148 / 247
第1章3節 学園生活/楽しい三学期
第143話 突撃離れの友人宅・後編
しおりを挟む
イザークとリーシャの悲痛な叫びは、当然外で待機していた六人の耳にも入ってくる。
「ふん、見たことか」
「調子乗った報いよ」
「……んあ? アタシなんで外で立って寝てたんだ?」
「おれ、ベッド、寝てた。外、いる、わからない」
「あっ、今の悲鳴で完全に起きたみたいだ」
「結果オーライ……じゃないよね、マイナスが大きすぎる気が……」
そこで玄関の扉が音を立てて開かれ、睨視するエリスと目が合う。
「うわあ、こんなにいたよ……八人揃って朝からなあに?」
「エリス、俺はあの馬鹿二人に頼まれただけなんだ。一緒に来ないと妨害すると脅されて仕方なくやったんだ。だから見逃してはくれないか」
「ワタシも右の生徒会役員に同じなのよ許しなさい」
「率先して逃げに出やがったよこいつら。あっぼくは傍観者なので無罪で」
「……ごめんなさい。あたし、エリスのこと知りたいなって思って、それで……」
「何が何だか事情がさっぱりだぜ? どうしてアタシはこんな所にいるんだ?」
「おれ、クラリア、同じ」
「……」
エリスは扉の前で思案する。朝を知らせる鳥の囀りが、朝風に乗って届いてきた。
「……何かもう、いいや。とりあえず入っちゃってよ」
「うぎゃぎゃぎゃうびょぉ……」
「んひぃ……」
「……これはすごい。結局何をしたの?」
「動けなくなる程度に強い魔力を流した」
「なるほど。そして今は何をしているの」
「こいつが原因だったようだから罰を与えている」
「ワフーン!! ワッフーン!!」
イザークとリーシャは完全に伸びており、ソファーの上に放り出されていた。アーサーはリビングの隅に移動して、カヴァスを取り押さえ毛並みを逆立てている所だった。
そこに外の六人も続々と入ってくる。
「失礼しま~す……」
「ここ、エリス、アーサー、家? 凄い」
「うーあーどうしよう……せっかく来てもらったのに、何も出さないっていうのもちょっと……」
「俺は好きにしてもらって構わない」
「ん~……じゃあ紅茶でも入れようかな……」
「ならばこの馬鹿共のナイトメアに任せるのはどうだろうか」
ヴィクトールに次いでアーサーが、イザークとリーシャの身体を睨み付ける。するとサイリとスノウが怯えを見せながら出てきた。
「――」
「そ、その……」
「主君の責任は騎士の責任でもある」
「でも……」
「早く行かなければ主君のような惨状になるぞ」
「はっ、はいなのです!!」
「場所わかるよねー? さっきばっちり見てたからねー?」
「ももももちろんなのでーす!!」
サイリとスノウが台所に駆け込むのを見送った後、ようやく本題に突入する。イザークとリーシャも会話ができる程度には回復していた。
「えっとね。わたしとアーサーは色々ありまして。入学する時にここで生活するように言われたんです」
「色々ですかぁ~……」
「そう色々。それは死んだはずの父親が敵勢力に拾われて生きていたとか、村人として生活していた自分が実は神の血を引いた勇者だったとか、それと同じぐらい重要でやばいことです。なので言えません」
「言えないなら仕方ないねぇ……」
そこにサイリとスノウが紅茶を淹れて戻ってきて、一人一人に手渡す。
「えっと、この二人の分はどうするのです……」
「あー……淹れてあげていいよ」
「マジっすか?」
「本当にいいの?」
「うん。そりゃまあ怒りもしたけれど……いつかは言わないといけないことだったから」
エリスは紅茶に口を付ける。アーサーもカヴァスを放してやってから頷いた。
「……そうだな。それも……そうだな」
「うん。その……わたしとアーサーはね、少し特別な所があって。だから……それを気軽に言って、他の人との関係がどうなるか、わかんない所があって。でも……みんなになら、言ってもいいかなって」
「……そうだなぁ~! ボクら秘密を共有している仲だもんなぁ~!」
「そうそう秘密ねぇ~……うえっへっへ……」
イザークとリーシャが気持ち悪い声で笑う。まだ痺れが残っているのかへろへろの声色である。
「まあいいんじゃない~? 友達の知らない一面を知れたってことで今回はさ~!」
「何かいい話風にまとめようとしてるけど、その気になればばいしょーきんをせいきゅーできるんですからね~?」
「この度は貴女様とアーサー様の聖域たる家屋に許可も取らず侵入してしまい、誠に申し訳ございませんでした」
リーシャが意味もなく美しい土下座を披露している間に、スノウが彼女の身体に撤収していった。
「そういえばさっきカヴァスが原因って言ってたの、あれどういうこと?」
「ここの存在をばらし、不法侵入を唆したらしい」
