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第2章1節 魔法学園対抗戦/武術戦
第174話 プロジェクトP ~パーシー・アンダーソンとパンジャンドラムの神々~
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「くはははーーーっ!!! もう! 誰も!! 俺を止められるものかァァァァァーーーーッッッ!!!!」
――中央に取り付けられた赤と黒の筒。
――それを見てしまった者は、反射的にあれは危険物だと判断を下す。
「先輩! パーシー先輩!!! 流石にヤバいっすよぉぉぉ~~~!!!」
――その両端からは更に棒が伸び、それは二つの車輪に接続している。
――危険物が走行能力を得ているのだ。
「刮目せよ!!! 俺の名は、パーシー・アンダーソン!!! パーシーのPはこの、パンジャンドラムのP!!! つまり俺はパンジャンドラムの化身!!!」
――そんな全長四メートルはあろうかという危険物の後ろを、ナイトメアのソロネと共に追いかけるパーシー。
――手に持っている魔法具は一見して意味が分からないが、偉大かどうかは一切理解し難い物体に影響を与えていることは確かだ。
(パーシー・アンダーソンさん。貴方にとってパンジャンドラムとは?)
『情熱……ですかね。俺の全てがここに懸かっています』
(かつて帝国の必勝兵器として設計されたにも関わらず、いざ実戦投入されると使えないと馬鹿にされた兵器。その悲劇性故、今でも世界の各地に根強いファンがいます)
『俺は幼少期にそういった方々と交流する機会に恵まれました。それが大いなる叡智の素晴らしさに気付く切っ掛けだったんです』
(当時の思いが今も活きている、ということですね)
『そうなんです――「ああああああ!! あのパンなんだがが向かっていく方向に人が!! パーシー先輩、周囲が目に入ってないだですぅ~~~~!!」
「よく目に焼き付けておきなさい、マイク君。彼はああいう人なんですよ」
「何で何もしないんだですかノーラ先輩!?!?」
「する必要がないからですよ。どう見たって自爆するでしょあれ」
「あっ来ますね」
「えっ」
ヒュ~~~~~~~~
ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「えっ。……えっ! えええええっ!? ガチの爆発じゃねーか!」
「また魔術研究部がやらかしたか……」
「おおっ、何だか丁度よく風が吹いてきたぞ……!」
数十秒程で灰煙は消え去り、そこで倒れている生徒の姿が露わになる。
それを確認すると、話をしていた者達は急いでそこに向かった。
「大丈夫かー!? ってお前はアデル!?」
「ううーん、クラリアせんぱぁい……オレもうらめぇ……」
「キモいんだよ!!」
「ぎゃあああああ!! オマエッ、オレの腰付近で足踏みするなああああ!!!」
「叫べるってことは元気だな。よし」
「……ふう」
「大丈夫? ですか? えーと、ルドベックさん」
「……ええ、平気です。お気遣いありがとうございます、先輩」
「爆発凄かったなあ。怪我はないか?」
「はい。どうやら何かしらの魔法が作動して、煙と風だけで済んだようです」
「じゃ、じゃあ、よかった」
「……」
「パーシー君、こんにちはぁ。前置きは端折って早速今回の動機を知りたいんだけど?」
「……」
「……完全に気絶しているねこれは」
「ピイピイ!」「ピピッ……」
「ん、鳥が二羽? アネッサ通訳を」
「……自分達は生徒会の者で、彼にはきつく言っておくってさ」
「じゃあお願いしようかな。ついでに武術部教員一同は怒りで頭が沸騰しそうってことも伝えといてくれ」
「ピイ!」「ピ、ピイ」
それぞれが生徒を起き上がらせ、容態を確認していく。
そして全員の無事が確認された所で、
「――諸君! この度は急なアクシデントが発生したが! 我々は傷一つ負わなかった! それは何故か!?」
ダレンが腕を組んで声を張り上げる。生徒の視線は彼に集結する。
「筋肉だ……諸君に眠る内なる筋肉が、壁となって爆発を防いでくれたのだ!!!」
(――暴論すぎる!!!)
