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才の衝撃
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「いらっしゃいませ」
いつものバーテンさんが俺を見て、またこいつか……みたいな顔してる。
でも隣にいる頼を見て?顔になる。
接点がわからないらしい。
とりあえず頼に重点を置いたらしく案内される。
「才、遅えぞ」
「京さん、こんばんは」
「こら、不審者と話したらいけませんよ」
ふはっ!
「なに? 不審者ってそれ俺のことか?」
「正解」
「なんで俺が不審者なんだよ」
ひゃはは!
頼はバーテンさんと釣りの話で盛り上がってる。
よく頼に連れられて俺も釣りに行くがバーテンさんとの話は素人には難しくてついていけない。
「マーノどうだった?」
「どれ食べても全部美味しかった!」
「だろ? 美味いよな」
「また行く、頼と約束した」
「本当仲良いな」
「うん」
仲良いと思う、頼大好きだし。
デコピン痛いけど。
「そういえば頼の店、まだヤクザ来てんの?」
「見上さん? 来てるよ」
見上さんしかヤクザいないよな。
「はあ~、ずいぶん長いこと通い詰めてんなあ」
「もう12年以上みたい」
「凄えな、一途だな」
ん?
一途とは?
お店に通うことって一途って言う?
言うか。
でもお気に入りとか常連とかならわかるけど、一途って言い方はなんか違う感じがする。
「京さん、そう言うのって一途じゃなくてお気に入りとか常連って言うんだよ」
「へ?」
「一途は違うと思うよ」
ドヤってやった。
ふ……ふははは!
京さんが笑い出す。
「お前、鈍いのか?」
!!!!
それ深町さんにも言われた。
「国宝級に鈍いですね」
って言われた!
イラッ!
「鈍くない!」
なんだよ、どいつもこいつも!
「いや、12年気づかないのか?」
蘇る『国宝級』どういう意味だよ!
「なにが?」
「凄えなあ、本当に気づかないのか、天然記念物で保護してもらえ」
ムカつく、ムカつく!
「だからなにが!?」
だんだん本当にわかってないことがわかったらしく、京さんが真顔になる。
「マジか……」
「なにが?」
「あのおっさん、頼に惚れてんだよ」
!!!!!!!!
俺史上一の衝撃かもしれない。
嘘だ……
見上さんが頼に惚れてる?
ヤクザが?
頼に?
嘘……
「お前見ててわからないのか?」
京さんが心底呆れてる。
だって、待って……深町さん、こう言ってた。
頼が友達の店に行くと言ったら怒った。
才くんならいい、それ以外だと怒る。
ん?
俺以外?
頼が俺以外の人と会うと怒るってこと?
え、待って、え?
それってヤキモチ?
え?
ヤキモチじゃん!
好きなんじゃん!!
「頼のこと好きなの!?」
「だからそう言ってるだろ?w鈍すぎ」
うわっうわっうわっ!
やばくない? これやばくない?
待って、頼は気づいてるの?
「ねえ、これ頼知ってるの?」
「さあな、どうだろうな」
「マジか……」
「なんで京さんは気づいたの?」
「あのなあ、店でたまたま鉢合わせするたびに殺されるんじゃないかってくらい睨まれてみろ。
そんでその後に頼に話しかけられて蕩けてるおっさんの顔見たことあるか?
気づかない方がどうかしてるぞ」
マーノの料理が吹っ飛んだ。
いつものバーテンさんが俺を見て、またこいつか……みたいな顔してる。
でも隣にいる頼を見て?顔になる。
接点がわからないらしい。
とりあえず頼に重点を置いたらしく案内される。
「才、遅えぞ」
「京さん、こんばんは」
「こら、不審者と話したらいけませんよ」
ふはっ!
「なに? 不審者ってそれ俺のことか?」
「正解」
「なんで俺が不審者なんだよ」
ひゃはは!
頼はバーテンさんと釣りの話で盛り上がってる。
よく頼に連れられて俺も釣りに行くがバーテンさんとの話は素人には難しくてついていけない。
「マーノどうだった?」
「どれ食べても全部美味しかった!」
「だろ? 美味いよな」
「また行く、頼と約束した」
「本当仲良いな」
「うん」
仲良いと思う、頼大好きだし。
デコピン痛いけど。
「そういえば頼の店、まだヤクザ来てんの?」
「見上さん? 来てるよ」
見上さんしかヤクザいないよな。
「はあ~、ずいぶん長いこと通い詰めてんなあ」
「もう12年以上みたい」
「凄えな、一途だな」
ん?
一途とは?
お店に通うことって一途って言う?
言うか。
でもお気に入りとか常連とかならわかるけど、一途って言い方はなんか違う感じがする。
「京さん、そう言うのって一途じゃなくてお気に入りとか常連って言うんだよ」
「へ?」
「一途は違うと思うよ」
ドヤってやった。
ふ……ふははは!
京さんが笑い出す。
「お前、鈍いのか?」
!!!!
それ深町さんにも言われた。
「国宝級に鈍いですね」
って言われた!
イラッ!
「鈍くない!」
なんだよ、どいつもこいつも!
「いや、12年気づかないのか?」
蘇る『国宝級』どういう意味だよ!
「なにが?」
「凄えなあ、本当に気づかないのか、天然記念物で保護してもらえ」
ムカつく、ムカつく!
「だからなにが!?」
だんだん本当にわかってないことがわかったらしく、京さんが真顔になる。
「マジか……」
「なにが?」
「あのおっさん、頼に惚れてんだよ」
!!!!!!!!
俺史上一の衝撃かもしれない。
嘘だ……
見上さんが頼に惚れてる?
ヤクザが?
頼に?
嘘……
「お前見ててわからないのか?」
京さんが心底呆れてる。
だって、待って……深町さん、こう言ってた。
頼が友達の店に行くと言ったら怒った。
才くんならいい、それ以外だと怒る。
ん?
俺以外?
頼が俺以外の人と会うと怒るってこと?
え、待って、え?
それってヤキモチ?
え?
ヤキモチじゃん!
好きなんじゃん!!
「頼のこと好きなの!?」
「だからそう言ってるだろ?w鈍すぎ」
うわっうわっうわっ!
やばくない? これやばくない?
待って、頼は気づいてるの?
「ねえ、これ頼知ってるの?」
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「あのなあ、店でたまたま鉢合わせするたびに殺されるんじゃないかってくらい睨まれてみろ。
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気づかない方がどうかしてるぞ」
マーノの料理が吹っ飛んだ。
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