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内定
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それから数ヶ月、俺は内定をいくつかもらうことができた。
就職に関して父にもたくさん相談したが、俺がどう選んでも自分で決めたのなら反対などしないし、大学を決めた時と同様にやりたいことをやれと言われた。
大手建設会社と好みの設計案件が多い事務所数社から内定を貰い、一つの建築事務所を選んだ。
辻本さんに、
「どうしてそこにしたの?」
と聞かれ、
「大きな仕事が出来るのは捨てがたいし最後まで悩んだけど、きっと俺には小さくてももっと身近で手厚く関われる方が向いてると思って」
と答えた。
いつもみたいに静かに笑って、
「君はそうすると思ってた」
と最初からわかってたとばかりに言う。
辻本さんの事務所も受けようかと思ったら、
「君がいたら仕事にならないからやめてくれ」
と懇願された。
今夜は俺の内定祝いでレストランに来ている。
就職祝いはまた改めてと辻本さんは言ってくれてるが、もう充分だった。
これでようやく辻本さんと同じステージに上がれる、社会人としても恋人としても対等になりたかった。
その一歩を祝ってくれるのが辻本さんなのが何より嬉しい。
就職に関して父にもたくさん相談したが、俺がどう選んでも自分で決めたのなら反対などしないし、大学を決めた時と同様にやりたいことをやれと言われた。
大手建設会社と好みの設計案件が多い事務所数社から内定を貰い、一つの建築事務所を選んだ。
辻本さんに、
「どうしてそこにしたの?」
と聞かれ、
「大きな仕事が出来るのは捨てがたいし最後まで悩んだけど、きっと俺には小さくてももっと身近で手厚く関われる方が向いてると思って」
と答えた。
いつもみたいに静かに笑って、
「君はそうすると思ってた」
と最初からわかってたとばかりに言う。
辻本さんの事務所も受けようかと思ったら、
「君がいたら仕事にならないからやめてくれ」
と懇願された。
今夜は俺の内定祝いでレストランに来ている。
就職祝いはまた改めてと辻本さんは言ってくれてるが、もう充分だった。
これでようやく辻本さんと同じステージに上がれる、社会人としても恋人としても対等になりたかった。
その一歩を祝ってくれるのが辻本さんなのが何より嬉しい。
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