「何も鍛えていない状態でこれなのだ……鍛えれば何にも劣らぬ絶壁へと化す! さあ!! 皆も筋肉部門に入らないか!!!」
「オレ、入りまーす!!!」
アデルを始めとした生徒が、一心不乱にダレンの所に駆け寄ってくる。
「さあ、そこで見ている君達はどうだ!?」
「んー、アタシは筋肉よりも魔法を鍛えたいからなー。パスだ!」
「おれ、わからない。だから、考える」
「そうか! でも気が変わったらいつでも言ってくれよな!」
ダレンは片手をビシッと上げて、返事をしてみせたのだった。
「……ふう。安全装置を付けておいて良かったですねえ。けほっ」
「ピイ~」
ノーラは平然と耳から手を放すが、マイクは口を開けっ放し且つ白目を剥いていた。明らかに目から送られてくる情報量に頭が置いてついていない。
「ではヒヨリン、次の仕事をば。風魔法で視界を確保してください。ついでに彼も回収しておいてください」
「ピイ!」
ヒヨリがちょこちょこと歩き出し、ぴょいっと飛び跳ね小さい翼を羽ばたかせて風を起こす。
「……あ~あ。こりゃあ大惨事ですねえ」
煙が消え去り、中央で多数の生徒が倒れているのが露わになる。
特に目立ったのは先程まで危険物だった残骸と、その隣で倒れているアフロヘアーのパーシーであった。
「あっあっあっ……! パーシー先輩! こ、こんな黒焦げになっちまって……!」
「黒焦げと爆音、あと灰煙だけで済むように魔法をかけておいていたんです。これで済んでよかった方ですよ」
「……何なんですかそれぇ……」
ノーラの足元に煤を被った生徒が這いずってくる。
「おや君は……誰でしたっけ?」
「ユージオですよ! ほら、三年の新入りの!」
「ああ、ユージオ君でしたか。入って早々これとは災難ですねえ。黒焦げなので咄嗟に思い出せませんでしたよ」
「……いや、マジで何なんですかこれ!? さっきパーシー先輩がこっちに向かって来たと思ったらドカーンと……」
「そいつはぁー本人に話を訊いてくださいな」
そこにちょうど、ヒヨリンとシュガーがパーシーを魔法で運んでやってくる。
「あっシュガー!? おめえいつの間に……!」
「まっヒヨリンは先輩ですからねえ。威圧でもして協力してもらったんでしょう」
「ピイ~」
「ピピッ……!」
二羽の小鳥によって地面に落とされたパーシーは、ユージオによって身体を起こされる。
「パーシーせんぱーい!? 武術部にも被害及んじゃったんですけどー!?」
「……お……れは……」
「俺は!? 何ですか!?」
「プロジェクトPのリーダー……パ……ンジャン……ド……ラムの……化身、だ……!!!」
それを聞いてユージオはすかさずパーシーの鳩尾に一発加えた。
「んぐおっはぁ!!!!!」
「慣れてますね君」
「ロシェと絡む時が大体こんな感じなので」
「十分に納得しました」
「え、そうなんだですか……? あのロシェ先輩が……?」
「じきにわかるさ新入生よ」
そこでようやくユージオは立ち上がり、身体の砂を払う。
「どうしましょうノーラ先輩、俺生徒会室まで送って行った方がいいですかね?」
「いえ、これは生徒会の不手際なので私とマイク君でどうにかしますよ」
「それ言ったら俺もなんですが……」
「そもそも君は武術部で活動していた所でしょう。そっちに集中して構いませんよ」
「……へへっ、じゃあお言葉に甘えて……失礼します!」
ユージオは手を身体にぴったりくっつけて、小走りで武術部の生徒達の元へ向かった。
「さて、君はこの私に彼を背負っていける力があるとでも思いますか」
「……思いませんだ」
「なら君が背負うしかないことは白日のうちですね」
「……力には自信があるので、頑張りますだ……」
こうしてパーシーは見るも情けない姿で回収されていった。
――中央に取り付けられた赤と黒の筒。
――それを見てしまった者は、反射的にあれは危険物だと判断を下す。
「先輩! パーシー先輩!!! 流石にヤバいっすよぉぉぉ~~~!!!」
――その両端からは更に棒が伸び、それは二つの車輪に接続している。
――危険物が走行能力を得ているのだ。
「刮目せよ!!! 俺の名は、パーシー・アンダーソン!!! パーシーのPはこの、パンジャンドラムのP!!! つまり俺はパンジャンドラムの化身!!!」
――そんな全長四メートルはあろうかという危険物の後ろを、ナイトメアのソロネと共に追いかけるパーシー。
――手に持っている魔法具は一見して意味が分からないが、偉大かどうかは一切理解し難い物体に影響を与えていることは確かだ。
(パーシー・アンダーソンさん。貴方にとってパンジャンドラムとは?)
