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41.変な気持ち、守る者達(ミルバーン視点)
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「兄さん!!」
「おう、向こうはどうだった?」
「いつも通りだった。伝言きちんと伝えてきたぞ。それから気をつけてと」
「ありがとう。じゃあ、行くか」
兄さんと共に、俺達の持ち場へと向かい始める。
オーク達が動き出し、歩いてきている方角が里の方だったせいで、最警戒で動く事になった俺達。里へいつ戻って来られるか分からないため、兄さんに伝言を頼まれた俺は、1度家へ戻ることに。俺と兄さんなら皆と同じ時の動き出さなくとも、すぐに持ち場へ行けるからな。
その時俺は、ついでのあいつらの様子も見てくるかと、軽い気持ちで家へ向かっていた。まぁ、俺は一応あいつらの家族だからな。どうせその辺で、いつも通り能天気に寝ているだろうが、ちょっと様子をと思っていたんだ。
そして家に着けば、俺の思っていた通り、あいつは能天気に籠の中でゴロゴロしていて。だが、急に現れた俺に驚いたのか、とぼけた表情が驚きの表情に変わった。だが驚いた表情の中にも、どうにもとぼけているような表情が入っている感じがし。
思わずこの表情を敵に見せれば、奴らの力が抜けて、戦いやすくなるんじゃないかと思ってしまった。
が、すぐに気持ちを切り替えると、すぐにお姉さんと話しを始め。その話しをしながら、まぁ、いつも通りで、心配はないなと。それと驚かしてしまったようだから、一応の謝罪。これから余計なことをせずに、大人しくしていろよ思いながら、奴の頭を撫でた。
そしてきちんと兄さんの伝言を伝えると、俺はすぐに家を出ようとしのだが。いきなり奴に止められてしまい。
何だと思っていると、精霊達が奴の言葉を俺に伝えてきた。が、それがまさかの、俺の心配と激励だった。
突然のあいつの言葉に、思わず一瞬固まってしまった。あいつが俺に? 心配と激励だと? 言われたことを繰り返し心の中で囁いた。するとどうにも変な気持ちになり。何でこれから戦いに行くのに、変な気持ちにさせられなくてはいけないのか。
と思いはしたものの、一応小さな声で分かっていると言って、さっさと家から出てきた。まったく、あれは何だったのか。
「何だ? どうかしたのか? もしかして実は向こうで何かが?」
「いや、別に、本当に向こうはいつも通りだった」
「なら何を変な顔をして考えているんだ。これから戦うかもしれないんだぞ。何かあるなら言っておいてくれ」
走り続けながら兄さんに言われて、さっきの出来事を話す。すると笑われてしまった。何で笑うんだ? 俺は別に面白い話しはしていないんだが?
「ははは、お前は相変わらずだな。人の気持ちを読み取るのが下手だ」
「何がだよ。どう考えてもおかしいだろう? あいつが俺にそんなことを言うとは思えない。心配されるほど、奴と暮らし始めて、そんなに経っていないんだぞ」
「その少しの時間で、ティニーがお前を家族と認識して、家族として心配してくれたんじゃないのか?」
「まさか、それはないだろう。まだミルクもあげられていないんだ」
「どうだろうな?」
「いや、そうだな。もしかると精霊達が間違っている可能性があるな」
「どういうことだ?」
妖精達はあいつと契約して、名を与えられた事で、奴と完璧に話しができるようになったと言っていた。そして奴は俺達の言葉をしっかり理解しているとも。確かに理解しているのは本当なんだろう。最近しっかりと俺達の問いに答えてくるからな。
しかしだ。妖精達の方は、言葉が分かっていると言っても、最近までは半分くらいしか、理解していなかったんだ。ならばもしかしたら、奴の言葉をまだちゃんと分かっていない部分もあって、間違えて俺に伝えてきた可能性も。
「まさか、エレナはかなり正確に意思疎通ができていると言っていたぞ?」
「俺達は分からないんだから、絶対にとは言えないだろう。まったく、あいつらが変なことを言うから、出てくる前に変な気持ちになってしまった」
「変な気持ち?」
「何とも言えない感じだ。こう、何だ? モヤモヤじゃなく、じわじわでもなく、ムズムズか?」
「はぁ、お前は。まぁ、とりあえずそのままその言葉は受け取っておけ。本当に心配して応援してくれたかもしれないだろう。あの子なりにお前の事を考えて。全てが終わったら、後で確認してみれば良い」
「別に良いさ。これが終わればいつも通りの日常に戻るだけだ。……またミルクの練習か」
「はははっ、まぁ、頑張れ」