「大体合ってるからフォローできねえ」
「ヴァオンッ!」
「噛むなあ!! 噛み付くなああ!!」
足先を噛まれて悶えるイザークを横目に、エリスは時計を確認する。
「……っていうかさ。今日って普通に授業あるじゃん。もう七時だよ。こんな所で油売ってないで戻りなよ」
「でもまあそれはエリスもだろ?」
「わたしは……いいの。まだアーサーが風邪ひいてるから。今日もお休み」
「あれ? エリスが風邪ひいたんじゃないの?」
「あーうんもー……それ話すとまた長いから、続きはまた今度! ほら早く帰って帰って!」
「おれ、紅茶、まだ、ある」
「だって。まだ時間あるから話できるね!!」
「いいよそんなの! 残しちゃっても! ここにある物だもん、わたしが洗います!」
「ええそんなぁ、不法侵入までしたのに紅茶をいただいてしまって……非常に申し訳が立たない!!! せめてティーカップは洗って返すよぉ!!! だからその間に風邪のお話をば!!!」
「もーっ、早く帰りなさーい!!」
「あ~……叫び散らかしやがって、頭痛くなってきたわ。アナタ達が何をしようとも、ワタシはもう帰るわよ」
「アタシは美味いもん食えるってんならここに残るぜー!」
「アナタも授業あるでしょうが何言ってるの」
「あたしも……まあ、帰っていいかな……」
「帰る派が大多数なの面白すぎるだろ。まあぼくは残るもんね~。一緒に残ってヴィクトールの奴を遅刻させてやる!」
そう言い放ったハンスが横に視線を向けると、アーサーがヴィクトールのことを気にしているようだった。
「……」
「全く……病人の家で騒ぎ立てるなど」
「……」
「……先程から何故俺を見つめている」
「……あんたもその騒ぎに付き合っているんだなと思った」
「これは脅迫されたから仕方なくだ。俺自身が興味を持ってやってきたわけではない……ふん」
ズボンのポケットから不織布の包みを取り出したヴィクトールは、そこから溜息と共に暗い緑色の丸薬を取り出す。
「俺が普段服用している薬だ。効くぞ」
「……あんたが心配してくれるとはな。その好意、貰っておこう」
「おいヴィクトール!! ぼくは残るぞ!! てめえも残って授業遅れろや!!」
「何の当て付けだハンス。貴様に自由があると思っているのか?」
「ぎゃああああ容赦なく魔法を使うなあああああ……!!!」
冷たくも輝きを見せる朝に、少年少女の快声が木霊した。
「ふん、見たことか」
「調子乗った報いよ」
「……んあ? アタシなんで外で立って寝てたんだ?」
「おれ、ベッド、寝てた。外、いる、わからない」
「あっ、今の悲鳴で完全に起きたみたいだ」
「結果オーライ……じゃないよね、マイナスが大きすぎる気が……」
そこで玄関の扉が音を立てて開かれ、睨視するエリスと目が合う。
「うわあ、こんなにいたよ……八人揃って朝からなあに?」
「エリス、俺はあの馬鹿二人に頼まれただけなんだ。一緒に来ないと妨害すると脅されて仕方なくやったんだ。だから見逃してはくれないか」
「ワタシも右の生徒会役員に同じなのよ許しなさい」
「率先して逃げに出やがったよこいつら。あっぼくは傍観者なので無罪で」
「……ごめんなさい。あたし、エリスのこと知りたいなって思って、それで……」
「何が何だか事情がさっぱりだぜ? どうしてアタシはこんな所にいるんだ?」
「おれ、クラリア、同じ」
「……」
エリスは扉の前で思案する。朝を知らせる鳥の囀りが、朝風に乗って届いてきた。
「……何かもう、いいや。とりあえず入っちゃってよ」
「うぎゃぎゃぎゃうびょぉ……」
「んひぃ……」
「……これはすごい。結局何をしたの?」
「動けなくなる程度に強い魔力を流した」
「なるほど。そして今は何をしているの」
「こいつが原因だったようだから罰を与えている」
「ワフーン!! ワッフーン!!」
イザークとリーシャは完全に伸びており、ソファーの上に放り出されていた。アーサーはリビングの隅に移動して、カヴァスを取り押さえ毛並みを逆立てている所だった。
そこに外の六人も続々と入ってくる。
「失礼しま~す……」
「ここ、エリス、アーサー、家? 凄い」
「うーあーどうしよう……せっかく来てもらったのに、何も出さないっていうのもちょっと……」
「俺は好きにしてもらって構わない」
「ん~……じゃあ紅茶でも入れようかな……」
「ならばこの馬鹿共のナイトメアに任せるのはどうだろうか」
ヴィクトールに次いでアーサーが、イザークとリーシャの身体を睨み付ける。するとサイリとスノウが怯えを見せながら出てきた。
「――」
「そ、その……」
「主君の責任は騎士の責任でもある」
「でも……」
「早く行かなければ主君のような惨状になるぞ」
