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修羅場
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「仁さん」
俺がうっかりそう呼んでしまったことで大変なことになった。
今夜は内定を貰えたことを報告しにママや常連さんたちに会いに行っていた。
「柊ちゃん!? あなた今なんて言った?」
「なにも言ってない」
「嘘おっしゃい! 『仁さん』って言ったわよね!」
聞こえてるじゃないか…
あっという間に仁さんはその場に居合わせたお客さんに囲まれて詰め寄られてる。
「どういうことか説明して!」
「柊ちゃんとなにかあったの!?」
「許さないわよっ!」
仁さんは返事すらさせてもらえなくなってるから、俺が代わりに答えた。
「付き合ってるよ」
悲鳴で俺の声がかき消される。
「いやあーーっ! 俺らの柊ちゃんがーー!」
「辻もっちゃん、あんた柊ちゃんに手出したの? どうなの!?」
「ママーーッ! ハサミ貸して! 辻もっちゃんのチンコちょん切るから!」
太くて大きいからノコギリの方がいいと思うよ。
「ちょっと柊くん!」
仁さんが弁解しようとして墓穴を掘った。
「待ちなさいよ、『柊くん』って言ったわね?」
「あ……いや……」
「俺だけ特別アピール!? なんなのよお~ 柊ちゃんは誰のものにもならないのよお、みんなのものでいてちょうだい!」
修羅場になった。
俺がうっかりそう呼んでしまったことで大変なことになった。
今夜は内定を貰えたことを報告しにママや常連さんたちに会いに行っていた。
「柊ちゃん!? あなた今なんて言った?」
「なにも言ってない」
「嘘おっしゃい! 『仁さん』って言ったわよね!」
聞こえてるじゃないか…
あっという間に仁さんはその場に居合わせたお客さんに囲まれて詰め寄られてる。
「どういうことか説明して!」
「柊ちゃんとなにかあったの!?」
「許さないわよっ!」
仁さんは返事すらさせてもらえなくなってるから、俺が代わりに答えた。
「付き合ってるよ」
悲鳴で俺の声がかき消される。
「いやあーーっ! 俺らの柊ちゃんがーー!」
「辻もっちゃん、あんた柊ちゃんに手出したの? どうなの!?」
「ママーーッ! ハサミ貸して! 辻もっちゃんのチンコちょん切るから!」
太くて大きいからノコギリの方がいいと思うよ。
「ちょっと柊くん!」
仁さんが弁解しようとして墓穴を掘った。
「待ちなさいよ、『柊くん』って言ったわね?」
「あ……いや……」
「俺だけ特別アピール!? なんなのよお~ 柊ちゃんは誰のものにもならないのよお、みんなのものでいてちょうだい!」
修羅場になった。
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