「今までは色々あったから、兄さんは免除されていたかもしれないが。他の面々もそうだが。全てが終われば兄さん達も俺と同じようになるぞ。お姉さん、この前やる気になっていたからな」
「……そうか」
兄さんの顔色が悪くなったような気がした。まぁ、誰もお姉さんからは逃げられないからな。ある意味今の問題よりも問題かもしれない。
「ゴホンッ! さて、奴らはどちらに向かってくるか。このまま少しもズレずに、里の方へ進んで来るか。それとも別の場所へ向かうか」
「そのまま何処かへ行ってしまえば、どんなに楽なんだろうな。それから何故かそれぞれ集まっている魔獣達。何故集まっているかは知らないけど。あの魔獣達が何とかしてくれれば、俺は楽なんだが」
「今までもにもオーク達は何回も来ているが、こんなことなかったものな。本当に何故集まって警戒しているのか」
「良いじゃないか、せっかく集まっているんだからそのまま戦えば。それで俺は楽をする」
「お前なぁ。もしかしたら向こうのアレを気にしているのかもしれないな。魔獣達がどう動くか分からないが、アレには気をつけろ。アレの力はよく分からないからな」
「……分かってる。兄さんも気をつけろよ」
魔獣達とは、この森に住んでいる、我々とは敵倒していない魔獣達のことで。今までオーク達が現れても、そんなに集まってオーク達を警戒することはなかったのだが。何故か今回は皆が集まり、オーク達を警戒しているんだ。
だからその真珠い達が、少しでもオーク達と戦ってくれたら、俺は楽ができると思ったんだ。
それとアレとは、集まっているオークジェネラル達のことで。そのオークジェネラルの中の1匹に、おかしな奴がいるんだ。力の測れないオークジェネラルが。
奴がどれほどの力を持っているのか、他のオークジェネラルと変わりがないならまだ良いが。もしも俺達が測れないような力を持っていたら?
はぁ、下手にあいつと関わったせいで、守るものが増えてしまった。だが家族だからな。あいつがあのとぼけた顔で、ゴロゴロと呑気に暮らせるように。もしオーク達がこちらへ進んできたら、しっかりと奴らを倒さなければ。
「おう、向こうはどうだった?」
「いつも通りだった。伝言きちんと伝えてきたぞ。それから気をつけてと」
「ありがとう。じゃあ、行くか」
兄さんと共に、俺達の持ち場へと向かい始める。
オーク達が動き出し、歩いてきている方角が里の方だったせいで、最警戒で動く事になった俺達。里へいつ戻って来られるか分からないため、兄さんに伝言を頼まれた俺は、1度家へ戻ることに。俺と兄さんなら皆と同じ時の動き出さなくとも、すぐに持ち場へ行けるからな。
その時俺は、ついでのあいつらの様子も見てくるかと、軽い気持ちで家へ向かっていた。まぁ、俺は一応あいつらの家族だからな。どうせその辺で、いつも通り能天気に寝ているだろうが、ちょっと様子をと思っていたんだ。
そして家に着けば、俺の思っていた通り、あいつは能天気に籠の中でゴロゴロしていて。だが、急に現れた俺に驚いたのか、とぼけた表情が驚きの表情に変わった。だが驚いた表情の中にも、どうにもとぼけているような表情が入っている感じがし。
思わずこの表情を敵に見せれば、奴らの力が抜けて、戦いやすくなるんじゃないかと思ってしまった。
が、すぐに気持ちを切り替えると、すぐにお姉さんと話しを始め。その話しをしながら、まぁ、いつも通りで、心配はないなと。それと驚かしてしまったようだから、一応の謝罪。これから余計なことをせずに、大人しくしていろよ思いながら、奴の頭を撫でた。
そしてきちんと兄さんの伝言を伝えると、俺はすぐに家を出ようとしのだが。いきなり奴に止められてしまい。
何だと思っていると、精霊達が奴の言葉を俺に伝えてきた。が、それがまさかの、俺の心配と激励だった。
突然のあいつの言葉に、思わず一瞬固まってしまった。あいつが俺に? 心配と激励だと? 言われたことを繰り返し心の中で囁いた。するとどうにも変な気持ちになり。何でこれから戦いに行くのに、変な気持ちにさせられなくてはいけないのか。
と思いはしたものの、一応小さな声で分かっていると言って、さっさと家から出てきた。まったく、あれは何だったのか。
「何だ? どうかしたのか? もしかして実は向こうで何かが?」
「いや、別に、本当に向こうはいつも通りだった」
「なら何を変な顔をして考えているんだ。これから戦うかもしれないんだぞ。何かあるなら言っておいてくれ」
走り続けながら兄さんに言われて、さっきの出来事を話す。すると笑われてしまった。何で笑うんだ? 俺は別に面白い話しはしていないんだが?