「はっ、はいなのです!!」
「場所わかるよねー? さっきばっちり見てたからねー?」
「ももももちろんなのでーす!!」
サイリとスノウが台所に駆け込むのを見送った後、ようやく本題に突入する。イザークとリーシャも会話ができる程度には回復していた。
「えっとね。わたしとアーサーは色々ありまして。入学する時にここで生活するように言われたんです」
「色々ですかぁ~……」
「そう色々。それは死んだはずの父親が敵勢力に拾われて生きていたとか、村人として生活していた自分が実は神の血を引いた勇者だったとか、それと同じぐらい重要でやばいことです。なので言えません」
「言えないなら仕方ないねぇ……」
そこにサイリとスノウが紅茶を淹れて戻ってきて、一人一人に手渡す。
「えっと、この二人の分はどうするのです……」
「あー……淹れてあげていいよ」
「マジっすか?」
「本当にいいの?」
「うん。そりゃまあ怒りもしたけれど……いつかは言わないといけないことだったから」
エリスは紅茶に口を付ける。アーサーもカヴァスを放してやってから頷いた。
「……そうだな。それも……そうだな」
「うん。その……わたしとアーサーはね、少し特別な所があって。だから……それを気軽に言って、他の人との関係がどうなるか、わかんない所があって。でも……みんなになら、言ってもいいかなって」
「……そうだなぁ~! ボクら秘密を共有している仲だもんなぁ~!」
「そうそう秘密ねぇ~……うえっへっへ……」
イザークとリーシャが気持ち悪い声で笑う。まだ痺れが残っているのかへろへろの声色である。
「まあいいんじゃない~? 友達の知らない一面を知れたってことで今回はさ~!」
「何かいい話風にまとめようとしてるけど、その気になればばいしょーきんをせいきゅーできるんですからね~?」
「この度は貴女様とアーサー様の聖域たる家屋に許可も取らず侵入してしまい、誠に申し訳ございませんでした」
リーシャが意味もなく美しい土下座を披露している間に、スノウが彼女の身体に撤収していった。
「そういえばさっきカヴァスが原因って言ってたの、あれどういうこと?」
「ここの存在をばらし、不法侵入を唆したらしい」
「大体合ってるからフォローできねえ」
「ヴァオンッ!」
「噛むなあ!! 噛み付くなああ!!」
足先を噛まれて悶えるイザークを横目に、エリスは時計を確認する。
「……っていうかさ。今日って普通に授業あるじゃん。もう七時だよ。こんな所で油売ってないで戻りなよ」
「でもまあそれはエリスもだろ?」
「わたしは……いいの。まだアーサーが風邪ひいてるから。今日もお休み」
「あれ? エリスが風邪ひいたんじゃないの?」
「あーうんもー……それ話すとまた長いから、続きはまた今度! ほら早く帰って帰って!」
「おれ、紅茶、まだ、ある」
「だって。まだ時間あるから話できるね!!」
「いいよそんなの! 残しちゃっても! ここにある物だもん、わたしが洗います!」
「ええそんなぁ、不法侵入までしたのに紅茶をいただいてしまって……非常に申し訳が立たない!!! せめてティーカップは洗って返すよぉ!!! だからその間に風邪のお話をば!!!」
「もーっ、早く帰りなさーい!!」
「あ~……叫び散らかしやがって、頭痛くなってきたわ。アナタ達が何をしようとも、ワタシはもう帰るわよ」
「アタシは美味いもん食えるってんならここに残るぜー!」
「アナタも授業あるでしょうが何言ってるの」
「あたしも……まあ、帰っていいかな……」
「帰る派が大多数なの面白すぎるだろ。まあぼくは残るもんね~。一緒に残ってヴィクトールの奴を遅刻させてやる!」
そう言い放ったハンスが横に視線を向けると、アーサーがヴィクトールのことを気にしているようだった。
「……」
「全く……病人の家で騒ぎ立てるなど」
「……」
「……先程から何故俺を見つめている」
「……あんたもその騒ぎに付き合っているんだなと思った」
「これは脅迫されたから仕方なくだ。俺自身が興味を持ってやってきたわけではない……ふん」
ズボンのポケットから不織布の包みを取り出したヴィクトールは、そこから溜息と共に暗い緑色の丸薬を取り出す。
「俺が普段服用している薬だ。効くぞ」
「……あんたが心配してくれるとはな。その好意、貰っておこう」
「おいヴィクトール!! ぼくは残るぞ!! てめえも残って授業遅れろや!!」
「何の当て付けだハンス。貴様に自由があると思っているのか?」
「ぎゃああああ容赦なく魔法を使うなあああああ……!!!」
冷たくも輝きを見せる朝に、少年少女の快声が木霊した。
0
あなたにおすすめの小説
異世界ママ、今日も元気に無双中!
