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第2章1節 魔法学園対抗戦/武術戦
第169話 春の日曜日と訪問者
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『こうして私は烏町にて、火属性の魔力をいただくことができた。人々は偉大なる騎士ユーサーの為であるならばと、喜んで許可してくださった』
『頭が下がる思いと共に、私のことが広く知れ渡っていることもまた驚いた。聞けば岩の剣を抜いた勇ましき者として、名声が吟遊詩人の手によって語られているのだという』
『一体誰が私が剣を抜く所を目撃して、それを広めたのか知りたい所だが、生憎該当者が多すぎる。私は知りたいことがあると首を突っ込みたくなる性格ではないので、この件については考えないことにした』
『さて、私はガラティアを後にするべく、エンドゥス関所という所に赴く。ここはヴァレイス荒野とエレナージュ砂漠を繋ぐ唯一の門。私はエレナージュ王国を通過し、水属性の霊脈を湛えるリネス地方に赴いてみようと思う』
『火属性と来たら次は水属性が来るのが定石。砂漠を往復することにはなるが、これも楽しんで赴こう。一度来た場所でも、再び通る際には違う様相を見せているものだ。加えてエレナージュの砂漠は、北と南とで様相をがらりと変える』
『この度赴くのは南のラース砂漠。魔物は凶暴で熱波は厳しく、しかし危険に見合うだけの神秘が眠っている。果たしてどのような運命が私を待ち受けているのか。そして私は生きて通れるのか。胸は膨らむばかりだ』
「ふう……」
新入生の歓迎も終えた、日曜日の午前。アーサーは一人部屋に残り、『ユーサー・ペンドラゴンの旅路』を読み耽っている。
しかしそれも数ページだけ。十分もしないうちに本を閉じる。
「……さて。本を読むばっかりってのも味気ない。何をしたものか」
「ワンワン!」
「散歩か……まあ、選択肢の一つに入れておこう」
ただいまエリスは外出中。リーシャやカタリナと一緒に第二階層の店を巡るらしい。今日も朝食の時からご機嫌で、どのルートを辿っていくか妄想を捗らせていた。
「……ついていくべきだったかな」
「ワオ~ン」
そんなことを思いながら、今度は古びた紙束を机から持ってきて、風化しないように少しずつ捲る。
ヴィクトールとハンスに手伝ってもらいながら、紙束の修復は着実に進められている。しかし中核となるような情報には、まだまだ辿り着けていない。
大抵が走り書きだったり、落書きだったり。意味を成す文章は、最初の呪文以降手に入れられていなかった。
「……ワンワン」
「足音か?」
「ワオーン……」
「……二人分か。どれ……」
アーサーが玄関の扉を開くと、やはりそこには見知った顔がいた。
「やあアーサー。偉大なるエルフであるぼくがわざわざこっちまで来てやったんだ。感謝しやがれ」
「……本当は塔まで呼ぼうと思ってたんだがな。日曜日でどうにも混み合っていてな」
ヴィクトールとハンスが、休日らしく着崩したカットソーとポロシャツを着て入り口で待っていたのだ。更にヴィクトールの背中には、これまた見慣れた風呂敷が背負われている。
「……まあなんだ。折角来てもらったんだし、茶でも飲んでいくか?」
「寄越せ」
「ならば頂こうか」
「よし、では準備をしよう」
二人が部屋に入って数分後。
アーガイルのトップスに着替えたアーサーによって準備された、アールグレイのすっきりとした香りがリビング中に広がる。
スタンドにスコーンやクッキー、更にユーリスから送られてくる苺を何個か乗せれば、簡易的なお茶菓子セットが出来上がり。
「シフォンケーキとかないの?」
「今は切らしているな」
「くそが」
「苺味が多いように見えるのは俺の錯覚だろうか」
「大体菓子を選んでくるのはエリスだからな」
「ああ、理解した」
アーサーもソファーに座り、ストレートの紅茶を頂く。シースルーのカーテンから、光が僅かに零れ注ぐ。
カヴァスはそんな僅かな光に当たり、恍惚そうに日向ぼっこをしている。シルフィは相変わらずハンスの身体の中で、シャドウは眼鏡を外したヴィクトールの姿で同様にお茶を楽しんでいる。
「それで、ここまで何の用で来たんだ」
「ああ、俺達が直してきた本があるだろう。あれの続きをやろうと思ってな」
「その風呂敷を持ってきた時点で、そうだと思っていた。オレもそうしようと思っていた所だし、構わない」
「礼を言う。それにそろそろ授業でも魔術訓練が始まるだろう。準備運動にもなるはずだ」
「確かにそうだな」
「え~。行くのたるいんだけど~」
「……塔にいた時にはかなり乗り気だった記憶があるが」
「だってお菓子が美味いんだもん」
