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網のトンネルの次は、たくさんの棒がぶら下がっていて、そこを通り抜けるコースでした。細い棒や太い棒、グネグネに曲がっている棒がぶら下がっていて、長さもバラバラなの。その色々な棒がゆらゆら揺れているんだよ。
最初は通るのが大変でした。揺れる棒がぶつかってきて、なかなかな進めなかったの。それに今回は道が広かったから、みんなで一緒に進んで行ったんだけど。
みんながぶつかると、こっちに来ると思っていなかった棒がぶつかってきて。それが顔にぶつかりそうになると、みんな最初は隠れたら構えたりしていました。
僕はハイハイで進んだよ。だってよちよち歩きだと少しの動きでも転んじゃうといけないから。それに今日は、パパがどんな動き方をしても良いって。アスレチックだもんね。全部を歩いてじゃ無理。最初の網のトンネルだってそうだったでしょう。
『あいたっ! なんだな』
「じょ!?」
今のは大丈夫って言ったんだよ。みんなも止まってミルクを心配します。でも。
『ん? あんまり痛くないなんだな?』
え? だって今、痛いって言ったでしょう? それに僕、1番後ろにいたから、バッチリ見てたよ。ミルクのおでこにしっかり棒が当たるのを。そんなに太い棒じゃなかったけど。
『なんかボインッ、フワッて感じがしたんだな』
『え? どんな感じなのそれ。だって棒だよ?』
『でも、本当にそんな感じがしたんだな』
みんながミルクがぶつかった棒を見ます。それでドラッホが触ってみたら、今度はスベッて感じがしたって。すぐに今度はみんなで触ってみました。
そうしたらミルクとドラッホが言ったことは、間違いじゃなかったんだ。ブワッて感じがして、スベッて感じがして。ボインッは、ホミュちゃんが僕の方へそっと押してくれたんだけど。それに自分から当たりにいってみて。
なんと、本当にボインッて感しで、僕の顔が棒を弾いたんだ。僕もみんなもビックリ。何で棒がボインッてなるの? だって時々ぶつかっていたけど、その時はボインッて感じじゃなかったよ?
「みんなさっきまで、どうやって棒にぶつかっていた?」
パパがそうみんなに聞いてきました。
『どうやって?』
「そっとぶつかっていなかったか?」
みんなが頷きます。
『うん、だって当たるの嫌だもん』
『それに痛いの嫌だもん』
『いやなのぉ!』
「そうだな。でもみんな、自分たちでは気づかなかったかもしれないが、けっこうな勢いでぶつかっていたんだぞ。だからバシッ!! と当たったように感じていたんだろう」
『えー、でも僕達早く進んでないよ。ゆっくりだった』
『うん、ゆっくり』
「ゆっくりか? 後ろと前を見てみろ。後ろの子はどんどん私達から離れていって、前を進んでいた子が、私達のすぐ近くにいるだろう?」
あれ? そういえば。僕達は前と後ろを確認。そうしたらパパが言ったように、後ろの子はかなり離れていて、途中で止まっていて。前の子はとっても近くにいました。始めた時はけっこう向こうにいたのに。
僕達ね、とってもゆっくり進んでいると思ったら、かなりのスピードで進んでいたみたいです。それでそのスピードのまま棒にぶつかっていたから、棒が勢いよくぶつかって、棒を硬く感じたんじゃないかってパパが。
硬い棒。普通棒は硬いものだけど、この棒は特別でした。ここは小さい子のアスレチック。みんなが怪我をしないように、対策がしてあったんだ。
棒にね、柔らかい、でも弾くような素材を巻いてあったんだよ。魔獣さんが出してくれる、特別な素材だって。そのおかげで僕達はみんな、怪我もしないし、ぶつかっても痛くなかったんだ。
それを聞いた僕達は、その後はどんどん進みました。だってぶつかっても痛くないんだもん。あんまり勢いをつけて進むと痛いけど、凄く痛い!! ってほどじゃないから大丈夫。
でもさっきのミルクじゃないけど、思わず痛いって言っちゃいました。僕だけじゃないよ、みんなね。それで、あ、間違えたって。
そうしてどんどん進んだ僕達は、ついに棒のコースを通り抜けたんだ。それにゴールに辿り着いた時、前の子に追いついたの。