チャチャ
ファンタジー
> 地球で5人の子どもを育てていた明るく元気な主婦・春子。
ある日、建設現場の事故で命を落としたと思ったら――なんと剣と魔法の異世界に転生!?
目が覚めたら村の片隅、魔法も戦闘知識もゼロ……でも家事スキルは超一流!
「洗濯魔法? お掃除召喚? いえいえ、ただの生活の知恵です!」
おせっかい上等! お節介で世界を変える異世界ママ、今日も笑顔で大奮闘!
魔法も剣もぶっ飛ばせ♪ ほんわかテンポの“無双系ほんわかファンタジー”開幕!
侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】
のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。
そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。
幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、
“とっておき”のチートで人生を再起動。
剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。
そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。
これは、理想を形にするために動き出した少年の、
少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。
【なろう掲載】
『異界酒場 ルーナ』
みぎみみ
ファンタジー
東京・渋谷から少し外れた路地の奥、築五十年のビルの地下一階。看板は小さく、知っている人しか辿り着けない。
カウンター八席、テーブル二卓。深夜零時から夜明けまでの営業。
ルーカス(本名:ルカシュ・ヴァルド)
異世界の小さな王国の第三王子として生まれたが、王位継承争いに巻き込まれ、魔法陣の暴走によって現代日本に転移してきた。外見は三十代前半の白人男性。銀灰色の髪と、光の加減で金色にも見える瞳を持つ。日本語は「声の魔法」で習得した。
他人の「最も深い渇望」が視える力を持つ——それは意識的な欲求ではなく、本人すら気づいていない魂の底の叫び。酒や料理を通じてその渇望に応える。
自分の力を「呪い」だと思っていた時期もある。今はただ、使い道を見つけた、という感覚でいる。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
無能と追放された結界師、三十路のおっさんですが17歳の辺境伯令嬢と婚約して人生逆転します
みかん畑
ファンタジー
無能と蔑まれ、Aランクパーティを追放された結界師フィン。
行き場を失った彼を拾ったのは、辺境伯の娘リリカだった。
国土結界の恩恵が届かない辺境で、フィンの結界は本当の価値を発揮していく。
領地再建、政治の駆け引き、そして少女のまっすぐな想い。
これは無能と呼ばれた男が、辺境で居場所を見つけ、やがて年の差婚へと至る物語。
ゴミ鑑定だと追放された元研究者、神眼と植物知識で異世界最高の商会を立ち上げます
黒崎隼人
ファンタジー
元植物学の研究者、相川慧(あいかわ けい)が転生して得たのは【素材鑑定】スキル。――しかし、その効果は素材の名前しか分からず「ゴミ鑑定」と蔑まれる日々。所属ギルド「紅蓮の牙」では、ギルドマスターの息子・ダリオに無能と罵られ、ついには濡れ衣を着せられて追放されてしまう。
だが、それは全ての始まりだった! 誰にも理解されなかったゴミスキルは、慧の知識と経験によって【神眼鑑定】へと進化! それは、素材に隠された真の効果や、奇跡の組み合わせ(レシピ)すら見抜く超チートスキルだったのだ!
捨てられていたガラクタ素材から伝説級ポーションを錬金し、瞬く間に大金持ちに! 慕ってくれる仲間と大商会を立ち上げ、追放された男が、今、圧倒的な知識と生産力で成り上がる! 一方、慧を追い出した元ギルドは、偽物の薬草のせいで自滅の道をたどり……?
無能と蔑まれた生産職の、痛快無比なざまぁ&成り上がりファンタジー、ここに開幕!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる