかは直ぐに結論が出た』
『賊は剣を盗もうとしていたが、どう持ち上げようとしても動かそうとしても、剣は張り付いたようにぴくりとも動かない。にも関わらず剣を持っていこうとしていたのだから、物音も当然大きくなり、それが剣の主たる私を目覚めさせた』
『狼狽える賊を尻目に私は剣を手に取る。あれだけ賊が苦心して持ち去ろうとしていた剣は、難なく持ち上げることができた。賊以上に私が驚いたが、直ぐに確信に変わった。やはりこの剣は私と共にいてくれると、忠誠を誓ってくれたのだ』
『このような信頼を実感するような出来事も踏まえながら、私はログレスの平原を行き、そしてアンディネ大陸南西のヴァレイス荒野へと向かう――』
「よっアーサー。オマエは部屋から出ずに本か」
「ワンワン!」
ソファーに座って本を読んでいたアーサー、その上にカヴァスが勢いを付けて乗ってくる。先程子供達に大好評な様子だったので、一人で行ってこいと指示を出していたのだった。
一緒に出ていたイザークとルシュドも適当な場所に座る。ここは今は使われていない空き部屋の一つで、男子三人が泊まれるであろう部屋ということで提供されたのだった。
「オマエそれ好きだよなあ。『ユーサー・ペンドラゴンの旅路』」
「……」
「いやあ? 他人の好みに好き勝手言うようなことはしないぜ? ボクだってされたら嫌だからな」
「……勝手にしろ」
「にゅー。アーサー、これ、食べろ」
「……夜食か」
「チーズ芋餅。美味しい」
ルシュドから渡されたそれを、にゅーとチーズを伸ばして食べるアーサー。
「……」
「ギャハハハ、オマエがやると絵面が面白ぇわ」
「……ふん」
「で? 時間は? ……まだ七時半か。ならこれしかねえな」
イザークは自分の鞄から紙束を取り出す。
剣、棍棒、菱形、ハートのマーク。そして一から十の数字、兵士と女王と王と騎士が描かれた五十三枚。
「何だそれは」
「トランプだよ。旅行のお供だ。 何する? 七並べ? ババ抜き?」
「うーん。おれ、トランプ、初めて」
「……オレもだ」
「マッジかよ。じゃあ基本のババ抜きから~……」
そう言いながら、イザークは二人と自分の目の前にトランプを配っていく。
「何をするんだ」
「ババ抜きだよ! ババ抜き! 今配ったカードの中に同じ数字があったら捨てろよ。いや違え、ここに二枚まとめて置けよ!」
「はぁ……」
「わかった」
「置いたぞ」
「そしたらじゃんけんだ。ロックエンドシザーズゴー!」
「……は?」
「ええ!? オマエじゃんけんもわかんないの!?
「おれ、聞いたこと、ある。三すくみ」
「いやそれはそれでいいんだけど……あ~! じゃあボクから時計周りでいいや!」
イザークはアーサーの眼前に、手に持ったトランプの束を突き出す。
「……どうしろと」
「どれか一枚引け。そして自分の手札に加えろ」
「……」
言われた通りに手を動かすアーサー。終始真顔で動作を行っている。
「スペードの3だな」
「よし。持っている手札に3はあるか?」
「あるな」
「じゃあそれとペアになるから、最初と同じようにこっちに置け。それを繰り返して早く手札がなくなった順番に勝ちだ」
「最後、手札。残る?」
「そうそうご明算。最後に残るのはジョーカー、つまりババだ。それを引かないようにするからババ抜きだ」
「成程」
「ジョーカーを持っているのが、あるいは引いたのがバレないように上手ーく駆け引きするってこった。今はペアになったからよかったけど、引いたカードの数字は絶対に教えんなよ!」
「わかった」
~一時間後~
「……ふん」
「だーっ! また負けた! これで五連敗じゃねーか!」
「おれ、三回。イザーク、五回。でも、アーサー、ゼロ。強い」
「単純に表情の変化や手の動きを観察すればいい」
「それができたら苦労しねーよ! もういい、ババ抜きは大丈夫だな! 別のゲームをしよう!」
イザークがトランプを片付けようとしたその時、こんこんと扉を叩く音がした。
「……ん?」
「何者だ」
「入っていいぞー」
イザークが扉の外に向かって声をかけると、キィという音を立てて扉が開かれる。
そこには数人の男子が立っていた。それぞれ枕を抱えて。
「えへへ……お邪魔します」
「おうチビ達。ボクらとお話しに来たのかい?」
「それもだけど……えいっ!」
「ぐふっ!?」
一番先頭にいた少年が、アーサーの顔面に枕を投げ付ける。