特に苺を中心にして、ハンスはスタンドの菓子をほいほいつまんで口に入れる。
「特にこの苺が美味いねえ。どこ産?」
「ログレス平原のアヴァロン村だ。エリスの父親が苺を育てていてな、時々送ってくるんだ」
「……あー思い出した。何か学園祭で会った気がする」
「そうか、雷を落としてきたあの御仁か」
「雷?」
バターカップをつまみながら、アーサーは首を傾げる。
「ぼくとこいつが逃げようとしたらさ、指をパチーンって鳴らして雷落としてきやがったの。まじで死ぬかと思ったね」
「指を鳴らして雷を落とすなど、それこそ空想小説でしか見ない現象だ。人前で披露できる程度まで練習しても、まあ別の魔術を使った方が効率がいいな。妨害魔術の影響を考えると」
「……」
ティーカップを片手に持ち、その口を下にだらんと向けて思索に耽る。
思い浮かんだのはゾンビ騒動の時。実際に戦っていた姿は見ていないが、その後の酷く疲弊した姿と彼の発言からは、相当の魔力を使っていたことが読み取れた。
そんな彼なら、雷を落とせても不思議ではないかもしれない。何より彼のエリスに対する態度を考えると、エリスに何かあったら落とす可能性は高い。
「……まあ、落とすかもしれないな。あの人なら」
「ええ~、何それ~……こっちは溜まったもんじゃねえよくそが」
「今度会う時には機嫌を伺わないといけないかもな」
「は? 何で会うの確定なの?」
「ミルクティーだ。追加でもう一杯」
「わかった」
アーサーが持ってきたお代わりを飲んでから、ヴィクトールは続ける。
「魔法学園対抗戦の話は聞いているか?」
「……少しだけな。確か、今年はアンディネ大陸の方で行うらしいが」
「まあ、今年もと言うのが正しいだろうが……アンディネ大陸ログレス平原の一部で執り行う」
「あー、だったらアヴァロン村が近いのか。え、そうなの?」
「場所が正確に決まってないから何とも言えないが、大体平原の中央部にある村だ。まあ近いと思うし、エリスのために観戦には来るだろうな」
「……もう出会わないことを祈るしかないじゃん」
スタンドに残った最後のスコーンを食べ終え、ハンスはソファーにもたれかかる。
「あー腹くっつい……このまま寝ていい?」
「カヴァス」
「ワヴォン!!」
「うわっ!! わかったよ行くよ!!」
「俺も今終えるとしよう。シャドウ、戻れ」
「♪」
シャドウは食器を一ヶ所に集め、台所に持っていく。
「俺も片付けを手伝う。その方が効率が良いはずだ」
「頼む。その間にオレは本を準備してこよう」
「じゃあぼくは寝てる」
「ヴー……ヴァン!!」
「わーったよ手伝うよ!! くそが!!」
『頭が下がる思いと共に、私のことが広く知れ渡っていることもまた驚いた。聞けば岩の剣を抜いた勇ましき者として、名声が吟遊詩人の手によって語られているのだという』
『一体誰が私が剣を抜く所を目撃して、それを広めたのか知りたい所だが、生憎該当者が多すぎる。私は知りたいことがあると首を突っ込みたくなる性格ではないので、この件については考えないことにした』
『さて、私はガラティアを後にするべく、エンドゥス関所という所に赴く。ここはヴァレイス荒野とエレナージュ砂漠を繋ぐ唯一の門。私はエレナージュ王国を通過し、水属性の霊脈を湛えるリネス地方に赴いてみようと思う』
『火属性と来たら次は水属性が来るのが定石。砂漠を往復することにはなるが、これも楽しんで赴こう。一度来た場所でも、再び通る際には違う様相を見せているものだ。加えてエレナージュの砂漠は、北と南とで様相をがらりと変える』
『この度赴くのは南のラース砂漠。魔物は凶暴で熱波は厳しく、しかし危険に見合うだけの神秘が眠っている。果たしてどのような運命が私を待ち受けているのか。そして私は生きて通れるのか。胸は膨らむばかりだ』
「ふう……」
新入生の歓迎も終えた、日曜日の午前。アーサーは一人部屋に残り、『ユーサー・ペンドラゴンの旅路』を読み耽っている。
しかしそれも数ページだけ。十分もしないうちに本を閉じる。
「……さて。本を読むばっかりってのも味気ない。何をしたものか」
「ワンワン!」
「散歩か……まあ、選択肢の一つに入れておこう」
ただいまエリスは外出中。リーシャやカタリナと一緒に第二階層の店を巡るらしい。今日も朝食の時からご機嫌で、どのルートを辿っていくか妄想を捗らせていた。
「……ついていくべきだったかな」
「ワオ~ン」
そんなことを思いながら、今度は古びた紙束を机から持ってきて、風化しないように少しずつ捲る。
ヴィクトールとハンスに手伝ってもらいながら、紙束の修復は着実に進められている。しかし中核となるような情報には、まだまだ辿り着けていない。
大抵が走り書きだったり、落書きだったり。意味を成す文章は、最初の呪文以降手に入れられていなかった。
