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72話 呪いのアンデットを結界の閉じめる事に成功!
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「では、よろしくお願いしますね。私は念話で合図を出しますので、そのタイミングでおねがいします」
そうアマディアスさんが言って、次の場所へ移動するアマディアスさんと俺達。それぞれ東西南北に移動するまではアマディアスさんの魔法で移動してもらい。そこからは各自自分の持ち場へ。俺はススとケケ、他の10人ほどの魔族と共の、自分達の持ち場へ到着した。
『いやぁ、それにしても、あれだけの呪いのアンデッドは初めてだな』
『あれじゃあ、いろいろな場所に呪いを振り撒いて、後が大変だよね』
『まぁ、呪いのドラゴンも後少しで消せるし。呪いは頑張って消すしかないからな』
『おい、2人共、今日は余計な事するなよ? 新しい技とか、ちょっと変わった攻撃の仕方とか。そんなことしてて呪いを受けたら、それこそ面倒だからな』
『今日はやらないさ。さすがになぁ』
『呪いはしつこいからね。消したと思ったら急に復活するし。余計な事して呪いを受けたくないよ。ていうかもしも呪いを受けたら、何やってるんですかって、アマディアス様に何されるか』
『そうそう、俺達の中で呪いを払える奴はいるけどさ。今日はこっちに集中してるから、余計な手間増やすんじゃないって、呪いじゃなくてさらに酷い目に遭いかねないし』
『そういえば、お前は途中でいなくなるんだっけ?』
『ああ、ラダリウスの方にジェラルドさん達がいるから、ジェラルドさんが余計な事をしないように見ててくれって』
『余計なことか。捕まえるつもりが力を入れ過ぎて、どこかに吹き飛ばしちゃって。どこに行ったか分からなくなったりしてな』
『変なこと言うのやめてくれ。もし本当になったらどうするんだよ。今回はアマディアスさんも、というか俺達もちょっと、あれには怒ってるんだよ。私利私欲のために、子供達の命まで奪ったからさ』
『それはな』
『それに、今回はアマディアスさん師匠もジェラルドさんも、それにウォット様も知らない力が使われているからな』
『禁忌の力の1つなのか、それとも新しく本当に生み出した物か』
『その事をしっかりと聞き出さないといけない。こんな呪いのアンデットを作り出し、操る力なんて。もしもその力をラダリウスみたいなバカではなく、本当に頭の良い、面倒な奴が手に入れたら? それこそ世界は大変なことになるかもしれないからな』
『せっかく俺達の街も、さらに発展しようとしてるところだし。俺達と同じ考えの奴らが増えてきてる時だもんな』
『みんなが幸せに暮らせる世界が、良いに決まってるからね』
『ああ、だから何としてでも聞き出さないと』
と、話している時だった。俺達は地面に降りていたから、姿は見えていなかったけれど。気配を感じていて、来たなと思った時。アマディアスさんの念話が聞こえた。
“来ましたよ。みなさんにもそのうち、完璧に姿が見えると思いますが、私が、『今です』と言ったら、呪いのアンデットを包むように、結界を張ってください”
その声に、俺と結界を張る人達が準備をする。その数秒後、俺達の上空の前方に、呪いのアンデットの姿が見えた。本当に大きな呪いのアンデットで、大きさが体育館の半分よりも、もう少し大きいくらいだ。
そして姿を確認したと同時に、アマディアスさんの声が。
“今です!!”
『フンッ!!』
気合いを入れて結界を張る。ジェラルドさんが、一発で仕留めると言っていたからな。それだけ強力な力を使うということで、反動が凄いだろうから、それに耐えられる結界にしないと。
“完璧です!! それではみなさんはそのまま、その場で待機していてください。結界班はその時々で、結界の重ねがけをするかもしれませんから、しっかり様子を見ていてください”
『ちょっと見える場所に行ってくる。お前達は持ち場を離れるなよ』
『分かってるって』
『ブッガーもここにいような』
『うん!!』
俺は木をササッと登り、結界の中を見る。うん、完璧だった。結界のちょうど中心くらいに、呪いのアンデットはいて。結界を消そうと、中から呪いの攻撃をしていた。
しかし結界はびくともせず、しっかりと攻撃の絶えている。それに物理攻撃もされたが、それも問題はなかった。とりあえずは大丈夫だと安心したよ。これで結界がダメだったら、やり直さないといけないからな。
『お、あれはアマディアスさんとジェラルドさんだな』
確認をして数秒後、呪いのアンデットの真上、結界を抜ける人影が。アマディアスさんに結界なんてものは意味はない。どんな結界でも普通に通り抜けられる力があるからな。そんなアマディアスさんに、ジェラルドさんが結界の中へ入れてもらったんだろう。
ジェラルドさんも魔力を剣に乗せて、ただただ力一杯剣を振うと、結界を突破できるんだけど。それをやられると結界全てが壊れる可能性があるから、やらせるわけにはいかないため、アマディアスさんが入れたってところか。
そうしてそのまま途中まで一緒に降りて行った2人は、途中で止まるとそこで別れ、アマディアスさんはそのまま結界の外へ。ジェラルドさんは下に、物凄い勢いで落ちて行った。
高さで言うと、10階建ての建物から落ちた感じだ。あれで生きていられるんだからおかしいよな。勇者といえ人間なのに。