「お兄ちゃん達……きっと、できるでしょ? だから遊ぼうよ」
「……貴様。その行為――」
「宣戦布告とみなしたぁ!」
「もがっ!」
イザークがアーサーから素早く枕を奪い取り、少年の顔面目掛けて投げ返す。
「……何のつもりだ?」
「売られたケンカを買っただけだよ? ていうか、オマエもそのつもりだろ?」
「……だとしても対象はオレだ。貴様に割り込まれる筋合いはない」
「集団戦でいいんだよ、こういうのは! サイリィー!」
イザークの号令に応じて、サイリが素早く出現しベッドから枕を掠め取っていく。
「これは決闘なんかじゃねえ、遊びだ! そうだろ!?」
「そうだよ! よーし、皆乗り込め―!」
今度は少年の号令に応じて、同じように枕を抱えた子供がたくさん乗り込んできた。
「枕、投げる。当たり?」
「大正解だ! おらー行くぞ二人共ー!」
「おー!」
「おらっしゃあー!」
「ナイトメアがなんだー! こっちの方が数は多いぞー! みんなかかれー!」
いつの間にかジャバウォックも現れ、アーサーの目の前で枕の投げ合いが始まる。
「……」
「ワンワン!」
「……」
「ワンワンワオン!」
「……やれと?」
「ワンッ!」
「……」
「……あんたは壊れそうな物を保護しろ。片付けが大変にならないようにな」
「――ワン!」
カヴァスはキレのある声で返事をし、アーサーは足元にあった枕を放り投げてイザークの隣に立つ。
「不本意ではあるが……こいつらは満足するまで帰らない。故に全力で相手をしてやるのが手っ取り早い。違うか」
「――ああ! 難しいことにしようとしているがそういうことだ!」
「うおおおお! おれ、負けない!」
「へへっ、やっぱりみこんだ通りだ! ぼく達も負けないぞー!」
賑やかな男子寮と、静かな女子寮。孤児院の夜は新しい朝へと更けていく。
『運命というものについて考えた時、それは偉大なる創世の女神と八の神々の御意志ではないかと結論が出た。御意志とは即ち司る物、有り体に言えば属性である』
『その為私は、俗に言う所の霊脈を巡ってみることにしたのだ。霊脈は魔力が吹き荒れ、心身に力を与えてくれる特別な場所。古来より人々はそのような場所を選んで都市を築き上げてきたのだという』
『人との交流があれば必ずや運命について見定めることができるであろう。そうでなくとも人と関わるのは私の好む所だ。このような意図の元私は旅立った。最初に目指すは火属性が満ちる竜族の地、ガラティア地方だ』
『さて、ここで一つ箸休めとして小話をしたい。それは私と苦難を共にしてくれると誓った、岩に刺さっていた剣のことだ』
『当然人間なので旅をしていると疲労が溜まる。当然溜まった疲労は休息を取らないと解消されない。それを効率良く行う為に、私は立ち寄った村の宿に泊まった』
『しかし残念なことにこの村、近辺を根城にしている賊に魂を売り渡しており、宿に泊まった旅行者が寝静まっている間、それらが持つ所持品を盗まれてしまうのだ。当然のように私もその被害に遭ってしまったが、逆に返り討ちにして、それどころか賊の脅威を斬り伏せたのだった』
『それを可能にしたのはあの剣。私は夜に目覚め、そして私の荷物を漁っていた賊と鉢合わせした。賊が相手が目覚める前に逃げるか相手を殺すかの二択しか行動を取らないので、さぞかし驚いたが、何故そうなったのかは直ぐに結論が出た』
『賊は剣を盗もうとしていたが、どう持ち上げようとしても動かそうとしても、剣は張り付いたようにぴくりとも動かない。にも関わらず剣を持っていこうとしていたのだから、物音も当然大きくなり、それが剣の主たる私を目覚めさせた』
『狼狽える賊を尻目に私は剣を手に取る。あれだけ賊が苦心して持ち去ろうとしていた剣は、難なく持ち上げることができた。賊以上に私が驚いたが、直ぐに確信に変わった。やはりこの剣は私と共にいてくれると、忠誠を誓ってくれたのだ』
『このような信頼を実感するような出来事も踏まえながら、私はログレスの平原を行き、そしてアンディネ大陸南西のヴァレイス荒野へと向かう――』
「よっアーサー。オマエは部屋から出ずに本か」
「ワンワン!」
ソファーに座って本を読んでいたアーサー、その上にカヴァスが勢いを付けて乗ってくる。先程子供達に大好評な様子だったので、一人で行ってこいと指示を出していたのだった。
