『ハズレ』召喚者『氣功術師』ののんびり異世界旅行!!

メガネの助

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孤児院に寄付していたら、変な奴らに絡まれました〜2〜。

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 リョータ達から金を脅し取ろうとした10人の男達は一瞬で制圧された。
 取り上げたナイフで逆に脅して問いただすと、この男達は北区にあるスラム街の住人達で、一応は冒険者ギルドに登録しているDランク冒険者だと分かった。
 リョータ達の稼いだ金額に目が眩み、こういう恐喝行為をしてしまったらしい。
 衛兵隊に突き出すのだけは許してくれと泣いて縋り付いてきたが、リョータは一片の同情も哀れみも感じなかったので、西区衛兵隊詰所に連行して逮捕してもらった。
 事情聴取のためにリョータ達も調書を取られたが、直ぐに解放された。
 時は昼ごろ。

 ぐうぅぅ…。

 お腹の虫が鳴った。

「お兄ちゃん。お腹が減ったの。ご飯を食べたいの」

 ちょっぴり恥ずかしそうに言うティアだが、リョータも腹が減っている。

「それじゃあ、今日の昼ご飯は屋台巡りといきますか!」

 そう言うと、リル達から歓声が上がった。

「皆の者。今日は屋台を食い尽くすぞ!」

 それぞれ銀貨10枚と大銅貨50枚を持たされたリル達は屋台に突進していった。

「屋台の人達にとって福の神となるか疫病神になるか…まあ、何でもいいか。俺も食べにいくかな」

 30分後。
 西区にある全ての屋台が店仕舞いを始めた。
 リョータを含めたリル達が残らず食い尽くしたからだ。
 その後、南区の孤児院兼教会に向かおうとしたら、またしても尾行する奴らが現れた。

「『南区の孤児院兼教会に寄付してから片付けようか』」
『そうじゃな。今から衛兵隊に突き出せば、要らぬ時がかかってしまうからの。それまで待つのが吉じゃな』

 というわけで、南区、北区にある孤児院兼教会に金貨300枚ずつの寄付をし終えたと同時に50人近い男達を衛兵隊に突き出していた。

「自分で稼げばいいだけなのになぁ…」

 全員が冒険者ギルドに登録しているスラム街の住人達だったので、明日になったらスラム街のボスに話しをしに行こうと決めたリョータであった。
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