「ははは、お前は相変わらずだな。人の気持ちを読み取るのが下手だ」
「何がだよ。どう考えてもおかしいだろう? あいつが俺にそんなことを言うとは思えない。心配されるほど、奴と暮らし始めて、そんなに経っていないんだぞ」
「その少しの時間で、ティニーがお前を家族と認識して、家族として心配してくれたんじゃないのか?」
「まさか、それはないだろう。まだミルクもあげられていないんだ」
「どうだろうな?」
「いや、そうだな。もしかると精霊達が間違っている可能性があるな」
「どういうことだ?」
妖精達はあいつと契約して、名を与えられた事で、奴と完璧に話しができるようになったと言っていた。そして奴は俺達の言葉をしっかり理解しているとも。確かに理解しているのは本当なんだろう。最近しっかりと俺達の問いに答えてくるからな。
しかしだ。妖精達の方は、言葉が分かっていると言っても、最近までは半分くらいしか、理解していなかったんだ。ならばもしかしたら、奴の言葉をまだちゃんと分かっていない部分もあって、間違えて俺に伝えてきた可能性も。
「まさか、エレナはかなり正確に意思疎通ができていると言っていたぞ?」
「俺達は分からないんだから、絶対にとは言えないだろう。まったく、あいつらが変なことを言うから、出てくる前に変な気持ちになってしまった」
「変な気持ち?」
「何とも言えない感じだ。こう、何だ? モヤモヤじゃなく、じわじわでもなく、ムズムズか?」
「はぁ、お前は。まぁ、とりあえずそのままその言葉は受け取っておけ。本当に心配して応援してくれたかもしれないだろう。あの子なりにお前の事を考えて。全てが終わったら、後で確認してみれば良い」
「別に良いさ。これが終わればいつも通りの日常に戻るだけだ。……またミルクの練習か」
「はははっ、まぁ、頑張れ」
「今までは色々あったから、兄さんは免除されていたかもしれないが。他の面々もそうだが。全てが終われば兄さん達も俺と同じようになるぞ。お姉さん、この前やる気になっていたからな」
「……そうか」
兄さんの顔色が悪くなったような気がした。まぁ、誰もお姉さんからは逃げられないからな。ある意味今の問題よりも問題かもしれない。
「ゴホンッ! さて、奴らはどちらに向かってくるか。このまま少しもズレずに、里の方へ進んで来るか。それとも別の場所へ向かうか」
「そのまま何処かへ行ってしまえば、どんなに楽なんだろうな。それから何故かそれぞれ集まっている魔獣達。何故集まっているかは知らないけど。あの魔獣達が何とかしてくれれば、俺は楽なんだが」
「今までもにもオーク達は何回も来ているが、こんなことなかったものな。本当に何故集まって警戒しているのか」
「良いじゃないか、せっかく集まっているんだからそのまま戦えば。それで俺は楽をする」
「お前なぁ。もしかしたら向こうのアレを気にしているのかもしれないな。魔獣達がどう動くか分からないが、アレには気をつけろ。アレの力はよく分からないからな」
「……分かってる。兄さんも気をつけろよ」
魔獣達とは、この森に住んでいる、我々とは敵倒していない魔獣達のことで。今までオーク達が現れても、そんなに集まってオーク達を警戒することはなかったのだが。何故か今回は皆が集まり、オーク達を警戒しているんだ。
だからその真珠い達が、少しでもオーク達と戦ってくれたら、俺は楽ができると思ったんだ。
それとアレとは、集まっているオークジェネラル達のことで。そのオークジェネラルの中の1匹に、おかしな奴がいるんだ。力の測れないオークジェネラルが。
奴がどれほどの力を持っているのか、他のオークジェネラルと変わりがないならまだ良いが。もしも俺達が測れないような力を持っていたら?
はぁ、下手にあいつと関わったせいで、守るものが増えてしまった。だが家族だからな。あいつがあのとぼけた顔で、ゴロゴロと呑気に暮らせるように。もしオーク達がこちらへ進んできたら、しっかりと奴らを倒さなければ。
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