『情熱……ですかね。俺の全てがここに懸かっています』
(かつて帝国の必勝兵器として設計されたにも関わらず、いざ実戦投入されると使えないと馬鹿にされた兵器。その悲劇性故、今でも世界の各地に根強いファンがいます)
『俺は幼少期にそういった方々と交流する機会に恵まれました。それが大いなる叡智の素晴らしさに気付く切っ掛けだったんです』
(当時の思いが今も活きている、ということですね)
『そうなんです――「ああああああ!! あのパンなんだがが向かっていく方向に人が!! パーシー先輩、周囲が目に入ってないだですぅ~~~~!!」
「よく目に焼き付けておきなさい、マイク君。彼はああいう人なんですよ」
「何で何もしないんだですかノーラ先輩!?!?」
「する必要がないからですよ。どう見たって自爆するでしょあれ」
「あっ来ますね」
「えっ」
ヒュ~~~~~~~~
ドカアアアアアアアアアアアアアアアアアン
「えっ。……えっ! えええええっ!? ガチの爆発じゃねーか!」
「また魔術研究部がやらかしたか……」
「おおっ、何だか丁度よく風が吹いてきたぞ……!」
数十秒程で灰煙は消え去り、そこで倒れている生徒の姿が露わになる。
それを確認すると、話をしていた者達は急いでそこに向かった。
「大丈夫かー!? ってお前はアデル!?」
「ううーん、クラリアせんぱぁい……オレもうらめぇ……」
「キモいんだよ!!」
「ぎゃあああああ!! オマエッ、オレの腰付近で足踏みするなああああ!!!」
「叫べるってことは元気だな。よし」
「……ふう」
「大丈夫? ですか? えーと、ルドベックさん」
「……ええ、平気です。お気遣いありがとうございます、先輩」
「爆発凄かったなあ。怪我はないか?」
「はい。どうやら何かしらの魔法が作動して、煙と風だけで済んだようです」
「じゃ、じゃあ、よかった」
「……」
「パーシー君、こんにちはぁ。前置きは端折って早速今回の動機を知りたいんだけど?」
「……」
「……完全に気絶しているねこれは」
「ピイピイ!」「ピピッ……」
「ん、鳥が二羽? アネッサ通訳を」
「……自分達は生徒会の者で、彼にはきつく言っておくってさ」
「じゃあお願いしようかな。ついでに武術部教員一同は怒りで頭が沸騰しそうってことも伝えといてくれ」
「ピイ!」「ピ、ピイ」
それぞれが生徒を起き上がらせ、容態を確認していく。
そして全員の無事が確認された所で、
「――諸君! この度は急なアクシデントが発生したが! 我々は傷一つ負わなかった! それは何故か!?」
ダレンが腕を組んで声を張り上げる。生徒の視線は彼に集結する。
「筋肉だ……諸君に眠る内なる筋肉が、壁となって爆発を防いでくれたのだ!!!」
(――暴論すぎる!!!)