「……ワンワン」
「足音か?」
「ワオーン……」
「……二人分か。どれ……」
アーサーが玄関の扉を開くと、やはりそこには見知った顔がいた。
「やあアーサー。偉大なるエルフであるぼくがわざわざこっちまで来てやったんだ。感謝しやがれ」
「……本当は塔まで呼ぼうと思ってたんだがな。日曜日でどうにも混み合っていてな」
ヴィクトールとハンスが、休日らしく着崩したカットソーとポロシャツを着て入り口で待っていたのだ。更にヴィクトールの背中には、これまた見慣れた風呂敷が背負われている。
「……まあなんだ。折角来てもらったんだし、茶でも飲んでいくか?」
「寄越せ」
「ならば頂こうか」
「よし、では準備をしよう」
二人が部屋に入って数分後。
アーガイルのトップスに着替えたアーサーによって準備された、アールグレイのすっきりとした香りがリビング中に広がる。
スタンドにスコーンやクッキー、更にユーリスから送られてくる苺を何個か乗せれば、簡易的なお茶菓子セットが出来上がり。
「シフォンケーキとかないの?」
「今は切らしているな」
「くそが」
「苺味が多いように見えるのは俺の錯覚だろうか」
「大体菓子を選んでくるのはエリスだからな」
「ああ、理解した」
アーサーもソファーに座り、ストレートの紅茶を頂く。シースルーのカーテンから、光が僅かに零れ注ぐ。
カヴァスはそんな僅かな光に当たり、恍惚そうに日向ぼっこをしている。シルフィは相変わらずハンスの身体の中で、シャドウは眼鏡を外したヴィクトールの姿で同様にお茶を楽しんでいる。
「それで、ここまで何の用で来たんだ」
「ああ、俺達が直してきた本があるだろう。あれの続きをやろうと思ってな」
「その風呂敷を持ってきた時点で、そうだと思っていた。オレもそうしようと思っていた所だし、構わない」
「礼を言う。それにそろそろ授業でも魔術訓練が始まるだろう。準備運動にもなるはずだ」
「確かにそうだな」
「え~。行くのたるいんだけど~」
「……塔にいた時にはかなり乗り気だった記憶があるが」
「だってお菓子が美味いんだもん」
特に苺を中心にして、ハンスはスタンドの菓子をほいほいつまんで口に入れる。
「特にこの苺が美味いねえ。どこ産?」
「ログレス平原のアヴァロン村だ。エリスの父親が苺を育てていてな、時々送ってくるんだ」
「……あー思い出した。何か学園祭で会った気がする」
「そうか、雷を落としてきたあの御仁か」
「雷?」
バターカップをつまみながら、アーサーは首を傾げる。
「ぼくとこいつが逃げようとしたらさ、指をパチーンって鳴らして雷落としてきやがったの。まじで死ぬかと思ったね」
「指を鳴らして雷を落とすなど、それこそ空想小説でしか見ない現象だ。人前で披露できる程度まで練習しても、まあ別の魔術を使った方が効率がいいな。妨害魔術の影響を考えると」
「……」
ティーカップを片手に持ち、その口を下にだらんと向けて思索に耽る。
思い浮かんだのはゾンビ騒動の時。実際に戦っていた姿は見ていないが、その後の酷く疲弊した姿と彼の発言からは、相当の魔力を使っていたことが読み取れた。
そんな彼なら、雷を落とせても不思議ではないかもしれない。何より彼のエリスに対する態度を考えると、エリスに何かあったら落とす可能性は高い。
「……まあ、落とすかもしれないな。あの人なら」
「ええ~、何それ~……こっちは溜まったもんじゃねえよくそが」
「今度会う時には機嫌を伺わないといけないかもな」
「は? 何で会うの確定なの?」
「ミルクティーだ。追加でもう一杯」
「わかった」
アーサーが持ってきたお代わりを飲んでから、ヴィクトールは続ける。
「魔法学園対抗戦の話は聞いているか?」
「……少しだけな。確か、今年はアンディネ大陸の方で行うらしいが」
「まあ、今年もと言うのが正しいだろうが……アンディネ大陸ログレス平原の一部で執り行う」
「あー、だったらアヴァロン村が近いのか。え、そうなの?」
「場所が正確に決まってないから何とも言えないが、大体平原の中央部にある村だ。まあ近いと思うし、エリスのために観戦には来るだろうな」
「……もう出会わないことを祈るしかないじゃん」
スタンドに残った最後のスコーンを食べ終え、ハンスはソファーにもたれかかる。
「あー腹くっつい……このまま寝ていい?」
「カヴァス」
「ワヴォン!!」
「うわっ!! わかったよ行くよ!!」
「俺も今終えるとしよう。シャドウ、戻れ」
「♪」
シャドウは食器を一ヶ所に集め、台所に持っていく。
「俺も片付けを手伝う。その方が効率が良いはずだ」
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