一緒に出ていたイザークとルシュドも適当な場所に座る。ここは今は使われていない空き部屋の一つで、男子三人が泊まれるであろう部屋ということで提供されたのだった。
「オマエそれ好きだよなあ。『ユーサー・ペンドラゴンの旅路』」
「……」
「いやあ? 他人の好みに好き勝手言うようなことはしないぜ? ボクだってされたら嫌だからな」
「……勝手にしろ」
「にゅー。アーサー、これ、食べろ」
「……夜食か」
「チーズ芋餅。美味しい」
ルシュドから渡されたそれを、にゅーとチーズを伸ばして食べるアーサー。
「……」
「ギャハハハ、オマエがやると絵面が面白ぇわ」
「……ふん」
「で? 時間は? ……まだ七時半か。ならこれしかねえな」
イザークは自分の鞄から紙束を取り出す。
剣、棍棒、菱形、ハートのマーク。そして一から十の数字、兵士と女王と王と騎士が描かれた五十三枚。
「何だそれは」
「トランプだよ。旅行のお供だ。 何する? 七並べ? ババ抜き?」
「うーん。おれ、トランプ、初めて」
「……オレもだ」
「マッジかよ。じゃあ基本のババ抜きから~……」
そう言いながら、イザークは二人と自分の目の前にトランプを配っていく。
「何をするんだ」
「ババ抜きだよ! ババ抜き! 今配ったカードの中に同じ数字があったら捨てろよ。いや違え、ここに二枚まとめて置けよ!」
「はぁ……」
「わかった」
「置いたぞ」
「そしたらじゃんけんだ。ロックエンドシザーズゴー!」
「……は?」
「ええ!? オマエじゃんけんもわかんないの!?
「おれ、聞いたこと、ある。三すくみ」
「いやそれはそれでいいんだけど……あ~! じゃあボクから時計周りでいいや!」
イザークはアーサーの眼前に、手に持ったトランプの束を突き出す。
「……どうしろと」
「どれか一枚引け。そして自分の手札に加えろ」
「……」
言われた通りに手を動かすアーサー。終始真顔で動作を行っている。
「スペードの3だな」
「よし。持っている手札に3はあるか?」
「あるな」
「じゃあそれとペアになるから、最初と同じようにこっちに置け。それを繰り返して早く手札がなくなった順番に勝ちだ」
「最後、手札。残る?」
「そうそうご明算。最後に残るのはジョーカー、つまりババだ。それを引かないようにするからババ抜きだ」
「成程」
「ジョーカーを持っているのが、あるいは引いたのがバレないように上手ーく駆け引きするってこった。今はペアになったからよかったけど、引いたカードの数字は絶対に教えんなよ!」
「わかった」
~一時間後~
「……ふん」
「だーっ! また負けた! これで五連敗じゃねーか!」
「おれ、三回。イザーク、五回。でも、アーサー、ゼロ。強い」
「単純に表情の変化や手の動きを観察すればいい」
「それができたら苦労しねーよ! もういい、ババ抜きは大丈夫だな! 別のゲームをしよう!」
イザークがトランプを片付けようとしたその時、こんこんと扉を叩く音がした。
「……ん?」
「何者だ」
「入っていいぞー」
イザークが扉の外に向かって声をかけると、キィという音を立てて扉が開かれる。
そこには数人の男子が立っていた。それぞれ枕を抱えて。
「えへへ……お邪魔します」
「おうチビ達。ボクらとお話しに来たのかい?」
「それもだけど……えいっ!」
「ぐふっ!?」
一番先頭にいた少年が、アーサーの顔面に枕を投げ付ける。
「お兄ちゃん達……きっと、できるでしょ? だから遊ぼうよ」
「……貴様。その行為――」
「宣戦布告とみなしたぁ!」
「もがっ!」
イザークがアーサーから素早く枕を奪い取り、少年の顔面目掛けて投げ返す。
「……何のつもりだ?」
「売られたケンカを買っただけだよ? ていうか、オマエもそのつもりだろ?」
「……だとしても対象はオレだ。貴様に割り込まれる筋合いはない」
「集団戦でいいんだよ、こういうのは! サイリィー!」
イザークの号令に応じて、サイリが素早く出現しベッドから枕を掠め取っていく。
「これは決闘なんかじゃねえ、遊びだ! そうだろ!?」
「そうだよ! よーし、皆乗り込め―!」
今度は少年の号令に応じて、同じように枕を抱えた子供がたくさん乗り込んできた。
「枕、投げる。当たり?」
「大正解だ! おらー行くぞ二人共ー!」
「おー!」
「おらっしゃあー!」
「ナイトメアがなんだー! こっちの方が数は多いぞー! みんなかかれー!」
いつの間にかジャバウォックも現れ、アーサーの目の前で枕の投げ合いが始まる。