「何も鍛えていない状態でこれなのだ……鍛えれば何にも劣らぬ絶壁へと化す! さあ!! 皆も筋肉部門に入らないか!!!」
「オレ、入りまーす!!!」
アデルを始めとした生徒が、一心不乱にダレンの所に駆け寄ってくる。
「さあ、そこで見ている君達はどうだ!?」
「んー、アタシは筋肉よりも魔法を鍛えたいからなー。パスだ!」
「おれ、わからない。だから、考える」
「そうか! でも気が変わったらいつでも言ってくれよな!」
ダレンは片手をビシッと上げて、返事をしてみせたのだった。
「……ふう。安全装置を付けておいて良かったですねえ。けほっ」
「ピイ~」
ノーラは平然と耳から手を放すが、マイクは口を開けっ放し且つ白目を剥いていた。明らかに目から送られてくる情報量に頭が置いてついていない。
「ではヒヨリン、次の仕事をば。風魔法で視界を確保してください。ついでに彼も回収しておいてください」
「ピイ!」
ヒヨリがちょこちょこと歩き出し、ぴょいっと飛び跳ね小さい翼を羽ばたかせて風を起こす。
「……あ~あ。こりゃあ大惨事ですねえ」
煙が消え去り、中央で多数の生徒が倒れているのが露わになる。
特に目立ったのは先程まで危険物だった残骸と、その隣で倒れているアフロヘアーのパーシーであった。
「あっあっあっ……! パーシー先輩! こ、こんな黒焦げになっちまって……!」
「黒焦げと爆音、あと灰煙だけで済むように魔法をかけておいていたんです。これで済んでよかった方ですよ」
「……何なんですかそれぇ……」
ノーラの足元に煤を被った生徒が這いずってくる。
「おや君は……誰でしたっけ?」
「ユージオですよ! ほら、三年の新入りの!」
「ああ、ユージオ君でしたか。入って早々これとは災難ですねえ。黒焦げなので咄嗟に思い出せませんでしたよ」
「……いや、マジで何なんですかこれ!? さっきパーシー先輩がこっちに向かって来たと思ったらドカーンと……」
「そいつはぁー本人に話を訊いてくださいな」
そこにちょうど、ヒヨリンとシュガーがパーシーを魔法で運んでやってくる。
「あっシュガー!? おめえいつの間に……!」
「まっヒヨリンは先輩ですからねえ。威圧でもして協力してもらったんでしょう」
「ピイ~」
「ピピッ……!」
二羽の小鳥によって地面に落とされたパーシーは、ユージオによって身体を起こされる。
「パーシーせんぱーい!? 武術部にも被害及んじゃったんですけどー!?」
「……お……れは……」
「俺は!? 何ですか!?」
「プロジェクトPのリーダー……パ……ンジャン……ド……ラムの……化身、だ……!!!」
それを聞いてユージオはすかさずパーシーの鳩尾に一発加えた。
「んぐおっはぁ!!!!!」
「慣れてますね君」
「ロシェと絡む時が大体こんな感じなので」
「十分に納得しました」
「え、そうなんだですか……? あのロシェ先輩が……?」
「じきにわかるさ新入生よ」
そこでようやくユージオは立ち上がり、身体の砂を払う。
「どうしましょうノーラ先輩、俺生徒会室まで送って行った方がいいですかね?」
「いえ、これは生徒会の不手際なので私とマイク君でどうにかしますよ」
「それ言ったら俺もなんですが……」
「そもそも君は武術部で活動していた所でしょう。そっちに集中して構いませんよ」
「……へへっ、じゃあお言葉に甘えて……失礼します!」
ユージオは手を身体にぴったりくっつけて、小走りで武術部の生徒達の元へ向かった。
「さて、君はこの私に彼を背負っていける力があるとでも思いますか」
「……思いませんだ」
「なら君が背負うしかないことは白日のうちですね」
「……力には自信があるので、頑張りますだ……」
こうしてパーシーは見るも情けない姿で回収されていった。
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