それでね、前の子のお父さんが、先に僕達に進んで良いって言ってくれて。僕達はちゃんとありがとうをして前に。
次のコースはボール転がしコースでした。みんなで透明なボールの中に入って、中からボールを転がしながら進むんだ。
ボールは虫魔獣さんの殻で出来ているんだって。成長する時に古い体を捨てるんだけど、その捨てられた殻が、とっても綺麗な透明な半丸で。それをくっつけてボールにしたんだよ。
それからこの殻はとっても硬いから、ボール以外にも、色々な物に作り替えられるんだ。珍しい物じゃなくて、けっこうその辺に落ちているから、みんなとっても助かっているみたいです。
ボールは2つあったから、2組に分かれて押すことに。これ、とっても面白かったです。進みたい方向と別の方向に転がっちゃったり。もう1つのボールにぶつかると、ペインッ!! て面白い音がして、弾むように転がったり。間違って後ろに戻りそうになっちゃった時も。
でも最後はちゃんとゴールまで行けました。ゴールはもちろん2つのボール一緒にね。それでボールから出ている時に、ボールのコースにいた係のお姉さんが。今日、このボールで1番はやくゴールしたのは僕達だって教えてくれて。
僕達はみんなで拍手。特別に飴まで貰っちゃいました。なんかね、面白い動きをした、何か特別な方法でゴールした、僕達みたいに早くゴールした。色々な特別なゴールの仕方をして、係の人が面白い楽しいって思ったら、特別に飴が貰えるんだって。
それを聞いてみんな頑張らなくちゃって。たくさん飴が貰えると良いなぁ。
*・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・*
いつもご愛読ありがとうございます。ありぽんです。
今日からエントリーが始まった『第4回次世代ファンタジーカップ』ですが。
今年も参加させていただきます!!
『異世界でチート無双! いやいや神の使いのミスによる、僕の相棒もふもふの成長物語』
今回も、可愛い、カッコいいもふもふ達との楽しい物語を、
皆様にお届けできればと思っております。
今日の更新予定時間ですが、12:00、15:00、18:00、21:00、を予定しています。
皆様、『第4回次世代ファンタジーカップ』よろしくお願いいたします。
最初は通るのが大変でした。揺れる棒がぶつかってきて、なかなかな進めなかったの。それに今回は道が広かったから、みんなで一緒に進んで行ったんだけど。
みんながぶつかると、こっちに来ると思っていなかった棒がぶつかってきて。それが顔にぶつかりそうになると、みんな最初は隠れたら構えたりしていました。
僕はハイハイで進んだよ。だってよちよち歩きだと少しの動きでも転んじゃうといけないから。それに今日は、パパがどんな動き方をしても良いって。アスレチックだもんね。全部を歩いてじゃ無理。最初の網のトンネルだってそうだったでしょう。
『あいたっ! なんだな』
「じょ!?」
今のは大丈夫って言ったんだよ。みんなも止まってミルクを心配します。でも。
『ん? あんまり痛くないなんだな?』
え? だって今、痛いって言ったでしょう? それに僕、1番後ろにいたから、バッチリ見てたよ。ミルクのおでこにしっかり棒が当たるのを。そんなに太い棒じゃなかったけど。
『なんかボインッ、フワッて感じがしたんだな』
『え? どんな感じなのそれ。だって棒だよ?』
『でも、本当にそんな感じがしたんだな』
みんながミルクがぶつかった棒を見ます。それでドラッホが触ってみたら、今度はスベッて感じがしたって。すぐに今度はみんなで触ってみました。
そうしたらミルクとドラッホが言ったことは、間違いじゃなかったんだ。ブワッて感じがして、スベッて感じがして。ボインッは、ホミュちゃんが僕の方へそっと押してくれたんだけど。それに自分から当たりにいってみて。
なんと、本当にボインッて感しで、僕の顔が棒を弾いたんだ。僕もみんなもビックリ。何で棒がボインッてなるの? だって時々ぶつかっていたけど、その時はボインッて感じじゃなかったよ?