「……」
「ワンワン!」
「……」
「ワンワンワオン!」
「……やれと?」
「ワンッ!」
「……」
「……あんたは壊れそうな物を保護しろ。片付けが大変にならないようにな」
「――ワン!」
カヴァスはキレのある声で返事をし、アーサーは足元にあった枕を放り投げてイザークの隣に立つ。
「不本意ではあるが……こいつらは満足するまで帰らない。故に全力で相手をしてやるのが手っ取り早い。違うか」
「――ああ! 難しいことにしようとしているがそういうことだ!」
「うおおおお! おれ、負けない!」
「へへっ、やっぱりみこんだ通りだ! ぼく達も負けないぞー!」
賑やかな男子寮と、静かな女子寮。孤児院の夜は新しい朝へと更けていく。
0
あなたにおすすめの小説
神のミスで転生したけど、幼女化しちゃった! 神具【調薬釜】で、異世界ライフを楽しもう!
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
旧題:神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!
電子書籍は、2026/3/9に発売です!
書籍は2026/3/11に発売(予約受付中)です!メロンブックス様より、特典の描き下ろしSSペーパーがあります。詳しくは、メロンブックス様へお願い致します。
イラストは、にとろん様です。よろしくお願い致します!
ファンタジー小説大賞に投票して頂いた皆様には、大変感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。
異世界に転生したので錬金術師としてダラダラ過ごします
高坂ナツキ
ファンタジー
車道に飛び出した猫を助けた吾妻和央は車に轢かれて死んでしまった。
気が付いたときには真っ白な空間の中にいて目の前には発光していて姿形が良くわからない人物が。
その人物は自分を神と名乗り、主人公を異世界に転生させてくれると言う。
よくわからないけれど、せっかく異世界に転生できるのならと、元の世界ではできなかったことをしてダラダラ過ごしたいと願う。
これは錬金術師と付与魔術師の天職を与えられた男が異世界にてだらだら過ごすだけの物語。
※基本的に戦闘シーンなどはありません。異世界にてポーションを作ったり魔導具を作ったりなどの日常がメインです。
投稿開始の3日間、1/1~1/3は7:00と17:00の2回投稿。1/4以降は毎日7:00に投稿します。
2月以降は偶数日の7:00のみの投稿となりますので、よろしくお願いします。
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
『異界酒場 ルーナ』
みぎみみ
ファンタジー
東京・渋谷から少し外れた路地の奥、築五十年のビルの地下一階。看板は小さく、知っている人しか辿り着けない。
カウンター八席、テーブル二卓。深夜零時から夜明けまでの営業。
ルーカス(本名:ルカシュ・ヴァルド)
異世界の小さな王国の第三王子として生まれたが、王位継承争いに巻き込まれ、魔法陣の暴走によって現代日本に転移してきた。外見は三十代前半の白人男性。銀灰色の髪と、光の加減で金色にも見える瞳を持つ。日本語は「声の魔法」で習得した。
他人の「最も深い渇望」が視える力を持つ——それは意識的な欲求ではなく、本人すら気づいていない魂の底の叫び。酒や料理を通じてその渇望に応える。
自分の力を「呪い」だと思っていた時期もある。今はただ、使い道を見つけた、という感覚でいる。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
無能と追放された結界師、三十路のおっさんですが17歳の辺境伯令嬢と婚約して人生逆転します
みかん畑
ファンタジー
無能と蔑まれ、Aランクパーティを追放された結界師フィン。
行き場を失った彼を拾ったのは、辺境伯の娘リリカだった。
国土結界の恩恵が届かない辺境で、フィンの結界は本当の価値を発揮していく。
領地再建、政治の駆け引き、そして少女のまっすぐな想い。
これは無能と呼ばれた男が、辺境で居場所を見つけ、やがて年の差婚へと至る物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる