単なるエッセイ

たかはし

文字の大きさ
上 下
3 / 3

信仰 宗教について

しおりを挟む
私、最近キリスト教をやめようと決心したのよ。

私がキリストを信じたのは、大学生のころよ。

当時、すごく持病が悪化してね。

本当に自殺しようかと悩んでいたの。

その時、学校で(大学はキリスト教系の大学だったのよ)牧師の言葉に感化されちゃって、キリストを信じてしまったの。

そのときは本当に藁にも縋りたくて、必死だったの。

それから、信仰にのめり込んでいったわ。

キリスト教の授業に出て、祈って、生活する。

特に祈りは結構やり過ぎてたわね。

なんか、友達が欲しくて、「今日友達が作れますように」とか祈ってたわ。

そしたら、祈ったその日たまたま友達ができたのよね。

今ならそれはたまたまで、たぶん祈りのおかげじゃないのではと思えるわ。

でも、当時の私は、「やっぱり神様に祈ったおかげだ!」「神様はいるんだ!」「神様最高!」とか1人で盛り上がってたのよね。

友達ができたのは、あなたが人に声をかけたりして、その人があなたを信じてくれた友情?のお陰なだけなんじゃない?と今は思うわ。

全て信仰でなんとかなると思っていたのよね。

それから、宗教的な禁欲とかで、精神的におかしくなって、精神科行って、今に至るわ。

今はヒンドゥー教とか勉強してるけど、もう宗教から離れないとと思ってるわ。

聖書ももう読まないのよ。元からさほど読んでたわけじゃないけど。

なんか、もう宗教に寄りかかるのをやめたいのよね。

人生に迷っているから、私は神様を信じ始めたんだけど、余計人生に迷うことになっちゃったのよね。

キリストが悪いというより、たぶん何かを信仰するのが私は向いてないと思うのよね。

まあ、何かを信じて、人生に迷いがなくなるのもそれはそれで怖いけれど。

というわけで、私の信仰についてでした。

ここまで読んでくれてありがとう。
しおりを挟む

この作品の感想を投稿する


処理中です...