「みんなさっきまで、どうやって棒にぶつかっていた?」
パパがそうみんなに聞いてきました。
『どうやって?』
「そっとぶつかっていなかったか?」
みんなが頷きます。
『うん、だって当たるの嫌だもん』
『それに痛いの嫌だもん』
『いやなのぉ!』
「そうだな。でもみんな、自分たちでは気づかなかったかもしれないが、けっこうな勢いでぶつかっていたんだぞ。だからバシッ!! と当たったように感じていたんだろう」
『えー、でも僕達早く進んでないよ。ゆっくりだった』
『うん、ゆっくり』
「ゆっくりか? 後ろと前を見てみろ。後ろの子はどんどん私達から離れていって、前を進んでいた子が、私達のすぐ近くにいるだろう?」
あれ? そういえば。僕達は前と後ろを確認。そうしたらパパが言ったように、後ろの子はかなり離れていて、途中で止まっていて。前の子はとっても近くにいました。始めた時はけっこう向こうにいたのに。
僕達ね、とってもゆっくり進んでいると思ったら、かなりのスピードで進んでいたみたいです。それでそのスピードのまま棒にぶつかっていたから、棒が勢いよくぶつかって、棒を硬く感じたんじゃないかってパパが。
硬い棒。普通棒は硬いものだけど、この棒は特別でした。ここは小さい子のアスレチック。みんなが怪我をしないように、対策がしてあったんだ。
棒にね、柔らかい、でも弾くような素材を巻いてあったんだよ。魔獣さんが出してくれる、特別な素材だって。そのおかげで僕達はみんな、怪我もしないし、ぶつかっても痛くなかったんだ。
それを聞いた僕達は、その後はどんどん進みました。だってぶつかっても痛くないんだもん。あんまり勢いをつけて進むと痛いけど、凄く痛い!! ってほどじゃないから大丈夫。
でもさっきのミルクじゃないけど、思わず痛いって言っちゃいました。僕だけじゃないよ、みんなね。それで、あ、間違えたって。
そうしてどんどん進んだ僕達は、ついに棒のコースを通り抜けたんだ。それにゴールに辿り着いた時、前の子に追いついたの。
それでね、前の子のお父さんが、先に僕達に進んで良いって言ってくれて。僕達はちゃんとありがとうをして前に。
次のコースはボール転がしコースでした。みんなで透明なボールの中に入って、中からボールを転がしながら進むんだ。
ボールは虫魔獣さんの殻で出来ているんだって。成長する時に古い体を捨てるんだけど、その捨てられた殻が、とっても綺麗な透明な半丸で。それをくっつけてボールにしたんだよ。
それからこの殻はとっても硬いから、ボール以外にも、色々な物に作り替えられるんだ。珍しい物じゃなくて、けっこうその辺に落ちているから、みんなとっても助かっているみたいです。
ボールは2つあったから、2組に分かれて押すことに。これ、とっても面白かったです。進みたい方向と別の方向に転がっちゃったり。もう1つのボールにぶつかると、ペインッ!! て面白い音がして、弾むように転がったり。間違って後ろに戻りそうになっちゃった時も。
でも最後はちゃんとゴールまで行けました。ゴールはもちろん2つのボール一緒にね。それでボールから出ている時に、ボールのコースにいた係のお姉さんが。今日、このボールで1番はやくゴールしたのは僕達だって教えてくれて。
僕達はみんなで拍手。特別に飴まで貰っちゃいました。なんかね、面白い動きをした、何か特別な方法でゴールした、僕達みたいに早くゴールした。色々な特別なゴールの仕方をして、係の人が面白い楽しいって思ったら、特別に飴が貰えるんだって。
それを聞いてみんな頑張らなくちゃって。たくさん飴が貰えると良いなぁ。
*・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・ .。.:*・゜゚・*
いつもご愛読ありがとうございます。ありぽんです。
今日からエントリーが始まった『第4回次世代ファンタジーカップ』ですが。
今年も参加させていただきます!!
『異世界でチート無双! いやいや神の使いのミスによる、僕の相棒もふもふの成長物語』
今回も、可愛い、カッコいいもふもふ達との楽しい物語を、
皆様にお届けできればと思っております。
今日の更新予定時間ですが、12:00、15:00、18:00、21:00、を予定しています。
皆様、『第4回次世代ファンタジーカップ』よろしくお願いいたします。
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