ドラゴンともふ魔獣に懐かれて〜転生幼女は最強ドラゴン騎士家族と幸せに暮らします〜

ありぽん

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61話 モフリモと妖精たちのおうち会議と、別の面倒ごと?

『でも、ユイは良いんじゃない?』

『ぼく、別に嫌な気しないし』

『私もこれといって別に』

『それに遊びたいと思ってたし』

『じゃあ、ここで暮らすの良いよっていう妖精は、手を挙げて!』

『『『は~い!』』』

『嫌だっていう子は、手を挙げて!』

 し~ん。誰も手をあげない。

『じゃあ、ここで暮らす、決定で良いですかぁ?』

『『『は~い!!』』』

 うん、揉めることなく、すんなり決まったね。

『2人はどうする?』

『ていうかさ、先に2人に聞くべきだったんじゃない?』

『そういえば』

『狙われてるのは、2人なんだからさ』

『まぁ、僕たちもそのうち狙われるかもしれないけどね』

『ねぇ、2人はどう? ユイたちとここで暮らしても良いかな?』

『もしも2人が嫌なら、僕たちが良さそうな場所、探してくるよ?』

『それで見つけた場所に、地下から全部、ドラゴンに結界を張ってもらってさ。ご飯とか遊ぶものとかも、全部持ってきてもらおうよ。ユイ達にも遊びに来てもらってさ』

『ぽよ、ぽよよ』

『ぽぬ、ぽぬぬ』

 ピンクちゃんとミント色のモフリモが相談を始めたよ。というかね、妖精たちが中心になって、いろいろ話していろいろ決定していってるけど、ここは一応私たちの家なんだけどね?

 しかも別の場所で住む場合の暮らし方も、ほぼ決定な感じで話しているし。ほら、アルベルトさんとエルドレッドが、何ともいない表情でみんなを見てるじゃない。

 何だろう、妖精ってこんな感じだったかな? ドラゴンの渓谷にいた妖精たちは、もっと慎重で、こんなにおしゃべりじゃなかったし、こんなにぽんぽん、話しが進まなかったような? ここの妖精たちは、フットワークが軽い?

 まぁ、ここに住んでも良いって言ってくれて、それは良かったし嬉しいけどね。エルドレッドたちもここにいてもらった方が、みんなのことを守りやすいだろうし。

『ぽよぽよ、ぽよよ』

『ぽぬ、ぽぬ、ぽぬぬ』

『2匹はなんと言っている?』

『ここにいて大丈夫かな?』

『う~ん、でも今まで、ここに住んでいる人間が、魔獣たちに怖いこと、嫌なことするの見たことないよな』

『そうだよね。じゃあ、ここにいる?』

『ドラゴンおじちゃんに、守ってもらえるんだよな』

『うん、結界張ってくれるしね』

 お、これは良い感じかな? 

 それからも話し合いを続けたぴんくちゃんと、ミント色のモフリモ。その間妖精たちは、まだ完璧には決まっていなかったのに、ここに住むんだからって、部屋の中のチェックを始めたよ。

 そうして数分後、ピンクちゃんたちが出した答えは……。私たちと一緒にここで暮らす、だったんだ。

『ぽよ! ぽよよ!!』

『ぽぬ! ぽぬぬ!!』

『あ、ここに住むって決めたんだね』

『じゃあ、完璧に決まり!!』

『決まったなら、もっとしっかり部屋の中を見なくちゃ』

『それじゃあ、僕たちとの話はとりあえず終わり?』

「ああ、まぁ一応な」

『じゃ、このまま部屋の確認するね。ユイ、ガオ、ポヨ、僕たちに部屋のことを教えて』

『やって良いことやダメなことを聞かないとね』

 おお、ぴんくちゃんたちがここに残ってくれるって決めてくれたことは、もちろんとても嬉しかったけど。妖精たちがそんな事を言ってくるなんて。だって今まで感じが感じだったからさ。また勝手にいろいろ決めるかと……。

 という事で、エルドレッドはこのまま部屋に残って、結界やネズズたちの対策を。アルベルトさんはセバスチャンの所へ行くって、部屋を出て行ったよ。

 私たちといえば、妖精たちに言われた通り、部屋の案内やここでの過ごし方について、いろいろ話しをすることに。

 ただ、少しして、たまたま窓の方へ移動したんだけど。突然みんなが外を見て騒ぎだしたんだ。

『うわぁ、またきた』

『あれ? 今日はフェリシアいないじゃなかったか?』

『また、こっちの確認を取らないで、勝手に来たんじゃないの?』

『一応、友人の1人、ってことになってるもんね』

『まぁ、すぐに帰るだろ』

 何? みんな何を見てるの? みんなの嫌そうな声に、私はエルドレッドに抱き上げてもらって窓の外を見たよ。それで見えたものに対するみんなの反応に、すぐに納得したんだ。

『あの金切り声、出さないでしょうね』

『分からないよ? あいつのことだもん』

『あいつ、いつも煩いもんな』

『ねぇ、ネズズと一緒に、あれもどうにかできないかな?』

『本当だよな』

『そういえば、あの金切り声と騒ぎ方、ネズズに似てないか?』

『ん?』

『確かに……』

『じゃあ、やっぱりネズズと一緒に、何とかしてもらえないかな?』

 あ、妖精たちもそういう認識なんだ。そうだよね、あれ、どうにかできないかな?
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