『さて、そろそろかな。みんな!! そろそろジェラルドさんが攻撃するぞ!! 衝撃波に気をつけてくれ!!』
みんなが頷くのが見えて、目を戻した瞬間だった。物凄い爆発音と、物凄い地響き、そして大量の煙が上がり、一瞬で結界の中が何も見えなくなった。
そうアマディアスさんが言って、次の場所へ移動するアマディアスさんと俺達。それぞれ東西南北に移動するまではアマディアスさんの魔法で移動してもらい。そこからは各自自分の持ち場へ。俺はススとケケ、他の10人ほどの魔族と共の、自分達の持ち場へ到着した。
『いやぁ、それにしても、あれだけの呪いのアンデッドは初めてだな』
『あれじゃあ、いろいろな場所に呪いを振り撒いて、後が大変だよね』
『まぁ、呪いのドラゴンも後少しで消せるし。呪いは頑張って消すしかないからな』
『おい、2人共、今日は余計な事するなよ? 新しい技とか、ちょっと変わった攻撃の仕方とか。そんなことしてて呪いを受けたら、それこそ面倒だからな』
『今日はやらないさ。さすがになぁ』
『呪いはしつこいからね。消したと思ったら急に復活するし。余計な事して呪いを受けたくないよ。ていうかもしも呪いを受けたら、何やってるんですかって、アマディアス様に何されるか』
『そうそう、俺達の中で呪いを払える奴はいるけどさ。今日はこっちに集中してるから、余計な手間増やすんじゃないって、呪いじゃなくてさらに酷い目に遭いかねないし』
『そういえば、お前は途中でいなくなるんだっけ?』
『ああ、ラダリウスの方にジェラルドさん達がいるから、ジェラルドさんが余計な事をしないように見ててくれって』
『余計なことか。捕まえるつもりが力を入れ過ぎて、どこかに吹き飛ばしちゃって。どこに行ったか分からなくなったりしてな』
『変なこと言うのやめてくれ。もし本当になったらどうするんだよ。今回はアマディアスさんも、というか俺達もちょっと、あれには怒ってるんだよ。私利私欲のために、子供達の命まで奪ったからさ』
『それはな』
『それに、今回はアマディアスさん師匠もジェラルドさんも、それにウォット様も知らない力が使われているからな』
『禁忌の力の1つなのか、それとも新しく本当に生み出した物か』
『その事をしっかりと聞き出さないといけない。こんな呪いのアンデットを作り出し、操る力なんて。もしもその力をラダリウスみたいなバカではなく、本当に頭の良い、面倒な奴が手に入れたら? それこそ世界は大変なことになるかもしれないからな』
『せっかく俺達の街も、さらに発展しようとしてるところだし。俺達と同じ考えの奴らが増えてきてる時だもんな』
『みんなが幸せに暮らせる世界が、良いに決まってるからね』
『ああ、だから何としてでも聞き出さないと』
と、話している時だった。俺達は地面に降りていたから、姿は見えていなかったけれど。気配を感じていて、来たなと思った時。アマディアスさんの念話が聞こえた。
“来ましたよ。みなさんにもそのうち、完璧に姿が見えると思いますが、私が、『今です』と言ったら、呪いのアンデットを包むように、結界を張ってください”
その声に、俺と結界を張る人達が準備をする。その数秒後、俺達の上空の前方に、呪いのアンデットの姿が見えた。本当に大きな呪いのアンデットで、大きさが体育館の半分よりも、もう少し大きいくらいだ。
そして姿を確認したと同時に、アマディアスさんの声が。
“今です!!”
『フンッ!!』
気合いを入れて結界を張る。ジェラルドさんが、一発で仕留めると言っていたからな。それだけ強力な力を使うということで、反動が凄いだろうから、それに耐えられる結界にしないと。
“完璧です!! それではみなさんはそのまま、その場で待機していてください。結界班はその時々で、結界の重ねがけをするかもしれませんから、しっかり様子を見ていてください”
『ちょっと見える場所に行ってくる。お前達は持ち場を離れるなよ』
『分かってるって』
『ブッガーもここにいような』
『うん!!』
俺は木をササッと登り、結界の中を見る。うん、完璧だった。結界のちょうど中心くらいに、呪いのアンデットはいて。結界を消そうと、中から呪いの攻撃をしていた。
しかし結界はびくともせず、しっかりと攻撃の絶えている。それに物理攻撃もされたが、それも問題はなかった。とりあえずは大丈夫だと安心したよ。これで結界がダメだったら、やり直さないといけないからな。
『お、あれはアマディアスさんとジェラルドさんだな』
確認をして数秒後、呪いのアンデットの真上、結界を抜ける人影が。アマディアスさんに結界なんてものは意味はない。どんな結界でも普通に通り抜けられる力があるからな。そんなアマディアスさんに、ジェラルドさんが結界の中へ入れてもらったんだろう。
ジェラルドさんも魔力を剣に乗せて、ただただ力一杯剣を振うと、結界を突破できるんだけど。それをやられると結界全てが壊れる可能性があるから、やらせるわけにはいかないため、アマディアスさんが入れたってところか。
そうしてそのまま途中まで一緒に降りて行った2人は、途中で止まるとそこで別れ、アマディアスさんはそのまま結界の外へ。ジェラルドさんは下に、物凄い勢いで落ちて行った。
高さで言うと、10階建ての建物から落ちた感じだ。あれで生きていられるんだからおかしいよな。勇者といえ人間なのに。
『さて、そろそろかな。みんな!! そろそろジェラルドさんが攻撃するぞ!! 衝撃波に気をつけてくれ!!』
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