もふもふが溢れる異世界で幸せ加護持ち生活!

ありぽん

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443おやつを食べるのは危険?

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 すぐにかまくらお城に行った僕達。それで1階の椅子に座ろうと思って、そっちに向かったらママに止められて、そのまま2階へ行くことに。
 もちろん僕はママに抱っこされて2階へ。そういえば2階でおやつって言ってたような、言ってなかったような?

 2階に着くとすぐにまた、それぞれクッションに座ろうとした僕達。でもまたまたママに止められちゃって。もう! 早くおやつが食べたいのに。そう思ってた僕の表情を見て、ママは困った顔をしながら。

「もう、そんなにブスッとしちゃって、すぐに座れるから待って。でも座る前に、みんなに注意があるのよ。危ないことだからしっかり聞いてもらわないといけないの」

 ん? 注意? おやつを食べるのに? 不思議に思ったのは僕だけじゃありません。それはドラック達も同じで、すぐにママに質問をしました。

『注意? おやつ食べるんだよ?』

『もしかしておやつじゃない!?』

『何か危ないことがあるんだな!?』

『おやつだったのに危ない!? 大変なのぉ!!』

「みんな待って。ちゃんとおやつは食べられるのよ。ただ、少しだけ気をつけてほしいことがあるの。みんなが慌てるほどの危ないことじゃないわ。注意と約束を守ってくれれば、楽しいおやつなのよ」

 もう、分からないことばっかりだよ。分からないまま、あのちょっと平べったいツボみたいな物の側まで行った僕達。そこでみんなで並んで、ママの注意と約束を聞くことに。

 でもその前に、ちょっと不思議な事が。2階に来た時にもあれ? って思ったんだけど、何か部屋の中が、ちょっと暖かく感じたんだ。それで平べったいツボみたいな物に近づいたら、暖かいのがもっと暖かくなったの。

 この感じ、平べったいツボみたいな物から暖かさを感じるんだけど…。みんなもね、なんかこの部屋あったかいねって。

『あったかい』

『ポカポカなの』

『かまくらお城の中、外よりもあったかかったけど、今はポカポカしてる感じ』

「暖かいでしょう? これについて説明しようと思ったのよ。そしてこの暖かい物がおやつに関係あるの。先ずはみんなに、あの入れ物に近づいてもらうけど、ここで最初の約束よ。絶対にあの入れ物には触らないように。上に乗っている網にもよ」

『触るとどうなるの?』

「火傷をしちゃうかもしれないの。怪我をしてしまうかもしれないって事よ」

『怪我しちゃう!?』

『大変なの!! 絶対触っちゃダメなのぉ!!』

 わわわ!? 本当に触ったら大変。僕、気づかないうちに色々触っちゃうから、本当の気をつけなくちゃ。

 最初の注意を聞いた僕達、そろりそろりと平べったいツボに近づきます。ただ、僕は途中で止められて、ママに抱っこされて近づくことに。そして最初に平べったいツボに近づいたフェニックが。

『中で何かが赤くなってる! それにちょっと燃えてるよ!!』

 そう言いました。え? 赤くなってる? 燃えてる? 何が? それを聞いて急いで近寄るみんな。僕も体をグインと前に出して、平べったいツボの中を覗こうとします。それでママに怒られちゃったよ。前に出て危ないでしょって。でも気になるんだもん。ママ、早く早く!

 ようやく平べったいツボに着いたママ。もうその頃にはみんなが、ママの注意通り触らずに、でもしっかりと中を覗き込んでいて。僕も急いで上から中を覗きます。
 そうしたらフェニックの言う通り平べったいツボの中には、ほのかに赤く、ポワッと光っている何かと、その何かに火が付いていて。

 あの赤いのって、もしかして炭? それでこんなに暖かく燃えているの? …あっ!! 炭、燃えてるで思い出した!! この平べったいツボみたいな物、確か火鉢って言うんじゃ。前にテレビで見た事あるやつ。たぶんそうだよ!!

「みんな、このツボみたいな物の名前は、ヒバって言うのよ。そして中で赤くなっている物は、ミスと言って、火をつけると赤く光って、そして長い間、ずっと火が付いているのよ」

『ずっと燃えてる? もっともっと、ぼおぉぉぉ!!って燃えない?』

「そんなに強い火は出ないのよ。こうチョロチョロ火が出たり、もし燃えてももう少し強くなるくらいかしら。自分で火の勢いを変えられるのよ」

『不思議な魔法なの』

「ふふ、これは魔法じゃないわ。そうね、分かりやすく言うと、このヒバが、料理をするための道具、そしてミスは、魔法以外で火を使うための道具なのよ。ほら、木を燃やすのと同じ。まぁ、ヒバはの方は、これだけだとまだ料理ができるわけではないけれどね」

『そか、魔法じゃないんだ! それにヒバだけだとダメなんだね!』

『ん? 料理? これからここで料理するなんだな?』

『そう言えば。おやつここで食べるんだよね?』

「そうよ、これからここで最後の仕上げをして、みんなでおやつを食べるの。じゃあ、次の注意よ。これから料理人さんが持ってきてくれる物なのだけれど…」

 これから料理人さんが、大きな鍋を持ってくるんだって。ただその鍋は、もう温めてある鍋を持ってくるから、とっても熱々。その鍋をこれから網の上に置くから、絶対にヒバみたいに触らないようにって。それから他にも、色々運ばれてくるけれどそれにも触らないように。

 あとは出来上がったおやつについても注意が。出来上がったおやつも、とっても熱々だから、そっとそっと食べる事。熱々のスープと同じだって。
 それからゆっくりと食べる事。パンが入っているんだけど、熱々の中に入っているからパンも熱々。それを急いで食べたら? 口の中を火傷しちゃうかも。

「今言った事を守って、楽しいおやつにしましょうね。お約束よ」

『危ないおやつなんだな』

『ちょっとビクビク、でも楽しみもいっぱい』

『注意とお約束、ちゃんと気をつけて、楽しいおやつ!!』

 みんなでママに『はい』って返事をしまいた。
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